ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

5/14 巨人 3-10 ヤクルト → 攻守ともに問題多いな、流れをかけるきっかけが欲しい

巨人 3-10 ヤクルト →  対 ヤクルト:4勝4敗0分 ひたちなか市民球場

勝利投手:石 川 8試合 2勝 3敗 0S

セーブ :

敗戦投手:今 村 4試合 1勝 1敗 0S

投手リレー

巨人:今村→笠原→高木京→香月→土田 捕手:小林→實松

ヤクルト:石川→阿部 捕手:中村

本塁打

巨人:片岡3号ソロ

ヤクルト:バレンティン15号満塁

日テレG+にて観戦

解説:吉村禎章 実況:平川健太郎町田浩徳

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ひたちなか市民球場で行われた東京ヤクルトスワローズとの8回戦。初回、巨人は片岡のソロホームランで先制に成功した。しかし、先発の今村は三回に犠牲フライで勝ち越されると、四回には満塁ホームランを浴びて四回途中を6失点で降板。リリーフ陣も踏ん張りきれず失点を重ねたが、終盤の八回に實松、九回には松本哲にタイムリーが飛び出し反撃を見せた。しかし大量失点が響いた巨人は3対10で敗れ、3連敗となった

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原監督は使った自分が悪い、コーチが悪いとあえて今村を責めるような事は言わなかったけれど、やってくれると思って使ったわけで、自分の力を出し切れなかった今村が悪いでしょ

最初にことわっとくと、今村と公文には個人的にメッチャ期待してる

ただ、1軍で結果を残すピッチャーの最低条件として「変化球でストライクが取れるとこ」ってのがあるとしたら、今日の今村は全くダメだった

常にボールが先行するからリズムは悪いし、どれだけストレートが良くてもカウントが悪くなれば狙われる。バレンティンに打たれた満塁ホームランはまさにソレ。2-1からストレートしかない状況で待たれたら、多少低めに決まったとしてもスタンドまで運ばれてしまう・・・

あの場面でバレンティンを抑えれば自信になったし、その後のピッチングも代わった可能性もある。今村の成長にも繋がるし、監督としては一か八かの賭けに近かったと思うけど、ホームランという最悪の結果になってしまった、それが監督の自分が悪いという言葉に繋がっているかと・・・

ファームで見た今村はこんなもんじゃなかったし、もっと自信を持って投げていた。この2試合の今村は持ってるポテンシャルの7割も出せなかったと思うし表情にも攻める気持ちは微塵も見ることが出来なかった。下で出来ていること、練習では出来ることを上で出すことの難しさを改めて目の当たりにした感じだけれどこれで潰れてしまうようではそこまでの選手で終わってしまう

来週からは交流戦に入るので、当分出番はなくなってしまうことになるだろうけど、この悔しさをバネにもう一度這い上がってきた時が、本当の意味での今村のスタートになると期待しているので、チームが苦しくなる夏場以降、改めて救世主となるべくマウンドに立てたとしたら、その時に今日の1敗は痛くもなんともないゲームになる

アンダーソンが離脱し、阿部をスタメンから外し、半ば消去法のような形で四番に座った村田。初回こそヒットを打ったものの、こちらが期待しているような流れを変える長打を打つことが出来なかった・・・(涙)

ま、打線が2~7回までノーヒットに抑えられるってところで、誰が悪いというわけではないのだが、主軸が二人いないことで不安になる打線に活を入れるのはやはり四番の役目。他の野手に勇気を与えるためにも、手に入れた四番を再度手放さないようにするためにも、今日は村田に奮起してもらいたかった

一方でヤクルト打線は一発のあるバレンティンをのぞいて、皆がコンパクトにセンターから逆方向にと徹底してた。よく話題に上がる打撃コーチの談話「左投手相手にはコンパクトに、逆方向に・・・」をチーム全体で実践し、各々が自分の役割を理解して繋いで主砲に回すというのができていた。

昔からのヤクルトの伝統のような攻撃だけれど、やはりそれを徹底されると厳しい

馬なりで打たせていた(ように見える)巨人打線との違いが明確で、TV越しに「なんで同じことが出来ないんだ!?」と歯がゆい思いで見ていた

橋本、アンダーソンとペナント前半を引っ張っている選手が抜け、キャプテンがピリっとしない、投手のリーダーは未だ勝ちに恵まれず・・・という問題だらけの状況下であるけれど、ここを凌がないと交流戦も厳しい結果に終わってしまう

良い所を探すのが難しい今日のゲームの中で明るい兆しがあるとしたら、土田の登板だったかなぁ。大量ビハインドでどうにもならない場面での起用だが、チャンスを与えられた本人にとってはそんなことは関係ない。やっと巡ってきたアピールのチャンスで緊張はピークに達していたと思うけれど、ファームで見た通りの投げっぷりと堂々とした表情、テンポの良さは緊張を感じさせなかった

プロ野球ニュースで平松氏に指摘されていたように身体の開きが若干早いか?とも思えたし、失点してしまったけれど、とりあえず今日投げれたことで次は自分らしさを全面に押し出してくれるのではないかという期待感があった

(今村の表情と好対照)

仮にこの後も打たれて下に落ちることがあったとしても、この緊張感の中で投げたイメージが頭のなかに残っている限り、下での登板も今までとは次元の違う中身の濃い練習になるだろうし、まだまだ先は長い選手なので、それこそ若武者らしくガムシャラに打者に向かっていって欲しい

今季2度めの3連敗・・・

優勝するチームに共通するのは大型連敗が無いことなので、この悪い連鎖は明日で断ち切らないと・・・次の広島3連戦は表3枚をぶつけまくられることになりそうなので、最悪の形で交流戦に入ることになりかねない

明日チームに合流するというセペダが救世主になるのか、広島戦で内海に勝ちがついてチームがやっと落ち着くことになるのか、いずれにしても悪い空気を変化させるきっかけが無いと、波に乗れ無さそうで寝付きが悪いし、なにより3連敗はこのブログを書くモチベーションも上がらない・・・(涙)

管理人:みんぐ