ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

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8/8 巨人 7-0 広島 → 原監督が満点を出した朝井、これで裏ローテの穴が埋まるか?

巨人 7-0 広島 8月8日(日) 東京ドーム

対 広島:13勝4敗0分

勝利投手:朝 井 1試合 1勝 0敗 0S

敗戦投手:中 田 6試合 0勝 1敗 0S

投手リレー

 巨人:朝井→山口→越智(C:阿部→鶴岡)

 広島:中田→林→上野→チューク→小島→梅津(C:倉)

ホームラン:

 巨人:阿部33号ソロ、ラミレス36号ソロ

 広島:

首位を守るために、3連敗は避けたい巨人。序盤にエドガーのタイムリーヒットなどで大量リードを奪うと、移籍後初登板の朝井がテンポの良いピッチングで好投。攻守にがっちりとかみ合った巨人が7対0で広島東洋カープを下し、首位を守った。

Yomiuri Giants Official Web より

前回3連敗の汚名を返上しようと必死になって向かってきた広島に2連敗。首位を走るチームとしても今日は負けられない試合だが、先発のメンツが・・・・というところで、楽天から移籍してきた朝井を登板。2軍での試合も上々で、そういう意味では満を持してというところだろうが、正直なところ個人的には余り期待していなかった。

しかしながら蓋を開けてみれば原監督も満点をつける好投で、7回を2安打と結果だけ見れば完璧な内容だった。

相手投手が初先発の中田ということで、初物に弱い(といわれる)巨人に”あわよくば”と3連勝を狙ってきたのだろうが、幸いなことに初回から自爆してくれたおかげで、主導権を握った状態で試合を進めることができた。

私が注目したのは3回、ノーアウト1,3塁の場面で楽天時代はバントの練習なんて交流戦の前くらいしかやってないんじゃないかと思う朝井がキッチリと送りバントを決めて、チャンスを広げた場面。これが次の坂本の犠牲フライ、松本のタイムリーを呼んで3回にして6-0と差を広げることができた。

結果的に自分のピッチングをさらに伸び伸びとさせることができ、持ち味のストレートがキレ良く決まっていた。同じタイプのうちのピッチャーに見習って欲しいと原監督が言っていたが、福ちゃん、野間口には是非とも自分のピッチングに照らし合わせて次の登板(があれば)に生かして欲しい。

今日のピッチングで次にチャンスをもらえることが確定した。来週の横浜戦で投げることになるだろうが、真価を見るにはもっと点差の詰まった試合とか、阪神、中日といった相手にどこまで投げられるのか、ちょっと見てみたくなる今日の投球だった。

阪神が中日に3連敗し、つごう4連敗した関係で、首位との差が1.5ゲームとなった。外野から見ている限り、阪神は金本が復活してから負けがこみ、中日は谷繁が負傷退場して小田になってから調子があがっているような気がするが、気のせいだろうか?小田は巨人時代は憎めないキャラクタでファンにも人気があっただけに、中日に行った後も密かに応援していた。落合監督にもよくいぢられているようだし憎めないキャラは相変わらず。今は打撃も絶好調なようだし、これからも頑張って欲しい(巨人戦以外でね)。

あさってからはヤクルト、横浜との6連戦。館山が復帰して、石川、ヨシノリ、村中と勝ちを計算できる先発投手が充実し、押さえは相変わらず磐石。新加入のホワイトセルも打ちまくっている手ごわい相手。3位浮上の目が出てきたところで、チーム状態が充実しているやっかいな相手ではあるが、何とか勝ち越して貰いたい。

(ヤクルトがまた巨人相手だと先発投手ががんばっちゃうんだよなぁ)