ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

7/5 巨 5-0 広 → 結果論だけど理想的な展開になってホント良かった!

巨人 5-0 広島 → 対 広島:3勝10敗0分 東京ドーム

勝利投手:菅 野 14試合 8勝 4敗 0S

セーブ :

敗戦投手:岡 田 14試合 7勝 3敗 0S

・投手リレー

巨人:菅野→マシソン→西村→カミネロ 捕手:小林

広島:岡田→中田→ジャクソン→今井 捕手:會澤

本塁打

巨人:長野4号2ラン

広島:

BS-TBS にて観戦 解説:槙原 寛己 実況:清原 正博

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マツダスタジアムで行われた広島東洋カープとの13回戦。巨人は二回に先制するも、その後は両軍好機にあと一本が出ず、1対0とロースコアで六回を終える。試合が動いたのは七回、坂本の二塁打で巨人が2点を追加すると、九回には長野の第4号となる2点本塁打で5点目を奪う。投手陣も継投策で逃げ切り、5対0で広島相手に快勝を収めた。6回を3安打無失点に抑えた先発の菅野は、セ・リーグ単独トップの8勝目を挙げた

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中4日で球数はあまり投げさせたくない菅野ですから、やってはいけないことは、同点もしくはビハインドの状態で5~6回で降板し、直後に打たれて敗戦投手っのは避けたいですし、理想は前半に大量リードを奪って、5回70~80球くらいで降板、後をうけたリリーフがしっかり守りきって快勝!ってのだったんですが…

理想通りとは行かないまでも、結果的には6回82球無失点で降板し、リリーフが後をしっかり抑えて、菅野に勝ちが付く状態で勝利という、快勝と言ってイイ結果で勝ち越しを決めるだけでなく、広島打線を2試合連続で無得点に抑えるという素晴らしい勝利でした。

その菅野ですが…まずは当然、球数は減らしたいのを本人も意識するのは当たり前ですが、それ以上に慎重に投げたいという思いが強いのか、微妙に構えたコースとズレていて、正直なところ見ていて不安を感じなかったわけではないのですが、逆にそれが幸いしたようにも見えました。

中4だろうが、中5だろうが、広島打線から見た菅野の評価は変わらないわけで、追い込まれると狙い球を絞るのは難しいから、早めに打ってゆく。今日の菅野は制球が微妙ながら甘いところにゆく球は余りなかったので、良い感じで打ち取れました

(一方で冷静かつ集中力高く、牽制死が取れたあたりは非常に頼もしかったですね

 ついでに言えば、バントの上手さも野手をひっくるめてもチーム一ではないかと(笑))

何度となくチャンスを作りながらゲッツー祭りで点の取れないゲームでしたが、2回という早い回にゲッツー崩れながらまずは点を取れたのは本当に良かった

(今日の岡田の出来なら、5回までに3~4点取っててもおかしくなかった・・・まぁ、それくらいできる打線なら、今の位置にはいないわけですが(涙))

仮に菅野が7回まで投げきっていたとするなら、先制、中押し、ダメ押しが出来た理想的な展開だったといえるんでしょうね

実際には1点差のリードの状態でバトンを託すことになったわけで、「こっからが怖い広島打線なのに大丈夫なのかよぉ!」と思いっきり心配しましたが、2アウトから長野、重信、坂本の3連コンボのおかげで、なんとかちょっと落ち着けました

その重信ですが、せっかく昨日、私が持ち上げてあげたのに(笑)、3、4回に見逃しの三振という悲しい結果を出してしまい、「頼むよぉ~俺の顔も立ててくれよ!」って思ったのですが、なんとか7回にレフト線という結果を出してくれて、正直なところホッとしてます(汗)

強いストレートに明らかな弱さが見られ、だから変化球狙いにいってるように見えるのに、それを空振りしたり、打ち損じている印象(特に内側に弱い)。個人的には、もっとバットを短く持って、コンパクトに最短距離でバットを出せばファールで粘れる柔軟性も持っているはずなので(今でもまだ1軍のピッチャーには慣れきれないとしても)、バットの選択もそうですし、まだまだ課題は多いなと思いますが、とにかく貴重な追加点に貢献できたという点で、ちょっとホッとしてます

(尊敬する人が先輩の青木なのであれば、もう少しボールを線で捉えるようなスイングまで真似して欲しいところ)

全体としては、再三チャンスを作りながらあと一本が出ずにストレスが溜まりそうなところで、ギリギリで先に1点を取り、キャプテンの快打で追加点を取れたわけで、11安打で5点は決して悪くなかったですね。

阿部の打球が名手菊池のところに飛びながら微妙なバウンドで、らしくもない取りこぼしをするなど、今まで菊池のおかげで何点阻まれたかわからないような事がありつつも、運がこちらにあったという点で、ちょっと流れが来つつあるのかなと思います

(長野のセカンドゴロを前進守備ながらしっかり前に落として、サードランナーを見ながら打球処理するあたりは、やはりスゴイなと思いましたが)

9連敗すら覚悟していた状況で、まさかの2連勝で最初のカードを勝ち越し決定したわけで、正直なことを言えば「ウヒョォ~~~~!」って浮かれたい自分がいるのですが、その一方で「絶対、この反動が来る!」ってヒヨってしまう悲しい自分もいます(汗)

7回などは、マシソンを先に出して、この後どうするの?まさかまた回跨ぎ?(9連戦なのに)って心配になりましたし、あとをうけた西村がしっかり投げきってくれた時には、歓喜したり・・・・上がったり下がったりの激しい試合でした

(カミネロの時には5点差だったんで、少し余裕でした)

明日は、ついに畠が登板しますね

投げっぷりの良さは私が言わずもがななんですが、正直なことを言えば、巨人と同じく、初物に弱い阪神戦にぶつけても…って思ってたんです。

ただ、地元広島の球場で(家族、親類、友人も多数駆け付けるであろう)デビューを飾らせてあげることで、実力以上の何かが出てくることも期待して!ということであれば、それもまたアリかな?と思ってます

連敗して登板を迎えるとなると、色々と考えることもあるでしょうが、幸いにも思いもかけない連勝の後なので、こちらとしても少しハードルを下げてみることも出来ますし、快投すれば一気に評価もあがりますから、畠にとっては良い意味で追い風になっているかもしれませんね。

追記

牽制死もそうですが、器用な菅野と強肩の小林ということで、広島の足を封じることが出来たのも、今日の勝利に地味に貢献してましたね

管理人:みんぐ

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