ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

「ジャイアンツ愛のみんぐ」9/21 巨人 5-3 阪神 → 最後に勝てたから良かったけど、不安も多い勝利になった

対  阪神  6勝18敗1分 甲子園球場

勝利投手:赤星 (4勝5敗0S) 
セーブ :中川 (1勝3敗13S) 
敗戦投手:青柳 (8勝5敗0S) 

・投手リレー
巨人:赤星→大勢→中川 捕手:岸田→大城
阪神:青柳→及川→岡留→馬場 捕手:坂本→長坂

本塁打
巨人:大城卓 16号(6回表満塁) 
阪神:ミエセス 5号(9回裏ソロ)、佐藤輝 21号(9回裏2ラン) 

フジテレビTWO にて観戦 解説:福留孝介鳥谷敬 実況:石田一
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Giants Official Web
(https://www.giants.jp/game/20230921_26001_1/)
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青柳対策で左を並べるのは予想がついたけど、1番重信と大城を外すのは、ちょっと予想外でした。
結果的には、大城を一番良いところで出すことが出来、しかも最高の結果で応えたわけですから、ズバリはまったと言えるでしょう。

(これ無かったら負けてましたし)

 


チャンスらしいチャンスは、この回しかなかったので、1点でとどまらず、5点取れたのは大きかったです。東京ドームで2人がお立ち台に立てるなら、赤星と大城の二人のコメントが聞けたはず。


その赤星ですけど、1軍復帰してからのピッチングは本当に素晴らしい。
5点差となったことで、大勢を少しでも楽な場面で投げさせたいというような意向が無ければ、そのまま最後まで投げろと言われれば、投げ切って完封もしくは、完投できたのではないかというくらい。


8回で106球でしたが、四死球0で素晴らしいピッチングでした。課題だったスタミナも8回までストレートの球威は落ちることが無かったのも良かった。
前半の勝てなかったときから比べると、別人になりましたね、中でもサトテルを三振にとったカーブと、高めのストレートは圧巻
スタミナに加えて、メンタル面でも強くなったことをアピールできましたし、自分に自信を持てていることを感じさせるピッチングだったと思います。


出来れば、甲子園で完封勝利と行きたかったところですが・・・


問題は、大勢でしょうか?
前日に登板が無かったことに不満を述べた私でしたが、その真意はともかくとして、このゲームの結果だけを見ると、本調子ではない、もしくは、相手の研究が上回っているというのを実感することになってしまいました。


球速が出ていないわけではないので、フィジカルに問題は無さそうな気はしますが、素人目に見ても投げ急いでいる感は感じますし、前回登板と同じく、あきらかにボールが高い。ミエセスに対しても、なんの躊躇もなくスイングされ、それがスタンドまで飛ばされるわけですから、球速以上に球威も無いのでしょう。
ストレートが高いので、じゃあフォークで!というところを今度はサトテるにスタンドまで運ばれました。大勢の中では、何を投げたら良いのか、自分に対して疑問しか浮かばなかったのかもしれません。


あくまでも私の個人的な印象ですけど、もともとフォームの特性上、シュート回転するのは仕方なくて、むしろそれを武器にしていたのが大勢のピッチング。シュート回転し始めるのがバッターが振るギリギリだから、見極めが難しくて空振りしたり、内野ゴロに打ち取っていたりしたのだけど、今は投げ急いでいるからか、変化が早くてバッターに見切られている感じがします。


昨夜の各サイトのコラムでも、身体の開きが早いとか、バッター目線で調整が必要などと書かれていますが、それはまぁあるかなと。
テレビ中継の背後からの視点ではわかりませんが、バッターに対して脅威になっていないことは確かなのでしょう。


ちょっとした微調整で治るのかもしれませんが、プロのレベルでちょっとってのは、簡単なことではないので、ひょっとするとこちらが想像している以上に時間がかかるかもしれません。
もともと大勢をストッパーに推薦したのは桑田コーチですから、桑田視点で何らかのアドバイスがもらえたらと思いますし、阿部ヘッドや大城などキャッチャーの視点から違和感を感じてもらうとか、バッターボックスに立ってもらって、バッター目線で球道を見てもらうなど、単に投げ込むだけではわからない部分の指摘は必要かもしれません。


まぁ最後にバタバタはありましたが、何とか阪神との最終戦を勝利で終わらせることが出来ました。勝ち方的に「巨人がCSに来たら嫌だな」って思ってもらえるような終わり方は出来ませんでしたが、負けて終了だと余りにも寂しいので、5点差ありながら、何とか逃げ切ったという印象が強いという点では、快勝ではありませんが、負けるよりは良かったかな(汗)


移動日を挟んで、カープと対戦したのち、ハマスタDeNAとの3連戦。ここで1敗でもすると、ほぼ今シーズンは終了となるので、選手も気を引き締めて戦う事でしょうが、個人的には余り気負わずに戦って欲しいなと思います。


追記:
青柳からタイムリーを打った丸の逆方向へのバッティング。あれがシーズン当初から出来ていたら、もっとチームに貢献出来ていたのではないかと思ってます。
(今シーズンは余りにも強引なバッティングや、無駄な空振りが多かった印象)

 

管理人:みんぐ
http://ameblo.jp/ming-maro/

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