ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

「ジャイアンツ愛のみんぐ」10/6 巨 0-3 ヤクルト → 久々に丸を5番にしたものの…空回り

対 ヤクルト 10勝8敗3分 神宮球場

勝利投手:サイスニード 12試合 5勝 2敗 0S
セーブ :マクガフ 57試合 2勝 2敗 26S
敗戦投手:メルセデス 15試合 7勝 4敗 0S

・投手リレー
巨人:メルセデス田中豊→高木→鍵谷 捕手:大城
ヤクルト:サイスニード→石山→今野→清水→マクガフ 捕手:中村

本塁打
巨人:
ヤクルト:

BSフジ4K にて観戦 解説:野村弘樹 実況:竹下陽平
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Giants Official Web
(https://www.giants.jp/G/result/202110061index.html)
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ヤクルト5三振、巨人12三振
ヤクルト6安打 巨人5安打


安打数はたいして変わらないのに、この三振数の違い、今日に関しては、このあたりが勝敗を分けたのと、野球の試合は流れの戦い、序盤にチャンスを作りながら得点できなかったことが、中盤以降に相手に流れを与え、得点できなかったプレッシャーで後半に連れてどんどん重くなってゆく・・・チームの勢いの差と言ってしまえば簡単だけど、それだけではない、根本的なバッティング技術の差を感じた敗戦だった。


そもそも初回の二盗失敗からの若林のヒットがチグハグとなり、サカオカが共にセンターフライ。これがケチのつけ始めとなり、2回の外野フライ、ボテボテの内野ゴロでもOK、要はバットに当てさえすれば、得点できるかもしれないところで、北村の三振。バッティングが上向いてきたか?って感じで5番に戻した丸が3回のチャンスで当てることが出来ずに三振。


この1~3回のうち、どこかで点が取れていれば、優位に運べていた試合だったにも関わらず、点が取れなかったことで、完全に野球の神様に「お前ら勝つ気がないなら、ヤクルトに流れあげちゃうからね」って、女神にソッポを向かれてしまったように思う。


岡本に久しぶりのヒットが出たのはいいけど、求めてるのはそれじゃないんだよ~ってツッコミたくなったし、5番に復帰した丸も四球だけで、あと全部三振かい!って私より先に、カミさんの方がツッコんでました(笑)


成績が振るわない時のヤクルトのイメージは、打線はスゴいけど、投手がイマイチ、故障者も多く、ヤ戦病院なんて揶揄されることもありましたが、今は打線はさらに上乗せ、投手陣もしっかりしていて、高津監督がブルペン出身のこともあり、投手の立て直し、起用、コーチング全てにおいて完璧でした


マシンガンを我慢するところもそうですし、巨人戦に相性の悪い石山をあえてぶつけて完璧に抑えさせるところなども見事でした(じっくり攻めれば隙もあったのでしょうが、ビハインドなこともあり、完全に巨人打線が翻弄されていた)、今野、清水は球威も制球も良かったし、前日に隙を見せたマクガフもすっかり立ち直りました。
今日に関して言えば、こちらが先制していれば、継投も違っていたでしょうから、先に書いたように、先に点が取れなかったことがすべてと言って良く、完敗です。


中でも、中村、西浦のタイムリーと犠牲フライは決して簡単な球ではなく、メルセデスからしても悪いピッチングではない中でうまく打たれているので、ショックも大きかったでしょうし、これが首位と3位の差だというのを見せつけられてしまった感じ。


4回まででいえば、完全に押していた流れを手放してしまったことが、全てでしょう。


良かった点を挙げるのが難しいですが、メルセデスのあと、山田相手に「田中かよ!」と半ばあきらめていたところで、何とか抑えたところくらいかな?
(なんで首位相手の大事な試合で、勝ちパを出せない?って愚痴ろうかと思ったところ、何とか抑えてくれたので溜飲を下げました)


互いに相手のデータが頭に入っている中で、配球を読んでいるのか、懐が深いのかわかりませんが、一発頼りでボール球をフルスイングする巨人打線と、難しい球でもカットして、最低でも外野フライ・・・と食い下がる西浦のバッティングを見て、バッティングスキルの違いと、状況判断の上手さに差があることを感じたゲーム。


オーダーだけを見れば、決してヤクルト打線に引けをとっていないと思ってはいますが、チームの置かれた状況や戦況によって、ここまで持っている力を出せるかどうかに違いが出るのかと、思い知らされました。


こうなると、打開策は開き直りしか無いと思いますが、それは決してスタンドインだけをイメージして振り回すことではなく、基本に立ち返って、相手の嫌がることをやったり、打席で粘ったり、次に何を配球してくるか頭をフル回転させることだと思います。
ここは軽打でイイ、一発を狙ってもイイ、相手は引っ張らせまいとしてくるから外に張る・・・など、状況に応じた攻撃が出来るかどうか、今はただ来た球をスタンドに運ぼうとしているように見えるので、スコアラーも含めてチームが一丸となって、相手投手を追い詰めるような野球をすることだと思います。


神宮だから一発で流れが変わる!ってイメージで戦っていたのではないかと思わせるような淡泊な攻撃に見えてしまったことが残念でなりません。


って書いてたら、阪神ファンの飲み仲間からLINEが・・・


「こっちが勝っても、そっちが負けたら差が縮まらんやろーが!」って(汗)


返す言葉が無い(涙)


2連勝していれば、さらに混沌とした優勝争いになるところ、かえって勢いを与えてしまったので、諦めないという言葉を口にするのも難しい状況ですが、それでも選手には下を向かずに戦って欲しいですし、まだギブアップしたくないので、意地を見せて欲しいなと思います。


追記
優勝が絶望的になってから、アクセスも減りましたね~(涙)まぁ仕方ないです。
このブログも愚痴が増えましたし(笑)
「あぁ~今日も負けかな?」って思いながら、ゲームセットの瞬間まで奇跡を信じて見続けるのも大変な作業ですが、そういうのを延々と繰り返してきているので、勝ちゲームも、負けゲームもしっかり最後まで見届けて、ここで吐き出すことにしています。
今日は愚痴に突き合わせてしまいまして、すみませんm(__)m

 

管理人:みんぐ
http://ameblo.jp/ming-maro/

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