対 DeNA 13勝6敗0分 東京ドーム
勝利投手:横川 (2勝1敗0S)
セーブ :
敗戦投手:佐々木 (0勝1敗0S)
・投手リレー
巨人:井上、ケラー、バルドナード、船迫、大勢、高梨、横川 捕手:大城卓
DeNA:石田裕、中川颯、山﨑、伊勢、ウィック、ウェンデルケン、森原、佐々木 捕手:山本
・本塁打
巨人:丸 11号(6回裏ソロ)、オコエ 2号(12回裏ソロ)
DeNA:
日テレG+ にて観戦 解説:村田真一 実況:伊藤大海
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Giants Official Web
(https://www.giants.jp/game/20240907_8003_1/)
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さ~て、どのテンションで書き出すか、めっちゃ迷いました。
9回あのまま追いつけず負けたら、あんだけチャンス潰したらそりゃ負けるって!って愚痴のオンパレードになるし、
延長12回で引き分けたら、まぁ負けなかっただけ良かったな、でも、言いたいことはいっぱいある!ってなったけど・・・
勝ったんだから、喜びのテンションで書き始めましょう!(笑)
いや、ぶっちゃけ、この時期になれば、誰が打とうが、どんな展開だろうが勝てばOKなわけで、途中経過で広島がリードしていることもわかっていたし、負けるのだけはダメだって思っていたので、勝ったことが何よりもうれしいです。
とはいえ、多少の振り返りは必要、先発の井上はオースティンに打たれた(恐らくフォークのすっぽ抜け)球だけが、もったいなかったです。
すっぽ抜けるなら、完全なボールになってくれれば良かったですが、打ちごろのボールになってしまったために捉えられてしまいました。
但し、反省すべきはこの一球だけ、あとは安打は打たれても冷静に対処し、6イニングで被安打4,失点1、死球1、奪三振6と文句のつけようのないピッチング。出来れば6連勝を飾って8勝目を手に入れ、今季2桁勝利の可能性を残しておいて欲しかったですが、勝ち負けつかずで連勝は残っているものの、残り試合を考えると2桁はなかなかハードルが高くなりました。
それでも、後半以降の安定感は評価に値しますし、投げるごとに微妙に修正しながら、成長していることを感じます。
もともと2軍ではもうやることなくて、あとは1軍で経験を積みながら、良いところを伸ばし、悪いところを修正するだけだったので、そういう点では、それがそのまま実行できているかなと。
戸郷、山崎伊に続いてローテの3人目、しかも左腕が存在感を出してくれていることは、今季だけでなく来季以降のチームにとっても大きなことですし、そこに、赤星、横川、堀田・・プラス、まだまだいる候補たちが刺激を受けて、成長してくれれば菅野に頼らないローテが作れるでしょう。
問題は今日も打線でした、大貫から石田に代りましたが、こちらも再三チャンスを作りました。門脇以外は先発野手に安打も出てますし、その門脇も四球で出塁するなど貢献してないわけではありません。
ただ、各バッターの安打が「欲しい時に出なかった」というだけで、どうしてもやり玉に上がるのが、3回と8回の岡本ですね、特に8回は高めのとんでも無いボールを振っちゃって、本人の打ちたい気持ちが空回りしているのがミエミエでした。
監督は度重なるチャンスの場面での浅野に「練習不足」と苦言を呈していましたが、こういう時期のこういう場面を経験させたいということで起用しているわけですから、その苦言を浅野がしっかり噛みしめて、励むしかないでしょう。
負けていたら寝られないほど悔しかったでしょうが、将来のクリーンアップを期待されて使われているわけですから、これから先、こんな経験は嫌というほどすることになるわけで、そこに対する耐性も身につけなければいけませんし、身体、技術だけでなく心の強さを身に着けてゆくのもこれからです。
一発勝負の高校野球と違い、プロはやり返すチャンスが幾度となくあるわけですから
ってことで、ここからは本題
9回2アウト、チャンスではあるが、それを散々生かしきれなかったゲーム展開の中で指名された中山。インコースの難しい球をまるで左の坂本のように腕を畳んでファールにすることなく、フェアグラウンドへ。
その坂本の代走の湯浅は2アウトでしたから、躊躇することなく一気にホームへ帰り、中山は1軍復帰初日の1打席目で殊勲打を打ちました。
中山自身、悔しい思いをこの一打で晴らしたでしょうし、チームも救いました。あとはこれを続けるだけ、阿部監督の嬉しそうな顔も見ていてテンション上がりましたし、ビハインドでも大勢を送り込んだ阿部監督の執念が実った瞬間でもあり、ベンチの空気も変わりました。
以降の延長戦は10回が互いに痺れる展開となり、高梨がピンチを迎えた時には、一瞬諦めかけましたが、牧を迎えて投手交代することなく、阿部監督直々にメッセージを伝え、セカンドゴロに打ち取ったあとの高梨の雄たけびは、見ていたこちらも同時に雄たけびを上げるほど興奮。
10回裏には吉川出た後のオコエの送りバント、岡本の申告敬遠は予想されていたので、フリーで打たせたかったところもありましたが(少なくても内野に転がせば、この二人ならゲッツーな無かっただろうから)、大城に託しつつも三振。
続くイニングは誰に投げさせるのだろうかと思っていたところで、中山と同じく復帰合流初日の横川
いや、見事なピッチングでした。緊迫した展開の中で気負うことなく冷静に投げられていたのは、メンタルアドバイスの上手い桑田2軍監督のおかげでしょうし、1軍経験もあったことによることも大きいでしょうが、リキんで球がうわずることも無く、変化球が抜けることも無く、しっかり丁寧に投げられていました。
そこも評価されての12回のマウンドだと思いますが、役目をキッチリ果たし、4月27日以来の(この時の相手もDeNA)2勝目をゲット。
成長の証を見せてくれたことが、若手ファンとしては嬉しいですし、ここ数年、このブログでも横川への期待の大きさを何度となく語っていたので、嬉しかったです。
最後を決めたオコエにはもう脱帽しかないのですが、スタッツを見れば、対:佐々木千隼は楽天時代を含め、5打数5安打なんですね、2アウトとって少し安心した球だったのかもしれませんが、その相性の良さと打席前の阿部監督の「一発狙ってこい」が見事にマッチした素晴らしいホームランでした。
2連戦のカードで、月曜のゲームがないので、多少無理がきく展開の中、総力戦の延長を制し、DeNAの連勝を食い止め、首位をキープできたのは大きかったです。
これでサヨナラ勝ちは6度目ですか?去年は終盤に弱い巨人でしたが、今季はブルペンが頼もしいこともあって、最後の最後で勝利を手繰り寄せる勝利が増えて、喜ばしい事です。
上位3チームが勝利しましたので、順位に変動はありませんが、それだけに巨人一人負けだと厳しかったというのも大きい。
とはいえ、次のカードがマツダでの広島戦ですから、負けて終わりたくありません。今日の吉野相手には7月に勝利はしてますが、それ以上にこちらのメンデスは投げてみないと全くわからない状態。まず、誰と組ませるのかも気になりますし、良いのか悪いのかも予想がつかない。
それは内海コーチも同じでしょうから、どのタイミングで誰をブルペン待機させるのか、ピッチングコーチが頭を悩ます展開になりそうです。
ま、ある意味、ヒヤヒヤで面白そうではありますが・・・(笑)
追記:
侍ジャパン U18 は昨日、韓国に負けましたが、今日、チャイニーズ・タイペイと決勝を戦います。BS日テレでも放送されますので、見れる方も多いのでは?
大谷の45-45も飛び出し、いよいよ50-50へのカウントダウンも始まりました、まだまだ野球が熱いですね。
管理人:みんぐ
http://ameblo.jp/ming-maro/
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