ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

「ジャイアンツ愛のみんぐ」4/19 巨人 0-0 広島 → 今はちょっと我慢の時かなぁ~打線の繋がり待ち

対  広島  3勝0敗1分 MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島

勝利投手:
セーブ :
敗戦投手:

・投手リレー
巨人:戸郷、高梨、船迫、西舘、ケラー、横川 捕手:小林、大城
広島:九里、矢崎、島内、栗林、益田、塹江、中﨑、黒原 捕手:坂倉

本塁打
巨人: 
広島:

JSPORTS 1 にて観戦 解説:達川光男中畑清 実況:足立清紀
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Giants Official Web
(https://www.giants.jp/game/20240419_31021_1/)
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杉内コーチもベタ褒めしてましたけど、投手陣は本当に頑張りました
まず、何が素晴らしいかといえば、戸郷が7イニングまで投げ、以降、ワンポイントを使うことなく、一人1イニングをしっかり投げ切り、12回まで無失点。
しかも12イニングで与えた四死球は僅か2個
阿部監督の理想とする、ゾーンでの勝負とテンポ、堅い守備とが連動し、バルドナード、大勢を使わない状況の中で無失点リレーをしたのは素晴らしかった。


中でも西舘はデビュー以来、9試合連続無失点でホールドポイントは断トツの1位


まぁ相手の研究も進んできますし、夏場にかかる前に試練の時は来るでしょうが、ドラフト1位をあえて先発で使わず、デビューイヤーはセットアッパーとして起用することを決めた首脳陣は今の結果に満足していることでしょう。
大勢の1年目も当時の桑田コーチの進言で先発ではなく、ストッパーとしての適性を見出だしたこともありますし、そういう適材適所が今はハマっているかなと。


気が付けば去年最悪だったチーム防御率も今は唯一1点台の 1.76


シーズン最後にはどうなっているかわかりませんが、今は完全に投手力のチームですね。
なかなか援護がない中でも、戸郷、山崎、菅野が安定した結果を見せ、そこに高橋礼が加わり、赤星もローテの座を確実なものにしたいと鼻息荒い。
堀田、井上はまだお試し期間ながら、グリフィン、メンデスが抜けていることを感じさせないほど、ゲームを作れる先発候補は層が厚くなりました
現時点では昨年のような消去法ではなく、誰かがヘバっても誰かがフォロー出来る体制が取れていることもありますし、今週はちょっと苦しい一週間ではありますが、大型連敗はしない空気感は作れているのではないでしょうか?


そうなると、あとは打線だけ


ってことになりますが、阿部監督はこのゲーム、2番に坂本、6番に萩尾という打順で少し変更を加え、少し空気を変えようとしてきました。
結果的に坂本が6打席ノーヒットだったことが響いたような形になり、佐々木や門脇、萩尾の若武者も結果を残せずということになりましたが、主軸が打てないんだから、若い選手に責任を負わせるのはしたくない。


岡本に安打が出たし、小園のファインプレーでさらに1本損をした感じですが、丸が良かった時は四球奪取率が高かったので、このゲームのように冷静にボールを見極められているのは心強い。
(ここ数試合は強引なバッティングも鳴りを潜め、センターから逆方向中心の意識が感じられる)


ビジター6連戦なので、1年目の選手には厳しい結果になるのは仕方ないですが、これを経験することでアジャストしてくるようになれば、今度は投手陣が苦しくなった時に打線が助けられるようなターンも来るでしょう。


確かに一発長打を期待できる選手が少ないなんて声も出ていますが、岡本は別として、坂本、丸、大城はもともと20本くらいは期待できる選手ですし、近年、30本以上打つ打者なんて両リーグ通じても数えるほどしかいないわけですから、巨人の長打力という点では外国人助っ人を入れなくても十分戦えると思っています。


そこに、成長した秋広、浅野あたりが近未来に合流してくればいいですし、当たるか外れるかわからない新外人を連れてきて、伸び盛りの若手の成長機会を阻むくらいなら、個人的にはこのままで行って欲しいです。


もっとも厳しい、甲子園、マツダのビジター6連戦で、まだ勝ちがありませんが、2つの引き分けは充分ですし、仮にこの土日を落としても貯金がなくなるだけ。
(先週末にはそれでもイイと言いましたし)


ヘタに4月に首位を走ったりすると、見えるものも見えなくなることを経験してますから、個人的には目先の一勝に捉われてヘンテコな運用をしたり、当初の方針をブラしたりする方が嫌ですから、「打線もそのうち爆発してくれるでしょ?」くらいに考えて、今は投手たちに助けてもらいながら、大型連敗だけはしないように気を付けてくれればそれでいいです。


ちょっと阪神打線を目覚めさしちゃったかな?ってところと、村上に当たりが出てきたところは気になりますが、逆にどこにもチャンスがある混戦模様になってきて、見ている側としては面白いです
脱落するって球団が出るのは、投手が疲れてきて、その代わりを担える球団が少ないところだと思うので、まず差が付いてくるのがゴールデンウィークが終って、交流戦が始まる前の5月中旬あたりでしょうか?


個人的にはとにかく無理な運用をせず、ファームも含めて、攻守ともに常にバックアップメンバーがしっかり控えている状態を何とかキープしてもらいたいと思います。


戸郷は開幕投手だからエースとの対決が続いて、勝ち星がなかなか積みあがらず、悶々としているかもしれませんが、これもまた貴重な経験。
かつて菅野はこういう経験をしながら沢村賞を取ったんだと、今は実感していることでしょう。これを乗り越えて、最多勝争いをするようになれば、投手としての階段をまた一つ昇ることになりますし、その苦労を経験している先輩がすぐそばにいて助言してくれているでしょう。
1軍、2軍のコーチ、監督にもそれを味わった指導者が多いわけで、気持ちの共有がしやすい環境にもあります。
これからローテが少しずつズレてきて、戸郷のターンも絶対に来るはずなので、変に気にせず、これまで通り、淡々と投げてくれたらいいと思います。


あと、久々にコバズーカが見れたのは嬉しかったですね~投げるクイックはさすがですが、コントロールもドンピシャ、大城も盗塁阻止率は決して悪いキャッチャーではありませんが、このあたりが、(今は)小林を重宝している阿部監督の意向なのでしょうか?

ベンチへのドヤ顔はカッコよかった(笑)


今日は井上と森下の投げ合い


これまたしんどい対決になりそうです。今日は西舘は上がり日なので登板はありませんから、井上をどこまで引っ張って、継投をどうするのか、広島も昨日は投手を8人つぎ込んでますから、森下をどこまで投げさせるのか、継投がカギを握りそうな気がしますが、そもそも井上がゲームを壊しちゃったら意味が無いので、まずは立ち上がりからの序盤に注目をしたいと思います。

 


管理人:みんぐ
http://ameblo.jp/ming-maro/

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