対 ヤクルト 10勝7敗3分 神宮球場
勝利投手：小 川 20試合 ９勝 ５敗 ０S
セーブ ：マクガフ 56試合 ２勝 ２敗 25S
敗戦投手：高 橋 24試合 11勝 ７敗 ０S
・投手リレー
巨人：高橋→鍵谷→畠→中川→デラロサ 捕手：小林→大城
ヤクルト：小川→今野→清水→マクガフ 捕手：古賀
・本塁打
巨人：
ヤクルト：西浦４号(四回ソロ)、サンタナ14号(四回ソロ)
BSフジ4K にて観戦 解説:谷繁元信 実況：中村光宏
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Giants Official Web
(https://www.giants.jp/G/result/202110051index.html)
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今季、神宮が相性がいいと言っても、それは前半戦も含めての話なので、互いのチーム状況が全く違うから、厳しいことはわかっていた。ヤクルト打線を相手に、トータルで３点しか与えてないのだから、良く踏ん張ったと言えるけど、正直、今の巨人打線は３点以上を楽にとれる打線では無いので、厳しかった。
先発の高橋優は自身の最多勝もかかる大事な試合、今季、巨人で一番勝っている投手なのだから、期待をするのは当然で、１、２回のピンチも何とか踏ん張っていたけれど・・・３回の失点は仕方ないにしても、西浦、サンタナに連発を食らってしまっては・・・
小川がとにかく丁寧に低めをついていたのと逆に、打ってくださいといわんばかりのボールを投げてしまった。
もちろん、頭ではわかってるんだろうけど、やってはいけないところで出てしまうのが、今季の巨人であり、そういう失投を逃さないのがヤクルトなんだと、改めて感じさせられた。
（昨夜は眠れなかったろうなぁ～）
仕方ないと言った３回の得点だけど、坂本のファインプレーでも止められなかった村上のゲッツー阻止のためのヘッドスライディング。あの気迫でヤクルトナインがさらにヒートアップしたと思うし、それが４回のホームランにも繋がったと思うと、やはり４番が必死なプレーで結果を出せば、流れはついてくる。
一方で、ここで一発が出れば！という場面でノーヒットだったこちらの４番。
三振の場面なんて、好調時の岡本なら余裕で見逃せていた外スラに釣られてしまうあたりが、精神的なあせりを感じさせ、結果が出ないことに相当追い込まれてるんだなと、画面を見ていても伝わってくる。
村上とタイトルを争っていることもあり、明確なピンチでは勝負してこないだろうし、甘い球厳禁で徹底的に外をついてくるだろう。失投を一発で仕留められる集中力があれば、外の球もしっかり見極められるんだろうけど、今はバットに当てたい気持ちが強すぎるし、恐らく失投が来てもドンピシャで当てることは難しそう。
キャプテンが攻守で意地を見せてくれてはいるけれど、若大将に元気が出ないことには、打線は活発化しない。
まぁ、初回に若林がすんなり送れなかったというあたりから、既に暗雲はたちこめていたのかもしれないが…
意地で２点を返すところまでゆき、９回もあわや！というところまで追い詰めた格好になったけれど、ウィーラーがピーゴロでゲームセット。
痛いという言葉では足りないくらい、厳しい敗戦となってしまった。
巨人の僅かな望みは、残りのヤクルトの直対６試合を全勝、当然阪神にも全勝。これが最低かつ絶対条件だったので、初戦を落とし、6.5差まで開いた時点で、残りの直対全部勝っても追いつかないことになり、正真正銘の自力Ｖが無くなってしまった。見ている側としては、相当な落ち込みだが、選手は諦めないだろうし、可能性がゼロではない限り、当然は応援はするのだが、それでもヘコんだことは間違いない。
ここから先は、どこまでチーム状態を上げながら抵抗してゆくか？ということになるけれど、「俺たちゃ、全然あきらめてね～ぜ！」という気迫のこもったプレーと結果で、何とかファンのテンションを上げさせて欲しいなと、今日の第２戦、メルセデスのピッチングとサカオカマルのバッティングに期待したいと思います。
追記
阿部２軍監督が作戦参謀として挙がってきて、石井琢朗コーチが育成目的で交代になりました。１軍の雰囲気をそこまで味わっていない阿部に何が出来るか微妙なところですが（テレビでは見てるでしょうけど）、これは来年に向けての布石だということでしょうね。
ミラクルを経験している阿部の助言やアドバイスは確かに有効かと思いますし、石井コーチは調子の落ちている選手を上げるというより、育成に向いていると思うので、悪くないと思うのですが、ちょっと遅かったかなと…
管理人：みんぐ
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