ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

「ジャイアンツ愛のみんぐ」4/16 巨人 1-1 阪神 → 互いにもったいないゲームだったけど、引き分けの数は大事なんでヨシ

対  阪神  2勝1敗1分 甲子園球場

勝利投手:
セーブ :
敗戦投手:

・投手リレー
巨人:山﨑伊、船迫、バルドナード 捕手:岸田
阪神:村上、岩崎、ゲラ 捕手:坂本

本塁打
巨人: 
阪神

日テレG+ にて観戦 解説:糸井嘉男松田宣浩 実況:石田一
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Giants Official Web
(https://www.giants.jp/game/20240416_26001_1/)
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あそこでこうしとけば・・・
あそこで打っていたら・・・


なんて、タラレバが多く出てきそうなゲームになりました。


結果的には、坂本が攻守に渡って結果を出せなかったことが勝ちきれなかったってことになるんでしょうけど、こういう日もあるよねって。


攻の部分では、2アウトとはいえ、8回のチャンスのところでは何とかして欲しかったし、守の部分ではランダンプレーでのミスが痛かった。
川相コーチはキャンプから2つ取る練習をしていた部分で、アイデアとしては悪くないと擁護していましたが、1点差ゲームだったので、まずはホームに近い走者をアウトにするのが最優先。結果的にセカンドからの送球をキャッチしてしまったことがアウトを取れなくなった原因となりますが、長年ショートで三遊間を守り切っていた坂本ですら、そういうミスをしてしまうわけですから、それだけ甲子園という空間と去年やられた印象が大きかったのかもしれません。

ここでタッチ出来てれば…というよりキャッチャーに任せて欲しかった


一番「やっちまった!」って思っているのは本人でしょうから、外野がとやかく言っても仕方ありません。日月と休んだことで、身体も軽くなり、行けると思ったのかもしれませんし、次戦以降にやり返してくれることを期待しましょう。


延長に入ったところで雨と雷が強くなり、最終的には雨天コールドとなりましたが、あのまま続けていたらどうだったでしょうか?
去年だったら負けていたでしょうね、今季はまだ阪神のギアが上がってないので、継投勝負に持ち込んだ時は、相手のホームとはいえ、僅かにこちらが有利だったかもしれません。ただ、グラウンドコンディションが余りよくない中、ビジター6連戦の最初の試合で西舘、大勢をつぎ込んで総力戦となって週末に影響しても困ります。


山崎に勝ちをつけてあげたかった無念はありますが、去年の甲子園での防御率を考えれば、十分以上に役割は果たしましたし、2打点目となるタイムリーも打ち、打率も.250と、二刀流としての能力も存分に発揮しています。
これで終わりではありませんから、7回101球で少し手ごたえを感じてくれたとしたらそれで充分でしょう。


逆に阪神にも反省点はあり、そもそもピッチャーにタイムリーを打たれて先制されたわけですから、ミスと言えばミスです。あのまま負けていればダメージは大きく、何とかおいついてゲームを振り出しに戻したってことだけでも胸をなでおろしているでしょうし、互いに痛み分けって感じではないでしょうか?


最終的にミスがゲームを動かしてしまった結果ではありますが、積極的な走塁や吉川も含めた守備でのナイスプレーもあり、貧打戦に見えそうな中でも緊張感のある見ごたえのあるゲームでした。


先週末、今週の6連戦に関しては貯金を使い切っても構わないと言いましたが、現時点で2位の巨人にとっては引き分けはむしろ御の字、敵地という事を考えても悪くないと思います。
むしろ、開幕戦で負け越した相手に、ホームでやり返したいと考えていた阪神側の方に多少なりともダメージがあるのではないかなと。


今日は赤星と伊藤、赤星はやっと巡ってきた先発のチャンスを逃したくないでしょうし、今シーズン状態が良くないと言われている伊藤をこちらとしては目覚めさせたくない。
坂本は昨日のミスを帳消しにしたいでしょうし、これはこれで楽しみの多い、見ごたえのある戦いになるでしょう。

 

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「ジャイアンツ愛のみんぐ」4/14 巨人 2-1 広島 → 今季初のスイープで6連勝!萩尾ナイスバッティング!

対  広島  3勝0敗0分 東京ドーム

勝利投手:高橋礼 (2勝0敗0S) 
セーブ :大勢 (0勝0敗4S) 
敗戦投手:ハッチ (0勝2敗0S) 

・投手リレー
巨人:高橋礼、バルドナード、大勢 捕手:小林
広島:ハッチ、塹江、益田、中﨑 捕手:坂倉

本塁打
巨人:萩尾 2号(3回裏2ラン) 
広島:

日テレG+ にて観戦 解説:黒田博樹 実況:梅澤廉
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Giants Official Web
(https://www.giants.jp/game/20240414_8003_1/)
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既に5連勝中で対広島も勝ち越しを決めているということもあってだと思うけど、坂本、大城をスタメンから外し、泉口、小林を出場させた阿部監督。
連勝中だから、もっと!ってなってもよさそうなところだけど、トレーナーやコーチたちとのコミュニケーションをしっかり取れているんだろうし、目の前のゲームも大事だけど、もっと先を見据えているなというのを感じる。


(一方で、ずっと痛みを訴えていた中川を限界が来たということで離脱させたことに対しての批判も多い。前日には「明日も投げさせる」なんてコメントもしてたし・・・ただ、他球団に対しての牽制やマスコミ対策もあるだろうから、阿部監督の言葉を100%鵜呑みにするわけにもゆかないだろう、深く考察するつもりは無いが、中川本人と会話を重ねていないはずはなく、体調が万全ではない中でも状態を見ながら何とか1軍の中で調整をはかっていたが、最終的にそれは難しいという判断になったのではないかと私は見ている)


大城に関しては、「小林、岸田の振る舞いをよく見ておくように」とも言われているようで、それはリード面だけでなく、投手への声がけやジェスチャーなど多方面にわたっていると思う。
確かに小林や岸田は良いボールが来たときは、投手に向かってうんうんと表情に出し、構えた時にも意図を伝えるようなジェスチャー、ピンチの時にはマウンドに行くなど、常に投手に寄り添っているのを目にする。大城にも無いとは言わないが、その頻度はちょっと少なめ。
配球面や自分のことに神経が沢山行ってるんだろう、それぞれのキャッチャーに良いところ、悪いところがあり、それが個性にも繋がっているのでそれでよいとは思うが、他の選手から学び、盗めるところはどんどん盗んで欲しいという親心。


2アウト満塁で小林が打席に立った時、大城を代打に出すという選択肢もあったと思うけど、阿部監督にはその考えは微塵もなく、休ませると決めたら一貫しているのは良かったと思うし、一方で投げる側も「抑えて当たり前」というのはプレッシャーになると、キャッチャー出身ならではの心理で小林を打席に立たせた。


ここで、タイムリーが出てれば、さらに評価も爆上がりで、このゲームはほぼ決まったろうけど、さすがにそう甘くはありませんでした。


その小林、守備おいては高橋礼を上手くリードしていましたし、秋山のバント空振りで堂林が飛び出したのを見逃さず、一度、三塁へ投げるふりして足を止めた後、冷静にセカンドに投げてアウトにするなど、経験値の高さを感じる場面でした。
一方で、矢野への三盗を許してしまったのは、高橋礼も含めた大きな反省点、せめて牽制でも入れるなり、クイックで投げるなりしていれば、相手の先制点を防げていたかもしれないと思うと、悔やむ点も多かったはず。
広島打線は隙を見せれば、あぁいう場面で走ってくるということがわかり、次から気をつければそれでいい。


その高橋礼は移籍後最多の7イニング、四死球は0で、とにかく変化球を低めに制球することでストレートとの速度差も生まれ、4、5、6、7回と三者凡退でつけ入るすきを全く見せなかった。
7回裏には打席が回ってくることと、前日が総力戦だったこともあり、7回まで投げさせたものと思われるが、中盤以降は全く危なげなく、チームを救ってくれた。


中川離脱中で1点リードの緊迫した場面とはいえ、残り2イニングとなればバルドナード、大勢を躊躇なく送り出せるし、そこで失点しても、今の彼らなら「しゃーない」とあきらめもつく状態なので、二人に託したが、大勢は全く問題ない、というかさらに安定度と頼もしさは増しているし、バルドナードはランナーを出しても全く動ずる様子もなく、終始落ち着いている。


終ってみれば3人合わせても四死球ゼロで、打たれた安打は試合を通じて3安打。


高橋礼の連続無失点イニングは途絶えたが、ヘタに記録が継続すると却って自分を見失う事にも繋がるので、これはこれでいいのではないか?


攻撃面ではハッチに苦労させられた・・・特に、坂本、大城を欠いているので、攻撃力が落ちている状態だから余計だし、岡本は完全にタイミングがあってなかった
まぁこういう日もあるだろう、でも、それを救ったのが高橋礼と萩尾のお立ち台コンビ。
そもそも、パ・リーグ出身という事もあって、打席においては送りバントすら期待していなかった高橋礼にヒットが生まれてからの、逆転2ランホームラン!!!

タメの効いたスイングで完璧な当たりでした!



失点した直後というのも効果的だし、高橋礼を走らせることなく、歩いてホームを踏ませ、次のイニングの準備をさせることが出来たのも大きい。
値千金という言葉をよく使うが、まさにその言葉が似合う一発で岡本が三振した高めのスライダーを自分も1球目では空振りしながらも、しっかり修正して仕留めたのは非常に素晴らしかった。バンテリンでも打っているし、いよいよ6大学の三冠王がプロにアジャストしてきたように見える。まだまだ初対戦の投手、球場が待っているため、この先も苦難はあるだろうが、ベンチでも非常に明るく率先して声を出しているし、二岡ヘッドからも「セカンドゴロを打ってこい」という素晴らしい助言もいただくなど、プレッシャーを感じさせない上司にも恵まれ(阿部監督は門脇にショートゴロを打てって言ってますね(笑))、今は若手が失敗を恐れずに伸び伸びやっている空気感をヒシヒシと感じますし、坂本や丸、岡本といった先輩たちも今の若い選手の扱いに長けている感じで、昭和の上下関係は感じない(それは中田もそうでしたね)。
小林は常に選手にいたずらを仕掛けて困らせつつもチームの輪を保つ努力もしている。


数年前まで現役として一緒に戦った人が監督で、その監督ですら「昭和の教え」なんて叩かれながらも、若手と積極的にコミュニケーションを取り、イヂるときですら笑顔で笑いを生んでいる。
そういう空気が若手が力を出しやすい環境を作っているんだろうというのをキャンプでも感じたし、開幕してからもベンチの映像が映るたびに目に飛び込んでくる。


新井監督や高津監督も同じようなニュアンスを感じるし(新井監督は時に甘いかな?ってのも感じるが、それが去年は良い方向に行っていたように思う)、今季の立浪監督もベンチで笑顔でいる時間が長い。
原監督が退任し、阪神の岡田監督とそれ以外の5球団の監督との年齢ギャップも大きくなり、その岡田監督も2年契約なので、来季の首脳陣の若返りが起きたとしたら・・・まだ早いが、来季のセ・リーグの監督、首脳陣の平均年齢も一気に下がり、また野球が変わってくるような予感がする。


おっと、話が逸れたが、これで3試合連続の逆転勝ち、しかもブルペンはガチガチ、常に主役が変わる6連勝。阿部監督も「出来すぎ」と言っているが、私もそう思う(笑)。


と、ひと通りはしゃいだところで(笑)今週の話を


いきなり、交流戦前最大の試練と言ってもいい戦いが待ってます。
昨年、鬼門となった甲子園、マツダでの遠征6連戦。シーズン前半戦の戦いの山場と言っても過言でもないヘビーローテーションで、今季の巨人を占うにはもってこいの戦い。
これがあるから、移動日も含めた2日間を坂本、大城には休ませたと言ってもいいのではないか?と勘ぐってますが、それだけ阿部監督も大事な一週間だと思っているということなのでしょう。


個人的には、「出来すぎ」感のある今週を踏まえて、作った貯金を全部使い果たしても終わってみれば5割以上をキープ出来ていればイイと思っています。
(それだけ今週の連勝は大事だった・・・ってか大きく負け越していれば、ハンパ無いプレッシャーで乗り込むことになっていた)


ただ、この6連戦を互角以上で乗り切ったなら、巨人が前半戦の主役の座に一気に駆け上がることにもつながりますし、改めて「今季の巨人は違う!」というイメージを植え付けることになるのは間違いない。


西舘、バルドナード、大勢といった勝ちパだけでなく、他の投手にとっても負担のかかる戦いになりそうですし、ここで菅野がまた勝てれば、今季のキーマンと推している私としても嬉しい。
新戦力たちが甲子園、マツダという難しい球場で、どれだけパフォーマンスを発揮できるのかも気になりますし、圧倒的アウェー感の強い、この2球場で活躍できたなら成長曲線が一気に上がることにも繋がります。
ワクワクする気持ちと「大丈夫だろうか?」という不安感の入り交じる、1つの勝敗、1つのプレーに一喜一憂する戦いが見れそうで、今から楽しみで仕方ありません。


(愚痴のオンパレードになる可能性だって十分にあります)


追記1:
このゲームでは守備の際どいプレーもたくさんありました、佐々木、萩尾にはボールを掴んでいながら・・・ってのもありましたし、門脇のエラーになってますが、岡本の送球がもう少し・・・ってのもありました。前日には野間のタイムリーも守備位置を調整していれば防げていたかも?という場面もあった。
それでも、積極的な守備は今の巨人の魅力ですし、変に守りに入って欲しくは無いので、この姿勢は貫いて欲しいです。
(泉口の守備はチームを救いましたし)


追記2:
土日はスポーツライブ+チャンネルで西武とのファームの試合を見ながらの観戦ダブルヘッダーでしたが、最後は岡田、浅野のフレッシュコンビで延長を制しました。
前日も延長を岡田で制し、ファームも頑張ってます。中川の代わりとして横川が上がってきましたが、京本もピッチングで存在感を見せておりブルペンに穴が開くようなことがあればチャンスをもらえる可能性は高く、梶谷も2安打と順調な復調ぶりをアピールしてくれました。
チーム成績も決して悪くは無いですし、桑田2軍監督の育成方針は決して間違っていない感じで、この先、1軍が苦しくなった時、鼻息荒く待ち構えている若手や中堅、ベテランらがすぐに結果を出してくれそうな期待感と、育成からどの選手が支配下登録されるのかの争いにも目が離せません。

 

 


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「ジャイアンツ愛のみんぐ」4/13 巨人 3-2 広島 → 今季初のサヨナラ勝利で5連勝!勝ち方もバリエーション豊か

対  広島  2勝0敗0分 東京ドーム

勝利投手:高梨 (1勝0敗0S) 
セーブ :
敗戦投手:中﨑 (1勝1敗0S) 

・投手リレー
巨人:堀田、井上、中川、バルドナード、大勢、西舘、船迫、高梨 捕手:岸田、小林
広島:森下、矢崎、島内、栗林、益田、塹江、中﨑 捕手:會澤

本塁打
巨人:
広島:

日テレG+ にて観戦 解説:篠塚和典 実況:弘竜太郎
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Giants Official Web
(https://www.giants.jp/game/20240413_8003_1/)
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去年、巨人がBクラスに沈んだ理由の一つに、阪神、広島に2ケタも負け越しを喫したことがあり、この2チームとの対戦が五分であったなら、優勝争いをしてていてもおかしくなかった。
同時に大型連敗はしても、大型連勝が無かったというのも・・・


今季いきなり優勝なんてのは、まだ口には出来ないが、苦手球団を作らず、全ての球団と五分に戦いつつ、交流戦をうまく戦うことが出来れば、「アレではなくアベ」というのも現実味を帯びてくるだろう。


この連勝も前日のような1イニング7得点のような攻撃を見せることもあれば、このゲームのように接戦を守りで凌ぎながら、最後に勝利をもぎ取るという勝ち方など、去年のように一発でゲームを手にするというよりも、適材適所で選手を送り出すという起用によって流れを変えている場面が多く、得点の取り方にもバリエーションが豊富で見ていて面白い


去年のブルペンの層だったら、このゲームでは中継ぎが崩壊して、延長で大量失点し負けていた可能性も高く、今季の投手陣の頼もしさが際立つが、それ以上に私は阿部監督の選手起用の人選とタイミングを評価したい。


先日の中川からバルドナードへのスイッチが象徴的だが、このゲームでも延長をにらんだ場合、良い投手から・・・というセオリーを踏襲しつつ、12回裏に岡本が2ベースで出ると、すかさず重信を代走に出し、ベンチ入り最後の野手である大城を打席に送るという手を打った。


堀田、井上とのコンビ歴をかってかはわからないが、スタメン捕手が岸田だったことで、途中 小林にスイッチし、大城を最後まで残せたという事が勝利に結びついたし、新人監督なら延長の場合、バタバタした選手起用になってもおかしくないところ、相手の残った選手、投手と自分のところを把握し、12回まで行くことまで予想しながら、慌てることなく起用するあたりは、とても1年目とは思えない。
しかも、その起用の人選、タイミングが絶妙だという。

最後に大城が残っていた!いや、残していたというのがナイスだった


怖いのは、そのバランスが崩れた時なので、今は監督とコーチ陣のあうんの呼吸と、呼ばれる選手の準備が上手くハマっているのだろう、この循環がうまくいっているうちは、大きな連敗はしないのではないかと思う。


先発の堀田は守備に助けられる場面もあったとはいえ、せっかく巡ってきたチャンスを逃がさないよう、出来ることを必死でやってアピールしたと思う。安定感抜群とは言わないが、森下相手にゲームを作った。味方が序盤に点を取っていれば責任回数の5回まで投げさせてもらえたかもしれないが、恐らくブルペンデーに近い想定で、井上に繋ぐくことも予定だった可能性もあるので、最初からこういう計画だったかもしれない。


心配なのは中川かな


どうも球の走りが悪いし、制球も真ん中に集まってしまう傾向に見られる。相手からしても打ちにくいという感じが見受けられないので、ここは心を鬼にして、一度、ファームで桑田監督、久保コーチにチェックしてもらうことも必要なのではないかと思う。
勝ちパという点では、バルドナードの安定感がハンパないのと、西舘も超安定、大勢も好調なので中川がいなければ回らないという状態ではない。
(いざとなれば高梨もいる)


急がば回れで、中川には相手が嫌がるようなピッチングを取り戻してもらいたい


ゲーム展開として欲を言うなら、8回の場面、まずあの打球で一気に2塁まで行った佐々木の足と判断が素晴らしかった。そこからの門脇、岡本の連打(岡本のは小園に感謝だけど)で追いついたが、続く坂本、オコエで何とか勝ち越して欲しかったし、それが叶わなかったとしても、吉川には意地で打って欲しかった。


そうしていれば、大勢にセーブもついて、ベンチも疲弊することなく終れていたのだが、あのあたりはまだまだ今季の巨人の課題かな?
結果的には勝利したので、疲労具合も負けるよりは遥かに軽減されているとは思うけど。

さて、今日は高橋礼とハッチ


高橋礼が3度目の正直で、広島打線に捕まるのか、まだまだ初見で通用するのか、そこは見もの。
一方のハッチについては情報も少なく、攻略の道筋が見えないが、右の外国人投手ということで、俊足左打者たちが何とか突破口を開き、足で揺さぶりをかけ、岡本、坂本に託すという形を何度となく作ってもらいたい。
岡本は昨日も猛打賞で打率を上げ、打点も2つついていて、今はとにかく打席で集中できているので、1~3番の役割もはっきりしているだけに、期待は高まる。


追記:
バンテリンでは山本、中田が躍動してた。巨人ファンとしては、この二人の活躍はとても嬉しい(目下の上位チームなので複雑だけど)。巨人ではケラーが機能しているし、ここに馬場が力を発揮してくれれば、岡田監督も阪神が今苦しんでいるだけに、複雑な心境になるだろう。

 

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「ジャイアンツ愛のみんぐ」4/12 巨人 9-4 広島 → こういう勝ち方も出来るという事を見せてくれた!キーは投手交代?

対  広島  1勝0敗0分 東京ドーム

勝利投手:泉 (1勝0敗0S) 
セーブ :
敗戦投手:九里 (0勝2敗0S) 

・投手リレー
巨人:戸郷、泉、船迫、ケラー、高梨 捕手:大城卓、岸田
広島:九里、森浦、黒原、コルニエル 捕手:坂倉、石原

本塁打
巨人:坂本 2号(2回裏ソロ)、岡本和 3号(4回裏ソロ) 
広島:坂倉 1号(4回表ソロ) 

日テレG+ にて観戦 解説:高木豊 斎藤雅樹 実況:中村光宏
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(https://www.giants.jp/game/20240412_8003_1/)
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前日のレポートの締めに


「勝ちパを出さず、泉や船迫、高梨らで逃げ切れるような展開に持ち込めれば最高だ。」

と、書きました。


実際、5点差がつき、↑の投手+ケラーで勝利を手にしたわけですが、いやいや、私がイメージしてたのはそうじゃなくて(笑)


戸郷に勝ちが付いたうえで、大量リードでの勝利!


ってことだったんですよね~


その戸郷ですけど、長いイニングを投げたいがゆえに、スロースターターで序盤に捕まるケースが多いのですが、この日は野間に様子見で入った初球をガツンとやられて、あれよあれよで失点してしまった感じ。
前回登板はダルビッシュ直伝のスライダーを上手く使っていましたが、このゲームではフォークを使ってました、それが微妙に甘かったですし、ストレートの球速も上がってなかった。


2回の坂本のホームランで1点差になったところで、落ち着いてくれればよかったのですが、3回、4回と失点したことで阿部監督も打席の回る5回で攻撃モードに舵を切ることになったのでしょう。


代わった泉がいきなり死球を出した時には、どうなることかと思いましたが、被安打0の三振2個で役目を全うし、移籍後初勝利を手にしました。

日替わりでヒーローが生まれるのは良いですね


6回裏に大量点を取れたことで、勝利投手が手に入り、勝ちパを温存しながら継投で逃げ切るという展開に持ち込めました。


その6回


7点という大量得点を取れたことは、ホームラン以外での得点力が課題だった巨人にとって新たな可能性を見せてくれました。
さらに、萩尾、佐々木に1イニングで2本というマルチ&タイムリー。
勝利打点は逆転打のオコエにつきましたが、岡本、坂本の出塁を若い力で点に結び付けたという展開が胸アツでしたね。


逆に広島にとっての誤算は、7回に九里に打席が回ることから、何とかリードを保ったまま、このイニングをおさめて欲しいというところに拘ってしまったかなと。
1点差に迫られたところで交代しても良かったし、萩尾、佐々木の連打で見切るという手もあったと思うけど、開幕投手をそんな形で代えられないという意識があったのかはわかりませんが、ビハインドであっても、バッテリーごと交代させた阿部監督との差が、このイニングの明暗を分けたような結果になりました。


坂本、岡本のアベック弾での勝率は8割だとか・・・そりゃ、主軸に一発が出れば、チームの雰囲気は良くなるのはわかるけど、大事なのは二人とも追い込まれてからの一発だったという事。岡本の4割越えは出来すぎといえるかもしれないけれど、阿部監督の言うように今は打席で集中できていることと、迷いが見られず、どっしりと落ち着いているのはテレビ越しでもわかる。
結果を求めすぎて打てない球に手を出すようには見えないし、甘い球を確実に仕留めようと意識が高まっているような感じ。
ヤクルトの村上がまだ不発で叩かれているが、彼もまた打ちたい気持ちがはやるようなことはなく、四球での出塁もOKとして打席で落ち着いている。
岡本も去年の今頃はまだ不発だった記憶があるし、二人に共通しているのは結果を求めすぎて自分のバッティングを狂わせないようにしているのかな?というところで、村上もいずれ爆発してくる予感はビンビン感じてますし、今は岡本が甘い球の打ち損じが少ないということが、この結果に結びついているように思う。


坂本は良くも悪くも平常運転、打順に関わらずいつも通りに見えます。一番怖いのは故障による離脱なので、守備負担の減ったサードのポジションにさらに慣れてもらいつつ、常に身体と会話して、少しでも疲労を感じたなら、勇気をもって休むということをしてくれればいいかなと。


なんにせよ、開幕投手同士の戦いで、こんな展開になるとは予想もしていなかったので、正直、戸惑っているけれど、相手が隙を見せれば、こういう攻撃も出来るということが分かったのは良かったし、萩尾も3割を超えて、1番というポジションを掴みかけている
オコエ綺麗なヒットじゃなくてもイイという意識が今後の打席でも続くのであれば、右バッターとして先発でも代打でも期待できるようになるので、佐々木と併用で出場チャンスは増えてくるはず。
松原のバッティングが少し雑になってきたのが気になるし、そういう点で、吉川もまだ淡白な感じがするので、この二人の先輩が若い選手よりも目立つ働きをすることが今後の課題にはなるだろうけど、上位、下位で足が使える選手がいるのは、大きなメリットではないだろうか?


あとは、そろそろ大城に一発が欲しいかな・・・


今日は堀田と森下の戦い。
堀田がバシっとハマってくれれば、この上なく最高だけど、恐らく球数はそれほど投げさせず、場合によってはブルペンデーになることも予想しているかと思う。
初戦を取ったことで、最悪負けてもヨシくらいの余裕が持てれば、バタバタせずに済むと思うけど、森下相手なので何とか接戦に持ち込んで、昨日温存した勝ちパを出せる形が作れれば、良い結果に結びつくかもしれない。


追記:
今日はドジャースパドレスの試合も楽しみだし、ヴィーナスリーグの中継もあるので、朝から夕方までは野球漬けの日になりそうだ。

 

管理人:みんぐ
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「ジャイアンツ愛のみんぐ」4/11 巨人 5-0 ヤクルト → スガコバコンビ最高だ!点の取り方もイイ!

対  ヤクルト  2勝0敗0分 神宮球場

勝利投手:菅野 (2勝0敗0S) 
セーブ :
敗戦投手:高橋 (0勝1敗0S) 

・投手リレー
巨人:菅野、中川、バルドナード、西舘、ケラー 捕手:小林
ヤクルト:高橋、山本、木澤、宮川 捕手:中村

本塁打
巨人:
ヤクルト:

フジテレビONE にて観戦 解説:高木豊 斎藤雅樹 実況:中村光宏
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(https://www.giants.jp/game/20240411_8001_1/)
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今週の「超ジャイアンツ」でスガコバへの素晴らしいインタビュー特集がありました。
前回登板で一度も首を振らなかった菅野が「小林の出すサインには、彼なりの根拠があって、絶対の自信を持ってサインをだしてくる」と言っていた。そこに投げ込める菅野も今は状態が良いのだろうが、配球を疑わず、テンポよく投げ込んでくるから投球のリズムも非常によくて、相手バッターからすると自分の間合いで打たせてもらえない。
全盛期の菅野がまさにそんな感じだったわけで、それを思い出させてくれるような快投でした。
そして菅野自身は昨年の後半は勝ちこそついてないゲームが多かったけれど、内容的には悪くなかったことに対して、それでも全打者を打ち取りに行こうとしていたので、本人としては納得のゆくピッチングでは無かったと分析。手を抜くわけではないが、力の入れどころをうまく配分しながら投げることを初戦では思い出せたと言っていた。
そこにプラスして、大城の場合は直感型で理屈というよりも、その時感じたことを配球してくるという分析。タイプの違う二人のキャッチャーについて語ってくれた。


ってのを踏まえて、今日のゲームを見てみると、この日も小林が出したサインに首を振ることは一切なく、首を傾げたり、苦笑いする場面でも構えたところからわずかにズレている・・・というだけで、バッテリーの息はあっていた


プロ野球ニュースでも触れていたけれど、青木に対して最初は外の変化球を中心に攻め、次はインコースで仕留めるなど、ゲーム全体を通じて、左右を上手く使い分ける小林の配球は光っていたように思う。


チャンスは作るけど、互いに点の入らない中盤までの展開が続く投手戦で、非常に見ていて緊張感のある締まったゲームだったと思う。


一方の高橋も素晴らしいストレートとコントロールで、四死球絡みで何度かチャンスは作るけれど、ここぞというところでしっかりと抑えるという好投ぶり。
そんな中でチャンスがあるとしたら、5回裏にランナーとして高橋が出てしまい、次のピッチングの準備が出来ない中で、6回は岡本からだから、3度目の打席となるし、点が入るとしたらこの回かなぁ~なんて思っていたのだが


岡本、坂本が倒れてあっさり2アウト


「やっぱ、そう簡単にはゆかないかぁ~」って思ってたし、高橋自身もここで一瞬ホッとしたのかな?続く佐々木に四球、その佐々木は盗塁でスコアリングポジションに進み、小林のタイムリー。
巨人としては2アウトからとはいえ、四球でもらったチャンスを足で広げ、伏兵の小林がタイムリーを打つという形は、ある意味で最高の点の取り方だし、ヤクルト側としては、オカサカを押さえておきながら下位打線にやられた感じでダメージが残る失点になったと思う。

今日の小林は攻守のヒーローに相応しい(ヒーローインタビューどれくらいぶり?)


当たり前の話だが、先発が踏ん張っている展開で中盤までに1点でもリードが必要なのは、相手の勝ちパを封じることでゲーム終盤に得点チャンスが生まれることと、こちらは勝ちパを出すことで失点のリスクを減らせるから。


リードされていて、相手の勝ちパが出ている中で逆転勝ちするってのは本当に難しいから、例え1点とはいえ、6回に奪った1点は大きな意味があった。


結果的に8回、9回とこちらは点を重ねることが出来て、最後は大勢も準備していただろうが、5点差がついたことによって、ケラーに投げさせることが出来た。


好投手同士の投げ合いは、こういう風に制するんだよ、というお手本のようなゲーム展開を相手のホームで出来たのは大きかったのではないかと思う。


中川が作ったピンチの場面では、そこで西舘をワンポイントで出すのか?なんてのも一瞬頭を過ったけれど、送り出したのはバルドナード。
何か投げることに飢えているような感じで、続く打者を二者連続三振でピンチを凌ぐ。

(北村の三振は巨人ファンとしては複雑だが)
あのままバルドナードが失点していたとしたら、中川に失点がついてしまうだけではなく、左から左へのスイッチということで、中川のプライドにも傷がつきそうだったが、結果的にはバルドナードが火消しをしてくれたことにより、中川にダメージは無く、ブルペン陣の一体感もより高まったのではないかということとなり、阿部監督の判断は正しかったという評価に一変することになった。


キャッチャー出身ということで、ピッチャーの些細な変化を見逃さず、さらに相手打者の傾向やデータを見ながら、ここぞという場面で躊躇することなく交代を命じられるところは、さすがだと思わせてくれたし、常に隣にいる元コンビの杉内ピッチングコーチも、あうんの呼吸で投手に準備をさせているのだろう。
もちろん、上手くゆかないこともあるだろうが、ここまで巨人の防御率が好成績をおさめている裏側には、この二人の状況判断というのは大きな役割を果たしているように思える。


攻撃面では、高橋に苦労した分、後半に打線が機能するようになり、吉川、門脇にもタイムリーが生まれた(萩尾もマルチ)。
岡本は5打席立ったけど、四球があったので、結果的には4打数3安打の猛打賞で、打率も爆上がり。打点こそなかったが、好調をキープしてくれていて本当に頼もしい。
さらには、8回の佐々木の犠牲フライの場面、実はサンタナが捕球したところで岡本もセカンドからサードへ走っている。レフトフライでサードへ行くのは珍しいが、阿部監督も「和真は走塁の意識が今季は本当に高い」と評価しているように、凡打でも全力疾走している場面が多く、そういうところで若い選手たちも引っ張っているし、坂本への刺激にもなっているのではないかと思う。
(坂本も今季は本塁突入の場面など、積極的な走塁が見受けられる)


全体としては、序盤は送ろうとして失敗し、ならばとエンドランや盗塁をしかけても失敗しで重苦しい展開だったが、終わってみれば5-0の快勝。
チームの貯金も1個となり、まだ一回りが終っていないことを考えても、頑張っているのではないかと思う。


昨年までもシーズン序盤に良い時期があったりしたが、選手の好調さに助けられてという形も多く、状態を落とす=チームが失速ということを繰り返していた。今季は点が取れないなら取れるように仕掛けたり、余計な点を与えないようにベンチと野手が一体となって守りを固めたりなど、あの手この手の工夫がみられる
原前監督のような、あっと思わせるような奇策をするのではなく、あくまでもオーソドックスだが、戦況の中で瞬間的に判断する首脳陣の連携が、この3連勝には見えていたような気がする。


今日からはホームに戻っての広島との3連戦


戸郷は今度は九里との対戦で、ヘビーな戦いになるが、相手からしても「戸郷との対戦かぁ~」って思ってるだろうし、根負けした方が負け、という展開になるのは容易に想像がつく。
西舘が登板過多気味なのは気になるので、終盤の継投がどうなるのか見えないが、勝ちパを出さず、泉や船迫、高梨らで逃げ切れるような展開に持ち込めれば最高だ。

 


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「ジャイアンツ愛のみんぐ」4/9 巨人 3-1 ヤクルト → 山崎今季初勝利!でも、主役はキャプテンと高梨かな

対  ヤクルト  1勝0敗0分 平和リース球場(鹿児島県立鴨池野球場)

勝利投手:山﨑伊 (1勝0敗0S) 
セーブ :大勢 (0勝0敗3S) 
敗戦投手:小澤 (0勝1敗0S) 

・投手リレー
巨人:山﨑伊、高梨、西舘、中川、大勢 捕手:大城
ヤクルト:小澤、宮川、エスパーダ、星、木澤 捕手:中村、松本直

本塁打
巨人:岡本和 2号(7回表ソロ) 
ヤクルト:

フジテレビONE にて観戦 解説:平松政次 実況:竹下陽平
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Giants Official Web
(https://www.giants.jp/game/20240409_44011_1/)
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三者凡退で終わったイニングが巨人は4、9回、ヤクルトは9回のみ。特に初回の攻防と序盤を見てるだけだど、ヤクルト戦でありがちな点の取り合い合戦になりそうな予感がしていたけれど、両投手が踏ん張ったというか、攻撃が甘かったというか、なかなか点の入りにくい展開に・・・


2回の山崎の失点の場面は、フィールディングの良い山崎だけに、3塁で刺せると思って投げてしまったフィルダースチョイスなので、本人は反省しつつも仕方ない。
刺せればファインプレーだったけれど、あそこは無理する場面では無かったかな。
(それでも、ランナーが3塁に進むことは変わらないので、結果的に失点していたかもしれないが)


制球はそこまで悪くは無かったように見えたけど、低めを意識しすぎてカウントを悪くする場面も多かったし、逆にカウントを作ろうとして初球が甘くなったりなど、ちょっと空回りしているところがあった。四死球5個は山崎にしては調子が悪かったという指標になるかと思うが、なんとか粘って勝利投手になったことで、次からはもっと落ち着いて投げられると思う。


6回のピンチは107球を投げたこともあって、握力も限界に来てたかな?何とか6回は投げ切って欲しかったけれど、その辺はやはりキャッチャー出身の阿部監督、限界だと思ったのでしょう。


ピンチを救ったのは高梨


呼ばれて、いきなり満塁というヘビーな場面だったけど、最高のピッチングをしてくれた。ゲーム後のインタビューで、泉と会話して「全部三振を取りに行く」というメンタルが今の自分の技術と心にうまくハマったと言っていた。今までうまく投げようとして失敗していたけれど、これからはシンプルに全力で三振を取りに行くスタイルで投げてくれるだろう。

ピンチを切り抜けて「よっしゃ~!」と雄たけびを上げる高梨



G+で放送している高梨の特番で、今季にかける意気込みや技術的な改良について語られていたけれど、年齢的にもブルペンリーダーとして彼が控えてくれるだけで、若い投手たちは安心するだろうし、中川に負担がかかりがちだった左腕のセットアッパーという意味でも、高梨がいてくれれば、中川は8回に投げるということに役割を集中できるので、好循環が生まれてくれるはず。


その通りに、西舘、中川、大勢という今の巨人の勝ちパターンがしっかり機能し、2点差を守り切りました。


攻撃面では重信を1番にという抜擢、監督からは前向きな言葉をかけられたというし、自分が1番に起用されるという事は、出塁して足を使えという意味だと理解しているので、チャンスの場面では残念でしたが、その後、しっかりと出て、足を使い、走者としてホームベースを踏むという役割をこなしたと思います。


固定できるに越したことはないけれど、選手の状態、相手投手との兼ね合いなど総合的に判断して、しばらくは流動的で行くと監督も言ってますし、吉川、門脇も含め足の使える選手が岡本の前に並べば、誰か一人でも塁にさえ出れば、相手バッテリーにとっては要注意状態になりますから、綺麗なヒットはなくていいので、今日の重信のように打席で粘って球数を投げさせたり、足でプレッシャーをかけるなどしてくれるだけで、岡本の打席への十分な援護になります。


その岡本ですが、今日は3打点と好調をキープ


5回の場面では勝負せずに満塁策もあるかな?とも思ってましたが、後ろに坂本が控えているということもあって、勝負してもらえたのは良かった。甘い球を強引に強打ではなく、外野が下がり気味のポジションだったこともあって、その前に落とすという軽打。
ランナーが重信、吉川ですからあの距離で十分に帰ってこれます
7回はもう1発狙いでイイ場面ですから、インコースの球をファールにすることなく耐久時間の長いホームラン。


下位を打つ佐々木、萩尾にもヒットは出ましたし、破壊力抜群とは言えない打線で、岡本、坂本頼みではありますが、今は投手がそれなりに結果を出してくれているので、この形でいいかなと。


また、何気にですけど、ベンチから出る外野のポジション指示も今日はうまく機能してました。打たれた瞬間、抜けたかな?と思われるような打球もしっかり捕球。ピンチの連続だったゲームですが、結果的には投手の粘りと野手の守りで勝てたのではないかと。


2軍で結果を出せば使う、という阿部監督の公言通り、中山も上げてすぐに出番を与えました。結果は残念でしたが、こういう起用を続けてゆくことでファームで頑張っている選手のモチベーションは上がるでしょうし、2軍もしっかり見ているぞ!というアピールにも繋がります。
結果が出てなくても秋広、浅野を我慢して使え!という周りの声もあるでしょうが、結果が伴わなければ使ってもらえないのは公平です。せめて、守備がもっと堅ければ起用の理由付けにもなるでしょうが、浅野の場合は特に1軍レベルでは厳しいので、それぞれに課題をもって使ってみたくなるような結果を出すしかありません。


10試合終って平均得点は2.7点、一方で防御率は中日に次いで2位の2.00ですから、今後も僅差の厳しい戦いが続きそうですが、守りからリズムを作るという阿部監督のやろうとしている野球は、少しずつ形になりつつあるのかな?という感じが見えた勝利でした。

(去年は最低4点、出来れば5点、それも先制しないと勝てないという野球でしたから・・・)

 

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「ジャイアンツ愛のみんぐ」4/7 巨人 3-0 DeNA → 高橋移籍初勝利オメ!珍しいセットアッパーのお立ち台

対  DeNA  1勝2敗0分 東京ドーム

勝利投手:高橋礼 (1勝0敗0S) 
セーブ :大勢 (0勝0敗2S) 
敗戦投手:大貫 (0勝2敗0S) 

・投手リレー
巨人:高橋礼、中川、西舘、大勢 捕手:大城
DeNA:大貫、松本凌、石川 捕手:伊藤

本塁打
巨人:
DeNA

日テレG+ にて観戦 解説:谷繁元信 実況:伊藤大海
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Giants Official Web
(https://www.giants.jp/game/20240407_8003_1/)
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セットアッパーがお立ち台なんて、グッさんが全盛期の頃でも無かったような気がするが、新戦力の二人という事で選ばれたのかな?

新戦力二人のお立ち台は見ていて新鮮だった



最後、大勢が「大勢劇場」をしかけたけど、何とか無失点で押さえ、結果的には完封リレーで勝利。
大勢にセーブポイントが付くだけでなく、西舘にもリーグ2位となるホールドポイントがつき、好調なDeNAにスイープされることなく、最後に一矢報いた形になった。


まだ、シーズンは始まったばかりとはいえ、借金3で終わるのと1で終わるのとでは全然違うので、そういう点でも何とか勝ちを手に入れることが出来て良かった。


先発の高橋礼は4回にピンチを迎えたが、関根をセカンドごろで打ち取って何とか切り抜け、6回88球、被安打3,四死球2個で無失点で勝利投手の権利をゲット。
DeNA打線にもアンダースローは有効だということがわかりました。
今週は一日空くので、ローテがどうなるかはわかりませんが、次はまた東京ドームでの広島戦になり、その次はマツダでの広島戦。


相手も研究してくるでしょうけど、初対戦においては通用してくれることを望みたいですし、研究されたらされたで、それをまた上回るバッテリーの進化を見せて欲しいです。


中川もキレが良かったですし、西舘は安定感しかない


解説の谷繁氏が「ヘタにセーブシチュエーションじゃなくなって、大勢じゃないまたは、大勢が投げるにしても4点差以上になってしまうと気持ちが変わる」と危惧してましたが、そこは私も同意。
打線としては、7回、8回のチャンスにキッチリ点を取って、より優位な状況を作りたい反面、3点差という点差がほどよい緊張感をもたらせてくれそうなところもあり、ヘタにゲームが動くことなく、淡々と進んでくれる方がいいかな?なんて思う自分もいた。


ま、大勢が満塁のピンチを作り、危うく追いつかれそうなシチュエーションになってはしまったが、結果的には勝利できたのでヨシとしよう。
こういうところでも、野球の難しさと、DeNAの攻撃力の怖さを感じることが出来た。


攻撃面では、ミスした方が負けるという言葉通り、このゲームではDeNA側の方にミスが出て、先に点を取ることが出来たのは大きい。
佐々木、萩尾の打順を後ろに回し、吉川、門脇という1、2番へ変更
機能したとは言えないが、経験の浅い選手を後ろに回すことで、少しでも楽に打席に立たせたいということなのかもしれないが、個人的にはそれでいいと思う。
吉川の出塁率がもっと上がってくれれば、これが一番良い形だと思うし、吉川にはそれくらいやってくれないと困る


結局は、岡本、坂本頼りになってしまうところは変わらないけど・・・


丸の状態は心配ではあるが、大事をとってということのようなので、明日からの起用法を見てから考えることにしよう。
(火曜が鹿児島、一日空いて、木曜に神宮なので丸は連れて行かない可能性もある)


水曜が空くことで、先発調整をさせるために、先日、赤星はファームで投げさせたようだから、山崎、菅野で行くと思うが、山崎には前回の悔しさを晴らすようなピッチングで今季の初勝利を手にして欲しいし、菅野も2試合連続で好投して我々を安心させて欲しい。

 

追記:

グリフィン、浅野の抹消、丸は鹿児島帯同せず、高梨、中山が合流というニュースが入ってきました。グリフィンの降板はどうやら、これが原因だったようです。

恐らく井上が代役を担うのでしょうが、横川や田中など、出番を狙っている投手は多いので、若手にとってはチャンスだと言えるでしょう。浅野に関しては、たまにしか使わないのであれば、2軍で出続けた方がいいので、ちゃんと結果を残して、また上がってきて欲しいと思います。

 

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