ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

「ジャイアンツ愛のみんぐ」7/13 巨人 0-13 阪神 → やり返されるにも、ほどがあるよなぁ(涙)

阪神 6勝8敗0分 甲子園球場

勝利投手:西勇 15試合 6勝 6敗 0S
セーブ :
敗戦投手:メルセデス 13試合 5勝 3敗 0S

・投手リレー
巨人:メルセデス→戸根→高木→赤星→鍬原→今村 捕手:大城→岸田
阪神:西勇→ケラー 捕手:坂本→長坂

本塁打
巨人:
阪神

BS朝日 4K にて観戦 解説:真弓明信 実況:山下剛
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Giants Official Web
(https://www.giants.jp/G/result/202207131index.html)
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前日の完封勝ちの勢いをそのまま次へ持ち込めないのが、今シーズンの巨人の弱さ


まさか、13失点というおまけ付きで、完封リレーをやり返されるとは思わなかった。


ちょっとネットを見れば、叩かれまくってますね~まぁ、こういう負け方したんで、ファンもストレスたまってるでしょうし、アンチの方も格好の材料ゲット!ってことで、荒れるのはしょうがないですね。もう慣れっこです(笑)


ゲームを見ている最中は、私も同じような気持ちになることもありましたし、吐き出したい気持ちはたくさんありますけど、それを抑えるためにも、一晩明けて、冷静になって書きたいなと思います。


先発のメルセデスは、どうしちゃったの?ってくらい、ストレートにキレは無いし、変化球は高めに行ってるし、どうにもなりませんでした。
もともと、テンポの良さと、左バッターのインコースをついてからの外スラがパターンですから、インコースに構えてもボールになるか真ん中に入る、外スラを投げれば高めに浮く・・・では、抑える術が無かったように思います。
大城の配球に批判が集中してますが、相手にとって嫌がられる球を投げられなければ、リードのしようもないのでは?と思います。

(だからといって反省点が無いとは言えません)


1回表の西の状態を見た上で、その西相手に初回に3点ですから、阪神ブルペンを考えても、基本的にはこの時点でゲームセットだったのではないかと思います。


そうなると、何とか逆転して勝利するのか、捨てゲームにするのか?ということが頭をよぎりますし、メルセデスに関しても、球数を投げさせないで降板し、次へ詰めるか、負けを認めてある程度の球数を投げさせて、ブルペンの被害を最小限にとどめるのか?という判断も出てくるかと思います。
個人的には、2回の時点でもベンチには迷いはあったように思いますが、それを決定づけたのがさらなる失点と、中田のエラーだったのかと・・・


我慢の限界値を越えたという表現があっているのかどうかわかりませんが、そこでスイッチが入ってしまったんでしょうね。


1回の失点はしょうがない、でも一度、ベンチに戻って、次のイニングには多少なりとも修正の姿が見えるかな?と思っていた中でのことだったというのが大きいのでしょうが、これに関しては、私は正解を見出すことが出来ません。
半ば懲罰交代のようになってしまった中田に関しても、その前のゲッツーの走塁のことも取りざたされていますし、ベンチ内での引き締めの意味もあったのかもしれません、一方で攻撃で貢献できなかった、守備でもやらかした・・・という実績のある選手に対して、その後のプレーで取り返すチャンスを与えなかったという非情判断への肯定、否定の意見もあるでしょう。


守備のやらかしは、中田だけではなく、岡本や中山、メルセデス自身もやってますし、記録に残らないところでは大城だって好き放題走られているところもあるわけで、そういう状態を作ったベンチも含めて、全員が反省すべきで、誰かをどうこうするという問題では無さそうな気がします。


一方で阪神は、地の利を生かし、土のグラウンドであることと、普段からの走塁意識の高さから、相手の僅かなプレーの隙間をぬって思い切った走塁やバッティングをするということが出来ていました。
これもまたホームアドバンテージの一つだとは思いますが、去年あたりから阪神にはそういう隙を見せて、実際、そこを突かれている敗戦も多いわけで、そこは選手というよりベンチの反省でしょうね。


ここまでの中で、攻めきれずに勝てないことが多く、どうしても普段の練習においてもバッティングに割く時間が多くなってしまうこともわかりますし、選手の意識もそうなっているんでしょう。
また、今シーズンは若手の起用や去年までは出場機会の少なかった選手を使っていることもあり、さらには守備に難のある外国人選手の補強も相まって、連携だけでなく基本的な捕球、送球においてもエラーが多いのは数字が示す通り。
それをカバーするだけの攻撃力が発揮できない時は、そういう守りの脆さが相手に付け込む隙を与え、そこからズルズル行ってしまうケースが多く、これは短期間で修復できることでは無いので、先発が崩れた時は終了・・・という形が出来てしまっているのが悲しいところです。

(一方でヤクルトの強さはそれをカバーできる投手陣がいること)


まぁ、愚痴を言いだせばきりがありませんが、今のこの状況をキャプテンはどういう気持ちで見ているのか、阿部や村田、山口など若いコーチは、どうしようと思っているのか、監督がどうこうではなく、選手に近い立場のコーチたちが奮起する局面だと思いますし、そういうまだ経験の浅いコーチたちが、これを乗り越えることで、やがて名指導者だと言われるようになることに繋がりますから、やみくもに批判するのではなく、我々が抱えているストレス以上に現場は必死に頭をひねっているでしょうから、ここからの戦いぶりを見てみたいと思います。


ただ、9連戦の頭を良い形で取った後のゲームだっただけに、見ているのが辛くなる敗戦ではありました。


現地で観戦していた巨人ファンが最後まで応援をしている姿に押されるように、私も目を離さずにチャンネルを変える事なく、最後まで観戦した。
悔しさを虚しさを共有することで、改めて今日、応援したいと思う次第です。


他にも書きたいこといっぱいありますけど、今日のシューメーカーに期待し(伊藤相手はまたしんどいですが)、しっかりと応援しましょう。

 

管理人:みんぐ
http://ameblo.jp/ming-maro/

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