ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

7/26 巨人 6-3 中日 → 前回の借りは利息つきで返す!まずは初戦勝利!

巨人 6-3 中日 対中日: 7勝 6敗 0分

勝利投手:福田 3試合 1勝1敗0S

セーブ :

敗戦投手:大野 16試合 5勝7敗0S

投手リレー

巨人:澤村→福田→マシソン→高木京→山口→西村 捕手:阿部→實松

中日:大野→小熊→ブラッドリー→高橋聡→辻 捕手:谷繁→松井雅→田中

本塁打

巨人:

中日:

ナゴヤドーム

フジテレビONEにて観戦

(解説 権藤博  実況 森脇淳

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ナゴヤドームで行われた中日ドラゴンズとの13回戦。初回に2点を失ったジャイアンツは三回、阿部と村田の連続タイムリーで逆転。続く四回は長野、坂本がタイムリーを放って突き放した。投げては先発・澤村が四回途中でマウンドを降りた後、リリーフ陣が好投でつなぎ、ジャイアンツが6対3で勝利した。打線は投手を除く先発全員の14安打をマークした

Yomiuri Giants Official Web Site

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前回、ナゴヤドームで屈辱の3連敗、3試合でわずか2得点だった借りを返すべく、名古屋に乗り込んだナイン。先発野手全員安打でまずは初戦を取った。

昨日の記事で、長野、坂本、村田の右バッターがどれだけ機能してくれるかがキーになると書いたけれど、その3人が欲しいところで期待通りの活躍をしてくれた。ゲーム中、解説の権藤氏がしつこいくらいに3回の「坂本の四球が大きかった」とヘタしたら10回近く言ってるんじゃないかってくらいしつこく言っていたが、確かに初回、2回の大野のピッチングを見る限り2点のビハインドが非常にきつく感じるくらい手ごわかっただけに、矢野のヒットを坂本がつないでからの阿部、村田の連打は今日のキーポイントになった

(ま、逆転した回なんだから当たり前だけど)

ぶっちゃけ、今日のオーダーは対左ということと、これまでの大野との相性を考慮したもので、ここのところ状態の上がっている長野を1番に戻し、2番に矢野を起用、そして上げてきたロペスを即スタメンに置くなど、昨日までのオーダーとガラリと変えてきた。

個人的には長野に関しては1番に戻すのは反対で、7~8番に置くことで相手にとって脅威となると思っていたので、これでまた結果が伴わないとスランプに逆戻りするんじゃないかと心配だった

結果的には先発起用した矢野、復帰後即スタメンに起用したロペス、左投手であろうと外さないボウカーなど、負けていたらツッコまれるネタになったであろう起用がことごとく当たったゲームで、攻撃という事に関しては今日は監督冥利に尽きるゲームのひとつになったんじゃないかと思う。

3回に逆転してからは、大野が別人になってしまったこともあるが、打者みんなが打席で余裕をもって立っていて、ボールの見逃し方から打ち方まで見ていて安心感があった

確かに前夜はマエケンに封じられてしまったが、逆に言えば昨夜のマエケン並みのピッチングをしないと今の巨人の打線をおさえるのは難しいことを見せることが出来た

これは明日以降の相手投手にプレッシャーを与えたんじゃないかと思うし、特にクリーンアップに打点が付いたことと、2アウトからの逆転劇は前回対戦でチャンスは作りながらあと一本が出ないために負けてしまった嫌なイメージを払しょくするには十分の攻撃だった

一方でナゴドでは圧倒的な強さを見せる澤村だが、残念ながら3回2/3で降板となってしまった。まぁ弁護してあげるとすれば、今日は審判との相性が悪く、厳しいボールがことごとくボール判定になってしまったため、このイニング数で7つの四死球を出すことになってしまったのが悔やまれるが、それに動揺してリキみが取れなかったことは大きな反省点として認識しなければいけないか・・・

オールスターの時のような力の抜き方が今日できれば良かったんだが、今日は修正が出来なかったなぁ

昨日のヤクルト vs 阪神とか見てると、石川が初回に失点した後、マウンドから降りてゆく石川にキャッチャーの相川がすぐさま駆け寄り、ベンチに戻るまでずっと話をしていたり、今日だとベンチ内で谷繁が大野に話し続けている映像が印象出来だったんだが、巨人の場合は阿部がピッチャーを捕まえて延々話をするなんて光景はなかなか見ない。

ま、阿部の場合はキャッチャーだけが仕事ではないので、ベンチに戻ればすぐさま攻撃モードに頭を切り替えて、四番としての職務を果たそうとするからなのだろうが、だからといってコーチがピッチャーとじっくりと話をするという感じもあまりないし(軽い声掛けみたいなのは良く見るが)、ピッチャーの出来が良くない時にベンチ内でのコミュニケーションというのがどうなっているのかちょっと気になった。

(こちらから見えないだけで、じっくりとやっているのであれば別にいいのだが・・・)

その澤村も4点のリードをもらったので、アップアップ状態とはいえ、5回までは投げさせて勝ち星をつけてあげることも出来たと思うし、お灸をすえるにしてもちょっと厳しいなと思っていたら、ゲーム後に原監督が「四球は6つまで我慢しようと自分の中で決めました」と言っていたので、だとしたら7つめの四球を出してしまった澤村が悪いし、自信の借金を1つ返したかったろうが、それは仕方ないか?

(澤村に6つまで云々を話していたかどうかわからんけど・・・話してなかったとしたら、澤村自身もちと悔しいか?でも、今日の内容では勝ったとしても納得できなかったろうしな、難しいところか?2失点ですんだのは中日打線に助けられたところもあるし・・・)

ま、そのおかげで久々に福ちゃんが見れて、変わらず中日打線には相性が良いことも確認できた。何より今シーズン1勝目がついたし、澤村は残念だったけど、個人的にはまぁいっか!って感じ

マシソンからの勝ち継投をつぎ込むには微妙な点差ではあったけれど、なんせ中日には前回まで嫌な負け方をしていたので、今日は盤石のリレーをつぎ込んで(西村が2か月強ぶりの失点はしたけれど)、しっかりと初戦を勝とうという意志を感じたし、それにマシソン、高木京、グッさんが応えたので、ヨシとするか。

明日はカブレラ vs 杉内か・・・

普通に考えれば杉内が圧倒的に有利なことは間違いないけれど、和田とか平田とか調子に乗せると怖いバッターもいるので安心はできないし、故障明けのカブレラに関しては投げさせてみないとわからないところもあって、データ不足が心配ではある。

阪神が天敵 藤井に抑え込まれて負けたことでゲーム差は 3.5に開いた。できれば8月に東京ドームで対戦するまでに5ゲームくらい離しておきたいし、中日には3連敗(6月から数えれば5連敗だった)のお返しをしなければいけないので、この週末3連戦は表ローテでしっかりと3タテを狙ってゆきたい

しかし、権藤氏は昔はもっと中日LOVEの解説だったけれど、昨年のことがあるからか、少し解説が丸くなって聞いていて面白かった。高木采配もチクチクと批判してたし・・・(苦笑)今日に関しては、配球にしてもゲーム展開にしても、言ってることが結構を当たっていたのが印象的だったし、もし今シーズンの監督が権藤氏だったら?とちと想像してみたくなった

さ~て、気持ちいいのでちょっと飲みに行ってくるかな!(笑)

(makuraさんの旦那さんは相当に荒れそうな気がするけど・・・・(苦笑)ってことで、コメントの返事は遅くなるかもしれません)

(管理人:みんぐ)