ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

「ジャイアンツ愛のみんぐ 番外」さぁ、明日から大事な3連戦


ペナント再開までの4日間の間に巨人にも色々ありました・・・


まずはオリンピックの代表の発表があり、巨人からは
菅野、坂本、中川が選ばれました。
代表に選ばれるという事は光栄なことなので、まずは素直に喜びたいところですが
世間では賛否両論(というか否の方が多い?(汗))


まぁ確かに菅野は抹消で再調整だし、坂本は病み上がり、中川も今シーズンは好調と言える状態ではないだけに、世間で言われているように去年の実績やネームバリューで選ばれたと言っても仕方ないところはあります。
稲葉監督は一か月で状態を上げてくれるはずだと言っているが、それは言い換えれば、一か月で状態を上げろとプレッシャーをかけていることにも繋がり、もともとプレミア12のメンバーを中心にと言ってはいたが、今シーズンの状態が余り考慮されていないことは残念。


一方で現在、最多打点の岡本は選ばれなかった


確かに短期決戦での成績や、初対戦での対応力などにおいて疑問視されるところもあるだろうし、何よりも打率の低さが問題になったような気もするが、CSでは強さを見せているし、動くボールへの対応も実は決して悪くない。150km/h以上のストレートの打率も良いので、活躍するのでは?って個人的には思っていたし、何よりもサードの守備力は言うに及ばず、ファースト、レフトも出来ることを考えれば、戦力として期待できると思っていたし、ファンとしては、代表という重荷の中で結果を出す経験をして欲しかったので、残念な気持ちが半分(残りの半分は休めるというメリット)
結果的に、村上か岡本かという選択肢の中で、打率の高さから来る安定感で選ばれなかったのかな?と思う。


阪神から梅野やサトテルが選ばれなかったことに、残念な意見と休めるので良かったという意見の両論があるけれど、個人的にキャッチャーは甲斐がいるから、彼がメインになりつつ、會澤が選ばれたのはベテランが欲しいというところなのかな?攻めの布陣をしくなら、甲斐と森というのもいいのではないかと思ったけど、どうしても稲葉監督は国際大会の経験値やある程度、チームを落ち着かせてくれる存在を重視したようなところもある。


セパ通じて今シーズン、まさに今絶好調な若い選手がサトテルを筆頭に選ばれていないのは、経験不足からくるものだと思うけど、それこそ経験しなきゃ経験不足は補えないので、どうにも守りに入った人選かな?という点で残念なところはある。
ただ、どうしても実績重視にせざるを得ないところも、(我々の伺い知れないところで)あるかとは思うので、あとはもう、選ばれた選手に頑張ってもらうしかないかなと。


という、オリンピックの話の裏で・・・スモークの退団がありました


理由には家族が来日出来ないことによるストレスのようなことが書かれていましたが、個人的には笑顔が余り見えないスモークの性格が今一つ掴めず、チームに馴染めているのか心配しているところがありました。
その原因の一端に日本での生活を子供に経験させたいと思っていたスモークの親心から来る不満があったとするなら、このコロナ禍の影響を感じざるを得ず、不安定な心境の中でそれなりの結果を出していた彼に感謝こそあれ、不満を言うつもりは毛頭ありません。
コロナだったり、ケガだったりで問題の多いチームで、そこにテームズがいきなりの離脱、そして今回のスモークの退団と計算外が多いチーム状況は、お祓いが必要なレベルで次から次へと壁が立ちはだかりますが、だからこそ、俺たちが!と若い選手も含めてチームが一丸となるきっかけになって欲しいと思います
普通に考えれば、スモークの退団によって、亀井、ナカジといった左右のベテランに期待がかかるところですが、そこを押しのけるように香月、北村らの若手の目の色が変わることを期待していますし、吉川離脱をチャンスと捉えた湯浅のような選手の台頭に期待したくなります。


外国人が2人いなくなったことで、安易に補強に走るのではなく、若手にとってチャンスが増えるという環境にして欲しい。

 

そして、いよいよ明日から甲子園で阪神との3連戦が始まります


ここ数年は巨人が阪神の前を走り、阪神からすると「直接対決で叩けばまだわからない」という状況を、ことごとく巨人が叩いてきたのが続いていましたが、その時の阪神ファンの心境を今、我々が味わっている状況だと思っています。
戦力が万全なら、鼻息プンプンで乗り込んでゆくところですが、不安要素が大きいため、「絶対にスイープしてやる!」という気持ちになれないのが正直な気持ちでしょう。


本来なら、メルセデス、戸郷、菅野で3つ取りに行くところを、菅野の抹消により高橋優に変更となりました。
戸郷、高橋の勝利数トップを持ってくることからも、この3連戦を取りに行く!という気概は感じますが、梶谷、丸、吉川の離脱に加えて、スモークの退団は大きなマイナス点なので、期待よりも不安の方が大きいのが現実


本当の正念場はこの先にあるといえば聞こえはいいですが、ここで3連敗するようなら、かつてのような奇跡を起こさなければしんどい状況になるため、最低でも勝ち越し、最悪は3連敗という追い詰められた状況にあることは間違いないでしょう。
それは我々ファンが思っている以上に、首脳陣、選手が感じているでしょうから、余りプレッシャーを与えたくはありませんが、過去の実績で阪神戦に相性の良いメルセデスが初戦をどのように戦うかが一番大事になってくるでしょうね。
最低でも勝ち越せば、阪神からするとこのゲーム差でも全然安心できないという気持ちになるでしょうし、初戦を落とせば「今年は優勝できる!」というモチベーションを阪神サイドに与えることにもなりかねません。


チームの空気や勢いというのは大事ですから、「やっぱ巨人怖ぇ~」と僅かでも思ってもらうためには、初戦の戦い方が重要になるので、メルセデスに期待したいのと、阪神戦での打席の内容の良い、若大将がどれだけ暴れてくれるのか

 

そこに期待したいですね

 


管理人:みんぐ
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