ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

「ジャイアンツ愛のみんぐ」4/28 巨 7-0 DeNA → 今季6人目の初勝利に3戦連発の若大将でカード勝ち越し!

DeNA 4勝1敗0分 横浜スタジアム

勝利投手:山崎伊 4試合 1勝 0敗 0S
セーブ :
敗戦投手:東 4試合 0勝 3敗 0S

・投手リレー
巨人:山崎伊→デラロサ→平内→大勢 捕手:岸田
DeNA:東→宮國→三上→池谷→平田 捕手:戸柱

本塁打
巨人:岡本和9号(一回2ラン)、丸7号(四回ソロ)
DeNA

TBSチャンネル2 にて観戦 解説:槙原寛己 実況:熊崎風斗
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Giants Official Web
(https://www.giants.jp/G/result/202204281index.html)
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中継ぎを経ての山崎伊の先発。東とのマッチメイクは荷が重いかなと思っていたのですが、本人にとっては誰が相手かは関係なかったですね
自分の持ち味を存分に引き出して、その結果がどうなろうが、それはそれでイイとでも言い聞かせているかのようなピッチングに見えました。


左右をうまく使っていたし、何より低めを徹底的に意識して、ボール球も低くなるというピッチングだったので、DeNA打線も上に上げるのに苦労してました。18個のアウトのうち、内野ゴロが10個ですから、それこそ持ち味を存分に出したということですし、6イニング95球と球数も理想的、四死球が1個だけというのも素晴らしい。勝利投手の権利を得られる5回に意識したようにも見えましたが、2アウトからのピンチだったし打線も下位だということでしっかり抑えました。
5回で降板でも良かったのですが、6回まで投げさせたのも桑田コーチのナイス判断だったと思います。


術後の身体ですから、ここからさらに力強さは増してゆくでしょう。首脳陣も堀田共々今季のブレイクは考えていないでしょうから、「1軍で戦う事とは」というのを感じてもらうためのシーズンの中で、結果も伴えばさらにOKということで、改めて最高のスタートを切った形になりました。


良い投手はバッティングもイイと菅野、赤星の時にも書きましたが、山崎伊もまたバッティングもいいですね、こういうのは持って生まれたセンスと日々の練習をどれだけ真面目に考えてやっているかという事だと思いますし、恐らく桑田コーチも投手陣に助言をしているはずなので、投手とはいえバッティング練習、バント練習を普段どれだけやっているかが出ているかという結果でもあります。


「最終打席に最高の結果を残し、ホームラン、打点とも2位以下を少し引き離したわけですから、今日以降のバッティングにも繋がってゆくでしょう」って前の試合に岡本のホームランに触れたのですが、まさに言葉通り第1打席で2ランホームラン、これで3戦連続、2打席連続のホームランで、ひょっとすると4月中に2ケタに乗せるのではないか?という期待が高まりますし、ゲーム展開的にも山崎伊を援護する最高の先制弾となりました。
惜しむらくは、その後が続かなかったことですが、当たりは悪くなかったですし、本人も今季は打率もしっかり意識すると言っていたので、ちゃんと考えて打席に立ってくれることでしょう。これがシーズン終盤だと打率はもう諦めるしかないってことになりますが、まだまだ固め打ちすれば一気に跳ね上がる序盤なので、1打席1打席、無駄にしないで大切に向かってくれれば可能性は十分にありますから、長打だけでなく軽打も見せられるように頑張って欲しいなと思います。


ファームで中田がホームランを打ちましたが、皮肉というかなんというか、中田が抹消されてから下位打線が元気になりました・・・今日は丸とナカジがマルチ、岸田もタイムリーを含む2出塁と6番以降が元気です
特に丸はヒッチが大きくなったと前回言いましたが、大きさは変わらないもののタイミングが心なしか早くなり、その分、ボールを呼び込む間が出来ているように見えました。強引なバッティングでは無かったですし、間が取れている分、ボールが見やすくて四球もまた増えそうな気がしています。2、3、4打席はすべてセンター方向と意識もそちらに向いているので、ちょっと一瞬落ち込みましたが、ここからまたあげてきそうな予感。そうなれば、丸とウォーカーの打順は入れ替えてもいいですし、岡本の援護という点でまた選択肢が増えそうで、今日以降が楽しみです。


坂本、ポランコにタイムリーが出たのもイイですね、ちょっと元気がなくなりかけていたところで1本とはいえ点に絡んだことは本人たちにとって気持ちを楽にさせるでしょうし、これでリセット出来るでしょう。


岸田もリード、攻撃ともに貢献し、今日も山瀬は親子で結果も残しましたが、出番を作らせず最後までマスクをかぶりました。彼が元気だとベンチが明るくなるので、このままがんばって欲しいですし、小林を発奮させ、大城を焦らせ、チーム内競争を激化させるためにも、さらに存在感を出してもらいたいです。


さて、そのファームですが、中田のホームランだけでなく、中山にも出ましたね、ウィーラーだけが状態が上がってないように見えますが、まぁこれからでしょう。ファームで呼ばれるのを手ぐすね引いている選手が多いことは1軍の半レギュラー選手にとって大きなプレッシャーになりますから、もっともっとアピールしてもらいたいです。


そしてこの日のファームの試合でもっとも話題になったのが最後に投げた菊池
これまたエゲつないボールを投げてました、今季は育成から支配下への選手が多く、枠も段々少なくなっていますが、この後の内容次第では支配下即1軍で見たくなるようなピッチング。
パワーピッチャーが少ないと愚痴をこぼしていた去年までとはうって変わり、硬軟バリエーションの多い投手陣容となってきたのは頼もしい限りです。


さて、ビジター2カードを共に勝ち越しで終了して、東京ドームに戻ってきます。
湿りがちだった打線も上向きになってきたところで、3連勝と鼻息が荒くなりつつある阪神との戦い。
寝た子が起きてしまったようなので、正直手強いですが、甲子園での借りは返したい、菅野、シューメーカー、赤星はゲームを作ってくれるでしょうが、やはり阪神投手陣は手ごわいので、点が取れるかどうかが心配です。
特に初戦の青柳は正直、余り対戦したくないところなので、何とか主導権を握って1イニングでも早く降板させられるような戦い方をして欲しいですね。


これでホーム&アウェーでの一回りが終了(DeNAとは沖縄でしたけど)、第1クールが終了したというところで、両リーグ最速の20勝目を手に入れて単独首位ですから、開幕前の不安を考えれば出来すぎ以上の結果です。
それは、この試合で調整登板として投げ、159km/hを記録した大勢を始めとし、6人のプロ初勝利を手にした若武者たちの活躍によるところが大きいわけですが、だからこそ、昨年の後半のような中5、マシンガン継投をしなくて済むようにコンディションの管理が非常に重要になってきます。
そんなことは監督をはじめ首脳陣たちもわかり切っていることでしょう、まぁ高橋優が控え、山口俊、桜井、ビエイラがいない状態で好調で、何かあれば彼らがすぐにフォローできる体制を着々と作っているし、まだ1軍で投げさせたい若武者も順番待ちしているような状況ですから、有事への対策もしっかり行われているので心配はしてませんけど。


デラロサが戻ってきて、まずまずの結果を出したことも大きいので、またこれでブルペンの厚みは増しましたね。

 

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「ジャイアンツ愛のみんぐ」4/27 巨 8-2 DeNA → ナカジの満塁弾で連敗ストップ!CCもナイスでした

DeNA 3勝1敗0分 横浜スタジアム

勝利投手:メルセデス 5試合 4勝 0敗 0S
セーブ :
敗戦投手:坂 本 4試合 0勝 2敗 0S

・投手リレー
巨人:メルセデス→鍬原→直江 捕手:小林
DeNA:坂本→三上→入江→平田→池谷 捕手:嶺井

本塁打
巨人:中島1号(四回満塁)、岡本和8号(九回2ラン)
DeNA

TBSチャンネル2 にて観戦 解説:片岡保幸 実況:新タ悦男
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Giants Official Web
(https://www.giants.jp/G/result/202204271index.html)
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最初に謝らなければいけません、
メルセデス!炎上覚悟してたよ申し訳ないm(__)m」


こちらが初回のチャンスに岡本がゲッツーで終わり、嫌な空気の中での1回裏
メルセデスが佐野のヒットからの四球連発による大ピンチ


こりゃ先制点を取られるだけでなく、互いにノーガードの打合いになって荒れた試合になってしまうのでは?って予感が走った。
しかし、続く大田、大和を連続三振でピンチを切り抜け、そこからは良い時のメルセデスで終わってみれば7回117球で無失点という素晴らしいピッチングでリーグトップの4勝目をゲット!
2回以降の四死球は1個だけという文句のつけどころが無い内容でした。


前回のピッチングから、疲労があるようだから、1回飛ばすか中10日のローテで投げる方が、パフォーマンスを発揮できるのでは?なんて考えてしまいましたが、強力DeNAの上位打線に堂々のピッチングでしたので、脱帽です。


防御率も 2.10 となり、2位に躍り出ましたし、このまま暖かくなって、さらに球速もあがるでしょうから、チームの勝ち頭として頑張ってもらいたいです。


反省があるとすれば直江かな?大量リードに守られているのだから、失点するにしても、もっと攻めのピッチングで!いきなり四球連発は無いわ・・・まぁエラー絡みだったので、自責点にならなかったのがせめてもの救い。


2回、3回と締まったゲームの中、空気を一変させたのはナカジの満塁弾でした
ケース的には最悪犠牲フライでもOK、ナカジもボールをよく見てファールで粘るなどしながらチャンスボールを待っている感じでしたが、まさか入るとは!!!!
フォロースルーがナカジらしく、軽く振っているように見えて、しっかり芯を捕らえた打球でした。
ナカジの復活の恩師と言ってもいい石井琢朗元コーチの目の前で打った決勝弾は彼の中でも感慨深いものがあったのではないでしょうか?


ウィーラーの抹消に続いて、中田を欠いている中、ファーストはナカジ、香月、北村が先発枠を争う状況となっていますが、香月も結果を残しているし、誰を使うか迷うところです。


あと、ポランコの盗塁も効きました。メジャー通算盗塁が98個だったっけ?ウォーカーも決して足は遅くないし、走塁の意識も高いのはいいですね。でも、ならその足を守備で生かせないのか?というのは置いといて(笑)


9回の岡本の2ランもお見事でした、まぁ、その前に打って欲しかったってのもありますが、それでも最終打席に最高の結果を残し、ホームラン、打点とも2位以下を少し引き離したわけですから、今日以降のバッティングにも繋がってゆくでしょう


中盤に大量リードを取ったことで、相手は勝ちパを出せなくなりますから、欲を言えば6、7、8回あたりでもプレッシャーをかけるようなチャンスイニングを作れたら良かったのですが、なかなかそうはゆきませんでした。
それでも、意外と点が入りにくいという満塁の場面で、ナカジ、丸と結果を出したのは大きかったです。


2軍では山瀬が親子ゲームで結果を出してナイターに合流。出場のチャンスがあるかと思いましたが、そこはかないませんでした。最終回、直江のところで山瀬と組ませても良かったかなぁ~というのが個人的には残念です。
ファームでは、廣岡が好調で八百板も復帰、ここのところ攻守にパフォーマンスの落ちている若林はちょっとヤバいかな?松原が落ちることは無いと思うので、立岡、若林との入れ替えは近いうちにあるかもしれませんね。

 

そして、鍬原は調整登板の意味もあったでしょうかね、安打は1本許したものの、相変わらず投げてるボールは素晴らしかったので、特に心配はいらないようです。


今年の巨人が強いのは3連敗をしないこと
どれだけ貯金を作っても、大型連敗をしてしまえば一気に無くなってしまうわけで、最大でも2連敗で凌いでいるのはとても素晴らしい。先発投手がそれなりにゲームを作ってくれていることが要因だと思いますが、ズルズル連敗しそうなところで打線が踏ん張っているのも良いですね。


今日は山崎伊 vs 東
マッチアップとしては山崎にとって強敵ですが、投げ合うことで得るものもあるでしょうから、打たれても自分のピッチングを貫いて、味方の攻撃に繋がるような攻めの投球をしてもらいたいです。


追記
片岡ぁ~~~ちょっと解説に覇気がないよ~
松原のプレーで「気になるってことは松原のこと応援してるんですかね?」ってのは、ちょっと笑ってしまったが、DeNA主催だからって部分を差し置いても、元コーチとして巨人ファンがおぉ~って言うような解説を期待してたのに・・・


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「ジャイアンツ愛のみんぐ」4/26 巨 4-6 DeNA → 2試合連続の逆転負けは良くない流れ…何とか断ち切りたい

DeNA 2勝1敗0分 横浜スタジアム

勝利投手:ロメロ 5試合 2勝 2敗 0S
セーブ :エスコバー 11試合 0勝 0敗 1S
敗戦投手:戸 郷 5試合 3勝 2敗 0S

・投手リレー
巨人:戸郷→平内→高梨→畠 捕手:小林→岸田
DeNA:ロメロ→宮國→田中健→伊勢→エスコバー 捕手:戸柱→嶺井

本塁打
巨人:岡本和7号(一回2ラン)
DeNA:牧5号(五回2ラン)、ソト4号(七回ソロ)

TBSチャンネル2 にて観戦 解説:新井貴浩 実況:伊藤隆佑
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(https://www.giants.jp/G/result/202204261index.html)
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天候が心配だったけど、雨は上がり、強風の中での開催


岡本の打点王、ホームランキング単独トップとなる2ランが出て、良いスタートが切れたと思ったんだが、5回に戸郷が捕まってしまったか・・・
要因は色々あるんだろうけど、初回から四球を出していたし、制球という点では苦心していた感じ。
まぁ、ロメロに出してしまった四球からリズムが狂い、ちょっと熱くなってしまったんだろうが、あぁいう場面では小林が間を取ったり、内野手が声をかけてあげて欲しかった
もともと球種が多いわけでは無い戸郷なので、攻めが単調になり、コースが狙えなくなった時点で連打を食らってしまうことは昨シーズンまでにもよく見られた光景


前試合の赤星の炎上も含め、小林のリードにも問題があるかもしれないので、そこはバッテリーコーチも含めて、しっかりとミーティングをしてもらいたい


4勝目を手に入れれば、大勢と月間MVPを争う候補にもなりえただけに、勝負を急いでしまったのは残念でした。


後を受けた平内、高梨は頑張ったし、畠も不用意な一発被弾はあったものの、そこは余り責められない。


2点のリードを守れなかったと言えばそれまでだが、こちらの攻撃にもチャンスはあったので、勝ち越せないまでも追いつくことくらいはできたのではないかと後悔が残る。


ま、拙攻の理由はあきらかで、坂本、ポランコ、丸が音無しだったこと
彼ら3人で13打席のうち、2~3打席でヒットなりが出ていれば、戦局は違ったものになったことだろう。
7回は先頭の吉川が2ベースで出たにも関わらず、坂本がランナーをサードに勧められなかったし、9回は岸田、松原の連続安打でノーアウト1、2塁のところで吉川を犠打ではなく進塁打に賭けたところでピッチャーゴロ、、、躊躇なくサードへ投げたエスコバーも見事だったけれど、1アウト2、3塁というシチュエーションを作って、最後は岡本まで繋ぎ、それで勝ち越し出来なければ、まだあきらめもついたので、見ている我々にとっても、プレーしている選手にとっても悔しい結果となった。


DeNAの投手リレーが見事で、宮國の元気なところが見れたのは、嬉しくもあり、悲しくもあるのだが、田中、伊勢、エスコバーは良いピッチングをしていました。
完全体メンバーではないとはいえ、やはりDeNA打線は火が付くと怖い打線であるのは間違いないので、次戦以降は改めて気を引き締めてもらいたいなと。


巷では、坂本、丸、吉川の打撃パフォーマンスが落ちているのは、両翼の守備をカバーするための疲労ではないか?と言われていますが、まぁ少なからずそれもあるでしょう。
赤星登板の時にも言いましたが、そもそもこの時期は開幕からの疲労が最初にやってくる時期なので、ベテランに近い選手ほど体力的にはキツくなるのはわかります。
主力選手なのだから、身体がキツくても肝心なところでは結果を出して欲しいところですが、この試合での敗戦の理由の一つが自分たちにあるってことは重々わかっているでしょうから、こちらが言っても仕方ないこと。
今日はきっとやり返してくれるでしょう。


ただ、丸は小さなヒッチで打撃改造していたのに、また少し大きくなったような気がする。結果が出ないと染みついたスイングが出てきてしまうと思うので、ちょっと見直してもらいたい。


それとウォーカーのバッティングが試合を重ねるにつれ、良くなってる感じ。変化球にもうまく対応出来ているし、走塁に関しても意識は高いので、ポランコと打順を入れ替えるのは気分転換もかねて良いかもしれない。


大城が代打とはいえ出場できたのは良かった。ただ、岸田を上げて即使うのであれば、山瀬は下で経験を積ませるか親子ゲームさせて、もっと実戦でプレーさせてあげて欲しい。この試合のスタメンマスクも山瀬に託してもいいくらいだったと思う。


今日はメルセデスと坂本か
メルセデス疲労が出てきているように見えるので、正直なところちょっと心配。結局、横川を抹消してしまったが、それならメルセデスを1回飛ばしてアンドリースを使ってみるなり、横川に先発の機会を与えるなりしても、今の時期ならできたんじゃないかと思う。
桑原が復帰して佐野、ソト、牧がいる打線はやっぱり怖いので、ある程度の失点は覚悟の上で攻めのピッチングをして欲しいし、失点以上の打線の援護、中でも坂本と丸が爆発してくれることを期待したい。

 

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「ジャイアンツ愛のみんぐ」4/24 巨 6-7 中日 → もったいない敗戦だったが…赤星にはいい勉強になった?

対 中日 4勝2敗0分 バンテリンドーム

勝利投手:山 本 6試合 1勝 0敗 0S
セーブ :R.マルティネス 9試合 0勝 1敗 6S
敗戦投手:高 橋 3試合 1勝 1敗 0S

・投手リレー
巨人:赤星→高橋→直江→今村→畠 捕手:小林
中日:福谷→山本→清水→祖父江→ロドリゲス→R.マルティネス 捕手:木下

本塁打
巨人:ウォーカー3号(三回2ラン)
中日:

TBSチャンネル1 にて観戦 解説:吉見一起 実況:西村俊仁
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(https://www.giants.jp/G/result/202204241index.html)
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最初に結果論から言わせてもらうと


序盤で6点取って5点差となった時、相手の継投は勝ちパが出てくることは考えにくいので、攻撃力重視から守備力重視にシフトチェンジ、立岡、松原で外野を固め、中盤以降で1~2点取れたらラッキーくらいにしておけばよかったかもしれない。


一方でこちらは勝ちパを躊躇なくつぎ込める状況だったから、例え点差があろうと、少しでも投手がおかしいと思えば、どんどん良い投手からつぎ込んでゆく、もちろん最後には大勢を待機させて・・・


ってことにはなるけど、デビューからここまでの赤星のピッチング内容を考えれば、最低でも5回までは投げさせたかったし、リードさえしていれば、攻撃力重視モードなら、追加点も取れると考えるのが普通なので、3回裏の時点で両翼を交代させるという判断が出来ないのは無理からぬこと
何よりも、2ランを打った立役者であり、守備の難は織り込み済みで起用しているわけだから、こればかりは仕方ない。


先発の赤星に関しては、まずは独特のバンテリンドームのマウンドとその視界にどう対応するか?ってところが気になっていたのだけど、マウンドとの相性という点では、余りよくなかったかもしれない。
相性という点では球審との相性もイマイチ、四隅を丁寧につくピッチングスタイルなので、ギリギリのところでボール判定となってしまうと、投球のバリエーションにも影響してくる。
(とはいえ、両チームにおいて偏った判定では無かったと思う)


ギリギリは狙えない、マウンドの高さと合わないのか、若干ボールが高い、さらに開幕からローテを守り続け、そろそろ疲労の第一弾がやってくるというのも相まってか、下半身の粘りの無さもボールの高さと球威の減退につながったかもしれない。そこに守備のミスも重なって、多量失点をしてしまった。
さらについでを言うなら、序盤での大量リードってのは投げる側も意外にやりにくいもので、色んな要素の中で難しいピッチングになってしまったのだと思う。


しかし、これは誰もが経験すること、今の赤星にとっては大事な糧となるでしょう。
プロの世界で中6日のローテを続ける難しさや、様々な球場への対応、審判との相性などこの試合だけで学んだことは多かったはず。経験豊富な菅野であっても、GWくらいに1度疲労のピークが来ると過去に言ってましたが、新人の赤星なら尚の事でしょう。疲労は怪我にも繋がりますから、場合によっては一度ローテを飛ばしてもいい、他に投げさせたい投手が何人もいますし。
そのあたりは、トレーナーと桑田コーチ、そして本人がしっかり状態把握をして、会話を重ね、決めるでしょうから、特に心配はしていません。


展開的には序盤にビッグイニングを作ったので、サクっと勝たなければいけないゲームでしたが、そこは中日の意地を見ました。
立浪新体制になってから、もともとの投手力に加えて、攻撃力が格段にアップしましたね、解説者時代にはとにかくバッティングにおいて「トップの位置」に並々ならぬこだわりを持っていた立浪監督ですから、中日の若い野手たちの成長を楽しみにしていましたが、中村ノリコーチの指導と重なって、皆、良いバッティングをしているなと思います。


4回以降の盤石な投手リレーを見てもリードを許してしまうと、簡単に攻略できないのは明らか。
現状ではホーム&アウェイで4勝2敗と勝ち越してはいますが、この先も簡単に勝てるか?と聞かれれば、難しいというのが正直な感想です。


出来れば、この3連戦は大島を眠らせて、吉川のバッティングが火を吹き、首位打者に躍り出てくれることを期待してましたが、なかなか壁は高かったようです。今日のバッティングを見るだけでも、彼のバットコントロールの上手さは相変わらずで、どのコースに投げてもしっかり対応する様は、敵ながらほれぼれします。出来れば、松原に大島の良さを吸収して、彼のようなバッティングスタイルを身につけて欲しいのですが、ベンチからしっかり見て勉強してたかなぁ・・・


それと香月は今日も良い仕事をしましたね、もともと豪快なスイングをする選手でしたが、2年前に大阪桐蔭の先輩である西武の森と自主トレを行ってから、彼のバッティングにフォームに似てきて・・・今季は「ほぼ森(笑)」って言ってもいいくらい。
今のフォームが完全に身につき、選球眼も含めて1軍レベルになれば、攻撃面でかなり期待できるのではないかと思ってます。まだ打球の角度が上がりませんが、あのフォームは線で捉える感じなので、ライナー性の強い打球が飛べばOKでしょう。一日一善は大事ですが、レギュラーを奪取するためには、マルチがどうしても必要なので、次のDeNA戦に期待することにしましょう。


結果的に敗戦となってしまったのは、高橋優の取られた1点が大きかったわけですが、さすがに赤星がこれほど早く降板になるとは思ってなかったので、準備不足は否めなく、またポランコのエラーではない送球の弱さもあったため、若干可哀そうな気はしますが、かといって四球でピンチを作り、またボール先行でリズムが作れなかったのも事実。前回、今季初勝利をした時は中継ぎでも完璧に近い投球だったので、それを期待されて送り出されたわけですから、経験の浅い投手ならいざ知らず、昨年の勝ち頭ですから、先発ローテに再び返り咲くためにも、ここはビシっとお兄ちゃんが赤星のフォローをしてあげなければいけませんでした


その後の今村が完璧だっただけに、今村を先に出して、高橋優はじっくり準備させてから出せばよかった?って後悔が先走ります。


リードしていただけに、残念な敗戦ですが、今週1週間を見てみれば、5勝1敗と十分な成績です
前半の広島との戦いが首位決戦となり、3連勝後の週末カードは今度は中日との首位決戦になるという変わった展開。日曜日に負けたのだけが悔やまれますが、敵地での1敗は想定内ですし、湿りがちだった打線に少し活気が戻ったのは収穫だったと思います。

 


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「ジャイアンツ愛のみんぐ」4/23 巨 3-0 中日 → 初勝利が完封とは・・・恐れ入りました、ナイスピッチング!

対 中日 4勝1敗0分 バンテリンドーム

勝利投手:シューメーカー 3試合 1勝 1敗 0S
セーブ :
敗戦投手:松 葉 2試合 0勝 1敗 0S

・投手リレー
巨人:シューメーカー 捕手:大城→小林
中日:松葉→祖父江→清水→ロドリゲス→藤嶋 捕手:桂→木下

本塁打
巨人:
中日:

TBSチャンネル1 にて観戦 解説:吉見一起 実況:西村俊仁
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(https://www.giants.jp/G/result/202204231index.html)
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ん~~~こういう展開だと、書くことが少ない(笑)


良いピッチングをしながら勝ちに恵まれなかったシューメーカー
このまま「勝てない星回り」になってしまうのではないかと心配していたのですが、いやいや、そんな心配は必要ありませんでしたね。
バンテリンドームのマウンドがあっていたかどうかわかりませんが、非常にノビノビと投げていたように見えました。


決して剛速球を投げるわけではありませんが、変化球中心の打たせて取るピッチングが彼の持ち味だと思っていましたが、三振も8個取っているのでフォークのキレも良かったです。
何よりもコントロールが良く、ほとんどのボールが低めに制球されているので、内野ゴロの嵐でした。


あわや完全試合みたいなところもあって、ワクワクさせられましたが、さすがにそれは出来過ぎか?


「いないいないばぁ」みたいな独特なグラブ使いと間の取り方も、バッターからするとタイミングの取りづらさの一つなんでしょうね。タイミングを外してうまく打ち取るという点で、ホールトンとかグライシンガーを思い出してしまいました。


ポランコ、ウォーカー、メルセデス、シューメーカーと、外国人を外せなくなる嬉しい状態です
まだデビューしていないアンドリース、調子を上げて欲しいデラロサ、ビエイラ、ウィーラー、早く花開いて欲しいウレーニャらをどうしてゆくのか、外国人選手の運用が難しくなってきましたね。


交流戦からの夏場に向けて、陣容も変わってくるでしょうから、調子を見ながらうまく回してゆくことになると思いますが、戦力に厚みが増したという部分では、頼もしい限りです。


前日の大城の状態が心配でしたが、先発オーダーに入っていたのでひと安心・・・と思っていたら、走塁で故障を(涙)
それほどひどいというわけではなさそうですが、無理させる必要は無いので、出来れば今日の試合は、山瀬と赤星という若武者バッテリーが見てみたいです。


松葉も調子が良くて打ちあぐねました。好調だった香月を使わず、ナカジを起用した判断もよく、貴重なタイムリーを放ってくれました。1点のまま最終回に来ていたら、大勢が準備をしていたので出番があったかもしれませんが、出来れば日曜に温存しておきたかったので、3点差となり、シューメーカーを最後まで投げさせることが出来たのは良かったと思います。


これでバンテリンドームでの勝ち越しも決めました。連勝を止めたくない気持ちもありますが、余りそれは意識せずに赤星には自分のピッチングをしてもらいたいですね、独特のマウンドのバンテリンドームでどういう球を投げるのか、今から楽しみです。

 

追記

もっと寡黙な選手かと思ってましたが、シューメーカー・・・しゃべり始めると止まりませんね(笑)


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「ジャイアンツ愛のみんぐ」4/22 巨 7-2 中日 → 13安打7得点の高効率、バンテリンの柳を攻略!

対 中日 3勝1敗0分 バンテリンドーム

勝利投手:菅 野 5試合 3勝 2敗 0S
セーブ :
敗戦投手:柳 4試合 2勝 1敗 0S

・投手リレー
巨人:菅野→鍬原→今村 捕手:大城→小林
中日:柳→藤嶋→田島→山本 捕手:木下

本塁打
巨人:岡本和6号(七回ソロ)
中日:石川昂3号(二回ソロ)

JSPORTS 2 にて観戦 解説:谷澤健一 実況:加藤晃
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(https://www.giants.jp/G/result/202204221index.html)
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毎試合しっかりゲームは作っているとはいえ、無失点で終わらせるのが、今となっては難しい菅野と、バンテリンでの柳。開幕カードでは立ち上がりをついて得点したとはいえ攻略にまでは至っておらず、しかも直近2試合は連続完投と好調と言っていい相手なので、正直苦しい戦いになるなと思っていた。


立ち上がりにポランコ、岡本の連打で先制点が取れたのは大きかったが、直後の1回裏には堂上に粘られるなど、いきなり菅野も30球を投げさせられる感じで、こりゃヘタしたら5回で降板か?とリードしているのに不安となる。
この中継では球速表示が出たり出なかったなのでわかりづらいが、今日の菅野のストレートは150km/hを越えるボールはほとんどなかったのではないだろうか?ただ、前回までのピッチングではフォークメイン、スライダーメインなど、その日の軸となる変化球を決めて組み立てしているような感じだったが、この試合に関しては、両方をうまく組み合わせていた感じ。いつもよりはスライダーの抜け球が少ない印象だったので、特に外スラを決め球に使っていたように見えるが、気が付いたら6回終了時点で87球と理想的な球数に持ち直していた。


7回3失点くらいは覚悟していたけれど、終わってみれば7回1失点、四死球1個で降板したのだから、相性の良いバンテリンドームということを考えても上出来だった。奪三振が3個と少ないのは、やはりストレートが走らないからファールでカウントを稼げず、変化球で空振りを取ることが難しかった影響だと思う。
プロ野球ニュースで平松氏が言っているように、やはりストレートの球威を少しでも上げるか、回転数を増やさないと厳しいかな?球速を戻すのは年齢的にも厳しいかもしれないが、だとしたら速く見せる工夫をやはりする必要があるだろう。


200イニングを目指す菅野だから、志願して最後まで投げるんじゃないかと思っていたけれど、7回に球数を使っちゃったし、8回に打席が回ってくることもあって、そこで終了。
大量の援護があったこともあり、今シーズン3勝目を手に入れた。夏場近くなれば状態もあがってくるだろうけど、恐らく今シーズンはこういうスタイルで投げ続けるのかな?ゲームは壊さないし、QSはこなしてくれるが、味方がそれなりに打ってくれないと勝利はつかないという感じ。2点以内でまとめられるか、3点取られるか、それ次第で勝利投手となるか、勝ち負けつかずとなるか、もしくは敗戦か・・・何とか投打が噛み合って、12勝7敗くらいで5個近く貯金を作ってくれるといいなと期待しています。


攻撃面では大量点の翌日ってのは湿ったりするもので、特に柳相手だし、バンテリンだしってことで、厳しいかなぁ~って思ってましたが、やはり初回に4番が先制点を取ると雰囲気が良くなりますね
菅野と同じく柳も今日はストレートの走りがイマイチ、木下もそれを感じてか、変化球中心の組み立てをしていた感じですが、巨人打線は最初から変化球に的を絞って狙っていたような気がします(特に中盤以降)。


4回のダブルスチールは、元木ヘッド曰く、ウォーカーへの盗塁は指示していたけれど、ダブルスチールは別に?なんて煙に巻いてましたね、原監督も「まぁまぁそのへんは…(笑)」なんて言及を避けてましたが、まぁ巨人の作戦としては良くあることなんで、あうんの呼吸の中で、普段から想定した練習をしているってことでしょう。
(その前の広島戦でも同じような局面ありましたし)
走者がウォーカーだから木下も刺せると思って投げちゃったんでしょうけど、いやいや、ウォーカー足速かったですし、その点ではポランコも走塁意識は高いですね
2アウトだったんで、諦めてピッチャーに取らせれば3塁走者の丸はアウトに出来たと思いますが、あの場面はバッテリーが焦っていたのかもしれません。


6回の打者一巡は圧巻


試合トータルとしてホームラン1本しか出ていないのに、13安打で7得点ですし、中日投手陣は四死球0個ですから、残塁数を考えても非常に効率の良い攻撃になったと思います。
吉川、坂本の首位打者争いコンビが1安打の中、ポランコ、ウォーカーの両外国人がマルチ、4番の岡本がホームランを含む猛打賞ですから、そりゃ点は入りますよね。
前日に活躍した香月もスタメン出場で2安打、さらには菅野にまでタイムリーが飛び出せば、こういう展開になるってもんです。


昨年てこずった柳を相手に、2試合対戦して勝ちをつけさせないばかりか、大量点で防御率も下げさせたわけですから、次のカード以降、柳を巨人に当てるように調整してくるのか、それとも他に当てるようにするのか、立浪監督の判断が楽しみになります。


心配なのはカメラに当たって負傷した大城。しばらくは様子見ということになるのかな?必然的に小林がスタメンマスクになると思うので、攻撃力が少し落ちますが、こういう時こそ思い切って山瀬を使ってもいいんじゃないかな?って思います、チームも連勝で勢いがついてますし、それなりに貯金もあるので、経験を積ませるにはもってこいの状況です


経験を積ませるという点では、この試合では連投となる鍬原の登板は避けて、上げてきたばかりの横川に投げさせて欲しかった!点差もありますし、後ろには今村、高梨も控えていたわけなので、いざとなったら彼らお兄ちゃんに頼ることも出来たわけで、こういう展開の時に使わなければ、結局、使わずじまいでファームに戻る・・・なんてことになりゃしないかと心配になりました。


とはいえ、疑念点はそれくらい


今日はシューメーカー vs 松葉
ちゃんとゲームを作っているのに勝ちに恵まれないシューメーカーに、そろそろ初勝利をプレゼントしたい。松葉は3/31以来の登板という事だけど、オープン戦では5回1失点と打ち込めていない。
まぁあの時とは先発メンバーも違うし、状態も違うので、初戦の勢いをもって何とか攻略して欲しいと思います。


追記
細かいことだけど、5回の裏、堂上の打席でランエンドヒットを読んで外したバッテリーはナイス!
6回、インハイに2球続いたあと決めに来た外スラをキッチリ予想して対応したヒット
同じく6回、ゲッツーが無いので外野フライでOKのところフライどころか詰まり気味ながら外野オーバーのタイムリーを打ったウォーカーのパワー
勢いと言ってはそれまでだけど、個々の選手の瞬時の判断やベンチからの指示、場面場面での駆け引きなど、結構見応えのゲームで面白かったです

 


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「ジャイアンツ愛のみんぐ」4/21 巨 8-4 広島 → 平内初勝利おめでとう!良い勝利でした

対 広島 4勝2敗0分 東京ドーム

勝利投手:平 内 4試合 1勝 0敗 0S
セーブ :
敗戦投手:遠 藤 4試合 1勝 2敗 0S

・投手リレー
巨人:堀田→平内→畠→鍬原 捕手:大城
広島:遠藤→黒原→菊池保→矢崎→松本 捕手:坂倉

本塁打
巨人:岡本和5号(二回ソロ)、ウォーカー2号(二回2ラン)、丸6号(四回ソロ)
広島:坂倉1号(二回2ラン)

日テレG+ にて観戦 解説:中畑清 実況:蛯原哲
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Giants Official Web
(https://www.giants.jp/G/result/202204211index.html)
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この試合は、1戦目、2戦目とはまた違ったテイストのゲームになりました。


初回の裏表の両投手の内容だけ見れば、今日も僅差のゲームになりそうな予感がしていたのですが、2回からいきなりゲームが動きましたね。


いきなり2ランで先制され、「こりゃ今日は厳しいか?」って思っていたら、すぐに逆転
一拍おいて4回に2点取られて逆転されたと思ったら、その裏にまた3点取って突き放し、そこからは中押しがあってからの投手リレーで逃げ切り勝ち


無事、首位攻防戦をスイープで終わらせることができ、チームも4連勝と良い形で終わることはできました。


先発の堀田は2週間の抹消による調整を経ての東京ドームデビュー。
初回こそ、難なく立ち上がり、ストレートの球威はそれなりにあるように見えましたが、全体的にボールが高い。高めで勝負するなら、キレがもう一段無いと厳しいなぁ~と思っていたところで、やられましたね。
また、全体的に制球精度が甘かったので、1人の打者に投げる球数も多くなり、もともとファールで粘るタイプのバッターも多いこともあって、4回に逆転してもらったものの、責任回数を投げ切ることは出来ませんでした。


本人も反省するところは多いでしょうが、プロ野球ニュースでも触れられていたように、今シーズンはとにかく実戦経験を積んで投げるスタミナをつけるのが大事。そりゃもちろん、赤星、山崎伊と共にブレークして、大勢と新人王を争ってもらえればファンにとっては、これ以上ない喜びですけど、彼の完成形はまだまだ先にあるわけで、この試合の経験も大きな糧になったことでしょう。


ただ、逃げずに向かってゆくピッチングスタイルは見せれたと思いますし、次がまた楽しみになると同時に、反省点が多い中でも味方の援護によって負けがつかなかったというのは大きいと思うので、ここからまた修正された堀田が見たいなと期待されられました。


この試合は、大勢を除いて勝ちパをつぎ込めるブルペン状況だったので、堀田のあとを投げる投手に注目が集まりましたが、桑田コーチは平内を出してきましたね。


前回の登板では「四球が出なくて良かった」って、妙な褒め方をされていた平内ですが(笑)いきなりボールが続いたので、心配になるところ、先頭打者を打ち取ってからは安定。
と言っても、何となく球は暴れていたので不安ではありましたが、逆にそれが功を奏してか広島打線を翻弄する形となり、2イニングを被安打で凌いでプロ初勝利を手にしました
これまで何度となく「期待している」と書き続けたものの、ボールの見やすさからか痛打されることが多くて、変化が必要だと思っていたのですが、この試合では微妙な荒れ具合は良い方向に行きましたね。


本人のインタビューや、その後の表情からもドラ1のプレッシャーとの戦いの中で、苦しい時を過ごしたことが伺えて、ちょっとウルっと来てしまいましたが、今の若武者と同じく、平内もまた、「今が完成形ではない」投手の一人ですから、今日はゆっくりと勝利を噛みしめて、気持ちも新たにスタートしてもらいたいなと思います。


ゲーム後の監督インタビューでも、今季、プロ初勝利が5人目だということと、原監督からも「スカウトさんありがとう」という言葉が飛び出しましたが、投手陣においては若武者の活躍が突出する年となってます。他球団のファンからは「絶対に最後まで持たない」、「言うほど脅威を感じない」と言われることもありますが、そんなのは桑田コーチは織り込み済みでしょう。
実績のある投手という点では、他に控えている投手もいますし、夏にはデラロサ、ビエイラもあがってくるでしょうから、現時点においては計算できない若武者の活躍を加味して、12球団でも上位の分厚さを誇っていると言いたくなってしまいます。


この試合で一番の懸念は、3点差以内で最終回を迎え、我慢できずに大勢を3連投させることでしたが、4点差になったこともあって、それも回避。平内の勢いを継いで畠も2イニングを無失点、ここまで出番をつくることなく温存できていた鍬原が大勢に負けることないエゲつない球でゲームを締めるなど、完璧に近い投手リレーで勝利を手にしました。


僅差のゲームを勝利しながら、かといって勝ちパを酷使することなく、さらに課題だったビハインド時の投手たちが頑張っていることで、10度目の逆転勝利と、ここまで出来すぎなくらい良い勝ち方が出来ていると思います。
いずれ、采配や継投が裏目に出ることもあるでしょうが、それに備えて貯金を積み重ねていれているのは大きなことだと思います。


攻撃面では吉川のバットが止まりませんね、今日も2安打に打点を加え、さらに四球もあっての3出塁。特に4回のタイムリーは綺麗な当たりでした。
ず~っと言い続けてきた、亀井の後継者たるインローのさばきに加え、今日は坂本を彷彿とさせる内側からバットが出るうまさ、亀井と坂本の良いとこ取りのバッティングが出来ているので、体調さえ問題なければ、しばらくは相手にとって脅威になりそうです。
中日の大島の打率が異次元に近いので、まだちょっと及びませんが、今の状態を維持さえできれば、きっと捕まえることが出来るでしょう。6回の坂本の彼ならではのインコースの変態打ち」も健在で、1-2番が元気なことで、前夜のヒーローであるポランコがノーヒットだったことが全く目立たないほど、打線は機能したと思います。


若大将も単独打点王のしぶとさを見せ、ド派手な一発をかましましたし、丸も単独ホームランキングの6本目を含む猛打賞。
中田を押しのけて抜擢された香月もしっかり爪痕を残し東京ドームでの巨人らしい戦いが出来たのではないでしょうか?


次からはバンテリンに移動しての中日との3連戦


いきなり菅野 vs 柳とヘビーな戦いになりますが、湿っていた打線が少し回復傾向にあるので、何とか先に点をとりたいですね。菅野にも並々ならぬ思いはあるでしょうから、期待したいですが、若武者たちの頑張りでチームに少し余裕が出来ていますから、余り自分を追い込まず、思う通りのピッチングをしてくれればいいかなと期待してます。

 

追記

仕事の関係で近くに来ていたので、帰り際に東京ドームで写真だけパチリ

当日券買って、見ればよかった!


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