ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

3/22 巨人 2-3 日ハム → 菅野と小林バッテリー vs 大谷・・・オラぁわくわくすっぞ!

巨人 2-3 日ハム

勝利投手:大 谷 3試合 2勝 0敗 0S

セーブ :鍵 谷 5試合 0勝 0敗 1S

敗戦投手:菅 野 5試合 1勝 1敗 0S

投手リレー

巨人:菅野→内海→久保→青木→香月→マシソン 捕手:小林

日ハム:大谷→クロッタ→金平→宮西→鍵谷 捕手:近藤

本塁打

巨人:

日ハム:

日テレG+ にて観戦

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東京ドームでの北海道日本ハムファイターズとのオープン戦3回戦。開幕投手の座を争う菅野が、二回にまさかの3失点。打線も先発の大谷ら日本ハム投手陣の前に沈黙を続けた。八回、村田、石井の連続適時打でようやく2点を返すと、なお二死一、二塁で代打・阿部と絶好の場面を迎えたが、得点には至らなかった。最終回は小林がこの試合3本目のヒットで反撃機を作ったが、後続を断たれ、巨人は2対3で敗れた。オープン戦は明日が最終戦

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巨人の未来を担う菅野と小林のバッテリー

2012、2013年のドラ1コンビってことで、これから先10年は一緒にバッテリーを組み、ゴールデンコンビと呼ばれるかもしれない組み合わせってだけで客を呼べそうなのに、対戦するのが大谷となれば、オープン戦なのがもったいないくらいの好カード

悟空風に言えば「オラぁ ワクワクすっぞ!」って感じだろうか?

(いや、夜映画見てたもんで・・・(笑))

巨人打線 vs 大谷もドキドキするところだが、まずは菅野がピシャっと抑えるところを見せてもらって・・・・と期待していたところ、どうにもピリっとしない

制球に苦しみ、テンポも悪い、それでも表情を変えないところはさすがだけれど、キャンプ、オープン戦と順調すぎるくらい順調だったので、見ているこちらも安心しすぎたか?

ゲーム中でも江川氏、山本氏が開幕を言い渡されてリキんでるんじゃないかと言っていたが、見ている観客も(そして私も)そう思ったんじゃないだろうか?強心臓の菅野とはいえ、やはり人の子だなという一面を見て、実はちょっとTVの前でにやついてしまった。

開幕を前にして不安を見せたという形にはなったけれど、個人的には何の心配もしていない。何が悪かったか本人が一番理解しているだろうし、3失点の次の回には修正する器用さを披露した。

開幕戦でガッチガチになって舞い上がるよりも、悪い部分は今日出し切った方が本番では落ち着けるのではないかと思う

「開幕戦ではもっと観客も多い・・・」なんて、おぃおぃそんなこと言っちゃって大丈夫か?なんて一面も見せてくれたけれど、研究熱心な野球小僧はケガや体調不良さえなければ一年通じてしっかり結果を出してくれると信じている

一方で大谷は、やっぱりスゲェ

これで高卒2年目だっていうんだから、やはり末恐ろしい逸材だ。タラレバは言いたく無いが2011年ドラフトで菅野をクジで当てていれば 2012年は巨人にだって入団していた可能性も0ではないだけに、つくづく勿体ない・・・

先日のホームランもスゴかったけれど、あの躍動感あるピッチングを見ると、どちらに絞るのか迷う気持ちが良くわかる。去年に続き、今シーズンも賛否両論分かれるんだろうけど、こうなったらとことん応援して見たくなる選手であるのは間違いない。

DHの無いセ・リーグだったら・・・という気持にもなるが、ここでそんな事を言っても始まらないので、本人が悔いを残さないよう、プロ野球OB達の声に負けず、出来るところまでとことんやって欲しいと思う

さて、前日に引き続き1番 坂本、2番 片岡とした原監督。1~5番までズラっと右を並べてきて、まるで左投手対策のようなオーダーだけれど、このメンバーがスペック通りのバッティングをしてくれるなら、相手投手の右左は関係ないか

坂本に結果が出ていないのが唯一の気がかりだが、初回のファーストライナーはキャンプで取り組んでいて、私も注目していたバッティング通りのスイングだったので、少し差し込まれたとはいえ悪くないなと思っている。去年のような出口の見えないスランプになってしまっても今シーズンは井端がいるので、チームの勝敗という意味ではリスクも(昨シーズンよりは)少ないし、逆に坂本が好調モードになった時はどんな打線になるんだ?という楽しみもある

人差指のケガでバッティングが微妙に狂っていやしないか心配した村田も良い感じのタイムリーを打ったし、ロペスの仕上がりが順調すぎるくらいなので、阿部がスタメン復帰した打線に戻れば、余程相手投手が絶好調じゃない限り、誰が来ても何とかしてくれそうな頼もしい打線が完成しそうだ

そんな中で今日 猛打賞の小林は原監督も絶賛する結果を出して、開幕ベンチ入りを掴んだ

個人的に昨年末までは阿部がかわいがっていた河野に第3捕手として経験を積ませるシーズンになるかなと思っていたし、河野には期待しているんだけれど、小林にキャッチング、肩以外にバッティングでも結果を出されてしまっては仕方ないか・・・当初は今シーズンの小林はファームで実戦経験を積ませるのが一番良い育成方法だと勝手に思っていたけれど、すでにそのレベルではなく、1軍に帯同させることでリード面、バッティング面で学ばせる方が得策だという状況なんだと理解した

むしろ心配になるのはアレくらいのバッティングをされると、ゲーム途中で代打で起用したくなる場面が出てきそうだというところ。實松を第2捕手とするなら、實松よりも先にゲーム中で起用することは無いので、危機管理という意味で打席にすら立たせられないゲームが増えるかもしれないということか

小林を先に起用して實松を残すという流れが作りきれるかというところと、そうなった時の實松の心中がどうなるか?という心配をしてしまうほど、今日のバッティングが良かったということで、小林は第3捕手という目に完全に見ていただろう首脳陣も新たな嬉しい悩みが出てきたんじゃなかろうか?

2番手に内海が出てきて前回の不安点を解消するピッチングを見せてくれたけれど、江川氏の言うとおり、まだ万全とは言えなさそうな状況。オープン戦前は「キャリアの中でも状態は一番良い」と言っていた内海だけに、本当に大丈夫なのかちょっと不安にはなるが、ケガさえなければ一年ローテを守るのは問題ない体力のある選手なので、シーズン通して結果を出すという見方でいる方が、こちらも安心できそうだ

いよいよ明日が開幕前最後の実戦

スカっと勝って、気持ち良く開幕を迎えられるように、明日は攻撃陣の奮起に期待するとしよう

管理人:みんぐ