ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

「ジャイアンツ愛のみんぐ」6/22 巨 6-1 DeNA → まさに北村が故郷に錦を飾る!久々石川県での勝利!

DeNA 6勝0敗3分 石川県立野球場

勝利投手:サンチェス 11試合 5勝 4敗 0S
セーブ :
敗戦投手:中 川 7試合 0勝 1敗 0S
・投手リレー
巨人:サンチェス→畠→田中豊 捕手:大城→炭谷
DeNA:中川→櫻井→シャッケルフォー→伊勢 捕手:伊藤光→山本
本塁打
巨人:丸6号(三回3ラン)、北村1号(四回3ラン)
DeNA
日テレG+ にて観戦 解説:高橋由伸 実況:山本健太
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
Giants Official Web
(https://www.giants.jp/G/result/202106221index.html)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


両チームともに8安打と安打数は同じながら、3ラン2本というのはまさに効率の良い勝ち方だった。
丸の3ランは復帰後からの好調さを見せてくれて、かなり頼もしい。
以前はヒッチが合わなくて、タイミングが取れていなかったが、今は同じヒッチでもトップから最短距離でバットが出るようになって、ちょっぴり進化している。ミスターと阿部2軍監督のアドバイスの成果なのかはわからないが、打席で慌てる形が見れなくなったので、降り遅れることなくボールに体重を乗せられている。
その証拠が逆方向へのホームランで、復帰前なら差し込まれていただろう打球がスタンドに吸い込まれた。


一方で丸の状態が上がるにつれて、岡本の状態が下がったのが皮肉というか、それだけは勘弁して欲しい。
この日も3三振と全くタイミングが取れていない、阪神との戦いではタイミングが合わないなりに、でも打球方向は決して悪くなかったのだが、外角攻めにあって、逆方向を意識しすぎることで、悩みが膨らんでいる感じ。
坂本の復帰も相まって、阪神を追撃するためにはマルオカサカの3人ともが好調になってくれないと厳しいので、何とか復調してほしい。


そして今日の主役は何といっても故郷で先発出場した北村でしょう。
地元だからということでの温情起用ではなく、ちゃんと結果を出しつつあった中での先発出場だが、今日一番の声援を受けるとプレッシャーになりそうなところ、そこで3ランを含むマルチというのは気持ちの強さをプレーで表現できるという点で、頼もしい。
まぁ、力入りすぎて引っ張り一辺倒になってしまったのは残念だけど、もともと逆方向へも大きいのが打てる選手なので、次の試合以降は落ち着いて打席に立ってくれるでしょう。
吉川が戻ってくるまでは、セカンドはチャレンジ枠なので、結果を出し続けないとチャンスがもらえない厳しいポジションだけど、この試合をきっかけにしばらくは使ってもらえるだろうから、チャンスを逃さないように頑張って欲しい。


先発のサンチェスは初めてのマウンドを少し気にしていたような感じだったが、ストレートが走っていたので、それを軸に上手く緩急を使えていたし、監督の言うようにテンポも良かった。


交流戦から派手な攻撃力で得点を重ねていたDeNAだったので、先に点を取られた時に、ここからズルズル点を取られてしまうかと心配していたけれど、失点後の3回、4回を共に三者凡退で抑えたことで、味方に攻撃のリズムを与え、本人も気持ちよく投げられたのではないだろうか?
投げみないと良いサンチェスなのか、悪いサンチェスなのかわからない不安定な投手だけど、ローテ枠の中では貴重な投手なので、この日のようなピッチングを次も出来るようにコンディションをキープしてもらいたい。


さらにウィーラーが規定打席に到達し、打率ランキング1位に登場した。同時にDeNAのオースティンもランクインし、その差はわずか4厘なので、ここからは日替わりで順位が入れ替わってゆく可能性があるが、ここまで長く調子を維持してくれているのはチームにとって本当にありがたい。
丸と梶谷の復帰によってファーストでの起用が中心になってゆくと思うが、スモークの退団を忘れさせてくれるほどの活躍を今後も期待している。


上位3チームが揃って勝ったことで、順位やゲーム差に変動はないが、チームはこれで3連勝。何とか調子を落とさないよう、連勝出来そうな時はどんどん強気に行ってもらいたい。


そして今日は山口俊の復帰登板。2軍での実戦も無しにいきなりの先発となるので、期待よりも不安の方が大きく、正直サンチェス以上に投げてみないとわからないという状態。
個人的には復帰はう~んという派だけど、投げる以上は応援します。
ただ、出来れば若手に先発のチャンスを与え、もしも5回を投げ切れないようなビハインドをおってしまった時のバックアップ要員としていてくれた方が、育成というのも含めていいのではないかと思っている。
まぁ、今日の登板は1軍で使えるかどうかを見極める、お試しのような登板だと思っているので、ダメそうなら2軍で調整、使えそうなら枠は足りてないので、平内、井納といった本来なら今シーズン活躍してくれなければ困る投手の状態が上がるまでは、ローテの中に組み込んでゆくのだろう。


中川の離脱は痛いし、オリンピックがどうなるのかわからないが、菅野、中川に関しては出来ればオリンピックに出れなくなって、身体を休めながら状態をあげる期間に使えるようになるなら、オリンピック後の本当に大事なゲームに心強いのだが・・・

 


管理人:みんぐ
http://ameblo.jp/ming-maro/