ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

「ジャイアンツ愛のみんぐ」4/6 巨人 4-6 DeNA → まだ我慢の時は続くかなぁ~投打がかみ合いかけたんだけど…

対  DeNA  0勝2敗0分 東京ドーム

勝利投手:上茶谷 (2勝0敗0S) 
セーブ :森原 (0勝0敗2S) 
敗戦投手:井上 (0勝1敗0S) 

・投手リレー
巨人:グリフィン、井上、松井、堀田、船迫 捕手:大城
DeNA:ケイ、上茶谷、ウェンデルケン、森原 捕手:山本

本塁打
巨人:
DeNA

日テレG+ にて観戦 解説:内川聖一 実況:町田浩徳
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Giants Official Web
(https://www.giants.jp/game/20240406_8003_1/)
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最終回、一発が出ればサヨナラの場面でキャプテン


4番が打てなくて負けたんだから、仕方ないし、よく、あそこまでお膳立てをすることが出来たというところは褒めないといけないとは思うが、まだ追い込まれている場面でもなかったので、「え?あの球狙ってたの?」と首を傾げてしまい、後味悪い終わり方になってしまったのは事実。
DeNAベンチは山崎を外していたので、サヨナラとは言わなくても同点に追い込んで、延長にもつれ込みさえすれば、まだわからない展開だっただけに残念でした。


とはいえ、敗因はそこではありませんね


誰もがわかるわかりやすいミス、12球団随一だと思っていた内野の守備に綻びが出て、名手 坂本、門脇にミスが出れば、投手は四球連発で押し出し・・・それが無ければ勝てたとは言いませんが、失点に繋がっているだけに、打てないなら守りで!という野球が出来なかったことが敗戦の原因。


打線でカバーしようにも、今は投打の噛み合わせが悪い状態なので、しばらくは苦しい戦いが続きそうですし、こっちのターンが来るまでは慣らし運転が続きそうな気がします。

先発のグリフィンは阿部監督曰く「球が走ってなかった」と言ってましたが、一方で制球はそこそこだったので、無失点で凌げるとは思ってなかったけど、かといって炎上するほどでは無いなというのが私の見方。
攻撃に舵を切ったことで、代打をだされ4回で降板という形になったけれど、個人的には失点もエラー絡みだし、結果的に萩尾に安打が出て得点に繋がったので、悪い策では無かったという風にも見えるけど、グリフィンをそのまま打席に立たせても良かったのではないかと思っている。


監督の中では、ロングリリーフも出来る井上を早く見たかったというのもあるかもしれなくて、ひょっとすると計算通りだったのかしれないが、結果的には大誤算。


さぁ~井上はどうしましょうかねぇ・・・2軍では文句なしの結果を出して、もう下ではやることはなく、上で結果を残すだけ。でも、2軍で無双しててても、1軍になると結果を出し切れないというのが続いてる感じ。
優しい表情からエゲつない球を投げるのが彼の特徴だけど、メンタルに問題があるのか、慣れの問題なのか、配球の組み立てなのか、とても判断が難しい。


かといって、2軍に戻すような投手でもない、敗戦処理でいいから、東京ドームでのマウンドやそこからの風景、球場の雰囲気に慣れさせることが近道のような気がするので、1度の失敗で諦めるようなことはして欲しくない。
大城のバッティングの状態が上がりつつあるので、そこを代えるのも判断は難しいが、せめてコンビ歴のある岸田にバッテリーごと交代させるという手もあったのではないか?というタラレバは言いたくなる。


それと、犠牲フライで打点はついたし、打球そのものは良くなっている気がする浅野。
彼もまた、1軍で出し続けるのか2軍で実戦を積ませるのか難しい。
ライバルの萩尾、佐々木も安打を放ったので、監督としても誰をスタメン起用するか迷うところ。


先の井上の話ではないが、G球場は屋外、それも土のグラウンドで、東京ドームとは余りにも雰囲気がかけ離れている。
守備に置ける打球感覚も、打席で見るピッチャーとの距離感も全然違うため、昔からずっと思ってきたことだが、2軍で結果を出しても1軍で通用しない選手が多い事の一つに、球場の違いがありすぎるのではないかと思っている。
もちろん、どんな球場でも結果を出すのが一流選手の条件ではあるけれど、経験の浅い、若い選手にとっては、地方球場も含めたすべてに対応するのは簡単なことではない。
(入団間もない選手は、むしろ地方球場の方が肌に合うかもしれないけど)


巨人のホームはあくまでも東京ドームなので、まずはそこで結果を出すことが一番だし、試合数も一番多い。
新たに出来る新球場がどんな風景なのかわからないが、ナイター設備も含めて、可能な限り1軍の風景に近い状態を作り、1軍に呼ばれてもすぐに感覚が馴染むような環境を作ることも球団の仕事ではないかと思う。


外野手争いが激化している中で、スタメンから外れた選手の実戦が少ないのも課題ではあるので、やはり親子ゲームが出来る時は上手く利用して、試合前練習をするくらいなら、G球場で汗を流してから1軍に合流するようなこともドンドンしていいと思う。

 

浅野の打球判断や打球の追い方、処理の仕方はまだまだ高卒2年目ということを差し引いても、安心して任せられる状態には見えないし、守備も打撃も走塁も・・・となれば、彼にとっての宿題はまだまだ多い。元気で明るく、ガムシャラなところはベンチに良いムードをもたらせていると思うが、育成方針が見えないだけに、どうしてゆくのが最も近道なのかは興味ある。岡本がいなくなる可能性を考えれば、秋広、浅野の成長は不可欠だし実は時間もあまり無さそうだし、阿部監督の今後のチーム作りのプランはとても気になる。

(と言っても、目の前のゲームも大事だし、ホント監督って大変)


どちらにしても、中日戦に続いて痛いカード連敗ではあるけど、まだ始まったばかり、膿は早いうちに出し切って、一日も早く勝てる形を作り、こっちのターンに持ってきましょう。


追記:
先日お伝えした『実況解説野球旅 プロ野球88世代の5人が1泊2日の旅に出た!~』による88年組の旅行番組で、梶谷や坂本が「敏郎(宮崎選手)は天才やけんね、すごすぎる」ってベタ褒めしてました。
確かにあのバットコントロールは天性のもの、坂本達同様ベテランの域になってきているにも関わらず衰えを感じさせないプレーは、見ているこっちも年齢を忘れてしまう。
恐れていた通り、佐野も目覚めさせてしまったし、もし、今日負けるようなことがあれば、昨年の阪神並みの相性の悪い球団となってしまう可能性があるので、今日は絶対に勝って欲しい。

 

追記2:

長野の守備は嬉しかったけど、長野に輝いて欲しいところはそこじゃないんだよなぁ~と思いも交錯して、初見の左腕だからベテランの経験に頼ったところもあるんだろうけど、嬉しさと歯がゆさが同居する複雑なスタメンだった。

若々しい長野の姿が見れて嬉しかった半面・・・

 

管理人:みんぐ
http://ameblo.jp/ming-maro/

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