ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

「ジャイアンツ愛のみんぐ」9/26 巨人 0-1 DeNA → 打のチームが打てなきゃ勝てないよなぁ~副キャプテンしっかりしてくれ!

対  DeNA  13勝11敗0分 横浜スタジアム

勝利投手:東 (16勝2敗0S) 
セーブ :ウェンデルケン (2勝2敗1S) 
敗戦投手:山﨑伊 (9勝5敗0S) 

・投手リレー
巨人:山﨑伊 捕手:大城
DeNA:東→ウェンデルケン 捕手:山本

本塁打
巨人:
DeNA

TBSチャンネル2 にて観戦 解説:槙原寛己 実況:初田啓介
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Giants Official Web
(https://www.giants.jp/game/20230926_9001_1/)
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東にはどのチームも勝ててないから、この勝ち星と勝率を残しているわけですが、巨人との相性的には唯一、土をつけられる可能性があると期待してたんですけど・・・


高橋由伸のコラムでも「チャンスになると急に、結果に対して臆病になっているように見える」と書かれているけれど、少なからずそれはあるかなぁ~と。


初球を打ってミスったら後悔する・・・
甘い球を見逃してしまって追い込まれた・・・・


まぁ、プロに限らず誰でもが考えることですし、別に巨人の選手に限った話ではないのですが、なんか「割り切って打ってないな」ってのは、画面越しでも感じますね。


実際の選手の気持ちなんてわかるわけはありませんし、気持ちが外に漏れてしまうようだと、相手バッテリーに読まれてしまうわけですから、伺い知ることはできませんが、それでも


え?ホントにその球を打とうと思ってた?


っていう光景は、今季何度も見ました。


このゲームで言えば、やはり2回の1アウト満塁での吉川の打席。次が山崎伊ですから、ここで点を取らないといけない場面。相手バッテリー的にも、「1点は仕方ない」って半分は思っていたはず。


犠牲フライでいいと思えるのか足を生かしてゲッツー崩れで1点を取るのかそれとも一気に走者一掃を狙うのか・・・吉川はどんな気持ちで打席に立っていたのでしょう。
相手は当然、内野ゴロゲッツーで終わらせて、次の回は投手からのイニングにしたいでしょう。


ここからは駆け引きになってくるわけですけど、結局は相手のエラーも期待できない空振り三振。せめてバットには当ててくれないと、奇跡もおきません。
前日の最終打席で、好調な時の吉川ならインローの変化球は救い上げてスタンドに運んでいたはずと書きましたけど、相手投手がイイというのはあるにしても、バッティングの状態は悪すぎですし、それならそれで、ベンチが明確に「内野ゴロでいいから低めだけ打て」とか「犠牲フライがいいから高めに目付をしておけ」的な指示があったのかどうか・・・
この日の初打席ですから、そこまでの配球やデータは本人に伝わっているでしょうけど、チームとしてどうしたいのか?っていうのは、ちょっとおざなりになっていたんではないかなと思わざるを得ません。


ランナー大城で満塁なんで、スクイズは無いにしても、それでも素振りだけでも見せることで、バッテリーに多少の迷いは生じるでしょう。


子供を教育する時に「自分にやられて嫌なことは、相手にするな」って教えますけど、こと勝負ごとに関しては、まるっきり逆です


相手がやられて嫌なことを想像して動け!


ですから、今の巨人に足りないのは、配慮もそうですけど、想像力なんじゃないかなと・・・


3回のチャンスは得点圏で歩かされる心配もなく岡本に回り、そこで打てなかったんで、厳しい球でもありませんでしたし、ここはもう岡本の打ち損じってことで、しょうがない。

最終回も1打同点までは持って行きましたけど、秋広、丸の三振で終了。
これまた球威に押されてバットに当たらないのではプレーは動きませんね、せめてファールで逃げて欲しかったですけど、相手の力が上回っていたという事で、力vs力で負けたわけですから完敗です。


先発の山崎伊は素晴らしいピッチングでした。2ケタにリーチがかかってからの直近の6試合は、8/22のヤクルト戦で6回4失点だった以外は、全てQS達成、イニングも8回までというのが2回、100球を超える球数が4回と、しっかりゲームを作るだけではなく、打線の援護があったら戸郷を追い越して、東の勝ち星に肉薄していてもおかしくない結果を残しています。


もちろん、野手たちはその好投に報いようと一生懸命なんでしょうけど、何とか点を取ってくれ!ってベンチで祈るような表情の山崎伊を見ていると、心が詰まらされるものがありますね。


前回の投球時に、「このまま2ケタ到達せずに悔しさをモチベーションに変えるのがいいのか、2ケタ到達してさらに高みを目指すのがいいのか、わからない」的なことを書きましたが、やっぱりファンとしては2ケタ勝って気持ちよくシーズンを終わって欲しいです。
(本人の査定にも影響しますし)
この秋には、恐らく井端新体制になるであろうアジアカップという代表戦がありますが、山崎伊のステップアップのためにも、2ケタ勝てば選出される可能性は残されるわけで、来年のプレミア12,その先の次期WBCで躍動するためにも、良い形でシーズンを終わって欲しい。恐らく次は最終戦のDeNAとの一戦になるのではないかと予想しますが、この悔しさをそのままぶつけて欲しいですね。


ただ、このゲームで1つだけ苦言。プロ野球ニュースで大矢氏も言ってましたけど、大田に打たれた初球の入り。
昨日、今日と大田を見ていると、追い込まれるまではボールだろうがなんでも振ってる傾向が強かったので、有利なカウントを作りたかった気持ちはわかりますけど、前日のメンデスの一球と同様、バッテリーに油断があったと言わざるを得ませんし、そこは山崎伊というよりも大城が「同じ失敗をした」という点で、反省してもらいたいです。


まぁ、今日にもAクラスの可能性がなくなるわけで、もう、そこに関してはどうでもいいかなと。


出来ればファームから若い選手をあげて、残り試合は色々と経験させてあげたいのですが、ファームの方はちょっと厳しい状況とはいえ、優勝の可能性を残している状態なので、ヘタにいじりたくないところあるでしょうか?っていうか、そっちはそっちで緊張感のある戦いをしているので、それも貴重な経験の一つですし。


秋季キャンプの日程とメニュー、メンバーはある程度までは決まってると思いますけど、今季の反省を踏まえて、メニューに関しては見直して欲しいなと思ってます。

 

管理人:みんぐ
http://ameblo.jp/ming-maro/

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