ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

6/30 巨人 4-2 中日 → よっしゃ連勝!ってか、どんだけ内弁慶なんだよ!

巨人 4-2 中日 対中日:5勝2敗1分

勝利投手:杉 内 14試合 9勝 2敗 0S

セーブ :マシソン 28試合 2勝 0敗 3S

敗戦投手:小笠原 4試合 0勝 2敗 0S

投手リレー

巨人:杉内→山口→西村→マシソン 捕手:阿部

中日:小笠原→朝倉→高橋聡 捕手:谷繁

本塁打

巨人:

中日:

東京ドーム

東京ドームにて観戦(帰ってからG+を見直し)

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首位攻防戦となった中日ドラゴンズとの8回戦は、初回に阿部の2点タイムリーヒットなどで奪ったリードを守りきり、中日とのゲーム差を0とした。先発の杉内は、6回を2失点と先発の役割を果たし、山口、西村、マシソンの継投で勝利した。杉内は4試合ぶりの勝ち星となる9勝目を飾った

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昨日もそうだったけど、とにかく中日とのゲームは独特の緊張感がある。

今日もその緊張感を味わいにドームで観戦したが・・・・・

まさか、いきなり初回に4点取れるとは!

(今の)長野が出るのは想定内だけど、谷のポテンヒット、坂本のライン際のエラーが連続したことで、一気にこっちのペースに持ってこれた。

さらに村田がインコースの球をキッチリと見送ったことで、主導権は取った!と盛り上がり・・・・

阿部のタイムリーは、あのコースなら打って当然。次のエドガーが畳み掛けたのは想定外のバッティング。欲を言えば加治前のライトフライはもったいなかったけど、寺内が繋いだので二人合わせて考えればOK

ただ、杉内のところは、三振指令で次の長野に回した方が良かったと思うけど・・・ちょっと欲張りすぎ?

と畳み掛けるようにいきなり4得点。その前、1回表を立ち上がりに不安のある杉内が三者凡退で抑えただけに、「こりゃもう今日はお祭り騒ぎ!」と周りとテンションはアゲアゲになったものの・・・

やっぱり、中日とのゲームはこうなるんだよなぁ~~~~加治前には取れないまでも、せめて後ろにそらさない守備をやってもらいたかったけど、これも中日戦という緊張感のなせる業か?4点差で今日は杉内だし楽勝!って浮かれていた、1塁側がピーンと貼り付けた空気になった。

そこからは、むしろ巨人が押されるぺースになってしまい・・・・

今日は杉内だし、てっきり7~8回くらいまでは投げてくれると思っていたが、結局、山口→西村→マシソンという勝ちパターンのリレーになってしまった。

(ま、2点差だから当然だけど)

それでも、杉内含め、投手陣が踏ん張って4回以降は0行進で対中日戦を連勝することが出来、ゲーム差なしにまで持ってくることが出来て、球場内は大盛り上がり。

1塁側から見る杉内は、ストライクを取るのに苦労しているように見え、初回以外は球数が一気に増えて、6回で降板することになってしまった。低めを見切られ、高めに行ったところを痛打されているところをみると、今日の中日ベンチはそういう方針で杉内に相対していたということなんだろう(後で録画したゲームを見たら、やはりそういう指示が出ていたようだ)。

そろそろ、セリーグでの実戦データも溜まってきて、相手も杉内を相当研究してきているし、これからはなかなか簡単には勝たせてくれないゲームが続くかもしれないけど、それを上回る投球術で今後もゲームを作り続けて欲しい。

昨日、そろそろ確変しそうな感じがした阿部も、初回のタイムリーを見て「やっぱりか!」と確信するも、今日はチームバッティングに徹していたし、中日投手陣は簡単に打たせてはくれないか。懸念の坂本も初回のエラーがヒットだったら、気も楽になったろうけど、ちょっとかわいそうな判定で、12打席ノーヒット(うち1打席は死球)状態に。本人がどの程度気にしているかわからないけど、単に運がないと割り切って、ヘタに何かを変えようとせず、今までのタイミングで打ちに行ってほしい。

打線としては、小笠原対策で阿部以外右打者を並べた打線だけど、まぁそれは昨日の予想とピッタリだったので、別段驚かない。機能したのが初回だけと少し寂しいが、中日相手のゲームとなれば全く機能しないこともあるわけで、そういう意味では一度しかないチャンスをしっかりとモノにしたと言えなくもない。なにはともあれ、先制が大事なゲームでいきなり主導権を取れたことは大きい。

とはいえ・・・どんだけ内弁慶なんだと・・・・(汗)

前のカードの阪神とのゲーム後に谷繁が「次は3連敗しないように頑張ります」なんて冗談で自虐ネタを言ったらしいけど(とTVで言ってたが・・・申し訳ない、私は見てなかった)、まさか連敗して事実になりそうになるとは思っていなかったろう(汗)とはいえ、その言葉の裏には「ナゴドに来たら立場逆転だかんね!」という自信もうかがえるだけに、こちらとしては「ヤベ、明日も勝たなきゃ、ホントになりかねない」と焦りを覚える言葉ではある・・・

で、その明日だけど、田原vs山内

これまた今シーズン初対決の山内だけど、むしろ問題は田原ピッチングがどうなるか

武者が無我夢中で投げて、何とか5回くらいまでゲームを作ってくれれば・・・・3失点くらいまでは許す・・・許すから、味方も早い段階で3点くらい援護してくれぇ~~~~なんて、微妙な期待をかけてみる(笑)四球連発でゲームを壊してしまうようなことさえなければ、幸いにも中日は右の強打者が多いし、田原のようなスタイルのピッチャーは意外と通用してしまうかもしれない(汗)

それを考えても、この2連勝は大きかった、これが連敗しての3戦目で絶対に負けられない状態だったとしたら今夜は緊張で眠れない夜を過ごすところだったろう。

原監督のことだから、4回、5回くらいで降板させるパターンもあるかもしれないが、少しでも長く投げさせてあげるためにも今日のように早い段階での援護があるとイイ

気になるのは、グッさん、マシソンを連日使って、疲れがたまらないか?というところだけど、相手が中日となれば疲れもふっとんで、気持で投げてくれるかもしれない。出来れば福ちゃん、高木とかで回せる展開だったとしたらうれしいが・・・逆の展開で福ちゃんだったら・・・ありそうで悲しい。

ゲーム後、原監督が連日のマシソンのストッパーについて

「西村がどうということではなく、そのレベルにマシソンが上がってきたので、今は状況に応じて選択することができるようになった」と言っていた。

いい感じで西村のプライドを傷つけない、配慮の行き届いたコメントだと思うけど、どう考えても今は「マシソンの方が上」じゃないかと・・・・先日、西村がポカンとくらったことからも、僅差でしかも相手が長距離打者だった場合はちと怖い・・・というのが本音でしょう。当の西村本人は彼の性格を考えれば、ちょっと傷つきながらも自分の役割をしっかり全うしようという思いでいるとは思うけど。ただ、確かにここしばらくのマシソンはイイね。何といってもクルーンと違って、ストレートはだいたいにおいてストライクが取れるというのは大きい。カーブでもストライクはなかなかの確率で入っているし、コースは抜きにして、ストレートとカーブの緩急だけでも武器になるのは大きい。

(ブランコを三振に取ったストレートはしびれた・・・・)

東京ドームのマウンドとの相性もいいようだし、歯車が狂うまではドンドン使ってもいいかもしれない

(管理人:みんぐ)