ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

「ジャイアンツ愛のみんぐ」4/10 巨 2-4 広島 → エース、次期エースで2つ落したのは痛いな

対 広島 0勝2敗0分 マツダスタジアム

勝利投手:九 里 3試合 3勝 0敗 0S
セーブ :栗 林 7試合 0勝 0敗 5S
敗戦投手:戸 郷 3試合 1勝 1敗 0S
・投手リレー
巨人:戸郷→大江→ビエイラ→高木→田中豊 捕手:炭谷→岸田
広島:九里→大道→栗林 捕手:坂倉
本塁打
巨人:松原1号(三回ソロ)
広島:
日テレG+ にて観戦 解説:石原慶幸黒田博樹 実況:森拓磨
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マツダスタジアムで行われた広島東洋カープとの2回戦。2-4で敗戦となった
(https://www.giants.jp/G/result/202104101index.html)
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いやぁ~それにしても、ネットで叩かれてますね(涙)


そりゃ、アンチ巨人の方からしたら、今は叩く絶好のチャンスだし
巨人ファンでもアンチ原の人にとっては、「それみたことか!」って言いたくなるのもわかります。


菅野残留で去年に比べて、戦力がアップしそこすれ、落ちてはいないわけで、誰もが昨年のような、いやそれ以上の独走を想像してもおかしくなかっただけに、さすがにここまでの状況は予想外でしょう。
(いや、私もそうですけど)


「若手の育成を怠っている」って言うコメントも数多くみますし、「FAで取りすぎ」という意見も数多く目にしますが、よ~く見てみれば、今日のオーダーでFA選手は梶谷と炭谷だけ、主力が抜けているからといって、若手を起用していないわけではない、そこまで言われる筋合いはないのになぁ~ってちょっと反論したくはなりますね。


サカオカマルの不調が今のチーム状況を表しているとはいえ、それ以上に予想外なのは、やはり松原、吉川かもしれません
昨年、それなりの結果を出し、この先、数年は安泰と思われた吉川のセカンドと、育成から這い上がった松原にかつての松本の影を追い求めた巨人ファンですが、彼らが1番、2番を担当し、しっかりと結果を残せていないことが、何よりも誤算だったような気がします。


まぁ、結果が出てないわけで、今は何と言われても反論のしようもないですね。


ただ、世間の批判とちょっと違うのでは?という意味では、現在、采配の半分以上は原監督が考えてはいないのではないか?というところ。
恐らくですが、作戦参謀、打順検討はほぼ元木ヘッド、投手のローテーションと起用に関しては宮本コーチに一任していると思います。原監督も自分が前面に出て、采配を振るうというより、次なるチーム作りのためにコーチの育成も含めて自分は一歩退き、その代わりマスコミからの批判はすべて自分が引き受けるというスタンスを取っているように思えます。
もちろん、リーグ3連覇をなしとげ、その先の日本一へ向けて構想を練るのは当然ですが、自分が退いた後の巨人のために、若手の育成とコーチの教育をしているのではないかと


順調に育って、開幕からダッシュをかけられれば、それに越したことはありませんが、むしろ今のような苦しい立場をどう脱却するか、若きコーチ陣がどう動くのか、それを楽しんでいるようなところが表情やコメントから見え隠れしているような気がしてなりません。


記録的に点が取れていないなどと批判されつつも、実はまだ借金1なわけで、改めて実情を考えると、それはそれでスゲーなって思うのは自分だけでしょうかね?


昨日、今日のゲームで言えば、現エース菅野と次期エース戸郷で落としたのは計算外であると共に、非常に痛い連敗ではありますが、一番悔しいのは本人たちであり、選手全員でしょうから、苦しい時ほどチームがまとまるしかありませんね。


以前にも書きましたが、
数年前に、原監督の考案で、160km/h近いバッティングマシンで練習して、皆が打撃を狂わせたシーズンがありました。
今季はフリーバッティングの際にピッチャーを前に出させて、練習しているのがキャンプから今でも続いています。
早いタイミングでバッティングしようとすると、間が取れなくなって、それが原因で打線が不調になっているのではないか?という意見も見かけますし、それは私も感じていることですが、だからと言ってそれをやめるのは反対です


経験者ならわかると思いますが、自分の間を変えるというのは違和感ありありで、ある日突然慣れるというものではありません。今まで染みついたものをそぎ落として、新たに変身することになるので一朝一夕では行かないでしょう。
選手によっては慣れないまま終わってしまうかもしれません。
ただ、去年までの戦い方ではパ・リーグ相手に太刀打ちできないと考えた上での結論で、コーチ、選手もそれを理解してチャレンジしているわけですから、今の中途半端なままでやめてしまい、それで仮に優勝できたとしても、一段上に行くことは出来ないと思うので、やると決めたからには最後までやり通して、是非ともレベルアップして欲しいと思ってます。
結果的にシーズン通じて失敗に終わったとしても、絶対に無駄にはならないはずですから。


キャンプ、オープン戦で会得するはずだった技が、シーズン始まり本気モードになってところで、まだ会得に至ってないという事で、チームが浮足だっていますが、いずれ必ず花開くと信じてブレないでいて欲しいなと思います。


今日のゲームで言えば、相手のミスとはいえ久しぶりに先制できたにも関わらず、戸郷が乱れて追い越されるという展開の弱さを見せてしまいましたが、そんな噛み合わせの悪さも、そうそう続かないと信じているので、選手がもがきながらも何とかしようとしているところを、応援したいと思いましょう。


2年前の首位独走からあわや!?とまでなった連敗のことを思えば、今の状況はまだまだ軽いと思ってます。

 

管理人:みんぐ
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「ジャイアンツ愛のみんぐ」4/9 巨 0-2 広島 → 打線爆発するのはまだまだ先かぁ~重いな・・・


対 広島 0勝1敗0分 マツダスタジアム

勝利投手:大瀬良 3試合 2勝 0敗 0S
セーブ :栗 林 6試合 0勝 0敗 4S
敗戦投手:菅 野 2試合 0勝 1敗 0S
・投手リレー
巨人:菅野→高梨→鍵谷 捕手:炭谷→大城
広島:大瀬良→森浦→塹江→栗林 捕手:會澤
本塁打
巨人:
広島:菊池涼4号(一回ソロ)、鈴木誠3号(一回ソロ)
フジテレビONE にて観戦 解説:谷繁元信 実況:山内泰幸
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マツダスタジアムで行われた広島東洋カープとの1回戦。0-2で今季2度目の完封負けを喫した
(https://www.giants.jp/G/result/202104091index.html)
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巨人8安打、広島5安打


先頭打者が出ること6イニング、それでも点が取れずに完封負けですか
かなり重症です
原監督は毎度ポジティブなコメントを残しますが、その言葉も悔しさから絞り出した言葉に聞こえるし、まだ序盤だからという余裕ともとれるし、解釈が難しいところですが、毎試合レポートを書く立場としては、同じ展開の試合が続くので、書くことが無くて段々記事が短くなる(笑)


先発の菅野は2週間ぶりだし、もともとギアを上げてゆくタイプなので、立ち上がりを狙われたのは仕方ない、打たれたホームランも失投というには可哀そうな感じだし、以降のピッチングを見れば、今後も心配が無いのは明らか。
高梨、鍵谷を含めて投手陣は被安打5本しか許してないわけで、守りの方はOK


ってことで、毎度同じく問題は打線という事になってしまうわけです


新外国人が間に合わず、ウィーラー、丸がいない中では、どうしても重量打線ではなく軽量打線になってしまうのは仕方ないにしても、重信が前日いい働きしたかと思えば、今日はだめ、松原は機能したけど吉川がダメと、なかなかうまくかみ合わない。
打順を考える元木ヘッドも毎晩次の日のオーダーを考えるのに頭を悩ましていることでしょう。


唯一の希望は岡本に2安打出たことですが、多分、豪快な一発が出ないうちはベンチが活気づくことは無いと思いますし、我々ファンも同じ思い。2、4、8回と先頭打者として出てますが、あくまでも岡本は帰る人ではなく、返す人。ランナーたまってホームランで一周っていう光景を見るまでは「若大将復活!」と声を大にして言えませんね。
まぁそうやってプレッシャーを与えてしまっている我々ファンのせいでもあるかもしれませんが、これを乗り越えた先に、さらに一回り大きな打者に成長できると思って、くさらずに前を向いて欲しい。
2年前の岡本であれば、打順を6番くらいに下げて気分転換させるのでしょうけど、今は4番でなければむしろ先発を外して休ませるという選択肢しかない立場。故障でもなければ、休ませることすら許されないので、この先もどれだけ調子が悪くても4番以外はあり得ませんから、苦しい中でもがいたことが必ず報われることを信じて頑張って欲しいなと思います。


ってことで、私も余りネガティブなことは書きたくないので、一つだけ
7回の北村の浅いライトフライは残念でした、他にも残念ポイントは数多くありましたが、私の中では、菅野が1、2塁という一番バントが難しい場面を完璧に決めて上位に回したチャンスだったので、少なくても犠牲フライで1点差にまで詰め寄れたら・・・とタラレバを言いたくなってしまう場面でした。
巨人の若手選手には見た目の数字だけではなく、ここぞ!で結果を出せる勝負強い選手になってほしいので、あそこは何が何でも点を取るという気迫と、そこに至るまでの準備を大事にして欲しかったなと思います。
(もちろん、その気持ちはあったでしょうし、すべての選手がそう思っているでしょうけど、結果が伴わなければ、それは無かったことになってしまう厳しい世界ですから)

 

今日は戸郷と九里
週末はエースと戸郷で2つを計算したいところが、初戦で躓いてしまったので、何とか戸郷にはゲームを作るという仕事以上に、チームを勝利に導くような快投を期待したいですね。

 

管理人:みんぐ
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「ジャイアンツ愛のみんぐ」4/8 巨 3-0 阪神 → 何とかスイープは免れた、今はこういう勝ち方しかできない


阪神 1勝2敗0分 甲子園

勝利投手:高 橋 2試合 2勝 0敗 0S
セーブ :デラロサ 4試合 0勝 0敗 3S
敗戦投手:秋 山 2試合 1勝 1敗 0S
・投手リレー
巨人:高橋→中川→デラロサ 捕手:炭谷
阪神:秋山→小林→石井大→小野 捕手:梅野
本塁打
巨人:坂本1号(一回ソロ)、重信1号(九回ソロ)
阪神
GAORA にて観戦 解説:井川慶 実況:中井雅之
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甲子園球場で行われた阪神タイガースとの3回戦。3-0で今季初の完封勝ちを飾った
(https://www.giants.jp/G/result/202104081index.html)
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もともと左腕が苦手な阪神打線なので、高橋優にはちょっと期待していたけれど、期待以上のピッチングでした
前日、ここでも取り上げた先発捕手問題ですが、この試合は銀さんが先発マスクを被り、うまくリードしてましたね。全体的にテンポも良かったし、本人が言うようにストライク先行だったのも良かった。
出来ることなら8回を投げ切って欲しかったけれど、現状ではまだ無理をさせる時期ではないし、最初から飛ばしていたのでしょうがない。
ローテを守り続けながら、投げるスタミナをつけて行って、いずれはギアの上げ下げをしつつ、最後まで投げられるようになってくれればそれでイイ。
今村、田口から自主トレで教わったカーブとスライダーも生きていたし、そうやって引き出しも増えてゆけば信頼度も増してくる。
このままでゆけば、20日からの阪神戦でも投げることになるだろうから、まずは15日の中日戦で東京ドームのマウンドでの感触を思い出し、次にその備えてもらいたい。


打線はようやくキャプテンに一発が出たものの、全体で7安打とまだまだ2ケタ安打には遠いし、4~5点とるような流れは作れてない。打順に関しては、色々試すと監督も言っているように、ウィーラー、丸がいない中では日替わりで模索するしかないのが現状。
松原、重信、吉川にそれぞれヒットが出て、重信は9回に貴重なホームランで貢献したのは良かったと思う。別にヒットでなくても良いので、彼らが塁に出て足でプレッシャーをかけることが、他のバッターを助けることにも繋がるし、後続のヒットで塁を2つ進められるチャンスも出来るから、彼らには塁に出まくって欲しい。


岡本は前日と同じく、少しずつ打球は上がって行っているので、あとはタイミングの問題か・・・本人は相当焦っているだろうけど、打てないボールに手を出すことだけは避けて、四球でもOKの心の余裕が出来てくれば、彼らしい打席が見れるようになるのではないかと思う。阪神の大山ももがいているようだし、昨年ホームランキングを争った二人がチームを引っ張るようにならないと、本当の意味でガチンコの勝負にはならないから、岡本だけではなく大山選手にも元気が出てきて、セ・リーグを盛り上げてもらいたい。
(あ、巨人戦では寝たままでお願いしやすm(__)m)


昼間、ファームのゲームも見ていたけれど、野上が立ち上がりだけ良かったのが残念。先日の1軍登板と同じく、ストレートのキレは良かったし、制球もまずまずだったので、ここから微調整してもらえれば、上で投げるのもすぐでしょう。私はあくまでも中継ぎ起用を推しているので、大竹か野上、この二人が状態の良い時に交代で1軍で投げるというのも悪くないと思ってます。
(やはり、ブルペンに経験のある投手が一人いるのは、バックヤードの雰囲気も違うと思うし)


あと、秋広はやっぱり2軍でもファーストでの起用になってしまうのか・・・とりあえず、ゲームに出したいという事であれば、そうなってしまうのは仕方ないかもしれないが、まだ18歳だから出来れば外野手として育てて欲しい。
足は速いし、背が大きいのでフェンス際にも強く、投手出身だから肩も強い。長打の和製外野手が今は丸しかいない状態で、亀井はもとより、丸、梶谷もこの先5年、10年と続けられるかどうか年齢的にもキツくなる。ここからの4年間、外野手として鍛え上げ、同年代のライバルが大卒として入団する頃に2歩も3歩も先を行っている状態になってくれれば素晴らしいことだと思うんだけどなぁ。

 

さて、今日からはマツダで広島戦
金曜という事もあり、菅野 vs 大瀬良というエース対決で、見どころの多い試合になりそうだが、先日も言った通り、菅野が復帰するのであれば、出来れば昨年同様、火曜日に登板して6連戦の頭をまずは取るという流れにして欲しかった。
(サンチェスが絶好調なら話は別なんだけど)
まぁ、ひょっとしたら今シーズンはいなかったかもしれないと考えれば、そこまで菅野に頼りっきりになるのも良くないか?
いずれにしても、開幕戦は本人も納得行ってないだろうから、まずはしっかり投げて、勝利を手にして、改めて今シーズンをスタートさせるつもりで戦ってもらいたい。
菅野が快投し、キャプテン、若大将が暴れるのが今の巨人には何よりも必要なことなので、そんな展開で勝利できるよう応援したいと思います。

 

管理人:みんぐ
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「ジャイアンツ愛のみんぐ」4/7 巨 1-7 阪神 → 開幕ひとまわりしてないけど、我慢の時だなぁ(涙)


阪神 0勝2敗0分 甲子園

勝利投手:伊藤将 2試合 1勝 0敗 0S
セーブ :
敗戦投手:畠 1試合 0勝 1敗 0S
・投手リレー
巨人:畠→大江→桜井→鍵谷→田中豊 捕手:大城→岸田→炭谷
阪神:伊藤将→加治屋→石井大 捕手:梅野
本塁打
巨人:
阪神:サンズ4号(五回2ラン)
SkyA にて観戦 解説:真弓明信 実況:楠淳生
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甲子園球場で行われた阪神タイガースとの2回戦。1対7で今季初の連敗を喫した
(https://www.giants.jp/G/result/202104071index.html)
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過去には開幕3連戦で打ちまくって、そこからさっぱり・・・ってシーズンも経験したし、昨年はオープン戦最下位からのスタートだったし、色々あって、そこが面白いところではあるんだけど


なかなかしんどいねぇ


打線が繋がるかどうか以前の問題なので、闇はまだ深く課題は多いけれど、こういう時だからこそ、キャプテンと若大将が経験の浅い選手を引っ張って、チームを明るくしなければいけない。


ってか、小林を落として岸田を昇格。
ベンチを明るくするという意味では、岸田をあげるのはわかるし、攻撃力もあるけれど、小林をおとすのはちょっと違うような・・・元木ヘッドはもっと打てるようにと言っているけれど、そもそも打席を与えていない状況で打てる打てないというのは可哀そうな気もする。
大城はキャッチングもスローイングも随分上達したけれど、ビハインド時やカウントが悪くなった時のリード面に不満を漏らすファンも多く、守備面においてはまだまだ課題も多い


チームが今一つ波に乗れない時、攻撃力に針を振るのか、それとも守備力重視で行くのか、そこは監督の決断になるけれど、現状では攻撃力にシフトしたという事なんだろう。
今日に関しては、結果的にうまく行かなかったということになるので、批判を浴びるのは仕方ないかな。


個人的には打てない打線でも、いつかは上がってくるはずなので、むしろ守備力を上げて耐える野球をするしかないのではないかと思っていたので、ウィーラーがいない状況下では最初から1塁大城で、小林を先発で出して欲しかった。
打撃面を指摘されるけど、今シーズンはキャンプで振り込んでいたし、先にも言ったように、そもそもダメ出しされるほど打席数をもらってない
まずは堅い守備からチャンスを狙って、ここぞで勝負をかけるのが巨人の野球スタイルだったわけで、一度基本に戻って打線が上向くのを待つのが良かったのではないかと思う。
(結果論だけどね)


さて、先発の畠はストレートのキレは良かったんだけど、変化球が今一つ。今の振れている阪神打線相手だと、ひと回りは何とかなっても、その先がキツかったかもしれない。その意味でもバッテリーで事前にひと試合の流れを決めて、1人の打者に対し、4打席戦うことを前提に組み立てを考えて欲しかったし、そういうところでの大城のリード面での余裕の無さも感じてしまった。
(投手の状態が良い時はいいが、悪い時に悪いなりにイニングをまとめるリードという点で、大城はまだ心もとない)


相手に勢いのあるビハインド時は、その勢いを止めるのは生半可なことではなく、桜井には荷が重かったか?敗戦処理と言ってしまうと元も子もないが、あぁいう時に相手の流れをビシっと止めることで、中盤以降どうなるかわからないという空気を作ることが出来るわけで、勝利の流れの中で投げるのとは違った重要性を持っている。
その点で、もし前回のヤクルト戦のようなピッチングを野上がこの場にいて、してくれていたら・・・とつい考えてしまう自分がいた。


まぁ、中盤持ちこたえても厳しい展開になっていたのは間違いないけれど、どこかで流れを止めるというのは必要だったので、こういう時に投げる投手はしんどいと思うけど、ビハインドの時こそやりがいをもって投げてもらいたいなと思う。


打線は相変わらず苦しいね、梶谷にタイムリー、岡本にヒットが出たのは次につなげて欲しいけれど、全体で7安打では、まだまだ上向きとはいえない。勢いがあるとはいえ、この試合を見てもわかるように、阪神の守備のミスはあるので、そういうところで上手く得点できるように、去年のような粘っこい戦いを見せて欲しい。


今日の高橋優の方が、まだ阪神打線にとっては嫌だと思うので、何とか6回まで辛抱強く投げて後続に託して欲しいし、秋山は強敵だけど、相手もミスはあると思うので、何とか先に1点取って主導権を握る戦いをしなければ、勝利は厳しいなと思う。
勝負は互いの立ち上がりかな?

 

管理人:みんぐ
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「ジャイアンツ愛のみんぐ」4/6 巨 2-6 阪神 → 突然の終了は複雑だが、負けは負け


阪神 0勝1敗0分 甲子園

勝利投手:西勇 2試合 1勝 1敗 0S
セーブ :
敗戦投手:サンチェス 2試合 0勝 1敗 0S
・投手リレー
巨人:サンチェス→大江→田中豊→高木→ビエイラ 捕手:大城
阪神:西勇 捕手:梅野
本塁打
巨人:香月1号(五回2ラン)
阪神
GAORA にて観戦 解説:掛布雅之 実況:寺西裕一
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甲子園球場で行われた阪神タイガースとの1回戦。香月が移籍後初アーチを放ったが2-6で敗れた(7回降雨コールドゲーム
(https://www.giants.jp/G/result/202104061index.html)
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ネットでは突然のゲームセットに色々と意見が出ているようだけど、まぁ確かに何らかの説明は欲しかったし、終了するなら5回終了時点、もしくは7回表が思ったところで・・・と思うところはあるのだが、西相手に4点差の時点でゲームとしてはかなり厳しかったし、敗戦濃厚だったことは間違いない。

(ま、だからこそ中継ぎを一人でも少なく終わって欲しかったところはあるのだが)

相手は西だし、ゲーム開始前から途中で終了する可能性はあったので、1点でもいいから先に点を取って逃げ切るしか勝つ道は無かった。


先発のサンチェスは足場や指先を気にしている感じで、ゲームに集中できていないのは明らかで、外国人特有のイライラが見えたのだが、クレバーで頭の良い選手だと思っていたので、うまく対応して欲しかった。
相手の西は落ち着いてピッチングしていたし、後続の投手も集中していたわけだから、言い訳にはできない


2週間後には今度は東京ドームで阪神と戦うことになるわけで、そこではリベンジしてもらいたいところだけど、個人的には菅野が復帰するタイミングで昨年のように菅野を火曜日に回して、6連戦の頭をまず取りに行く形にして欲しいなと思う。


香月のホームランは嬉しいけれど、得点が2ランの2点だけでは、先週のヤクルト戦と何も変わらないに等しい。
岡本の打球が少し上がり始めたか?というのは明るい材料だし、亀井、増田、北村が合流できたのも朗報ではあるが、ウィーラーがいないのはやはりどうにも苦しい。


一方でブルペンは大江が戻ってきたのは嬉しい。内容的にもまずまずだし、これで先発投手が頑張りさえすれば、何とかなるという厚みは増した


現状ではチームの勢い的にも戦力も阪神の方が優位なので、この3連戦はとにかく3連敗しないようにだけしてもらえれば、まだまだチームとしての伸びしろはあるわけだから、開幕していきなりだけど、我慢の時かなと思う。

 

管理人:みんぐ
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「ジャイアンツ愛のみんぐ」4/4 巨 2-1 ヤクルト → メンバー入替でチームの風が変わりますように


対 ヤクルト 1勝1敗1分 東京ドーム

勝利投手:今 村 2試合 1勝 0敗 0S
セーブ :デラロサ 3試合 0勝 0敗 2S
敗戦投手:坂 本 4試合 0勝 1敗 0S
・投手リレー
巨人:今村→中川→デラロサ 捕手:大城
ヤクルト:金久保→近藤→坂本→梅野→今野 捕手:古賀
本塁打
巨人:
ヤクルト:
日テレG+ にて観戦 解説:村田真一 実況:伊藤大海
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東京ドームで行われた東京ヤクルトスワローズとの3回戦。8回に逆転に成功し、2-1で勝利した
(https://www.giants.jp/G/result/202104041index.html)
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今日のプレゲームで紹介してもらった私の Twitter
「メンバーの入れ替えは残念ですが、上がってきた選手がチームに風を吹かせてくれると期待してます。」


ま、オブラートには包んだものの、特にスタメン発表後のウィーラーの離脱は正直痛い!って思いました。
昨年、坂本、大城の件がありましたし、それを反省材料にチームは非常に厳しくしていたし、キャンプでもPCRセンターを設置するなどして注意をしていたと思いますが、それでもこういう事態になってしまうところに、今回のコロナの怖さを感じますし、今はまだ陰性だけど、この後、症状が出る来る選手がいないだろうか?という不安も出てきます。


特にウィーラー、ナカジ、亀井、若林は打線低調な中にあって調子が良かったですし、増田がいないのも痛い。
ただでさえ得点力不足に頭を抱えているところで、どうなるんだろうか?という中でのプレイボール
(5番ウィーラーがコールされて、いよいよ5番ウィーラーが見れる!と思った矢先だったので、さらにショック)


ヤクルトが主力に離脱者が出たことで、若手が躍動したように、今回の件でチャンスをもらった選手が目の色を変えることで、今の重い空気を変えて、さらにチームがひとつになることを期待するしか無いな、と思いながら見ていたゲームでした。


まず、先発の今村

前回と同じく、ピンチを迎え、失点もするけれど、気が付いたら7回を投げて1失点で前回と違い、今日は見事に勝利投手になりました。2回、3回を見てたら、去年までの今村なら「こりゃ5回持たないな」って思ってしまいそうになりますが、今回もしり上がりに良くなってゆきました。
憧れの内海の背番号をもらい、それを汚さないようにと強い意志を持って投げているのは十分に伝わってきましたが、ピンチを作っても何とか切りぬける・・・ってところまで何も継承しなくても(笑)
少なくてもピンチの場面で逃げのピッチングをして四球を連発するようなことが無くなっただけでも成長してますし、それは今日も四死球は1個だったことが証明しています。
去年以上に上体を突っ込んで前のめりになる投げ方は、球持ちがよくなるので、相手バッターからするとタイミングが取りづらい反面、足に負担がかかりそうなので、試合後のケアと下半身の強化は欠かさずにやって欲しい。


今日のゲーム前の練習の映像で、原監督が若大将にレッスンをしているところがあったので、ちょっと期待していたんだけど・・・・初回のチャンスをフイにしてしまったことで、結局以後もプレッシャーに潰されてしまった感じ。
内野ゴロを打たせようとしているバッテリーの術中にハマってゴロを連発し、とどめは三振と良いとこ無し。
まだまだ闇は深そうだなというのを感じさせる3連戦になってしまいました。


一方で「上がってきた選手がチームに風を」という私の願望に応えてくれたのが、立岡と香月でした。
香月はファームでしっかり結果を出した上での昇格なので、今回の件がなくても上がってきたでしょうが、良い働きをしましたね。何としてでも結果を出して1軍にしがみつきたい!という気持ちが伝わってくるバッティングでした。
これまであまり話題にしたことはありませんでしたが、実は今季の立岡にはちょっと期待してました。もともと走攻守に優れ、1年通じて外野のスタメンを張っていてもおかしくない選手なのに、良い状態が長続きしない、良いと思っていたら故障・・・などを繰り返し、上と下とを行ったり来たりであっという間にベテランに近い年齢になってしまいました。
その姿はまるで若い時の亀井を見ているようで、チーム内に亀様というお手本がいるのだから、その後を追って欲しいとず~っと思ってました。おそらく本人は「今年ダメだったら・・・」くらいの覚悟をもってプレーしているでしょうから、今日のヒットとファインプレーは見ていて胸にこみあげてくるものがありました。
松原、石川に出番を与えないくらいの経験値と実力はあるはずなので、まるで若手のようなガムシャラな今日のようなプレーを見せて、重い空気のチームに喝を与えて欲しいなと思います。

チームが困った時に助けてくれる、まさに今の亀井のような存在になってくれるという意味では、亀様の後継者になって欲しいと私は思っています。


同じく上がってきた秋広の東京ドームデビューをちょっと期待してましたが、今日のような僅差のゲームではさすがにちょっと使いづらかったでしょうか?次のカードの甲子園では話題の佐藤輝と同期対決(年齢は違いますけど)が見れるようなゲームになると、面白いですね。


チームとしては波に乗れない中で、来週は甲子園で阪神との首位攻防戦。
昨年までは圧倒的に相性の良い相手でしたが、それはあくまでも去年までのこと、今シーズンもそれを継続できるかどうかは最初のカードがキーになります
今、勢いのある阪神といえど、こちらが勝ち越せば「今年もか?」となりますし、阪神が勝ち越せば「今年はちゃう!」ってますます勢いがつくでしょう。


鍵を握るのは、やはり若大将。対阪神、甲子園という舞台では成績が悪くない岡本で、不調を脱するきっかけを甲子園で掴んだことも多かったですから、このカードで何としても浮上してもらいたいところです。
ローテはサンチェス、畠、高橋優になるでしょう。今のところ、互いに8回、9回は割と安定しますから勝負は7回までになることは予想されます。必然的に先発の出来がゲームを左右しますから、とにかく3人には頑張って欲しいとしか言いようがない。亀井、ナカジがいないことで代打の層は薄いですし、増田がいないことで膠着したゲームの終盤に1点をもぎ取る緊張感も作りにくい。


現状では圧倒的に不利に思える状況ですが、だからこそチームがひとつになることもあるわけで、不利を武器に変えて波にのるきっかけを掴んで欲しいですね。


なんか勝利したのに、重苦しい記事になっちゃったな


9戦終わって4勝しかしてないのに、勝率.667の2位(勝率だけなら阪神と同率)にいるのは、引き分けが3個あるから。今週は1勝1敗1分が2カードと5割で終わっているけれど、しばらくはこういうゲームが続きそうです。
とにかく負け越しの数を少しでも少なくして、何とか凌いでゆけば、きっとこちらのターンは来ますソフトバンクもまさかの5連敗と苦しんでますが、シーズン終盤に苦しむよりもそういうのは先に味わっておいた方がいいので、苦労しながらも上位をキープしていることをむしろ前向きに捉えて、来週も応援しましょう!

 

管理人:みんぐ
http://ameblo.jp/ming-maro/

「ジャイアンツ愛のみんぐ」4/3 巨 2-2 ヤクルト → よく引き分けに持ち込めたな…でも、勝てたでしょ?


対 ヤクルト 0勝1敗1分 東京ドーム

勝利投手:
セーブ :
敗戦投手:
・投手リレー
巨人:戸郷→デラロサ 捕手:大城→小林
ヤクルト:田口→清水→石山 捕手:中村
本塁打
巨人:
ヤクルト:村上4号(一回2ラン)
日テレG+ にて観戦 解説:清水隆行 実況:河村亮
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東京ドームで行われた東京ヤクルトスワローズとの2回戦。9回に同点に追いつき、2-2で引き分けた
(https://www.giants.jp/G/result/202104031index.html)
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いきなり2ラン打たれるし、ストレートは何となくシュート回転してるし、抜け球もあるしで、今日の戸郷はちょっと厳しいかな?と思ってたけど、アタフタしないでマウンドで冷静な姿はやはり頼もしいな。
四死球4個は戸郷らしくないし、本人も相当苦労したと思うけど、最終的には8イニング投げて2失点っていうのは素晴らしい


なのに、敗戦投手になる可能性があっただけに、勝ちがつかないのはしょうがないにしても、負けがつかなかったということが、このゲームで一番良かったところ。次なるエースとして自信を手に入れてもらいたいし、他球団を含めて誰もが認める立場を手に入れるため、無敗で貯金を稼いで欲しいので、とにかく戸郷に負けをつけさせて欲しくなかったから、同点に追いついた瞬間「本当に良かった!」って思った。


と同時に、田口にも2戦連続で負け投手にはなって欲しくなかったし、かといって巨人が負けるのも嫌だったので、最高の終わり方は9回サヨナラだったけど、引き分けだったのでまぁいっか!って(笑)


いや、実際のところ田口は本当に良かった。
一週間前、田口が初登板で結果を出せなかった時、ヤクルトファンの知り合いに「お力になれず申し訳ない」って言ったら、「あれは中村のリードが悪い、田口君はヤクルトにしっかり馴染んでますよ」って言われたのだが、その反省からか、この試合は巨人時代でも余り見せないくらい、持ち球を豊富に使うだけでなく、上下左右とベース板を広く使って打者に的を絞らせない見事なピッチングでした
本人としては、まずは移籍後初勝利を手にしたかったと思うけど、内容的には満足しているだろうし、首脳陣もファンも次に期待できるピッチングで期待値は上がったはず。


ただ、もう毎度のことになってしまったが、良いピッチングをされたからしょうがない・・・で終わってしまうゲームを観たくないので、結局のところ今日も打線が渋い・・・という愚痴になってしまう。
トータルで見れば9安打したので、前日よりは良かった、ってことなるけど、そのうち5安打は7回以降なわけで、相手の勝ちパから2点もぎ取って同点にしたのは良いけれど、それまでの間に追いつくチャンスはあったでしょ?
っていうところが、今日ゲームを見ていたファンのストレスポイントかな?


中でも一番残念だったのは、やはり若大将ってことになってしまいます。

4回の三振、6回のゲッツー、8回の三振・・・このうちのどこかで1本出ていればチームの雰囲気も変わるし、流れも変わった。それは本人が一番わかってるだろうから、悔しいのは岡本本人だと思うけど、今は「頼むからチャンスで回ってくんな!」って思ってるんじゃないかというくらい、表情が硬い。仲の良い村上に2戦連続で目の前で豪快なバッティングをされ、焦っているところもあるだろうし、「四番が打てなければ負ける」って自分でも公言しているわけで、プレッシャーを感じていることだと思う。


これまでだったら、自分が不調でも坂本、丸がフォローしてくれていたけれど、今はそのフォローも心もとない状態なので尚更のこと。


まぁ、ここまでのプレッシャーはなかなか味わえることじゃないし、そういう経験も必要なことだから、岡本個人に関しては実は余り心配していないのだが、問題は丸かなぁ~おそらく誰もが「1本出れば変わるでしょう」って思って、打順はいじらず、ただきっかけを手に入れるのを待っている状態だと思うのだけど、私の中では丸は返す人ではなく、帰る人だという印象が強いので、ウィーラーを5番に置くことを元木ヘッドが嫌がるのであれば、坂本と丸を入れ替えるくらいはした方がいいんじゃないかと思っている。


ウィーラーの状態が良くて出塁するチャンスが多いなら、丸には3番を任せてランナーを進塁させることだけに集中させた方が、やる事がはっきりして打席でも迷いが少なくなるのではないかと・・・岡本もそうだが、余計なことを考えすぎて打てない球にまで手を出している感じなので、狙いをはっきりさせた方が、打つべき球も待ちやすいかもしれない。


打順をいじっただけで、調子が上がるなら、こんな楽なことはないけれど、それでも打席に立った時の気持ちの違いは打順によって変わるのは間違いないので、少なくとも変化をつけてあげる後押しは必要なんじゃないかと思う。
6回のチャンスももし、岡本の調子が悪くなければ歩かされて丸と勝負されていただろう、ってか岡本が打席で粘っている時点で、「あぁこれ勝負してもらえないかも?」って思ってた。


サカオカマル3人が絶好調ってのは昨シーズンもほぼなかったけれど、3人ともが不調というのもなかったので何とかなっていた。しかし今シーズンは今のような状況が何度か訪れるかもしれない。幸いにも坂本が今日は浮上のきっかけを掴んでくれたかもしれない?ってところを見せてくれたので、次に期待が持てるけれど、東京ドームで2試合で2点というのは悲しすぎるので、甲子園に乗り込む前に、せめてチームに勢いがつくようなゲームを日曜は期待したい。

 

管理人:みんぐ
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