ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

9/21 巨人 4-3 横浜 → 坂本の記念すべき30号で何とか踏みとどまった・・・・

巨人 4-3 横浜 9月21日(火) 東京ドーム

対 横浜:13勝06敗0分

勝利投手:越 智 56試合 4勝 3敗 5S

敗戦投手:真 田 62試合 3勝 8敗 0S

投手リレー

 巨人:朝井→久保→高木→クルーン→越智(C:阿部)

 横浜:田中→寺原→高宮→牛田→山口→真田(C:新沼→橋本)

ホームラン:

 巨人:阿部42号ソロ、小笠原34号ソロ、坂本30号ソロ

 横浜:ハーパー17号3ラン

本拠地・東京ドームでの横浜ベイスターズとの3連戦。巨人は二回に阿部の42号ソロで先制すると、先発・朝井が七回まで無失点の好投を見せる。しかし3点リードの八回に久保がハーパーに同点3ランを浴び、試合は延長戦へ。しかし延長十二回、坂本が今季3本目のサヨナラ弾となる30号ソロを放ち、勝利を収めた。

Yomiuri Giants Official Web より

9月に入り、7勝7敗1分けと5分で東京ドームに帰ってきた今日の試合。

正直なところ、優勝を争うチームが9月に5分じゃ話しにならんだろ?と応援するこちら側も気を引き締めなおして応援したが、、、、

いやいや、甲子園の翌日に東京に戻っての延長戦はキツイだろーなー。せめてもの救いは自宅に帰ってゆっくり休めることか。勝ったから良かったものの、負けていたら家族は対応に困るし、本人は悔しくて寝れないし、疲れは倍になって身体に残るところだったけど、本当に勝って良かった。

14日のヤクルト戦あたりから先発投手の頑張りが見えてきて、試合が作れるようになってきた。今日も前回のヤクルト戦での好調具合をそのまま持ってきた朝井が素晴らしい投球をしてくれた。久保が打たれた3ランは負けていたら明日以降も立ち直れないほど彼の心の傷に残ったろうが、朝井と同じく今季加わったリッチギー(高木)、古巣相手のクルーンと生え抜きではない投手陣が粘り強く試合の流れを相手に渡さないよう守ってくれた。

そして若武者・坂本の守備でのファインプレー(送球はダメだけど、取るのはうまいのよ、カレは)があってのサヨナラホームランと生え抜きの若武者がおいしいところを持ってゆくという図式が出来上がり、終わってみれば明日の試合に勢いのつく終わらせ方をすることが出来るという、これ以上ない締めくくりをすることができた。

ラミちゃんに快音が聞かれなかったが、前後のガッツ、阿部が結果を出してくれたので問題なし。巨人のクリーンアップは3人が打ってくれるのが理想だが、現実的には3人のうち2人のバットが火を噴いてくれればそれでイイ。そういう意味では数字だけ見れば接戦できわどい試合だったが、内容は圧勝していたと言っていいだろう(とワタシは思っている)。

さて、ここで改めて数字を整理してみたいが、中日が苦手ヤクルトに負け越したことで、負けの数としては巨人と僅か1つ。引き分け数が2つ多いため、☆勘定的にはぶっちゃけ2ゲームの差くらいと考えていいかもしれない。むしろ、巨人との3連戦に勝ち越した阪神が実は頭ひとつ抜け出していると思うのが正しい。負け数は巨人よりも2つ少なく、中日よりも1つ少ない。引き分けも3つと中日と同じ、巨人よりも2つ多い。と負け数で勘定すると実は阪神が一番有利なんじゃね?と思えてくるが、勝ち数は中日が阪神よりも6つも多い。

残り試合数が中日よりも7つ(巨人より2つ)多いが、阪神は中日との試合がナゴヤドームで残っているし、巨人とも2つ残っている。となると、本当にまだまだわからないという複雑な状態になってしまった。

ただひとつ言える事は巨人はやっぱり、優勝するためには残り試合は1つも負けられない。相手次第ではあるが、負けられて1つ・・・・か?という崖っぷちには変わりないということ。