ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

9/23 巨人 4-3 広島 → 今村プロ初勝利!若きバッテリーでドームがわいた!

巨人 4-3 広島 対広島: 14勝 7敗 2分

勝利投手:今村 2試合 1勝0敗0S

セーブ :西村 68試合 4勝3敗41S

敗戦投手:大竹 24試合 9勝10敗0S

投手リレー

巨人:今村→マシソン→沢村→西村 捕手:河野

広島:大竹→菊地原→中田 捕手:石原

本塁打

巨人:

広島:小窪3号ソロ

東京ドーム

日テレG+ にて観戦

(解説 山本浩二桑田真澄 実況 河村亮田辺研一郎

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歓喜の胴上げから一夜明けた東京ドームで行われた広島東洋カープとの23回戦。巨人は初回、クリーンアップの坂本、村田、ロペスの3連打などで2点を先制すると、中盤にも小刻みに得点を重ね、4対3で今シーズン80勝目を挙げた。東京ドーム初登板となった巨人先発の今村は、六回2失点と粘りの投球を見せプロ初白星を手にした。最終回に登板したクローザーの西村は球団記録に並ぶ41セーブ目をマークした

Yomiuri Giants Official Web Site

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昨晩、深酒し過ぎて、こちらは若干二日酔い気味・・・・

まさか選手はそんなことは無いだろうけど、昨日の今日だし、同じテンションで出来るか?って心配していたけれど、まぁ杞憂だった

昨夜、未成年コーナーで水をかぶってた今村、先週は同じ広島相手に5イニング1失点という結果でゲーム後に原監督から、次のチャンスももらえるチケットを手に入れて、今日は初めての東京ドームでのマウンド

優勝が決まった翌日だけに、平常心で出来るかどうかわからないし、相当緊張していただろうけど、昨年ファームでノーヒットノーランをやったのは伊達ではなかった。

っていうか、本来は宮國が不調だった時に上がってきてもおかしくなかった投手なので、ある程度やってくれると思っていたけれど、逆に昨日の優勝とビールかけが今村の肩の荷を下ろしたのか、伸び伸びと投げているように見えた

彼の良いところは、身体全体を使って投げ、タメのあるダイナミックなフォームと80km/h台のカーブとストレート、そしてフォークなどタテの変化を駆使して投げられることだと思うが、今日はその持ち味が存分に出ていた。若さゆえか、制球に難があって甘いところに抜けるところもあるが、終わってみれば奪三振8で四死球1なので、今村らしいピッチングが出来たんじゃないかと思う

あれだけ遅いカーブは投げられれば武器になるけど、ランナーを出すと投げにくいこともあって、もろ刃の剣だと思うが、失点を喫した満塁のピンチを最少失点で凌ぐあたりは度胸も満点で、去年無双だった高木京とちょっとカブった

(あぁいうのが首脳陣の評価が高くなるんだよねぇ~~~ついでに、ピンチを迎えてもバッターがピッチャーの大竹だったという運も持ってるし・・・ま、その前にピンチを作るな!って話もあるが・・・・(汗))

というか、ストレートとカーブのコンビネーション左腕ということでは、二人はカブるな・・・ストレートでは高木京だし、カーブでは今村ってところか?

左腕の即戦力はいくらいても困ることはないので、彼らが切磋琢磨してくれれば、杉内、内海の後継者、もしくはグッさんの後継者として名乗りを上げてくれる日が来るかもしれないと、楽しみが増えた

若い河野にもチャンスがもらえて、二人がお立ち台に立つとか、(私のような)若手厨にとってはタマらないゲームで、近い将来、彼らが巨人の中核選手としてチームを引っ張ってくれる姿を想像して、阿部がお休み中なのを忘れてしまうほど興奮した

今シーズン(特に後半)のカープ打線は、しっかりと相手を研究し、配球を読みながら自信を持ってスイングしてきている印象があったが、今日に関してはデータが無いと言っていい若武者二人のバッテリーで、むしろ翻弄されていた感じ見えた

(ま、相手の研究外に弱いというのは巨人も同じだけど)

一方で打線は、立ち上がりに不安のある大竹をしっかり攻めて、先取点→追加点という流れを作れたのはデカイ。初回はまた菊池のヤバイ守備にゲッツーと阻まれてしまったけれど、あれがなければひょっとしたら立岡、河野も初回に大きな仕事が出来ていたかもしれない(は、言い過ぎか?)

終わってみれば接戦だったけど、菊池、小窪のファインプレーに阻まれた場面と、あとちょっとで松本のグラブに収まったかもしれない打球の事を考えれば、もう少し点差の開いたゲームだったかもしれないし、そうならずにギリギリの戦いになったのが、今の広島の強さを証明しているとも言える

そして、巨人ファンにとって、何よりも嬉しいのは昨日に続いて坂本のバッティングが上向き、長いトンネルを抜けたかもしれない兆しを見せてくれた事。広島3連戦の初戦で、ノーヒットながら、それまでとは違う雰囲気を見せ、昨夜の優勝決定ゲームでは2安打で「ひょっとして?」と思わせ、今日の猛打賞では「ついにきたか!?」を期待させてくれるバッティングを披露してくれた

何と言っても軸足にしっかりと体重が残ったままのスイングが、身体が前に出る事なく坂本らしい回転で打てるスイングになっていたし、インコースもしっかりと脇がしまっていた

村田も状態が戻ったこともあって、3番に復帰した坂本が、同じく猛打賞の長野とシンクロして打っていれば、4点どころか7~8点取れれてもおかしくなかったゲームだし、CSに向けて心配の種だった坂本がこれから少しずつでも上向いてくるようなら、また2ケタ得点を期待できる打線が復活するので、明日のカツオ(石川)との対戦が非常に楽しみになった

ま、最後の西村劇場は、まぁ40Sストッパーの恒例(クルーンはもっとドキドキさせてくれたけど(汗))ということで、課程より結果が求められる立場なので、結局0で終わらせた結果の方を評価したい

さ~て、明日は内海 vs 石川のキャプテン左腕対決

これはこれで、今日の若武者対決とは違う見どころ満載のゲームになりそうだ

マエケンの病状がわからないけど、基本的にはCS進出が決まるまで詰めて戦うと言っていたので、残りの登板数を考えると最多勝マエケンが濃厚な気配だが、明日の内海が勝てば首の皮一枚残るので、復活しつつある打線がしっかりとキャプテンを盛り上げて、気持ちよく勝利してくれると嬉しい

(管理人:みんぐ)