ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

「ジャイアンツ愛のみんぐ」4/18 巨人 1-2 阪神 → 1-0で逃げ切れるなんて事は考えてなかったけど…継投はムズカシイ

対  阪神  2勝3敗1分 甲子園球場

勝利投手:加治屋 (1勝0敗0S) 
セーブ :
敗戦投手:大勢 (0勝1敗4S) 

・投手リレー
巨人:菅野、西舘、バルドナード、大勢 捕手:小林
阪神:西勇、桐敷、島本、加治屋 捕手:梅野

本塁打
巨人: 
阪神

日テレG+にて観戦 解説:赤星憲広能見篤史 実況:平松翔馬
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Giants Official Web
(https://www.giants.jp/game/20240418_26001_1/)
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前日とは逆のスタッツで、巨人の安打5,阪神が10だから、ロースコアゲームとは言え、負けるべくして負けたし、勝ちパをつぎ込んで敗戦したので、しゃ~ない。と、あきらめもつく結果だが、やりようによっては勝てたんじゃないかなぁ~と思う展開だっただけに、後悔というか反省は残る。


前日の試合後に「寝る前に点を取る方法を考える」とコメントした阿部監督。オーダーとしては、西と相性の良いオコエを一番に抜擢し、坂本を休ませて泉口を起用という、変更を加えた。
先発が菅野だから、キャッチャー小林になるのはわかっているので、そこで坂本を休ませてさらに攻撃力を落とすのはどうなの?と試合前に不安がよぎったが・・・


先制のタイムリーは小林だった


ただ、そこまででしたね。
以降は四球はあるものの、安打は出ず、丸が頑張って猛打賞でしたが、それ以外がさっぱり。
懸念材料は岡本でしょうか?こういう僅差のゲームとか打ちあぐねている展開の時は、4番がガツンと決めてくれれば空気も変わるのですが、この3試合は打席での迷いが見れて、全打席でタイミングの取り方に四苦八苦しているような感じ。
それならそれで、三振でもいいから全球フルスイングでもいいんじゃないかと思うのだが、そういう簡単なものではないんでしょう。
このゲームで言えば、4打席中3打席が先頭バッターだったし、そもそも1~3番がノーヒットだったので、チャンスらしいチャンスもなく、逆に「よく1点取れたな」という前半、中盤だったと思う。


ゲーム後に阿部監督は「この3連戦、負けた気はしない」とコメントをしていましたが、半分は確かにその通り、やりようによっては3つとも取れてた可能性もある展開だったので、勝敗は逆になっていた可能性は十分にある。
一方で「ゲーム終盤の阪神の粘り強さ」を感じ、それは見習うべき部分だと思ったと同時に、さすが昨年の覇者だと改めて感じたと思う。


この先も戦いは続いてゆくので、切り替えも大事だが、次なる戦いに向けて、これを糧にしてくれればそれでいい。


結局のところ、前日も書いたように、対阪神の場合はいかにしてチカナカを抑えるか、ってところに集約される。森下の勝負強さは脅威だと思うが、そもそもチカナカを出さなければ問題ないわけで、8回、10回の失点も彼らが絡んでいるからこそ、そこを出さないことに全力を傾けるってのが、攻略の糸口なんだろうと思う。

(逆に巨人は1~3番を完全に抑えられたので、ほぼ何もできなかったに等しい)


でも、戦い方の方向としては間違ってないと思うので、あとは確率を上げて行くだけだし、チーム打率、チーム防御率も決して悪くないから、去年からの変革は見られるだけに、この敗戦くらいでヘコむようなことはしないし、若い選手が多いだけにチームとしても伸びしろしかないわけだから、ここからまた形を作っていけばいいのではないだろうか。


先発の菅野は安打や四球も許しながら、でも、素晴らしい内容でした
小林との息もピッタリで、全盛期のような圧巻の投球というよりも、力の入れどころと抜きどころをキチンと使い分け、まさに大人のピッチングという感じ。
阪神打線がちょっと湿りがちなところを差し引いても)
なんだかんだで奪三振も9個だし、勝ちはつかなかったけれど、本人も十分手ごたえは感じているのではないでしょうか?


3勝目をゲットして、チームに勢いをつけて欲しい希望はありましたが、故障や不調、離脱さえなければ、ローテの柱の一角として十分以上に期待できると思うので、この2年の不振を取り返すべく、これからも週の真ん中にデンと座ってチームを支えて欲しいと思います。
(西との投げ合いも楽しそうで、両投手とも互いに笑みを浮かべてましたね)


一方で、阿部監督は「最初から代えるつもりはなかった」とコメントしてましたが、まだシーズンも始まったばかりで、しかも屋外のナイターですから、代え時に関しては、結果論になりますが、誤ってしまったということになりました。
球数や点差、そこまでの流れを見れば、行けるところまで菅野に託すという選択肢もありましたし、かつてその球を受けていた阿部監督だからこそ、感じるものがあったのでしょうが、さすがに4回り目になれば、相手も慣れてくるだけでなく、序盤と同じパフォーマンスをするのは厳しいですから、個人的には7回終了時点で、西舘、大勢という形をとって欲しかった。
(バルはちょっと連投もあったので)


それだったら、逃げ切れていたか?ってのはタラレバですし、イニング途中での西舘は2回目にも関わらず頑張ったとは思いますが、そもそも最初から任せていれば・・・って愚痴りたくなるのは仕方ないですね。
大勢もちょっと間隔空いたし、今季初の甲子園で、本調子では無さそうでしたが、同点の延長と1点リードの9回ではピッチング内容も変わっていたかもしれません。


ま、その辺は言い訳臭くなっちゃうので拭きにしても、冒頭に書いた通り、予定とは違いながら、勝ちパを出して負けたんですから、阪神の集中力が勝ったという事でいさぎよく白旗を上げたいと思います。


(タラレバ言い出せば、泉口ではなく、坂本だったらあのタイムリーは防げたのか?なんて言いたくなりますけど、菅野も慰めてましたし、本人も悔しかったでしょうし、バッティングでも結果は出なかったものの、内容的には良かったので1本出れば、一気にノリそうな期待感もあります)


負け越しになってしまいましたが、まだ貯金ありますし、カープ3連敗さえしなければ、このヘビー遠征は充分なので、切り替えて行きましょう。
開幕投手の宿命で、戸郷はまた九里との対戦という厳しい一戦になりますが、何とか最初を取って少しホッとしたいところです。


追記:
昼間はファームの中継を見ていましたが、G球場で鍵谷が巨人打線相手に投げている姿は見ていてちょっと複雑・・・

 

管理人:みんぐ
http://ameblo.jp/ming-maro/

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