ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

「ジャイアンツ愛のみんぐ」4/18 巨 2-2 DeNA → 爪を誤ったなぁ~もったいない引き分けだった

DeNA 4勝0敗2分 横浜スタジアム

勝利投手:
セーブ :
敗戦投手:
・投手リレー
巨人:今村→鍵谷→高梨→中川→ビエイラ 捕手:大城→炭谷
DeNA:阪口→平田→砂田→山崎→三嶋 捕手:戸柱
本塁打
巨人:
DeNA:ソト1号(七回ソロ)
TBSチャンネル2 にて観戦 解説:多村仁志 実況:熊崎風斗
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Giants Official Web
(https://www.giants.jp/G/result/202104181index.html)
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チーム防御率が2.36だから、いっちゃえば3点取れなきゃ負けるってことで、今日は2点取られたことよりも3点取れなかったことがこういう結果になってしまったかなと。
そういう点で、3回の松原の2ベースからの坂本、梶谷、岡本のショートゴロ3連発が響いたゲームだったと思う。まあトータル5安打だったので、今日に関しては少ない点を守り抜く野球をするしかなかったし、中川を出したことは間違いではなかったが、彼が打たれて追いつかれたのなら仕方ない。と諦めもつくポジションの選手なので、切り替えてゆくしかないかな。
(むしろ、岡本の方が守備という点で、悔やんでいると思われる)


先発の今村は前回の完封からの登板で、チームも連勝中というプレッシャーのかかるゲームだったが、好調をキープしてナイスピッチング。ソトへの一発が悔やまれるが、さすがにそれを責めるのは可哀そうすぎる。
今日もフォークが良く決まり、四死球1で奪三振7個、被安打もわずか4と先発投手としては完璧と言っていい内容だったと思う。
これで敗戦投手になっていれば浮かばれないが、負けはついていないので、自身の連勝はまだ続くし、チームの連勝も持ち越しってことで、役目を十分に果たしてくれた。投げろと言われれば、まだ投げられたろうが、中継ぎの登板があまりなかったこともあり、勝ちパをつぎ込んでブルペンのリズムも作りたかったチーム事情もあるだろうから、あの場面での交代もやむなし。
悔いは残るだろうが、また新たな自信も手に入れたのではないかと思うと同時に、ベンチからの信頼度もまたひとつ上がったはず。


今は松原が先頭でチームを引っ張る形になっているので、そこに続く坂本、梶谷が機能しないとなかなか点には結びつかないから、今日は阪口のピッチングが素晴らしくて、打ちあぐねてしまったからしょうがないかなと。


好調さで5番に抜擢された香月も四球、死球から始まるゲームになってしまったので、ちょっと活躍の場を失ってしまった感じだったが、4番岡本、5番香月が機能したら・・・と思うと、ゲーム前にワクワクした自分がいたし、ここに岸田が加われば、かつてのU18クリーンアップトリオが実現するのになぁ~と、この先が楽しみになってきた。


8回の岡本の守備は惜しかったけど、その前にはファインプレーをしているし、梶谷も元本拠地だけあって、素晴らしい守備を見せてくれた。全体的には締まったゲームで、見ごたえのある戦いだったと思う。


さて、火曜からは阪神と首位決戦です
今日勝ってれば、2.5ゲーム差で3タテを狙いに行きたくなるところだけど、まぁ普通に考えれば良くて2勝1敗、出来れば1つは勝ってまだ背中が見える位置をキープするというのが現実的なところではないかと思う。
前回アウェーでやられているので、今度はホームでやり返したい気持ちは当然あるが、本当の勝負はまだ先かなと・・・
開幕前、原監督は出来る限り固定メンバーで戦いたいと言っていたけれど、クリーンアップを固定することもままならず、日替わり打線になっている状況を考えても、まだ今シーズンの巨人の完成形には程遠く、チームは連勝中だが、先発投手の頑張りと、相手に助けられた部分もある。


投手が頑張っている間に、もう一段階厚みのある打線を早く作り上げることが、今のテーマかな。
週が明けて、また入れ替えがあるかもしれないが、明日の休みは首脳陣はスコアラーからの情報をもとに、阪神攻略のための作戦を練るだろうから、どういう答えを出すのか今から楽しみにするとしよう。

 

管理人:みんぐ
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「ジャイアンツ愛のみんぐ」4/17 巨 7-2 DeNA → 香月の3ランはお見事でした!からの6連勝

DeNA 4勝0敗1分 横浜スタジアム

勝利投手:戸 郷 4試合 2勝 1敗 0S
セーブ :
敗戦投手:上茶谷 3試合 0勝 2敗 0S
・投手リレー
巨人:戸郷→鍵谷→高梨→高木→田中豊 捕手:大城→炭谷
DeNA:上茶谷→石田→風張 捕手:嶺井→戸柱
本塁打
巨人:香月2号(六回3ラン)、吉川1号(六回ソロ)
DeNA:牧6号(一回ソロ)、戸柱1号(七回ソロ)
TBSチャンネル2 にて観戦 解説:新井貴浩 実況:小笠原亘
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(https://www.giants.jp/G/result/202104171index.html)
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更新が遅くなりましたm(__)m


雨が強くなるという予報だったので、途中で終了することを考えれば、とにかく1点でもリードする展開でゲームを進めたいところ、いきなり、松原、坂本、梶谷の3連打で先取点!
と、ここまでは良かったものの、岡本はライトフライ、亀井がゲッツーと、「1点しか」取れないという状況がむしろ暗雲を立ち込めてしまった感じで、案の定、次の回に牧に同点ホームランを浴びてしまう・・・


上茶谷が尻上がりに調子を上げてゆき、2回以降は点を取れる空気ではなくなると共に雨足が強くなってきたので、これは引き分けでコールドゲームもあるかなぁ~と思っていたのだが、そんな空気を一掃したのは松原でした、今は松原と梶谷が打線を引っ張っているので、松原か始まるイニングというのはちょっと期待してしまいます


ここで一気に6点取って試合を決めるわけですが、その中で注目したいのは梶谷の走塁。
これまでも度々、次の塁を狙うという走塁を見せてきて、本人も開幕前のインタビューで「盗塁ではなく走塁」を意識していると言っていたけれど、それがまさに見れました。
ワイルドピッチで2塁からホームへ帰るには、常に一歩目を踏み出す準備が出来ているという事、3塁へ到達した時点で躊躇なく突っ込める3塁コーチャーとの息もぴったりで、暴投してしまったことと2点取られたというダブルが上茶谷の心が折れてしまった原因かなと思えば、大きな追加点でした。


そして気持ちが切れたところを見逃さず、一発で仕留めた香月のホームランはお見事。状態の良さを感じさせる一発でしたし、2点差ではどうなるかわからなかったところで、ゲームを決めた3ランでした。
続く吉川もナイスバッティング、だんだんスイングにキレが出てきたので、この二人が下位にいるのは相手にとって嫌なイメージを与えていることでしょう。


まぁ、4番と亀様が初回で決めていれば、序盤からもっと楽な展開で行けたと思いますが、相手の隙に付け込む野球が出来ているという点で、投手陣が抜群に良い阪神を相手にする時の戦い方を見せてくれたような気がします。


戸郷は雨でコンディションが悪い中でも、ストレートはキレていたし、フォークもさえていました。四死球4個というのはらしくないピッチングでしたが、一方で奪三振8個は変化球が手元で変化していた証拠で良かったと思います。
大量点が取れたことで、早めに降板させてあげられることができたし、坂本、亀井もお役御免にしてあげることができた。
それを考えても6回の6得点は効きました。


先週がエースと戸郷で落としていただけに、この二人に勝ちがつくと、チームは活気づきます。
今日は自ら連勝スタートのきっかけを作った今村です。


連勝中の登板は逆に自分で途切れさせたくないと、リキんでしまいそうな気がしますが、精神的なコントロールは昨年に比べて出来ている気がするので、そういうプレッシャーのかかる中で、どういうピッチングをするのか、ちょっと注目です。
首位阪神との2.5ゲーム差をさらに0.5ゲームでも縮めることができれば、来週の首位決戦が盛り上がるので、何とか今日も勝利して勢いをもってホームで迎え撃ちたいですね。

 

管理人:みんぐ
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「ジャイアンツ愛のみんぐ」4/16 巨 7-0 DeNA → ローテ投手最後にエースが勝利で、これで全員勝利!


DeNA 3勝0敗1分 横浜スタジアム

勝利投手:菅 野 3試合 1勝 1敗 0S
セーブ :
敗戦投手:坂 本 1試合 0勝 1敗 0S
・投手リレー
巨人:菅野 捕手:大城→炭谷
DeNA:坂本→三上→伊勢→石田→櫻井→砂田 捕手:戸柱→山本
本塁打
巨人:坂本2号(五回ソロ)
DeNA
TBSチャンネル2 にて観戦 解説:槙原寛己 実況:戸崎貴広
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(https://www.giants.jp/G/result/202104161index.html)
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まさかローテ投手の中で、エースが最後に勝利するとは思わなかったけれど、今季初勝利を完璧と言っていい完封勝利するところはさすがでした。
今日はストレートとフォークが冴えわたり、ピンチらしいピンチは7回くらいでしたけど、しっかりとゲッツーで締めるあたりスゴイですし、思ったように投げられている感じ。
9回投げ切ったのに三振が4個と少ないのは、うまく打たせて取れていたからで、だからこそ球数も少なくゆけて、9回になっても150km/hを越えるボールが投げられていて、見ていて不安なところは一つもなかった。唯一最後の四球だけが余計でしたが、それとて制球に困ってというわけでもなく、点差もあったことで落ち着いて投げていた印象。たまたま投げ切ったということではなく、本人も納得しながら根拠のある完封勝利だったと思うので、あとはこれを続けてゆくだけ。


これまで菅野には出来れば6連戦の頭の火曜日に投げて欲しいと言ってましたが、改めて日程を見てみれば、来週以降は4週連続で週末は東京ドームとなるので、まぁ今のままでもいっかな?と考えを改めました。
この先のチームの動向は何とも言えませんが、5/14には東京ドームで阪神戦があるので、今のまま阪神と巨人が走るようなら、そこが前半戦の大きな節目となるでしょうし、交流戦ではソフトバンクと戦うことになるでしょうから、まずはそこで昨年のリベンジをするチャンスが、菅野、戸郷、今村には出てきますから、それを考えれば今の週末ローテは逆に崩さない方がいいかなと・・・
今日、明日あたりは天気が心配になるので、それによってスライドすればローテも変わる可能性もありますが、今村から始まった5連勝で先発に勝ちが付くという、良い流れが作れているので、余り崩したくない感じです


打線に目を向ければ、松原が完全にゾーンに入りましたね、スイングが非常にシャープで良い打球が飛んでいます。まだ、油断すると三振してしまうところはありますが、打席での粘りも出てますし、何よりもスタメン落ちしたくないという気持ちが前面に出ているのは見ていて応援したくなります。
キャプテンは相変わらず好成績をキープ、梶谷もようやく動きが軽くなってきたところで、この試合は若大将にもタイムリーが出て、少しずつ空気感が変わってきた感じ。
まだまだ特大の一発が出るまでは、我々ファンは復活!とは言いたくないところですが、本人は打点にこだわりがあるようですし、何といっても4番の得点というのはチームを元気にしますので、そこはきっかけにして欲しいですね。
この試合はいつも以上にスイングをコンパクトにしている感じで、一発狙いの大振りのようなスイングは鳴りを潜めていたので、恐らくコーチと話をしてテーマをもって打席に立っていたのでしょう
打ち出せば止まらないことも過去にはありましたし、それこそゾーンに入れば月間10本くらい打ってもおかしくないくらいの身体能力はありますから、ここからコツコツチームに貢献しながら爆発する瞬間を待っていることにしましょう。


増田にヒットが出ていれば、先発全員安打となったのが残念ですが、代わって入った吉川も2安打と、期待の若手が少しずつ上向いてきたように思えます。
まぁ、投打に苦しんでいるDeNA相手だったので、相手投手が変わればまた打てないことも出てくるでしょうけど、打てる時に打って、自信をつけて状態をあげることで、全体の雰囲気がよくなり、それがまた選手に力を与えることにもなりますから、このようなゲームを作る事には意味があると思います


もっかの目標阪神も良い勝ち方をして勢いがありますから、まずは離されないようにしっかりと食いついていって、隙を見せた時に一気に追いつき追い越せるように、着々と状態をあげてゆくしかありません。


スモーク、テームズもファームで実戦を経験しながら、覚えなければいけないことを勉強している真っ最中だと思うので、今シーズンの巨人の完成形が出来上がるまで、じっくりと待つことにしましょう。

 

管理人:みんぐ
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「ジャイアンツ愛のみんぐ」4/15 巨 5-1 中日 → 投手陣頑張ってるなぁ~少しずつ投打が噛み合ってきた


対 中日 4勝1敗1分 東京ドーム

勝利投手:高 橋 3試合 3勝 0敗 0S
セーブ :
敗戦投手:福 谷 3試合 0勝 1敗 0S
・投手リレー
巨人:高橋→ビエイラ 捕手:大城→炭谷
中日:福谷→藤嶋→橋本→谷元 捕手:木下拓→石橋
本塁打
巨人:松原2号(一回ソロ)
中日:
日テレG+ にて観戦 解説:村田真一 実況:平川健太郎
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東京ドームで行われた中日ドラゴンズとの6回戦。先発の高橋優貴が8回1失点の好投、松原聖弥も初回先頭打者弾含む2安打3打点の活躍を見せ、5-1で勝利した
(https://www.giants.jp/G/result/202104151index.html)
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直生、プレゲームでも言っていたけれど、この3連戦は先発投手がクオリティスタートではなく、ハイクオリティスタートをしているのが大きい。日曜の今村の完封に続いて、サンチェスが7回1/3、畠が8回1/3、そして高橋優が8回としっかり投げてゲームを作ってくれた。
おかげで、中継ぎの出番があまりなく、ゲームもリードしている展開なので、勝ちパのみをつぎ込み、この試合もデラロサは抜けたものの、点差もあってビエイラは落ち着いて投げることができ、チーム防御率も2.54まで良くなってきた


先発投手が頑張るのはいいけれど、中継ぎの出番がなくてリズムが作れるのか逆に心配になるし、せっかく上がってきた平内が東京ドームデビューするチャンスが無かったのは残念。
この試合くらいは最後、ちょっと投げさせても良かったのでは?と思ってしまうが、隙を見せて次の試合以降の流れを悪くしてもしょうがないか。


高橋優は前日の畠と同じく、絶好調というわけでは無かったけれど、うまく相手のタイミングを外し、低めを意識することで最少失点でしのいだと思う。3連勝してる投手にこういうのもなんだけど、まだ抜群の安定感を見せているとは言い難いというか、どこかで崩れそうなところはあるけれど、課題の四死球も1個だったし、テンポも非常に良かったので、これを続けてゆくことで、高橋優はこれだ!というものが出来上がってゆくのかな?
なんにしても負け知らずの勝ち頭になっているので、来週の阪神戦でどういうピッチングをするのか、そこで真価が問われそうな気はする。
去年までなら中盤で崩れてしまう投手が軒並みQSが出来ているのは、桑田効果なんだろうなと思う。


打線の方は松原が元気
現状では離脱前の丸に比べて、走攻守で貢献している。もちろん、丸が好調ならセンターは任せるべきなんだろうけど、現時点では丸が入る余地が無い。
同様に梶谷もようやく状態が上がり、らしいバッティングが出来るようになった。
坂本の状態が良いことで、1~3番まで活気が出てきたので、やはりあとは若大将か・・・


もうレポートのたびに書いているので、言いたくはないから、来週の首位決戦の前に何とか状態をあげてくれ!と祈るだけかな。


香月も何とか一日一善で頑張っているし、来るべき入れ替えに向けて、若手の目の色が変わっているのは良いことだと思う。岡本の状態が上がってくれば後ろを打つバッターが重要になってくるので、スモーク、テームズがその役を担うのか、好調だったウィーラーがまだ状態を維持してくれているのか、さらにチームが浮上するためには5番を誰が打つのかがキーになりそう。


2位になり、目指すべきチームが見えてきたのはいいけれど、阪神も好調過ぎて今の時点では穴が見当たらない
先発のクオリティスタートという点では、巨人を凌いでいるし、攻撃力も高い。開幕してインコースに苦労していた佐藤輝も僅かな期間で克服して長打を連発している。
こちらも4連勝中ではあるけれど、冷静に見て、まだ勢いは阪神の方があるかな?


逆に言えば、そういう相手に勝ち越すことで、こちらもそれに負けない勢いを手に入れることが出来るわけで、まずは今日からの週末3連戦をエースで勝利から始め、阪神を東京ドームで迎える準備をしたいところです。

 

管理人:みんぐ
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「ジャイアンツ愛のみんぐ」4/14 巨 5-1 中日 → 畠惜しかったなぁ~でも勝利オメ!次回に真価が問われる

対 中日 3勝1敗1分 東京ドーム

勝利投手:畠 2試合 1勝 1敗 0S
セーブ :デラロサ 6試合 0勝 0敗 5S
敗戦投手:勝 野 3試合 1勝 1敗 0S
・投手リレー
巨人:畠→デラロサ 捕手:大城
中日:勝野→鈴木→橋本 捕手:木下拓→石橋
本塁打
巨人:梶谷2号(三回2ラン)
中日:A.マルティネス1号(九回ソロ)
日テレG+ にて観戦 解説:立浪和義 実況:蛯原哲
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京ドームで行われた中日ドラゴンズとの5回戦。畠世周が8回1/3を1失点、梶谷隆幸本塁打など投打がかみ合い5-1で勝利した
(https://www.giants.jp/G/result/202104141index.html)
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交代を命じられ、ベンチに戻った畠がグラブを叩きつけた・・・その後、桑田コーチが駆け寄り柔らかな表情で話しかける。
今日のゲームで一番印象に残った場面だった
宇宙人と言われ、割と飄々としている畠が悔しがったことが意外であり、嬉しかったし、父親のようにねぎらう桑田コーチの姿は絆を一つ大きくすると共に、またひとつ畠が成長するきっかけになるのではないかと思っている。


前回の登板を受けてのピッチング。


初回にいきなりピンチを迎えるが、冷静に切りぬけ、以降7回までノーヒットピッチング。ストレートのキレはあったし変化球の曲がりも打者の手元に近くて、内野ゴロと三振を積み重ねていったのは見事。最後は息切れしたわけではないと思うが、8回のピンチを凌いだことで、ホッとしたのかもしれない。
それでも8回1/3を投げ切ったことは自信に繋がるだろうし、何よりもこの試合で結果を残さなければ、今のこのローテ枠は誰かに取られていただろうから、手放すことなく次に繋げられたという点で、大きな収穫となったことだろう。


ただ、前日のサンチェスもそうだけど、相手が今打撃不振に悩んでいる中日だったということは忘れてはいけない。このままで行けば、明日の高橋優と共に来週はホームで阪神打線を相手に投げることとなると思うが、そこで結果を残して初めて「イケる!」となる事と思う。
今日のピッチングでも、阪神打線なら打ち損じなかったかもと思われる球や、狙われていたかも?と思うようなストレートもあった。その辺はコーチ陣もわかっているだろうから、バッテリー共々修正を加えてゆくことになると思うが、まずは今季初勝利したことを喜びたい。


日曜の今村の完封から、サンチェス、畠と先発投手が長く投げてくれているのはありがたいし、そのあたりは桑田コーチの影響も大きいと思う。去年までの原監督なら8回のピンチを凌いだ時点で、9回は頭から交代していたのではないかと想像する
恐らく、投手の運用、交代に関しては宮本、桑田コーチに完全に任せているのではないかと思う、点差もあって今日はイケるところまで投げさせることで、抑えれば自信に繋がり、交代することになれば課題を手に入れることが出来るという判断だったのだろう。
実際、7、8回でお役御免になっていれば、勝利は手にしたかもしれないが、そこで満足する投手で終わってしまい、「次はもう少し長く投げたい」くらいの課題しか手に入れられなかったと思う。
9回まで投げ、ピンチを作って降板したことで、グラブを叩きつけるほどの悔しさを味わえたことが、より畠の成長に繋がると思えば、良い判断だったのではないだろうか?


一方で打線の方はまだまだ課題が多い。
3回に香月からの連打、畠のバント失敗を挟んで、松原、坂本、梶谷の連続得点は見事だったが、見どころはそこまで。やはり、そこに若大将が続かないとチームに勢いは生まれない


直生でのフリーバッティングを見てると、今日は何本スタンドに放り込むんだ?というくらい好調そうに見えるのだが、いざ実戦
となるとタイミングが取れてない。立浪氏の指摘はまったくもってその通りで、でもそれは石井琢朗コーチも村田コーチも、そして本人も重々わかっているだろうが、いざ打席にたつとなかなか修正出来ないもどかしさを感じていることだろう。
そのうち、どの球にもドンピシャで合うようになると期待しているが、合わせることを意識過ぎて、逆に始動が遅れたり無駄な動きが生まれてるのかもしれない。
来週には新外国人の合流と離脱者の復帰があると思うので、出来れば今週の残り4試合できっかけを掴み、チームの勢いをさらに加速させて欲しいなと思う。


そんな中、松原、立岡、香月、石川といった選手たちは生き残りをかけて必死にプレーしている。中でも今日の松原の粘りは良かった(次の打席の三振さえなければ・・・)。


鈴木、橋本からも得点できないまでもチャンスが作れたらもっと良かったが、今日は勝ったことだし贅沢は言うまい。


明日の高橋優は現在2戦2勝とチームを牽引している状態だが、2度あることは3度あるのか、それとも3度目の正直で捕まってしまうのか、来週に備えるためにも結果もだが、内容にも注目したい。
とりあえず、前2度の登板は7回まで投げているので、次は8回以上、出来れば最後まで投げ切るところを見せてもらえれば、またひとつ成長したことを実感できる。

 

管理人:みんぐ
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「ジャイアンツ愛のみんぐ」4/13 巨 2-1 中日 → サンチェス今季初勝利!新外国人も加わっていよいよ本気モード

対 中日 2勝1敗1分 東京ドーム

勝利投手:サンチェス 3試合 1勝 1敗 0S
セーブ :デラロサ 5試合 0勝 0敗 4S
敗戦投手:大野雄 3試合 0勝 2敗 0S
・投手リレー
巨人:サンチェス→中川→デラロサ 捕手:大城
中日:大野雄→R.マルティネス 捕手:木下拓
本塁打
巨人:廣岡1号(七回ソロ)
中日:
日テレG+ にて観戦 解説:山本昌 実況:町田浩徳
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廣岡の移籍後初本塁打で勝ち越し サンチェスは7回1/3を無安打投球で今季初勝利
(https://www.giants.jp/G/result/202104131index.html)
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今日の直生でスモークとテームズがついに初お目見え
フリーバッティングを見れたのは僅かでしたが、それでも身体の大きさ、パワーのスゴさは一目でわかりました。
特にスモークは高橋由伸氏が言うように、左打席でのスイングが素晴らしい、左の大砲に困っている巨人としては、かなり期待できるパワーヒッターになりそうです。
まだ実戦練習が無いので、どのタイミングで出場させるのか気になるところですが、原監督によると来週の阪神戦あたりとのことですので、今からサインを覚えたり、選手間でコミュニケーション取ったり、日本の変化球に慣れたり、守備の連係とか覚えることが山ほどありますが、いい形でデビューして欲しいですね。


さらには、ウレーニャ、メルセデスも合流。この二人は若いですし、特にメルセデスは昨年10月のクリーニング手術があけての来日ですから、まずはじっくり2軍でということになるでしょう。


となると、問題になるのは外国人枠
投手で言えば、サンチェス、ビエイラ、デラロサ、野手でウィーラー、スモーク、テームズと6人になってしまいますので、誰か一人は落とさなくてはいけない。現状ではスムーク、テームズの良い方を残して一人は2軍で調整ということになると思いますが、メルセデスが思いのほか良くて、先発左腕がもう一枚欲しいとなると、あげたくなります。
ウィーラーが調子悪ければ落とせますが、離脱前までの活躍を見ればチームには欠かせませんし、何より新外国人にとって日本野球に慣れ親しんでいるウィーラーの存在はサポート役としてもいて欲しい
これは嬉しい悩みどころ


一方で外国人の加入は現日本人選手にとって1軍にしがみ付けるかどうかの大きな課題で、上がってきたばかりの湯浅、そして香月にとっては、相当なアピールが必要になりますし、松原だってレギュラーを掴めるかどうかの大事な局面。
さらには、丸、ナカジ、若林が戻ってくればチーム内の枠争いもさらに厳しくなります


チーム全体が活気づくのは良いことですが、数年後のチームのために若手の成長を妨げることがあってもなりません。一方でリーグを制し、改めて日本一を目指すにあたってはパワーの強化も不可欠。
匙加減が難しい選択をここからは迫られてきますね。


ってことで、この試合のレポートを忘れてました(笑)


先発のサンチェスは前回の雨の甲子園からの登板ですから、今日はしっかりと結果を残したいところ。初回、2回と構えているところに投げられなくて、どうなることかと心配していましたが、低めを意識しているのは伝わってきたので、何とか粘って欲しいと思ってましたが、しり上がりに良くなって、気が付いたら 7回1/3でノーヒットでの降板
序盤のバタバタさえなければ、最後まで投げさせてノーヒットを完結させてあげたかったところですが、今回はしょうがない。打たせて取るのが信条のピッチャーですが、奪三振8個は球が走っていた証拠。
何よりも勝利を得たことで、本人もひと安心でしょうから、ここからしっかりとローテを守り、チームに貢献して欲しいですね。


7回を投げ切ってくれたところで、1点差という痺れる場面での中川、デラロサは相変わらずの安定感。
中日のエース相手ですからこういう展開になるのは予想できたので、勝利できたのは大きかったです。


一方で打線は、大野相手ですから厳しいのはわかってましたけど、とにかく初回でしたね。
立ち上がりで制球に苦しんでいた大野から先取点を取ったのはいいですが、イケイケのところでの岡本の三振と大城のゲッツーはいただけません
(本人が一番わかっているでしょうけどね)
岡本はストレートを意識している中で、ちょっと抜け気味のツーシーム(スライダー?)にタイミングが合わず、空振りの三振。せめてあそこは何としてもバットに当てて、ファールで仕切り直しして欲しかったのですが、気持ちの中でタイミングの取り方が早くなってしまっていた感じです。
大城は最悪内野ゴロでもランナーを進めて後ろに・・・という意識はあったのでしょうが、結果は最悪になってしまいました。
初球から積極的にゆくのは悪くありませんが、本当にそれを待ってたの?という球でしたので、相手が苦しんでいただけに、じっくりと行って欲しかったなというところもあって、ちょっと反省ですね。


両先発がしり上がりに良くなっていったので、中盤以降はなかなかチャンスすら作れませんでしたし、2回も今日初先発の慎吾がいきなりの2ベースでチームに元気を与えていただけに、廣岡にはサードゴロではなく、何とか逆方向へのバッティングでチャンスを広げて欲しかった。
ま、その反省もあってか、最後は一振りで決めてチームを勝利に導いてくれたので、文句は言いませんけど(汗)


それにしても、そのホームランは見事でした。バットの先っぽかな?と思えましたが、右足でしっかり押し込んで体全体でボールを運ぶスイングは坂本がライトスタンドへ打つときを彷彿させるものがありました
とにかく力強く引っ張るというイメージもあった選手なので、このホームランのようなバッティングがさらに身についてくれば、率も上がるでしょうし、全イニング出場が難しい坂本を途中でベンチに下げても、大きく攻撃力を下げることなく終盤を戦えるという点で、心強い戦力になってくれるでしょう。

 

問題は今日の畠ですね

先発枠の争いが何気に激しい巨人です、ここで前回のようなピッチングをしてしまうと、じゃあ次は誰を下から上げようか?ってことになってしまいますから、しっかり結果を残さなければいけません。
日曜の快勝から進撃の巨人をスタートさせるためには、今日の試合が重要になってきますので、畠にはゲームを作ってもらい、1軍枠争いで必死な若手たちの活躍が欠かせないという点で、注目の一戦になりそうです

 

管理人:みんぐ
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「ジャイアンツ愛のみんぐ」4/11 巨 9-0 広島 → ようやく見たい試合が見れた!久々に酒が旨い


対 広島 1勝2敗0分 マツダスタジアム

勝利投手:今 村 3試合 2勝 0敗 0S
セーブ :
敗戦投手:野 村 3試合 0勝 2敗 0S
・投手リレー
巨人:今村 捕手:大城
広島:野村→中田→コルニエル→藤井→ケムナ 捕手:會澤
本塁打
巨人: 岡本和1号(一回2ラン)、増田大1号(五回2ラン)
広島:
TBSチャンネル1 にて観戦 解説:井端弘和 実況:土井敏之
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マツダスタジアムで行われた広島東洋カープとの3回戦。先発今村が完封、岡本に今季1号本塁打が飛び出すなど投打がかみ合い、9-0で勝利した
(https://www.giants.jp/G/result/202104111index.html)
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4番の先制ホームランに最終打席でのタイムリー、キャプテンは猛打賞、伏兵 増田の初ホームラン、投げては先発の今村が完封と、このゲームで見たかった要素、いや今シーズン見たかった要素がすべて詰まった勝利となりました。


ケチをつけるとしたら、梶谷にヒットが出てれば先発全員安打だったのに・・・くらい
ま、そんなことはどうでもイイって感じで、今シーズン初めてスカっとした人は多いでしょう。


さすがに、今日はネガティブなことは一切書きたくないので、やめときます。


何といっても、キャプテンからの若大将の一発がチームを目覚めさせました。やはり4番が打つとチームが活気づきます。打った本人が一番ホッとしたことでしょう、何より良かったのは強引に打ちに行ったのではなく、センター方向へ叩き込んだところ。一発が飛び出るようになれば、相手バッテリーの警戒度も上がるので、四球で出ることも増えるし、前後の打者への攻め方も変わってくる。
この一発と最終打席のタイムリーは単に今日の勝利を手に入れるだけでなく、今後の戦い方にも影響してくるはず
欲を言えば、チームがイケイケ状態の4回に満塁の場面でのゲッツー・・・ここで一発とは言わないまでも、犠牲フライでも打てていれば完璧だった。でも、これまでの事を考えれば、大きな前進だし、大勝したので言わないようにしとこう(笑)


一方でキャプテンも今日のヒットは逆方向中心に塁に出ることを意識したバッティング。一昨年のような軸足に体重をしっかり残してライトスタンドへ!というスタイルとは違ってはいるけれど、少しずつそれに近づいてきたような感じがします。坂本本人は2ベースの記録に拘りがあるので、必ずしもホームランで無くても良いのですが、やはりキャプテンの一発も相手には脅威だし、チームも盛り上がる。
個人的には今だ実現していない、サカオカマルの3連発を今シーズンの間にゼヒとも見たい


キャプテンと4番に釣られるように、他の選手のバットにも活気が出た。ゲームの流れとしても先制し、リードを保てば当たり前だけど、相手の勝ちパは出てこないので追加点が取れる可能性も増え、終始優位にゲームを進めることが出来る。これまで先に点を取られて苦しい展開が続いていたので、この先もこういうゲームが作れるように良い循環を生んで欲しい。

 

そしてなんといっても今日の勝利のヒーローは今村でしょう
リキまないように投げたと本人が言っているけれど、まさにそんな投球。そして、中盤あたりでピンチになると弱気の虫が出て、甘いところにいって捕まったり、慎重に投げすぎて四球を連発するというのが昨年までの今村のイメージで、5回を投げ切るのが目標となってしまうような投手だったが、前回の登板もそうだけど、ピンチでも臆することなく冷静に投げれていたのは、かなり大きな成長
キャンプでの投げ込みが自信になっているのか、桑田コーチ、杉内コーチの指導が良いのかわからないが、同じタイプの高橋優ともども両先発左腕がチームの勝ち頭としてしっかりと結果を残している。
前回はフォークをうまく使っていたが、今日はカーブがほぼ完ぺきだった。良い具合に脱力してリリースの瞬間に力を伝えられていることが、カーブの安定感にもつながり、ゲーム中に井端氏が言っているように、カウント球にも勝負球にも使えていて、さらにボールが先行した場面でも投げるということまで出来ていたのは素晴らしかった。


カーブは投げた瞬間にバッターもわかるある種、危険なボールではあるけれど、コンタクトするのが簡単ではないため、若いカウントやバッター有利なカウントでは打ちミスを恐れて振らないケースが多い。それをストライクにできたことが、終始今村にとって有利な状況を作り出すことに成功したし、今日に関してはコントロールできる自信があったのだろう、大城もその辺を理解してうまくリードしていたと思う。


そして力を抜いて投げることが出来た副産物として、142球を投げても球威が変わらず、変化球も抜けなかったという事に繋がり、今季身につけたスタミナと相まって、9回を投げ切ることが出来た。
点差もあったので今日は中川もデラロサも肩を作る事さえしていなかったと思うので、明日の休みも含めてブルペンを休養させたという意味でも本当に価値のある完封勝利だったと思う。


あと、増田のホームランは見事だけど、それよりも守備での貢献も忘れてはいけない


阪神戦もそうだったけど、連敗した後でも最後に勝てたのは大きい。3連敗と2勝1敗では天と地ほど違う阪神の勢いが止まらないので、なかなか近づくことは出来ないが、借金を早々に返し、5割に復帰したのは大きい。上を見るのも大事だけど、まずは1試合ずつ丁寧に戦ってゆくことで、気が付いたら背中が見えていたという状態になるように頑張ろう。
幸いにも今月はこれで遠征は終了、以降は東京ドーム、横浜、神宮と遠征無しで戦うことが出来る。
体力的にも助かるし、まもなく離脱者も戻ってくるだろう、ファームで状態の良い選手がいればすぐに合流することも出来るわけで、今日の勝利が色んな意味でリセットに繋がるなら、週明け以降のカードで流れを取り戻すことは十分可能。
理想は丸、ウィーラー、若林が戻ってきても「ゴメンなぁ~今ちょっと使うところないから、ベンチで待機してて」って状況だけど、そのためには吉川、松原、香月、北村あたりは猛打賞を連発するくらいじゃないといけないから、さすがにハードルが高いか・・・


火曜、水曜は天気が悪いみたいだが、東京ドームだからサンチェスも前回のようなことは無いだろう。
そろそろ勝ち越して、貯金を増やしてゆく生活がしたいので、今日の勢いをそのままに本拠地でファンを沸かせて欲しいと思います。


いずれにしても、前述したように、高橋優、今村の両先発左腕が去年とは違うところを見せてくれているので、このまま何とかローテを守り切ってくれれば、結果はついてきそうだし、二人でそれなりの貯金も期待したくなる
夏場のキツイ時期が心配だけど、今年はオリンピック休みがある(はず)から、それをうまく利用してコンディション調整が出来たら・・・いいな


今夜はスポーツニュースのはしごが楽しい夜になりそうです。
そのまま寝たいけど、マスターズで松山の快挙も見なきゃいけないので、明日は眠い目をして仕事をすることになりそうだ。

 

追記

プロ野球ニュース見て、すっかり忘れていた記録だったけど、今日の坂本の猛打賞で、165回の歴代5位。1位の長嶋終身名誉監督まで、あと21個。

これ絶対、いつか抜くでしょ?って思わずテレビ見て唸った

ちなみに2位が立浪、3位が王さん、4位が金本

改めて、スゲー選手だなぁ~って思いました

 

あともう一つ

増田大はプロ初ホームランのボールはちゃんともらえたかな?

子供たちは大喜びだと思うので、ゼヒとも家に飾って欲しいな

 

管理人:みんぐ
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