ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

「ジャイアンツ愛」9/23 巨 9-5 ヤ → 序盤はどうなるかと思ったけれど、古川良かったですね

巨人 9-5 ヤクルト → 対 ヤクルト 14勝10敗0分 神宮球場

勝利投手:古 川 2試合 1勝 1敗 0S
セーブ :
敗戦投手:梅 野 67試合 1勝 3敗 4S
・投手リレー
巨人:今村→古川→田口→マシソン 捕手:小林→大城
ヤクルト:山田大→五十嵐→近藤→ハフ→梅野→坂本→大下 捕手:松本直
本塁打
巨人: 岡本31号(三回2ラン)、阿部6号(八回ソロ)、大城6号(八回ソロ)
ヤクルト:山田哲35号(三回2ラン)
フジテレビONE にて観戦 解説:真中満 実況:鈴木芳彦
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神宮球場で行われた東京ヤクルトスワローズとの24回戦。巨人は1点を追う五回から登板した2番手・古川が150キロに迫る直球を武器に5奪三振の3イニング完全投球を披露し、味方の援護を待つ。終盤の八回、ヤクルト5番手・梅野から、阿部、大城が二者連続本塁打を放ち、逆転に成功。九回には増田大の適時二塁打や岡本の2点二塁打などでリードを広げ、9対5で勝利した。好救援で終盤の猛攻を呼び込んだ古川が、移籍後初勝利をあげた
(https://www.giants.jp/G/result/201909231index.html)
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先制され、追いつき、追い越し、追いつかれ、追い越され、でも追い越して突き放し…


という上がったり下がったりのゲーム
前半の4回までを終わった時には、今日は何点の取り合いになるんだ?
何時に終わるんだ?
なんて思ったのですが(強風の神宮は何が起こるかわからないし)


ようやく2度目のチャンスをもらった古川がしっかりとゲームを締め、
それに打線が応えて、終盤は締まったゲームで優勝チームらしい攻撃も見せて
勝利を手にしました


まずは今村

CSでの登板の機会をゲットするために、大事な登板だというのは本人もわかっていたことでしょうが、それがプレッシャーになっているのを画面越しでも感じるほど、良い時の今村ではありませんでした。追い風、強風の神宮では必要以上に慎重になるのは当然なのですが、良い時の今村は表情を変えずに飄々と投げていますが、今日の今村はちょっと悪い時の弱気の虫が顔を出すような表情でした


この球場だから、多少の被弾はしょうがないと割り切ればよかったのですが、そこまで思い切りよく投げれてなかった感じです


チーム内のライバルである田口が今シーズンは力強いピッチングスタイルで結果を残している中で、今村にも同じような結果を求めていただけに、個人的にちょっと残念ではありますし、今日の内容を受けてCSでの登板チャンスがあるかどうか、ちょっと微妙にはなってしまいましたが、来季以降、彼の飛躍は絶対に必要になるので、さらにもう一皮むけてくれることを願いつつ、今日に関していえば結果よりも内容を反省して欲しいなと思います


その逆で、同じくチャンスをもらった古川は見事なピッチングでした
こういうタイミングでの抜擢に必要なのは、思い切りだということを証明するかのように、結果を恐れずに攻めていった姿勢と、彼の持ち味である糸を引くようなストレートはとても良かったと思います
ヤクルト打線を相手に3イニングをパーフェクトの四死球0、5奪三振は首脳陣に良い印象を与えたのではないでしょうか?


欲を言えば、もっと早くこのピッチングを披露してくれていれば、チームはもっと楽に優勝出来ていたのかもしれませんが、それでもこうやってプレッシャーのかかる登板で結果を残したことは、CSへのチャンスも手に入れたし、来季へのモチベーションにもなったことでしょう。これでまた、チーム内競争が激化することを考えれば、良いタイミングで良いピッチングをしてくれたなと思いま


(1軍で結果を残し続けると、立場を守りたくなってスタイルが変わってしまうので、願わくば、今日の気持ちを忘れずにいて欲しいなと思います)


打線は中盤にもたついて、ちょっと重くなりかけましたが、その嫌な空気を阿部が払拭してくれました


巨人にとっては消化試合とはいえ、優勝後に失速してはチーム内に不安が走るところを阿部が喝をいれてくれた感じで、そこからまた攻撃モードに切り替わりました


それと、2回の小林の犠牲フライ。優勝を決めたDeNA戦でのライト前タイムリーもそうですが、今日の犠牲フライとなったライトへの打球は、「やればできんじゃん!」というのを2度見せてくれた形になり、あの試合がきっかけとなって、小林の攻撃での意識が変わったのではないかと思わせてくれるバッティングでちょっと嬉しくなりました
(本来、パワーが無いわけではないバッターなので、あぁいう打ち方が出来れば、さらに攻撃面でも力になれるはず)


ま、その後のショートゴロを打っちゃう当りが、小林なんですけどね(笑)

 

大城も6番というポジションなら、落ち着いて結果を出せる感じですし、4回のバッティングは風が味方したとはいえ、バットコントロールの上手さを見せましたし、それが8回のホームランにも繋がりました。山本の3ベース後の3三振はちょっと残念でしたが、それでもボールに食らいつく彼の良さは見れたので良かったと思います

 

そして、岡本がレフトスタンドに放り込むときのドヤ顔はだいぶ見慣れた光景になりつつありますね。
本人にとっても会心の当たりだったのでしょう、カッコ良かったです(笑)
残りが3試合なので100打点にあと7点というのは、ちょっとハードルが高いですが、明日の甲子園は決して苦手な球場ではないですし、残りの2つは東京ドームと、神宮ですからどこかでグランドスラムが出れば、一気に可能性があがりますから、あきらめずに狙って欲しいところです

 

本来休養日でも良い坂本のスタメン出場は、昨日も書いた通り、休日のゲームで子供たちが多く来ているであろうゲームの中、ファンにプレーの姿を見せたいという気持ちもあるでしょうし、ベンチとしても区切りである40号を、可能性のある球場で打たせてあげたいという思いもあっての出場だと思いますが、残念ながら今日は叶いませんでした。
残り3試合の中で、40本は何とか達成して欲しいなと思いますし、出来ればショートとしての最多本塁打の記録にも挑戦してもらいたいのですが、それで身体を壊しては元も子もないので、あくまでも体調と相談しながら、明日の出場は決めてもらいたいところです

 

ということで、悪い面も見えた今日のゲームですが、空中戦になりそうなゲームを制したということで、個人的には満足してます


甲子園に移動しての阪神との最終戦は体力的にもキツいかもしれませんが、その後、2日間の休みがありますので、7連戦の最後の締めを快勝で終わらせて欲しいなと思います

 

追記
今日、中日が勝利していればパ・リーグの争いと共に、セ・リーグのCS争いもめっちゃ面白いと思って見ていたのですが、これで勝負あったという感じでしょうか?残り試合を全勝すればまだわかりませんが、CSの台風の目になりそうだっただけに、野球ファンとしては頑張って盛り上げて欲しいなと思いつつ、9月はやられまくった中日が上がってこないことに、ちょっとホッとしつつの複雑な心境です

 

追記2

阿部の引退のニュースが飛び込んできました

もともと、今シーズンで400号を決めたら引退だろうなって
思っていたけれど
8月以降の活躍を見たら、まだイケる!
って思ったし
出来れば来年は兼任コーチとしてやってほしかたったけれど

阿部がタクトを振るうチームも見てみたいし
ファンとしては複雑な気持ち

とはいえ、ただただ感謝しかないですね
ホントにお疲れさまでした
出来るならポストシーズンで大暴れして有終の美を飾ってもらいたい

 

管理人:みんぐ
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