ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

「ジャイアンツ愛のみんぐ」6/25 巨 7-1 ヤクルト → 序盤の大量リードが効いた!CCナイスピッチング

対 ヤクルト 5勝2敗1分 神宮球場

勝利投手:メルセデス 4試合 3勝 1敗 0S
セーブ :
敗戦投手:石 川 5試合 3勝 2敗 0S
・投手リレー
巨人:メルセデス→畠→戸田 捕手:大城→炭谷
ヤクルト:石川→星→吉田喜→大下 捕手:中村→嶋
本塁打
巨人:大城7号(二回2ラン)、岡本和20号(三回3ラン)
ヤクルト:
BSフジ4K にて観戦 解説:斎藤雅樹井端弘和 実況:立本信吾
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Giants Official Web
(https://www.giants.jp/G/result/202106251index.html)
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阪神の試合とザッピングしながらの観戦
両方を見ていると、投手のリズムとか守備ってのが、如何に大事かが良く分かる。西のピッチングも決して悪くないし、今日の結果は明らかに援護が少なかったからだけど、序盤に守備のミスが絡み先制された時点で、攻撃側が焦るのは仕方ないが、西のテンポが悪く、うまく攻撃のリズムがつかめないままズルズルと行ってしまった感じ。


一方のメルセデスは、テンポの良さはもともとの特徴だけど、今日はそれに輪をかけてどんどん投げ込んでいた。インタビューにもあるように、大城としっかり会話も出来ていたようだし、意図のあるボールを理解して、しっかり投げ込んでいた。神宮でのヤクルト打線相手という事で、ある程度の被弾は覚悟の上で攻めていたのだろう。特に村上を三振にとったインコースからの変化球は見事でした。
テンポが良くて守る時間が短ければ、野手も攻撃へのスイッチを切りやすいし、一方の石川は攻撃の時間が短ければ投げ終わったと思ったらすぐにまた・・・という気持ちにもなる。


単純な攻撃力という点では、現時点でヤクルトも巨人も大きな差は無いと思っているが、互いの守備の時間というところが明暗を分けたような気がするし、今日の巨人の勝利と阪神の敗戦でも浮き彫りになったような気がした。


(あと、CC対策なのかもしれないが、2番が青木では無かったのも、個人的にはラッキーだった)


メルセデスは復帰登板後、悪かったのは前回の甲子園だけで、それ以外はしっかり結果を出しているし、今日だって球数を考えれば、最後まで投げさせても良いくらいの出来なので、悪かった時のイメージを除外し、良かった時の根拠だけを頭に刻んでゆけば、この先もゲームを作ってくれると期待したい。このまま行けば、来週は同じ神宮で今度はDeNA打線を相手にするだろうし、その次は甲子園で阪神にリベンジという形になる。


攻撃面では久々に若大将の一発が見れたのは嬉しいことだけど、それ以上にそこで終わらずに、7回にしぶとくタイムリーを打ったのが良かったと思う。ホームラン、打点を争う仲の良い村上の目の前で一発+4打点というのは村上へのプレッシャーにもなったろうし、多少なりともバッティングを狂わせたかな?と勝手に解釈。
若い二人の和製4番が互いに鎬を削る姿は見ていてワクワクする。阪神のサトテルも新人とはいえ、決して年が離れているわけではないし、いずれは阪神の4番サードに収まる可能性もゼロではないので、オリンピックこそ、村上に譲った形になるが、これから先、侍ジャパンの4番サード争いは続いてゆくと思うと、野球ファンとして楽しみで仕方ない。


今日は坂本にこそヒットが出なかったが、その分、岡本が働いたし、丸も岡本の3ランをサポートする形だったので問題なし。あとは、梶谷の状態があがれば攻撃陣としては完全に追撃態勢は整う。その梶谷も守備で良いところを見せ、最終打席でヒットも出た。あとは、これ以上のケガ人が出ないことを祈るのみ・・・かな


継投で言えば、カードの初戦なので、ヘタに終盤にヤクルトに勢いを与えて、明日以降に響かないようにという意図で畠を出したのかもしれないが、さすがにちょっと投げすぎでは?一日空いたとはいえ、DeNA戦で2イニング、今日も1イニング。前回の四球からの嫌なイメージを少しでも早く払拭させたかったのか、本人が志願したのかはわからないが、ブルペンでの練習球も含めると3試合でまぁまぁ投げ込んでいると思う。
もともと病み上がりのシーズンなので、もう少し労わって欲しいなと思うし、今シーズンの残りを中継ぎでゆくのであれば、この先はもっと重要な選手になるので、無理はさせないで欲しい。
(特に今日は点差もあったし)


最終回の戸田は前回に続いて良かったね。変則フォーム気味なところは、ある程度慣れないとタイミングは取りづらいだろうし、何よりも制球が安定しているのがイイ。個人的には先発させれば、ある程度ゲームを作る能力もありそうな気がしているけれど、対戦成績が少ないバッター相手には、あぁいうタイミングの取りづらい投手が途中に入った方が嫌かもしれないので、まずはビハインドや点差の空いたところで結果を残し続けて、いずれは大事な場面で使ってもらえるように成長してくれたらいいと思う。


そのブルペンには中川の左肋骨骨折という残念なニュースが入ってきた。オリンピックの辞退は当然のことだが、前半戦はほぼ絶望。後半戦も早い段階での復帰は望めないだろうから、そこはチームにとって大打撃。
ってか、故障者多すぎ(涙)

 

大江と高梨が今後はフル稼働することになるのだろうが、2軍では今村が結果を出した。もともと、悪い状態ではなく、疲労からか中盤でもたつくことがあったくらいで、そもそもローテを外れるほど悪かったか?と個人的には思っていただけに、中川の穴を埋めてくれるかもしれないという点で、もう一段上の仕上がりを見せて、早く1軍のブルペンに戻ってきて欲しいと思っている。


そして、気になっていた日曜の菅野登板の噂だが、どうやらそれは無くなったようだ。今日の試合に負けて、阪神追撃よりもまずは2位を奪取!という事態になっていれば、ひょっとして無理をさせるということもあったかもしれないが、それだけに今日の勝利は大きかったという事だと思う。
もともと、メルセデス、戸郷、高橋優という左右左のバランスは悪くないし、何より戸郷、高橋優はリーグトップの勝利数を誇る投手なのだから、現時点で週末は「表三枚」と胸を張って言えるローテーション
あえてそれを崩す必要は無いと思っていたので、これでいいと思う。
結果的には2位を奪取し、阪神とのゲーム差も縮めることが出来たので、今日は文句のない勝利となった。


追記
BSフジで中継する時は、4Kで見ているけれど、他の局が4Kとは名ばかりでアップスケーリング放送なのに対して、しっかりリアルに4Kで見やすい。
選手の表情からグラウンド状況、ストライクゾーンの細かい違いまで良く分かる。
次の試合も楽しみだ

 

管理人:みんぐ
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