ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

「ジャイアンツ愛のみんぐ」6/23 巨 4-2 DeNA → 4連勝、素晴らしい守備によって勝利をゲット!

DeNA 7勝0敗3分 富山アルペンスタジアム

勝利投手:山 口 1試合 1勝 0敗 0S
セーブ :ビエイラ 27試合 0勝 0敗 4S
敗戦投手:今 永 5試合 1勝 2敗 0S
・投手リレー
巨人:山口→大江→畠→高梨→鍵谷→田中豊→ビエイラ 捕手:小林
DeNA:今永→シャッケルフォー→エスコバー 捕手:山本→戸柱
本塁打
巨人:丸7号(三回2ラン)、丸8号(六回ソロ)
DeNA:柴田1号(一回ソロ)
日テレG+ にて観戦 解説:赤星憲広 実況:安藤翔
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
Giants Official Web
(https://www.giants.jp/G/result/202106231index.html)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


まずは、梅雨に入り、せっかく楽しみにしていた石川と富山の野球ファンの方々が、雨で中止になることなくゲームを見ることが出来て良かった。めったに巨人の選手のプレーを間近で見ることが出来ない、地方の巨人ファンの方が楽しんでいる姿が見れて、嬉しく思ったのが、この2試合の率直な感想です。


ってことで、この試合にも勝利し、阪神戦と合わせて4連勝となった巨人ですが、この試合のポイントはたくさんありました。


メディアでも、中継中にも語られていましたが、同じようなことを私の方からも列挙することになります。


最初に言うべきは、先発の山口俊でしょうか?
2軍での実戦を通り越して、いきなり1軍で投げるというのは本人と原監督が話し合った上での、直訴だったということ。この時期に力になるために呼ばれたのだから、調整期間を設けるくらいなら、1試合でも多く、早く投げたいという思いで、さらにそこで結果を出さなければいけないというプレッシャーをも自分に課していたようですが、その思いから、初回はガチガチでしたね、桑原の当たりも松原のプレーが無ければ、次の柴田の1打は2ランになっていた可能性もあるわけで、よく1点で凌げたなと思います。


極度の緊張もあり、また久々の実戦、さらには結果が欲しいというプレッシャーも相まって、6回を投げ切ることが出来ず降板することになりましたが、周りの助けもあり、最終的には復帰登板を勝利で飾ることが出来ました。個人的には若手の枠を一つ潰すことになってしまうので、出来れば若手のバックアップ要員として控えに回って欲しいのですが、この試合の勝利によって、それはなくなることでしょう。
今シーズンの優勝という点だけを考えれば、戦力として大変貴重ではあるわけで、投げる以上は当然応援はしますが、出来うるなら、それを踏まえても使いたくなる若手の台頭に期待したくなります。


前日2イニングを投げていた畠の連投はちょっと疑問。点差的にも出さざるを得なかったのだとお思いますし、翌日がゲームがないことを考えても、これくらいの連投はして欲しいというベンチの期待はあったと思いますが、ずっと先発調整をしていた中で、過去に経験があるとはいえ、毎日の身体と心の準備はまだ難しいのではないかと思います。この日はマウンドも合わなかったようで、二重に苦しんでいた感じ。
まぁ、こういうのを繰り返すことで、タフになってゆくんでしょうが、次の登板ではうまくコンディショニング出来るように、今日はゆっくり身体を休めてください。


投手陣ではピンチを切り抜けた、大江、ファインプレーに助けられたとはいえ、高梨、そして鍵谷は頑張りました。2度もあった満塁、しかも片方はノーアウト満塁だったわけで、攻撃力に優れるDeNA打線を1失点で凌いだのですから、投手と野手の守備が噛み合った大ピンチを凌いだと思います。

 

こうなると、2点差ながら出せる投手は8回は田中豊ということになるんですが、この日は脱力した感じでうまく投げれてました。あとのビイエラへもそうですが、小林はほぼ真ん中を構え続けてました。コースを気にすることなく、ボールのキレだけを意識して投げたことが結果的に良かったかもしれません。
外角要求の時も、大きく身体を動かすことなく、何となく外寄りで・・・くらいの感じでゆるかったのが良かったのでしょう。
ピンチの場面や1点差だと、またメンタルも変わってくるでしょうけど、二人が無失点で抑えたのは、何気に小林のファインプレーだったでしょう。

 

守備面でさらに言えば、松原の2つのファインプレー、岡本の取ってからの投げるまでの速さ、キャプテンの華麗なプレー他、守備で随分と救いました。中でも松原のプレーは2点くらいの価値がある守備で、どちらもレフトにウィーラーが入っていれば生まれなかったアウトだと思えば、今はレフト松原、ファースト・ウィーラーがガッチリはまっており、梶谷の復帰と合わせ、外野守備という点では12球団でも1~2を争うことが出来るのではないかと思います。


その松原ですが、解説の赤星氏も褒めていたように、打席での粘りが良かったです、ヒットこそ無いものの4打席で4つの四死球は1番としての役割を十分果たしましたし、相手に球数を投げさせる、塁に出てプレッシャーを与えるという点で、素晴らしい打席でした。
赤星氏が裏MVPだと言ってましたが、まさにその言葉にふさわしい働きだったと思います。

 

そして最後に攻撃面で言えば、丸の2本のホームランはお見事でした
左の今永からというのも価値がありますし、前日と合わせて2試合で3本のホームランと稼いだ打点は、これまでのマイナスをかなり解消しつつあるとおもいます。
まだまだこんなもんでは、マイナスを完全解消とはいえませんので、この先も暴れて欲しいところですが、本人にも迷いがなくなり、バットの出がスムースになったことで、打席での落ち着きようも変わってくるでしょうから、ここからさらにペースアップしてもらいたいところです


あとは、懸念の若大将にもようやくマルチが出ました。まだまだもがいている感じで、本来のスイングまではもう一歩という状況だと思いますが、コツコツ打つことで、状態が上向いてくると信じて、待つしかないかもしれません。1打席目のヒットはキャプテンのタイムリーで得点にも絡んでいるので、次の神宮で良い結果に繋がるように期待しましょう。

 

8ゲームまで広がった首位との差も、何とか5ゲームにまで詰めることが出来ました、ここからさらに詰めてゆくのは簡単なことではありませんが、まずは週末のヤクルトとの戦いは首位阪神への挑戦権をかけた戦いになるわけで、現時点でヤクルトはかなりの強敵ですが、こちらも戦力が整いつつあるので、ビジターではありますが、勝ち越せるように頑張って欲しいですね

 


管理人:みんぐ
http://ameblo.jp/ming-maro/