ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

「ジャイアンツ愛のみんぐ」4/17 巨人 0-2 阪神 → 取れる時に取れないと、こうなるよなぁ・・・

対  阪神  2勝2敗1分 甲子園球場

勝利投手:伊藤将 (2勝1敗0S) 
セーブ :ゲラ (0勝1敗3S) 
敗戦投手:赤星 (0勝1敗0S) 

・投手リレー
巨人:赤星、横川、泉 捕手:岸田、大城
阪神:伊藤将、桐敷、岩崎、ゲラ 捕手:梅野

本塁打
巨人: 
阪神

SkyA にて観戦 解説:福本豊 実況:寺西裕一
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Giants Official Web
(https://www.giants.jp/game/20240417_26001_1/)
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巨人、8安打で三者凡退のイニングは9回だけ、ノーアウト満塁などのチャンスも作りながら無得点。
まぁ、初回のチャンスで新旧キャプテンが凡退し、2回には丸の3塁打で内野は前進せず、内野ゴロで1点はあげますよって守備位置だったにも関わらず三振、続く吉川の場面では一転して前進守備でセカンドゴロ・・・次が投手の赤星だったから、丸も突っ込まざるを得ず、チャンスをフイに。


伊藤の調子がよくなかったので、序盤で結構得点できると思っていたけれど、こういう攻撃をしてしまうと、野球の神様に見放されるわな


以降も次々とチャンスを作りながら、最後の最後で踏ん張られるという繰り返し。


伊藤が粘りの投球をしたとも言えるけど、こちらから見れば、チャンスをことごとく自ら潰したという印象の方が強い。


門脇が自身初の4安打を放つなど、打率ランキング2位に急浮上する活躍を見せながら、点が入らなかったのは、結局、4、5番が打てなかったからってことになる。
チームの敗戦は4番の責任だと常々口にしている岡本だが、伊藤との相性は最悪と言っていいくらい悪い。それでも、フルスイングで威嚇するなど、何とかプレッシャーをかけて欲しかったし、チームももっと足を使う素振りを見せながら、投球の幅を狭めるなどの援護もして欲しかった


どうしても岡本の前にランナーがいると、バッティングに集中させたいとか、盗塁死してチャンスをつぶしたくないとか、リスクが頭に過るけど、むしろ積極的に仕掛けられる方が相手は嫌だと思うし、3回の場面などは2アウトだったこともあるし、仮に盗塁に失敗したとしても次は岡本から始まるわけで、走らせて欲しかったなぁ~って個人的には思う。


(かつての梅ちゃんバズーカも今はそこまででもないしってのもある)


そのへんは、キャッチャー出身の阿部監督だからこそ、バッテリーが嫌がる作戦とか、揺さぶりとか、そういうのをもっと研究して、ホームランの出にくい状況だからこそ、工夫して点を取ることが大事だし、対阪神で言えば、サトテルの守備に不安を持っていると思うから、同じ内野ゴロを打つならセカンドよりもサードゴロを打つような指示(その通りに出来るほど簡単ではないが)だって面白いし、サードへのスクイズしかけて、相手のミスを誘うなんて作戦だってアリ。


悔しい思いをして、責任を感じているのは岡本本人だろうから、切り替えての奮起に期待していると共に、前日のミスもあって坂本も何とかしたいという想いをもってゲームに臨んだと思うけど、ココゾの場面で打てなかったので、彼にもまた挽回を期待したい。
(今は坂本が不調だけど、彼の場合は体調さえ問題なければ、普通に成績は取り戻すからあまり心配はしてない)


どっちにしろ、今の巨人は1~3番が一人でも二人でも出塁し、足でプレッシャーをかけながら、新旧キャプテンが点を入れる
これが王道パターンなので、そういう場面を何度も作って託すしかない。
(下位から流れが作れれば、それが大量得点にも繋がる)


先発の赤星は、掴んだチャンスをものにしたい意気込みでマウンドに上がったと思う。期待通りのピッチングで阪神打線を抑え、安打を許したのは3回だけと、文句ない状態だったにも関わらず、その3回に失点を許してしまった。


打線が波に乗れない阪神だけど、結局、うちがやられる時は、チカナカが絡むんだよなぁ~って思ったし、2アウトとはいえ、彼ら二人が塁に居れば、外野を越えれば確実に2失点となる。
守備のシフトが中継ではわからなかったけど、最悪1点ならしゃーないで、少し後ろ目に守っていたなら、中野のホームインは防げていたかもしれないってのはあるし、岸田も追い込んでいたから、普通に考えれば外角に変化球って考えそうな場面で、裏をかいてインコース要求したのかもしれないが、それが中途半端な高さに行ってしまい、センターまで運ばれた。
打率の低い森下だけど、チャンスの場面には強く、打点はしっかり稼いでいるので、2アウトだからこそ、満塁になっても構わないくらいの気持ちで、逆に打点が少なくて不振にあえいでいる大山と二人セットでアウトが取れればイイって考えで、森下に対して振ってくれたらラッキーというような低めのボール球でも投げさせられていたら・・・


タラレバになるけど、あの場面は色んな意味で、ベンチ、バッテリーに配慮が欠けていたんじゃないかと思えてしまうのが残念。


ポジティブに考えれば、オープン戦不調だった門脇が開幕してから徐々に去年後半の良かった時のバッティングになってきていて、首位打者候補に名乗りを上げてもイイんじゃね?って言えるスイングになってきたことと。
僅差のリードだと使いづらかった横川を登板させられたこと。
その横川も2つの四球は出しながら2イニングをしっかり抑えたし、泉もストレートのキレが良くて、この後、何度か同じピッチングをしてくれるようなら、勝ちパの一角に加えたくなるようなボールのキレだった。


阪神が3連投禁止みたいなことをさせるイメージはないが、岩崎とゲラを連投させたから、今日のゲームで出てこない可能性もあるし、こちらの勝ちパを封印した上で、相手の投手陣を少し疲れさせたのは、これまた小さなポジティブポイント。
去年の反動が・・・って言われて、ちょっと不調に思われた阪神ブルペンだけど、結局、投手力は変わらず強いなというのを再確認したゲームでもあるし、やはり基本に立ち返って、先に点を取り、相手の勝ちパを封じ、終盤に追加点・・・という当たり前のことをしないと勝てないってことを感じました。


阿部監督も「寝る前にどうやって点を取るか考える」って言ってますし、ゲーム全体を通してみれば、圧倒的に押していた巨人が負けたわけで、反省点が多いながら、だからこそ次はどうする?ってのを期待してるんで、今日も僅差のゲームになるだろうから、ココゾの場面でベンチがどう動くのか、そこに注目したいと思います。


先週作った貯金を使い切っても構わない週だと昨日も書いたけど、対阪神もこれで2勝2敗1分の五分ですから、昨年のことを考えれば、この2試合は問題ないです。


今日は菅野 vs 西勇の仲良しコンビの対決になるが、ここまで2戦2勝、防御率 0.00の菅野がどういうピッチングをするのか、これで甲子園でも勝利して3連勝となれば、「今季の菅野は期待できる!」って流れが作れるので、何とか頑張って欲しいなと思います。

 

管理人:みんぐ
http://ameblo.jp/ming-maro/

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