ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

「ジャイアンツ愛」8/11 巨 3-9 広 → よく引き分けに持ち込んだというべきか?

巨人 2-2 広島 → 対 広島 4勝13敗1分 マツダスタジアム

勝利投手:
セーブ :
敗戦投手:
・投手リレー
巨人:菅野→宮國→アダメス→野上→澤村→池田 捕手:小林→宇佐見→大城
広島:大瀬良→フランスア→中崎→今村→一岡→アドゥワ 捕手:磯村→石原
本塁打
巨人:陽7号(九回ソロ)
広島:丸25号(六回ソロ)
TBSチャンネル1 にて観戦 解説:槙原寛己 実況:清水大輔
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マツダスタジアムで行われた広島東洋カープとの18回戦。巨人先発は2年連続となる二桁勝利を目指す菅野が登板。しかし、二回に連打で危機を招くと、大瀬良にスクイズを決められ先制を許す苦しい立ち上がり。六回には丸に左越えソロを浴び、点差を広げられた。一方、打線は七回途中まで無安打と相手先発の大瀬良を捉えられなかったが、八回に代打・大城の適時二塁打で1点を返すと、九回二死に陽が相手守護神の中崎から起死回生の右越え同点ソロを放ち、2対2で延長戦へと突入する。打線は毎回走者を出すも、相手救援陣を攻めきれず。勝ち越し点を奪うことはできず、2対2のままゲームセット、引き分けに終わった
(http://www.giants.jp/G/result/201808111index.html)
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昨夜は見るだけでも疲れた試合だったので、選手も相当疲れたでしょうね。
私もなんかヘロヘロになって、いざ書こうとしたら落ちてしまいました(笑)
まぁ、あのまま書いていたら、大変な量のレポートになっていたので(なんせ観戦メモだけでA4で2ページになってましたから)、一晩寝て、スッキリしてから書くほうが、結果的に良かったかもしれません

ってことで、まずは昨日のゲームをどう評価するか?

9回裏2アウトまで追い込まれ、諦めかけた中での陽岱鋼の同点打で負けを回避出来たことを素直に喜ぶべきか、その後の延長でも得点できそうな形は作れたにも関わらず、あと1点が及ばなかったことを悔やむべきか、それともゲーム終盤以降の広島打線の怖さを身にしみてしっている者として、7回以降を無失点に抑えた中継ぎ陣を褒めてやるべきか・・・

感情の置きどころをどこに持っていって良いのか難しい試合でしたね


そもそもカードが始まる前には、3連勝!と意気込んだものの、初戦を落としたことで、「せめて1勝だけでも」と気持ちが切り替わり、今日のゲームを進めてゆく中で、1勝よりも「まずは1点を!」になって、終盤には「とにかくヒット1本!」と目標のハードルがどんどんさがってゆく…(笑)


長野がコンディション不良で抜け、もはや開幕当初のベンチ入りメンバーとはガラっと変わってしまったチームなので、戦い方も変えてゆかざるを得ないけれど、でもまぁ結局はマギー、岡本の前にランナーを置いて、打てれば勝ち、ダメなら負けという意味では余り変わらないか?坂本がいないことで、下位打線から繋いでもクリーンアップまでは回らない形になってしまったので、得点力も得点パターンも随分と減ってしまったのは否めない


先発の菅野は、槇原氏はこの3戦の中では最も良かったと言ってましたね、それはまぁ確かにそうなんだけど、それでも序盤はヒヤヒヤの連続で、今日もダメか?ってのを匂わせる立ち上がりでした。慎重で視野の広いはずの菅野があんなにあっさり大瀬良のスクイズを許してしまう時点で、結構いっぱいいっぱいだと思っていたし
(広島相手の場合、ランナー3塁で下位打線の時は、常にスクイズは警戒してないと…やられそうだな?って思った次の瞬間にはやられてた)

それでもストレートの割合を増やしたあたりからは、らしさは出てたと思います。悔やまれるのは丸の一発だけど、あれは半分は丸のスゴさでもある。
初戦の野村謙二郎氏の解説の中で、丸が最初の打席で甘い球を打ち損じた時に、「打ち損じは珍しいですね」なんて言っていたけれど、初打席の甘い球を弾き返せなかったことが解説者に驚きに映るくらい、精度の高いバッティングを続けてるんだってことに衝撃を受けた
(巨人打線なら、見慣れた光景であるだけに(汗))

それだけに、6回の先頭打者の丸には厳しく攻めなきゃいけなかったんだけど、立ち直りかけたところで、ス~っと入ってしまった…
(ま、菅野にはよくあることなのだが)


全体としては例えば、同じ外野フライでの打ち取られ方にしても、巨人の場合は打ち損じで、広島(特に鈴木誠也なんかは)の場合は捉えた打球が野手の正面に行ってしまった・・・みたいな感じで、同じアウトでも何か印象が違う

追い込まれた後の高めのストレートなんかも、マギー、阿部は「自分が決める!」という意識が強すぎて振りに行ったら止まらない感じで、簡単に引っかかって振ってしまうけど、鈴木誠也はしっかりバットが止まる。
(自分が!というより次につなぐ意識が強いからなんだろう)

ランナーが1塁にいる時には、例えば外野手の前に落ちるヒットであっても、常にランナーは3塁にゆくだろうという意識を持って、素早い捕球と送球への準備をしておかないと、簡単に1、3塁を作ろうとする。

こういうところが、チャンスを広げて一気に畳み掛ける広島打線のスゴさ

足を使える野手は巨人の方が少ないけれど、意識だけは常に見習って、全てのプレーに緊張感をもって戦って欲しいなってのが、1戦、2戦を見ての率直な感想だった


12回の宇佐見、中井の送りバントが良かったのか、悪かったのかってのは賛否が分かれそうなところだし、何を言っても結果論になるけれど、まぁ私の個人の意見としては、そのまま打たせてほしかったかな。マルティネスに期待するというよりも、2アウトでもいいから何とか阿部に回したいということで、ダブルプレーを嫌ってのことだったんだろうが(宇佐見の今のバッティングの状態じゃゲッツーの可能性高かったし、それは中井も同じ)、もう後がない状態では、むしろまぐれ当たりを期待するくらい割り切った方が、良い結果が出たかもしれないなって思わないでもない


雰囲気としては連敗濃厚だった内容なので、追いついただけでなく、終盤に強い広島を必死に抑えたという点で、巨人も意地を見せたと思いたいので、今日は今村に踏ん張ってもらって、何とかマツダでの連敗を止めてもらいたいなと…

山本のバッティングが粘っこくなってきたので、マルちゃんは後ろに回して、若手コンビでマギー、岡本に回るような形に今日はしてもらいたいです
(マルちゃんは、ベンチ命令で低めは一切手を出すな!って指示でも出さない限り、今はもう頭の中は変化球に意識を持ってゆかれすぎて、自分のバッティングを見失っちゃってる)

 

管理人:みんぐ
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