ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

「ジャイアンツ愛のみんぐ」5/11 巨人 4-3 ヤクルト → 攻守に新旧キャプテンが躍動!からの単独首位!

対  ヤクルト  4勝3敗0分 神宮球場

勝利投手:菅野 (4勝0敗0S) 
セーブ :バルドナード (1勝0敗2S) 
敗戦投手:小川 (1勝1敗0S) 

・投手リレー
巨人:菅野、大江、高梨、バルドナード 捕手:小林
ヤクルト:小川、星、山本、大西 捕手:中村

本塁打
巨人:岡本和 6号(2回表ソロ)、岡本和 7号(4回表2ラン) 
ヤクルト:長岡 2号(4回裏ソロ) 

フジテレビONE にて観戦 解説:館山昌平 実況:大川立樹
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Giants Official Web
(https://www.giants.jp/game/20240511_8001_1/)
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昼間、ファームのデーゲーム中継を見ていたら、ものすごい風で途中ゲームが何度か止まる場面もあるような状況。
それはナイターでも同じで、バッターにとって追い風となる風量が吹きまくっていた。


こりゃ、今日は打ち合いの荒れた展開になるな。巨人としてはちとヤバイ


って想像しながら観戦してましたが・・・


この風は巨人にとっても追い風となりました。


全得点4点は岡本の2打席連続のホームランと小林のタイムリー。

 

2本目の2ランは阿部監督も思わず帽子を取っておじぎするほど



ここのところずっと眠っていたキャプテンですが、1打席目はともかく、2本目の2ランは良い意味で力が抜け、センター方向へ綺麗な弾道でスタンドに吸い込まれた。
「そうそう、それでいいんだよ!」ってテレビの前で思わず膝を叩いたのは私だけでは無いはず。


高津監督も恐らくそれを感じたようで、以降はまともに勝負してもらえませんでした。その後の坂本が4打席ともちょっと引っ張り傾向だったのでチャンスを広げるには至りませんでしたが、坂本の状態が同時に上向いたなら、このゲームはもっと楽に進めることが出来たかもしれません。
とはいえ、プロ野球ニュースの Play Of The Day に選出された坂本の2つの好守備はタイムリーヒットに匹敵するナイスプレーだったので、やはり表題の通り新旧キャプテンが攻守に渡ってチームに勝利をもたらせたと言ってもいいでしょう。


先発出場の秋広も前日のヒットで肩の力が少し抜けたか2打席目にはセンター前への綺麗なヒットを放ち、小林のタイムリーへと繋がりました。
想像していた打ち合いとはちょっと違いますが、やはりキャプテンが一撃を放つとチームの雰囲気が良くなるというのを感じたゲームで、今日以降が楽しみになります。


先発の菅野は打者有利の風を上手く利用していた感じで、変化球を巧みに使ってヤクルト打線を抑え込んでいた印象。初回に失点はしてしまったが、オスナ、村上、サンタナというリーグ屈指のクリーンアップに仕事をさせなかったのは前日の戸郷と同じく、素晴らしかった。
その裏には杉内コーチの言う「実松コーチがだいぶ対策を練っているんじゃないですか。うまくいったんじゃないですか」というコメントにあるように、徹底した研究とそれを体現できる二人だったというのも大きいと思う。


1,500奪三振を奪った村上へのスライダーは今季の中でも一番と言ってもいい落ち具合で、今後のピッチングにも大きな影響をもたらせてくれるのではないかと期待が膨らみます。
これでチームトップの無傷の4勝目、これでまた戸郷のハートにも火がついたでしょうし、チーム内での争いも山崎を含めて良い戦いが追い風になりそう


結果的に勝利打点となった小林のタイムリーもリードに影響したでしょう。なんていうか、この打率が信じられないほど、今季の小林は印象的な場面で貴重な打点を稼いでます。
昼間のファームでは山瀬がホームランを含む4安打で大活躍をしたこともあり、神宮に合流し、菅野降板後にはひょっとしたら出番があるかな?なんて期待をしていた部分もありますが、このゲームでの小林の貢献を見ると、ちょっと使いどころが無かったなぁ~という感じ。


あとを受けた、大江、高梨は相変わらずの安定感、同じタイプのサイドスローだが、どちらもランナーは背負うものの動じることなく特に高梨 vs 村上は逆球だったものの結果オーライで、相手に反撃の余地を与えなかった。
(去年だったら、菅野の勝ちを消しちゃってたかなぁ~と思うと、今季は本当に頼もしい)


バルドナードも失点こそ許したが、追いつくことはさせなかった。抑えで一番大事なのは点を取られても追いつかれない事だと思えば、十分に役割を果たしたし。前日の1点差に続いてこのゲームでも最後を締めてくれたのは有難い。
(坂本の守備にも感謝)


阪神が負けたことで、順位的には単独首位に浮上したが、恐らく首脳陣も選手も、そして我々ファンも首位に立ったという実感は無いはず。時期的に早いってのもあるけど、これだけ毎試合勝つのに苦労して、ギリギリで何とかモノにしているゲームが続いていると、強いという実感がわかないのが現実で、首位とは言え今日にもまた逆転される可能性もあるわけで、これからしばらくはまだまだ胃が痛くなるような僅差のゲームが続いてゆくんだろうな・・・


ただ、前回ホームで3連敗を喫した相手に、神宮でまずは勝ち越しを決めれたことにホッとしているし、スイープ返しでやり返せたら尚最高。
今日の高橋礼には、この2試合、モヤモヤした感じがあるだろうから、仕切り直しの意味を込めて快投を決めてくれれば、そこからチームが勢いにのるきっかけとなるかもしれない。


追記:
そのファームのデーゲーム、メンデスの先発だったが、う~ん、どうにもまだまだ時間がかかりそうな感じ。今は若い投手たちが頑張っているので、完全復調でも1軍に居場所がない感じではあるが、夏場近くなれば絶対にコマは足りなくなるので、焦らずにじっくりと調整してくれればいい。
そしてヒーローインタビューを受けた中山も、2軍では無双するんだよなぁ~1軍で結果残せず悔しかったと言っていたが、もう一度、しっかりと結果を残し、また上がってきて存在感を出して欲しい。

 

管理人:みんぐ
http://ameblo.jp/ming-maro/
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