ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

8/20 巨人 12-5 阪神 → ラミちゃん久々の猛打賞でうっぷん晴らし!

巨人 12-5 阪神 8月20日(金) 東京ドーム

阪神:8勝9敗0分

勝利投手:ゴンザレス 18試合 4勝 9敗 0S

敗戦投手:小 嶋 4試合 0勝 3敗 0S

投手リレー

 巨人:ゴンザレス→久保→山口→越智→MICHEAL(C:阿部→鶴岡)

 阪神:小嶋→鶴→福原→久保田→藤原→川崎(C:城島)

ホームラン:

 巨人:坂本23号2ラン、ラミレス39号ソロ、阿部36号ソロ、エドガー11号2ラン

 阪神

7月27日以来のマウンドとなるゴンザレスと6試合ぶりにマスクをかぶった阿部のバッテリーが、5連勝で3戦連続2ケタ得点の首位・阪神タイガースを迎え撃った。巨人はラミレスの本塁打を含む3打点など効果的に得点。猛虎打線のお株を奪う16安打で12得点を挙げて快勝、連敗を4でストップするとともに2位に浮上した。ゴンザレスが3か月ぶりに4勝目を挙げた。

Yomiuri Giants Official Web より

伝統の一戦ということで今日は地上波、NHK BSハイビジョン、日テレG+と豪華な中継で、私はというと当然G+で観戦。

今日良かったなと思ったところは2つ

1つは阪神打線に本塁打を許さなかったこと、

もう1つは阪神を苦手としていたラミちゃんが3安打(猛打賞)できたこと

計13安打されたとはいえ、本塁打を1本も許さなかった、特にブラゼルを無安打で抑えたことは大きい、明日はブラゼルも対策を講じてくるだろうがそれはこちらも同じこと、福ちゃんには荷が重いかもしれないが、阿部のミットを信じて目の前のアウト1つに全力をつくして欲しい。

そして対阪神ではことごとく押さえ込まれきたラミちゃん。

今日は初回にタイムリーで気分をよくすると、ホームランを含む3安打(しかもいずれも得点)とこれまでの鬱憤をはらしたかのような冴えを見せた。

お互いに台所事情は苦しく、ここまで打線でカバーしてきたチーム。特に当たり始めたら止まらない阪神打線は、3点勝っていようが5点勝っていようが、常にやられるんじゃないか?という不安との戦いでもある。6回、久保がピンチになった時は「ホントかよ!?」と何度もTV画面にツッコミを入れてしまった。

中日3連戦をこっぴどくやられたことで結果的に中継ぎに休みを与えることが出来た影響か、山口、越智がほぼ完璧に抑えてくれたことが大きい。欲を言うなら、最終回はマイケルではなくクルーンを投入し、点差に関係なくまずは自分たちの勝ちパターンで首位の阪神にキッチリと勝つという締めくくりをして欲しかった。特に最終回にそれまで無安打に抑えていた新井にヒットを許したのは痛かった。明日に繋がってしまう終わり方をさせてしまったことが悔やまれる(贅沢言うなと怒られれそうだが・・・)。

湿っていた打線も、阪神ファンには悪いが、さすがに中日の先発3人衆に比べれば今日の小嶋に同じプレッシャーを感じることは無い (そういや解説の赤星氏もそんなこと言ってたな) わけで、そうなれば打線にも火がつこうかというもの。これまで悔しさを溜め込んだ分、その反動も大きかったというところだろうが、良すぎると不安になるのが不思議なところ。点差がついた試合の場合、少ない点差で負けるよりもダメージは少ないので、阪神もキッチリと気持ちを切り替えてくるだろう。今日のこの感触を続けてゆくためにもとにかく明日が大事。11ヶ月ぶりの猛打賞で大活躍の谷に感動するとともに、輪の中に入りそびれた松本の悔しさが明日以降爆発してくれることも信じたい。

(亀井?う~~~ん、とても打てる予感がしない2打席だった)

久々に先発復帰したゴンちゃんは、今日はスライダーがキレ良く低めに決まっていた。出来れば6回まで投げきって欲しかったが、打席のめぐり合わせの関係で5回で降板させることになってしまったが、まぁ結果的に良い感触で終わらせることが出来て良かったかもしれない。このペースが3試合くらい続くようなら安心もできるが、まだまだ彼に関しては信用できないほど、今年は信頼を失っている。取り戻すためには残り試合、全てで好投するしか道は残されていない。

両チームとも裏ローテとなる3連戦(ま、表ローテも心もとないといえばそれまでだが)。巨人の明日は福ちゃんが予想され、阪神はルーキーの秋山だと言われている。初モノに弱いといわれる巨人だが、この首位攻防戦(と言えるようになった)の雰囲気の中でどれだけ力を発揮できるか、もし、割り切ってガムシャラに来られると飲まれてしまう可能性がある。明日も打撃戦になるというのが大方の予想だが、とにかく先取点を入れた方が圧倒的に有利となる、というより先取点を失った投手のほうが一気に崩れることが考えられる。明日の2番をまた谷で行くのか、松本を復帰させるのかわからないが、初回の攻防、特に2番バッターの働きが勝敗のキーになりそうだ

そうそう、最後に阿部。

あんたスゴすぎ!まだ痛みが引いていないとレポートがあったのに、攻守に大活躍。めちゃくちゃ嬉しいが本気で心配になる。本拠地ということで自宅でゆっくりと出来るのがせめてもの救いだが、くれぐれも無理はしないでくれ、いや、でも無理しないと勝てないか?う~ん、でもこれ以上悪くならないように・・・・・

複雑な心境だ

しかし、大差で勝ったのに阪神打線の粘り強さが印象に残る試合だった。