ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

8/13 巨人 8-6 横浜 → 何とか勝たせていただいた・・・という感じ?

巨人 8-6 横浜 8月13日(金) 東京ドーム

対 横浜:10勝4敗0分

勝利投手:久 保 55試合 6勝 1敗 1S

せーう :クルーン 33試合 3勝 2敗 17S

敗戦投手:弥太郎 10試合 0勝 1敗 0S

投手リレー

 巨人:オビスポMICHEAL→山口→久保→越智→クルーン(C:阿部→鶴岡)

 横浜:加賀→篠原→加藤→弥太郎→江尻(C:武山)

ホームラン:

 巨人:高橋由12号ソロ、坂本20号ソロ、小笠原24号ソロ

 横浜:スレッジ23号ソロ

横浜ベイスターズとの3連戦初戦は、点の取り合いで4時間を超える長い試合となったが、七回にエドガーが2点タイムリーを放ち逆転、8対6で乱戦を制した。連敗は3でストップ、この日阪神タイガースが敗れたため、首位を奪還した。

Yomiuri Giants Official Web より

ベイスターズファンの方には申し訳ないが、正直なところ今日の試合は

「勝たせていただいた」感が非常に強い

5回、下園の三塁打の際にカスティーヨがホームへ滑り込んだシーンを見て、この試合にかけるベイスターズの意気込みがひしひしと伝わってきて、これは負けを覚悟しなきゃいけないか?とちょっとビビってしまった。

こちらの得点は由伸、坂本、ガッツのソロホームランという心細い状態。トオルオビスポ)は相変わらずの制球難で5回持たずに降板と、勝てる要素は見当たらなかった・・・

それでも勝てたのは横浜の投手陣がほかチームに比べて*****から。

中継ぎが踏ん張り、ガッツ、ラミちゃんが何とかチャンスメークしてくれたおかげで、エドガーに逆転のタイムリーが生まれ、勝つことができたが、これが昨日までのヤクルト相手だったらそうはゆかなかっただろう。

横浜も打線は復調して攻撃力はあがっているが、それを差し引いてもトオルには覇気が無かった。恐らく連敗を止めたいというプレッシャーから丁寧に投げようとしたのだろうが、持ち前の思い切りの良さがなければ、もともと丁寧になげるなんてキャラでもなければ技術も無いわけで、抑えられるはずも無い。

実は唯一の望みは解説が堀内氏だったこと・・・参院選が終わり、解説に復帰した堀内氏だが、実は昨年から私が見る限り解説している試合で巨人が負けたのを見たことが無かった。なもんで、我慢してれば逆転できるかな?と思っていたら何と逆転!ヘンテコなジンクスに助けられたような勝利だった。

試合後の原監督のコメントも先発投手と坂本には厳しいコメントだった。まぁ期待の裏返しということで、発奮してくれればいいのだが・・・坂本に関してはインコースに来た球には綺麗に合わせてホームランをすることができたが、やはり課題はアウトコース。先日も書いたが、力ないスイングをするくらいなら、ガッツ並みに思いっきりフルスイングしてピッチャーにプレッシャーをかけるくらいでいいんじゃないか?と思うと同時に、1番バッターの仕事はホームランじゃなくて出塁なわけで、逆に、とにかくアウトコースの変化球には一切手を出さず、相手にコントロールミスはできないというプレッシャーをかけて、フォアボールを選ぶということも考えて欲しい。

西武の涌井が今日、登板中に右足がつったらしいが、根性で投げ抜いてチームを勝利に導いた。巨人だったら、釣った時点で即交代だろう。もちろんチーム事情は違うわけで一概に比べるわけにはゆかないが、こういう逞しさの違いがやはり大きな差になって今の状態になってしまっているのだろうと思う。

しかし、本当にヤクルトは強いな。打線復調傾向の阪神に打ち勝ってしまうあたり、本当にびっくり。また、カープマエケンは本当に付き合いがいいというか、東野が負けた週は仲良く負けて、勝った週はマエケンも勝つという。昨日、東野が負けただけに今日勝って、ハーラー単独トップを走るか!?と思ったんだが・・・助かった。

まぁ勝った日くらい愚痴はやめて・・・と思ったが、なかなか難しい。

明るい材料としては、ラミちゃんの4安打とクルーンの復帰かな。特にクルーンの復帰は大きくて、これで9回の心配はしなくてすむ分、中継ぎの負担が少し減った。使えるかどうかわからんが、内海も毎試合控えているし、勝ちゲームでは、久保、山口、越智を使い、負けゲームでは内海、星野、マイケルを使うという使い分けができる態勢にはなったかなと。

負けゲームでも粘れば打線が逆転する可能性のあるチームなわけで、いよいよ先発投手の建て直しに本腰を入れられるのではないかと・・・ま、来週からの首位攻防戦がまずは山になるわけで、明日の福ちゃん、朝井の出来が非常に重要になってくる横浜3連戦の所戦でした。