ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

7/11 巨人 3-5 中日 → ついに中日と5分。どうした坂本!かなり重症

巨人 3-5 中日 7月11日(日) ナゴヤドーム

対 中日:6勝6敗0分

勝利投手:チェン 17試合 7勝 7敗 0S

セーブ :岩 瀬 32試合 0勝 1敗 26S

敗戦投手:オビスポ 10試合 1勝 2敗 0S

投手リレー

 巨人:オビスポ→福田→山口→越智(C:阿部→鶴岡)

 中日:チェン→河原→高橋→清水昭→浅尾→岩瀬(C:小山→谷繁)

ホームラン:

 巨人:ラミレス29号2ラン、阿部29号ソロ

 中日:ブランコ20号2ラン、荒木2号ソロ

同一カード3連敗は避けたい巨人だったが、先発オビスポが初回から4点を失い、この日も序盤にリードを許す。四回にラミレス、阿部の連続ホームランで3点を奪うも、その後はチャンスを作りながらあと一本が出ない。中日ドラゴンズに3対5で敗れ、今季初の4連敗となった。

Yomiuri Giants Official Web より

今日はBS-TBSにて観戦

昨夜、主軸が打ててないが彼らはベテランなので自分なりの調整で復調するだろう。問題は経験値の少ない坂本だ・・・・と書いたが、今日の試合はまさにそれを体現する図式となってしまった。

今年まだ巨人に勝ち星のなかったチェンに対して、初回、相変わらずの守備のまずさもあいまって4点を献上してしまう。それでも初回にとられたのだから、1点ずつ返してゆけばいい。

それなのに・・・・

2回の表、ラミレスにヒット、続く阿部がデッドボールでノーアウトランナー1,2塁。足が遅い二人とはいえ、バッターは2番を打ったこともある長野。ここは当然セオリーどおり送りバントでしょう。と思ったがそういったサインは無し。結果的に長野は三振。エドガーがゲッツーで、1点も取れなかった。せめて送って1アウト2,3塁にしておけばエドガーの内野ゴロでも1点が取れていたかもしれない。

もちろん、「かも」であることは否定しないが、ただでさえ得点力が落ちている現在。大雑把な野球ではなく、失敗したとしても基本にかえる采配が必要だったのではないか?それによってナイン達も1点を取るための野球をしようという意識になるのではないだろうか?

で、昨夜の記事を読んだのかどうかわからないが(読む訳ないだろ!とツッコんでおく)、ガッツ、ラミちゃん、阿部にマルチ安打が出て何とか3点は返す。

しかし、坂本は今日もノーヒットでこれでここ4試合で16打数1安打。松本もヒットが出ず、7月に入ってからの1,2番の出塁率は.216。これではクリーンアップにタイムリーが出るはずも無く、一発頼みの悪い時の巨人の得点パターンだけとなってしまう。いつだったか、ホームランが出てもソロばかりで大量得点に結びつかない・・・と書いたことがあるが、本塁打争いをしている選手が2人もいるのに得点力で負けているのは、とにかくランナーを貯められないから(って今さら言う事でもないが)。また、ラミちゃんの足ではかりにヒットで出ても阿部の安打でホームへ返すことが出来ない。

阿部の5番は確かに脅威だが、ランナー無しで打席に立つことが多い阿部を最大限に生かすには、6番に下げて5番にエドガーや長野を持ってくるという手もありなのではないだろうか?亀井が復調して帰ってくれば5番に座って、阿部が6番にと落ち着くのだろうが現状ではガッツ、ラミレス、阿部の3連チャンはちょっともったいない気がしないでもない。

投手力に関しては、ある日突然良くなるということはありえないので、今しばらくはこのままで行くしかない(最近、斎藤投手コーチの手腕に疑問を感じ始めているが・・・)。失点を上回る得点で勝利を重ねてゆくしかない試合が続きそうだ。

ローテを2日ずらして阪神3連戦の初戦に東野を持ってくる予定のようだが、ローテをずらしたことで調子を崩さなければいいが・・・ただでさえ、4連敗でプレッシャーもかかる上に甲子園での阪神戦となれば、力も入ろうというもの。何とかリラックスした状態で望んでもらいたいと思う。2勝1敗が望ましいが、最低でも1勝2敗で0.5差で首位逆転くらいにとどめて欲しい。

(オールスター明けにはグライシンガーも帰ってくる予定みたいだし)