ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

7/4 巨人 3-3 中日 お互いモヤモヤしたものが残る痛み分けってところ?

巨人 3-3 中日 → 対 中日:6勝6敗1分 ナゴヤドーム

勝利投手:

セーブ :

敗戦投手:

投手リレー

巨人:マイコラス→山口→マシソン→澤村→戸根→宮國 捕手:相川

中日:鈴木→野村→岡田→又吉→福谷→田島→高橋聡 捕手:桂→谷繁

本塁打

巨人:

中日:

フジテレビONE にて観戦

解説:権藤博 実況:森脇淳

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ナゴヤドームで行われた中日ドラゴンズとの13回戦。巨人は三回に立岡のタイムリ三塁打で先制する。しかし、先発のマイコラスが粘れずその裏に逆転を許してしまう。それでも直後に、マイコラスが自らのタイムリーで同点に追い付く。その後は、互いに好機を作るがあと一本が出ず、両軍合わせて27の残塁を記録。延長十二回、4時間37分の熱戦の末、今季初の引き分けに終わった

Yomiuri Giants Official Web Site

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まずは一言「負けなくて良かったぁ~~~」

こういう長いゲームで最終的に負けると心と身体にダメージが残るんで、勝てないまでも負けなくてよかったってのが正直な気持ち。チャンスであと1本出てれば!って言いたくなるが、その気持ちは、恐らく中日のほうが強いと思うので、こちらとしては、それを前面に出すのはやめておこう(汗)

ただ、この引き分けのどちらが明日に繋がるか?と聞かれれば、残念ながら中日側の方にあるのでは?と思ってしまう。その心は・・・言うまでもないでしょう、4、5、6番がノーヒットだったから(涙)

しかも、ノーヒットという結果だけでは無く、その内容が悪すぎる。

特に、阿部と村田、何を狙っているのか、長打を打ちたいのか、単打を打ちたいのか、何も伝わってこない。解説の権藤氏にも言われたい放題だったけど、そのコメントに対して何も反論できないのが悲しい

打てない選手の共通事項は”全てのボールを追いかける”、”ボール球に手を出す”、”ストレートに詰まって変化球に泳がされる”ってのが代表的なんだけど、村田と阿部は、そのどれもをやっちゃってるという絶望感(特に村田のほうが酷い)。

恐らく、本人たちも「そんなことは言われなくてもわかってんだよ!わかってるけど出来ないんだよ!」って歯痒い思いをしているんじゃないかと思うけど、結果が出ないだけではなく、ここまで内容が悪いとなると「守備はともかく、ヘタしたらバッティングだけなら村田より岡本のほうが結果出すんじゃね?」と言われかねない(というか、言いそうになる自分がいる(笑))。

2人とも実績のある選手だから、本来なら自分たちの悪いところもわかってるし、どうするべきなのかもわかっているはず。技術的な問題(もしくは故障などの身体的な問題)だけならとっくに解決していることだと思う。となると、もはやメンタル面の問題しか考えられない。チャンスを与えてもだめ、個別指導してもダメとなると、やはりファームに落として一から作りなおすしか無いし、それが出来るチャンスも残りは限られてくる。

お願いだからもう一度ファームに落として、ミニキャンプを張り、出来ればメンタルトレーナーをも雇って長距離砲 阿部&村田を蘇らせて欲しい。そして、その結果でもダメであれば、完全に若手との入れ替えも視野に入れたポジション変更を考えなければいけないところまで来ているのでは無いかと思う

マイコラスが今日、いつもと違う投球だったのも、ナゴドという特種な場所に原因がある可能性もあるけれど、攻撃陣に期待が出来ないというプレッシャーから来るリズムの変調というのがあったかもしれない。

事実、3失点で勝てないとなると、マウンドでは「1点もやれない」という気持ちが強くなってくるだろう。それは、例えば1アウト3塁のような場面で、3塁ランナーは例え返すことになったとしても、バッターは必ず打ちとって2アウトにする!というような気持ちを保てなくなることにもつながるし、ベンチとしても1点もやらないという守備体系になり、さらに傷口を広げてしまう結果にもなりかねない。

これからさらに疲れてくる投手陣のモチベーションが下がりきってしまう前に、打線のテコ入れを行わないことには、肝心なところチームが崩壊しそうで怖い

(特に、ポレダ、マイコラスは阿部や村田のこれまでの実績を全く知らないわけだし)

明日の菅野 vs 山井の戦いも、前回は山井に勝利を献上してしまっているし、基本的に巨人が得意としている投手ではないわけで、そうなると6/28のヤクルト戦で不甲斐ない思いをしている菅野は「今日こそ1点もやらない!」という大きなプレッシャーがのしかかっていることと思う。それが良い方に出れば良いが、また悪い方に行ってしまい、菅野自身が借金を背負うようなことになると、これまた嫌な空気が流れてしまう

せっかく調子が上向いてきたと思ってた長野にもアクシデントがあったみたいだし、プラス材料が見つからないままズルズルと行くくらいなら、勝負の8月9月に向けての準備を(遅まきながら)進めるべきだと思うのだが、いかがなものか・・・・

(確かに現場としては、阿部と村田をケガ以外で落とすというのは、勇気のいる決断だと思うけど)

管理人:みんぐ

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