ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

「ジャイアンツ愛のみんぐ」7/8 巨 6-0 DeNA → 浅野、ほろ苦デビューも愛されキャラ全開!

DeNA 7勝5敗0分  東京ドーム

勝利投手:菅野 (2勝2敗0S) 
セーブ :
敗戦投手:ガゼルマン (3勝4敗0S) 

・投手リレー
巨人:菅野→鈴木康→田中千 捕手:大城
DeNAガゼルマン田中健→石川 捕手:山本→戸柱

本塁打
巨人:中田翔 10号(5回裏2ラン) 
DeNA

日テレG+にて観戦 解説:山本浩二 実況:大町怜央
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Giants Official Web
(https://www.giants.jp/game/20230708_8003_1/)
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ファームのデーゲームでウォーカーの2ホーマーを見た後のナイター。


今の巨人は4点以上取れれば、3点以内に抑える投手陣の頑張りはあるので、まずはそこがキーポイントで、先に点を取って相手の勝ちパさえ封じれば、勝利が見えてくる。


初回こそブリンソンの盗塁失敗でチャンスを逃したけれど(これは単独かサインミスかわからないが、個人的にはどんどん走るのは推奨派)、2回、3回と1点で終わらずに2点、2点と積み重ねて5回の中田の2ランで勝負あり。


前日の悔しい敗戦を払拭するだけでなく、チームに勢いがつくような良い勝利だったと思います。


何といっても菅野のピッチングが素晴らしかった、7回104球で四死球ゼロの無失点。
本人はもっと投げたかったかもしれませんが、強力DeNA打線を封じ込めたのだから文句なしと言えるでしょう。
ストレートの球威が衰えていることは本人もわかっているでしょうから、この日はカーブも交えながら緩急でタイミングを外していましたが、それ以上にコントロールミスが少なかったです。いつもならシュート回転しそうなストレートも鳴りを潜め、得意のスライダーも要所でいいところに決まってました。
試合前に「ホームランを恐れずに攻めてゆく」と言ってましたが、その気持ちは感じたものの、それ以上に丁寧に投げることを心がけていた感じ
相手打者の心理を読んで、読みを外すというのは、それなりの経験値があるからこそできることで、このゲームでは今までの引き出しをフル活用して投げていたように見えました。


こういう点差のゲームでは、先発が降板した後を受ける投手の役割が大事で、そこで失点してしまうと翌日のゲームに影響しますから、例え点差があったとしても手を抜かない、かといって勝ちパはつぎ込めないという難しい継投になりますが、鈴木、田中が1イニングずつしっかりと抑え、3人で済ませたという点でも理想的な戦いが出来たのではないかと思います。


とはいえ、このゲームの主役は途中出場の浅野でしたね。


家族もそろって東京ドームに来ていたということだったので、本人も鼻息荒かったでしょう。ゲーム展開的にも相手投手的にも出すには絶好のチャンスだったので、満を持してという形でしたが、何ともほろ苦いデビューとなりました。
本人は打席より守備の方が緊張した、身体が動かなかったとコメントしてましたが、まぁ見ていてもわかります(笑)


去年まで高校生でしたからね、甲子園の大歓声を経験していても、プロの1軍の、ましてや東京ドームという空間での歓声は別物でしょうから、そりゃ当たり前です。


しかもセンターではなく、ファンが陣取るライトの守備に就かせるという原監督の配慮もあってか、背中から受ける声援は、この日に限っては後押しどころかプレッシャーにしかならなかったでしょう(笑)


こういう日に、ガツン!と爽快な当たりを見せれば、鮮烈なデビューになったのでしょうけど、逆に2三振+守備のミスってのも、面白いお披露目になったのではないかと思います。
手も足も出ず、見逃し三振とか、当てに行って内野ゴロみたいなものではなく、しっかりスイングしての三振ですから、今の時点でやれることはやったという風に見えました。
菅野のコメントでも、「この先、すごい選手になった時、デビュー戦で投げていたのは自分だと言えるように」みたいなコメント出ていましたが、恐らく、足を滑らせたシーンは、これから先、浅野が1軍で結果を出せば出すほど、あのシーンは使われるんでしょうね(笑)
(ある意味、”持ってる”と言ってもいいのではないかと)

菅野パイセンからの愛ある いぢり

 

喫煙所で缶ビール片手にタバコを燻らせてても咎められないような風貌ですけど(汗)まだまだ未成年、1軍レベルの試合をベンチという一番近いところから見つめている姿は、野球少年そのもので、初々しさを感じると共に、菅野から愛ある叱咤を受けるなど、選手に愛されるキャラであることもわかります


ここからが本当のプロ野球選手としてのスタートですし、伸びしろしかない選手ですから、あと何回チャンスがあるかわかりませんが、若々しくプレーして欲しいですね。


攻撃面では、ブリ丸ではなく、ブリ梶できました


ブリンソンはじわじわと結果を出してますけど、本当は吉川に引っ張っていってもらいたい。その吉川がマルチ、そして中田もホームランを含むマルチと門脇の2安打も含めて下位打線が躍動すると、こういう点が取れるようになります。

(出来れば2点くらい戸郷に分けてあげて欲しかった!)


秋広、岡本もしっかり安打は出てますし、ようやく底は脱し始めているか?って感じになってきました。

ノーアウト満塁で点が入らないってのが、一番空気を悪くするので、どんな形でも点を取れたという事が素晴らしい。


気が付けば首位との差も10ゲーム以上あったのに、3.5ゲーム


まだまだ近いとは言えない距離ですけど、焦らず、じわじわと詰め寄ってゆきたいところです。
どのチームも決め手に欠けている状態で、一気に飛び出しそうな気配が今のところ無いですから、無理して故障者を出さないように、「気が付けばすぐ後ろにいる」みたい追い上げ方をしたいです。


今日はメンデスと東ですから、正直、厳しいかなぁ~


戸郷が勝利を逃したので、最多勝を争っている東にも勝ちはつけたくないですね、仮にゲームを落としたとしても東に勝利投手の権利を持たせたまま降板させるような形を作らないよう、打線の援護に期待します。
日曜ですから、ブルペンは出し惜しみなしになると思うので、投手チームの「ワンチーム」という言葉通りの展開で勝ってくれることを望みます。

 

追記

早朝から畑岡奈紗のプレーから目が離せない!この難コースで驚異的なムービングサタデー!

 

 

管理人:みんぐ
http://ameblo.jp/ming-maro/

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