ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

「ジャイアンツ愛のみんぐ」9/24 巨人 6-0 DeNA → サカモト祭り!戸郷も27イニング無失点中

対  DeNA  13勝9敗0分 横浜スタジアム

勝利投手:戸郷 (12勝5敗0S) 
セーブ :
敗戦投手:今永 (7勝4敗0S) 

・投手リレー
巨人:戸郷 捕手:大城
DeNA:今永→伊勢→エスコバー→三嶋 捕手:山本→伊藤

本塁打
巨人:坂本 21号(5回表2ラン)、坂本 22号(9回表3ラン) 
DeNA

TBSチャンネル2 にて観戦 解説:工藤公康 実況:初田啓介
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Giants Official Web
(https://www.giants.jp/game/20230924_9001_1/)
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気が付けば、規定打席に達し、サードにコンバートしてからの坂本の成績がエラいことになっている。
打率は .296で2位に浮上、チーム内でのOPSも岡本の.989 に続いて、.907
4月の.197が無ければ、さらに高いレベルで宮崎と首位打者争いをしていた可能性は高い。


去年、色々とゴタゴタがあったこともあり、今季は野球に集中していると勝手に想像しているけれど、アーリーワークにも積極的に参加して、振る力を再び身につけたのは間違いない。
サードへのコンバートで体の負担は減っただろうし、阪神の中野もセカンドへのコンバートでバッティングに集中できるようになったと言っていることからも、影響は大きいのではないかと思う。

(キャプテンを岡本に譲ったことで、自分のことだけを考えればいい時間も増えたと思う)


毎年、100人以上が入ってくるプロ野球、100年続けば単純計算で1万人以上、助っ人外国人、育成も含めればさらに多い歴代の選手の中で、史上49人目の1000打点。
また新たな記録を達成し、現役選手でありながらすでにレジェンドとなっている坂本に、新たな勲章が送られる。


成績では打率以外、現キャプテンの岡本が上回っているので、岡本も存在感は発揮していますが、シーズン最後のここにきての活躍は「さすが元キャプテン」と言わざるを得ませんね。


2試合連続の猛打賞に加え、計5打点のホームランは圧巻でしたけど、個人的には戸郷を救った5-5-3のゲッツーがカッコよかった!慣れないサードの守備で、咄嗟の判断、完璧な送球。その一連の動作が美しすぎて、見とれてしまいました。
本人はまだショートでの出場をあきらめていないようですし、門脇にはライバル心を持っていると言ってましたが、すでにショートでの試合出場では頂点に立っているわけですから、個人的にはサードで3,000本安打、2塁打、猛打賞の記録を塗り替えて欲しい気持ちも強いですし、サードでもゴールデングラブは全然取れるでしょう。


ネット民の中には、数試合岡本が打てないだけで「じゃあ、坂本を4番に!」なんて声が出ていますけど、いえいえそれは違います。
後ろに岡本がいるから、仮に1塁が空いていたとしても坂本と勝負をしなければいけないわけで、今の坂本の好調さには岡本の存在があることは、ちょっと考えればわかること。


そして、それを支えており、坂本がサードでも甘んじて守っているもう一つの原因は門脇の成長でしょう。
このゲームでも、レフト前ヒット、犠打、四球、それだけではなく追い込まれれば粘り強いバッティングで相手のスタミナを奪う。守っては堅実な守備、塁に出てはチーム最多の盗塁など、1年目とは思えない存在感を発揮しているこの選手がいるからこそです。

(これが中山、増田大、北村、他とかだったら坂本はサードコンバートを拒否していたでしょう)


少なくても2~4番は動かす必要が無いので、残り試合もそうですけど、来季に向けてという点でも、残る課題は1番と5番だというのは明らか。
理想は1番吉川、5番中田なわけで、彼らがどういう風に状態を上げてくれるのかが、これからのキーになりますし、6、7番に若手、外国人を日替わりで起用しつつ、8番に大城を持って行っても問題ないチームが作れた時・・・ようやく完成形が見えてくるのではないかと思います。


(あ、丸と梶谷の存在忘れとった(笑))


さて、数字だけ見れば危なげないピッチングだった戸郷ですけど、要所でピンチはあり、そこは自分の力と味方の攻守に救われながら、今季2度目の完封勝利。
いや・・・・9/8は10回を無失点、9/15は8回を無失点なんで、現在3試合で27イニング無失点中なんですよね~9/1のDeNA戦、8/25の阪神戦で炎上して以降は自分のピッチングを見直し、そこからは完璧です。
残念ながら、いずれのタイトルにも遠い結果に終わってしまったので、ここから目指すのは自己ベストの更新とチームの勝利だけということにはなりますが、そもそも世界一というタイトルを経験してのスタートですから、戸郷にとっても長いシーズンであり、様々なことを勉強し、吸収したシーズンになったことでしょう。


思えば、デビューした時に「あのフォームは絶対に故障する」って言われ続けた中で、結果を積み上げ、気が付けば140球を平然と投げる投手になったわけで、当時揶揄していた人に謝ってもらいたいくらいですね。


2ケタを3年続けてエースって言う人もいますから、真のエースになるのは来季ってことになるのでしょうが、野球に向かう姿勢、結果、佇まい、言動すべてにおいて、年齢を感じさせないオーラを出していて、投手キャプテンとして十分以上に貢献していると思います。


ま、ヒーローインタビューで山崎伊の登板まで言っちゃうようなお茶目なところを含めてね(笑)


1つでも負けたら終わりというDeNAとの敵地での3連戦、今日、明日とまだ緊張感のある戦いを見れるのは、初戦を取ったから。


大貫とは今季初対戦となるので、ちょっとやりにくいというか、いい人選してきたなって気がしますし、ここで勝利できても次は東でしょうから、3つ勝つのがどれだけ大変なことなのかは想像に難くないです。
ただ、プレッシャーがかかっているのは、DeNAナインも同じでしょう、3つのうち1つ取れればOKという中で、初戦を落としたのは痛いと思います、ノーアウト満塁で最初のバッターがアウトになると後ろにプレッシャーがかかるのと同じ。
もし、今日勝てれば、東も平常心で投げるのが難しくなるでしょうし、バッターにも目に見えない重りがのしかかるでしょうから、本当の意味で大事なのは今日ですね。


メンデスは本当に安定して投げてくれていますが、最後まで投げることは無いでしょうから、今日のゲームは継投が重要になってくるのは素人にもわかること。
その点でも、戸郷が投げ切ったということが、どれだけチームを助けたのか、そしてブルペンの準備を最小限にする点差をつけてくれた坂本の2本のホームランがいかに大きかったか・・・それを実感させてくれるゲームを見せて欲しいですね。


追記:
女子バレーブラジル戦、本当に惜しかった…っていうか、やっぱりフルセットまで持ち込んでも、地力の差が最後には出ちゃうんだなぁというのを実感。
トルコ戦もそうでしたけど、20点から25点までの何と遠い事か…特に3セット目なんて、セットポイントまで取りながら勝ちきれなかったのを見た時に、「8回に追いつかれ、9回に逆転される巨人を見てるようだ」ってボソっとつぶやいて、カミさんに笑われました(汗)
どのスポーツも最後の最後に勝ち切るってことの難しさを感じましたし、ランキング上位の相手を上回るってのは、あれだけの声援がある状況下でも難しいんだなというのも実感(ブラジルにもプレッシャーになっていただろうに)。
力ではまともに戦えないので、サーブの強化と相手の動きを見てのドロップショット、コートの幅を目いっぱい使っての攻撃に重点を置いていたように見えましたけど、日本バレーって拾って拾って、そこから!ってのも一つの良さなので、かつて佐野選手が完璧なリベロでチームを救ったように、リベロのさらなる成長を期待したいですし、左右は使ってましたけどバックアタックなど前後は上手く使いきれてなかったようなので、さらなるバリエーションを増やす可能性は見出して欲しいですね。
(一時期、バレーボールの研究もしてたんで、持論を言い始めると止まらなくなっちゃいますから、この辺にしときますけど(笑)私の中でのキーワードは「メトロノーム(体内時計)」です)


追記2:
女子ゴルフも岩井お姉ちゃん強かった!セーフティリードでも守りに入らないところは素晴らしいですし、去年は妹、今季はお姉ちゃんと二人が常に切磋琢磨しているのは素晴らしい。
推しの安田選手はどの大会でも「いい日が一日」はあるんですけど、それが続かない…あの華奢な身体で3日間、4日間戦い続けることの難しさはあるんでしょうけど、今シーズンは腰の爆弾を庇うために筋肉をつけてカバーしている感じで、身体つきも変わってきました。最終日、最終組にいたことで最後までプレーが見れたのは良かったです。
残りも少ないですけど、まだ期待してますので、頑張って欲しいですね。


追記3:
次期、侍ジャパンの監督候補に井端氏の名前があがりました。
巨人でのコーチ、代表でのコーチ、U12の監督、大学代表、高校代表での指導などすでに経験はたっぷり。
高橋由伸引退時に、まだ出来たであろう中で自らも現役を退き、由伸政権を支えた男気や、選手としての数々の実績、後輩からの信頼など人望も厚く、知り合いの中日ファンからは「いずれはドラゴンズの監督に!」って熱く語られるほどの人物。
栗山監督の世界一の後だけに、ただただやりづらいという役職ではありますが、多分、文句を言う人はいないでしょうね。
まずは今季のアジアカップと、来年のプレミア12までで、そこまでの結果を見ての判断になるかと思うのですが、個人的には適任だと思います。

(裏方でこそ力を発揮する人!ってイメージもありますけど、だからこそ余計に陣頭に立った時にどういう発言をするのかも注目してます。(解説やプロ野球ニュースではよく聞いてますけどね))
出来れば、今年、世界一を経験したコーチを残しつつ、かつて共に世界を戦った、川上憲伸高橋由伸鳥谷敬、あと赤星、里崎といった投走攻守の若いコーチなどとのハイブリッで、新しい侍ジャパンを作ってくれたら面白いなと思います。
由伸政権を支えた井端氏が、今度は井端監督を支えるなんて、巨人ファンからしたら胸アツですけど(笑)


問題は栗山さんだから引っ張ってこれたメジャーリーガーを井端監督がどうやって口説けるか?かな
でも、全力で応援しますし、楽しみしかないです。
(白井ヘッドはアドバイザーとして絶対に残して欲しい)


管理人:みんぐ
http://ameblo.jp/ming-maro/

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