勝利投手：大貫 (4勝4敗0S)
セーブ ：森原 (2勝1敗17S)
敗戦投手：メンデス (5勝5敗0S)
・投手リレー
巨人：メンデス→船迫→菊地→バルドナード 捕手：大城→岸田
DeNA：大貫→伊勢→エスコバー→ウェンデルケン→森原 捕手：伊藤
TBSチャンネル2 にて観戦 解説：佐々木主浩 実況：清原正博
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Giants Official Web
(https://www.giants.jp/game/20230925_9001_1/)
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まず、今季初対戦となる大貫を持ってきた三浦監督が良かった。
若手にとっては初対戦になりますし、ある程度のデータはあったでしょうけど、どうしても最初は様子見になってしまうから、重い立ち上がりになる。
デーブが「腹を決めさせることができなかったのは俺の責任」とコメントしてたけど、まぁその通りですね。ある程度のデータは選手に提供していたでしょうけど、基本的に攻略は個々の選手任せ。最初のひと回りを見ただけで、この日の大貫のフォークの制球が完璧だったのはわかる。しかも、振っても当たらないレベルでキレも良かった。
それが気になって、カーブにも手を出すし、ストレートには差し込まれちゃうわけで、腹を決めるってのは、見逃し三振でもＯＫでフォークには手を出さないくらいの極端なことをして、１つでも相手の球種を減らすっていう作業のこと。
あの門脇が３打席連続で空振り三振ってだけでキレのすごさがわかるし、坂本、岡本も二人で３三振なわけで、決断が遅いってのがまずは攻略できなかった大きな敗因。
ま、そういうのが今シーズンは多いので、打ちあぐねているうちに追い詰められて完封負けっていうのを繰り返すシーズンになってしまったかと思う。
そしてもう一つの雑なポイントは、先制点を奪われた場面。
得点圏にランナーがいるとはいえ、２アウトでバッターは林、次に大貫だから、仮に歩かせたとしても大貫で打ち取ればイイ、ってくらいの慎重さがあればいきなり初球に真ん中は投げないでしょう。
これがゲーム終盤なら歩かせたら代打が出る可能性もあったけど、２回でそれはない。
１つも落とせないトーナメントのような気持ちで・・・って言うのであれば、先制点だけは「絶対にやっちゃいけない！」って考えて、ベンチが明確に指示を出すなり、大城が「四球でもいいから」ってメンデスに事前に意思を伝えておくべき。
（何も言わなきゃ投手は四球投げたくないから、外に構えてても内に入ってくることもある）
結果論だけど、これが決勝点になったわけだから、先に点を取られても、どこかで追いつけるだろうくらいの甘い見積もりをしていたと思われても仕方なく、非難の的になってしまうのはしょうがないかと思う。
結局、終盤で焦って、重信、増田を代走に出すなどしたけれど、選手交代が早かったこともあって、焦ってんなぁ～と思いました。
この日、状態が悪くなかった秋広を下げたことで、岸田がサードゴロ・・・やることがチグハグ。
ノーアウトからランナーを出せたのは、７回と８回、７回はウォーカーが打ちたい気持ちが強すぎてあっという間に追い込まれて三振なんで、もうコメントのしようもない。
８回は長野のいぶし銀のヒットから、門脇のバントはさすが、坂本で点が取れなければ岡本は高確率で歩かされるんで、坂本に託しましたけど・・・本人も悔やむような打ち損じ。案の定カウントが悪くなったところで岡本は歩かされ、残り選手が心もとなくなったため、重信に代打を出すことが出来ずに三振。
(重信ももう少し意地を見せろよ・・・)
結局、相手を困らせるような攻めが出来ず、相手の術中にハマったという点で、思慮の足らない雑なゲームになってしまったかなと・・・
吉川の調子が良ければ、９回の最後のインローへの変化球は、一番飛ぶコースでしたけど、あれが差し込まれちゃうってところで、吉川のバッティングには迷いがあるなというのがよくわかる。
結果的には、坂本、岡本が抑え込まれてしまったので、勝てないゲームでした。
勝てなければ、せめて負けないゲームには出来たと思うけど、僅かに思慮が足りなかったことが敗因となってしまったかと思います。
まぁ、３連勝なんて簡単に出来るとは思ってませんでしたけど、完敗という展開では無かっただけに悔しかったですね。
せめて今日の東をいぢめて、山崎伊に勝利をつけるようなゲームにしてくれることを期待したいと思います。
管理人：みんぐ
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