ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

「ジャイアンツ愛のみんぐ」9/1 巨人 3-1 阪神 → 今季の菅野は頼もしすぎるな…何とか最後まで維持して欲しい

阪神  11勝11敗1分 甲子園球場

勝利投手:菅野 (13勝2敗0S) 
セーブ :
敗戦投手:西勇 (6勝5敗0S) 

・投手リレー
巨人:菅野 捕手:小林
阪神:西勇、桐敷、石井 捕手:梅野

本塁打
巨人:
阪神

SkyA にて観戦 解説:真弓明信 実況:寺西裕一
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Giants Official Web
(https://www.giants.jp/game/20240901_26001_1/)
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菅野と西勇と言えば、自主トレを一緒にやった仲で、互いに仲が良く、良い刺激を与えあっている関係だが、チームとしての立場から対戦することは多い。
どちらも譲らず、好ゲームになるのはファンならお馴染みの光景だが、このゲームもまさにそんな感じ


ゲーム前から天候予測があったこともあり、先にどっちが点を取るかに注目していたが、先制点を取ったのは阪神。それも、門脇の守備のミスが絡んでということなので(バウンドが変わったので仕方ないが、そういうのも門脇は対応してきたので残念な気持ちも強い)、序盤から暗雲が立ち込める。


ま、菅野はあぁいう場面でも涼しい顔をするから、そこでしっかりと終わらせたところはさすがだが、見ているこっちは重い空気が流れる


その後、4回に同点で追いつくが、勝つことも大事だけど、負け数で広島に離されたくなかったので(負け数で並ぶなら引き分けが増えるのはむしろ歓迎)、正直なところ、早く5回まで終わらせてゲームを成立させ、コールドになったとしても、負け数が増えないようにして欲しいと願ってた(笑)


そんな中での7回の攻撃


既に雨足も強くなってきていたから、両指揮官はゲームの勝敗もそうだけど、どこで試合が止まるかというのを計算しながらのタクトになったと思う。
先頭の大城が出塁した直後に代走は、もう「この回で決着をつける」という阿部監督の明確な意思を感じたし、9回まではゲームはゆかないという決断だったのだろう。
その上で、グラウンドコンディションが悪くなり、守備に不安がある佐藤のところを徹底的についた戦略が見事にハマった形になった。


相手に僅かでも弱点があれば、そこをつくのは勝負の定石なので間違ってはいないが、しっかり決めた吉川は見事でした。
先制点を取られる要因となった門脇も、結果的にはそれを取り返した形にはなったけれど、スクイズを一発で決めていれば空気はさらによくなったので、阿部監督的にはそこがご不満のようで・・・


ただ、そこで終わらず、小林にもサードを狙わせる徹底ぶりが、このゲームの結果を決めたことになった。


個人的には1点勝ち越した時点で、まずはこのイニングを成立させることが一番大事だったので(過去に痛い目もみているし)とっとと終わらせて、試合を進めて欲しいと思ったのだが、そこから意外に長くなってしまった。


ネットや、とある評論家の発言では、7回を成立させないための岡田監督の時間稼ぎだと辛辣な声も上がっているが、それが全くなかったとは言わないが、裏の攻撃が残っているし、追いつき、追い越すために投手をつぎ込んであそこで食い止めようとしたのだとするなら、采配としては決して間違ってはいない。
ただ、以前にも触れた通り、石井、桐敷の登板数が勝ち負けに関わらず多いことは、他球団ファンとしても気になっていて、チームの立場上、1つも落とせない状況だから仕方ないとは思いつつも、勝ちパのフル稼働をここまで封印してきた巨人とは違う運用に、戸惑いを感じると共に、彼らの疲労度が心配になる。
(来期以降に影響が出ないかどうか)


ギリギリという感じで、審判団が7回裏を続行してくれた中で、安打は打たれても結果的に3人で抑えた菅野はさすが
薄氷の勝利ではありましたが、最多勝争いを2歩くらいリードする13勝を手に入れました。


前日の突然崩れた現エースの戸郷に対して、コンディションが悪い中でもこうやって緩急つけてゲームを作るんだという姿を見せた菅野は非常に頼もしかったです、あれを見た戸郷も「まだまだ菅野さんから学ぶことは多い」と思ったのではないでしょうか?


その相乗効果が残り僅かな試合の中で見れるのであれば、チームはもっと強くなりますし、それこそが阿部監督が菅野に期待している姿だと思うので、ここまで体現してくれていることに感謝しかありません。


広島も勝ちましたので、順位に変動はありませんが、今はそこはどうでもいい。
このゲームも負けていれば、残り試合数を考えた時に、負け数の差は大きな壁になるので、それを増やさず勝ち数を増やせたことを素直に喜びたいですし。
負けていれば、上だけでなく3位も意識しなければいけなくなるところ、とりあえず、一旦は忘れられるという形を作れたことが大きい。


阪神との成績も五分に戻しましたし、残りの対戦も2試合。今月は7連戦もありますが、阪神との対戦は6連戦中の日月なので、スクランブルがかかった今となってはローテは読めませんが、五分で終われば万々(去年のことを考えれば尚のこと)


まだまだ一喜一憂する日々は続きますが、今季は菅野のおかげで、清々しい月曜を過ごせていることが多いので、月初で仕事は忙しいですが、やる気マンマンで過ごさせていただきます。

 

管理人:みんぐ
http://ameblo.jp/ming-maro/
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