ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

9/24 巨人 4-1 中日 → 攻守に菅野が大活躍!ひょっとして最多勝も見えてきた?

巨人 4-1 中日 → 対 中日:16勝7敗0分 ナゴヤドーム

勝利投手:菅 野 22試合 12勝 5敗 0S

セーブ :マシソン 63試合 6勝 6敗 30S

敗戦投手:大 野 24試合 9勝 8敗 0S

投手リレー

巨人:菅野→山口→西村→マシソン 捕手:小林

中日:大野→田島 捕手:谷繁→武山

本塁打

巨人:

中日:

フジテレビTWO(録画) にて観戦

解説:権藤博 実況:森脇淳

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ナゴヤドームで行われた中日ドラゴンズとの23回戦。先発の菅野は初回こそピンチを招くも、その後は無失点の好投を続ける。打線は中日先発・大野に苦戦を強いられたが、五回に相手のミスで得点、さらに菅野がスクイズを決めて2点を先制する。七回に山口が無死満塁のピンチを背負ったが、最少失点で切り抜けると、八回に途中出場のロペスのタイムリーで貴重な追加点を挙げる。その後はリリーフ陣が相手の反撃を許さず、4対1で試合終了。試合後、2位・広島が敗れたため優勝へのマジックは2となった

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阿部を休ませ、長野・坂本を途中交代、優勝を目指しているのはもちろんだけど、そのために無理をさせるようなことはせず、その先も睨みながらそつのない野球をしようという原監督

まぁ今シーズン相性がよく、順位的にも少しモチベーションを落としている中日相手だからということもあるんだろうが、解説の権藤氏が言う通り、目標を見失っているチームはミスが出るというように、大野の制球ミス、名手荒木のキャッチングミス、工藤の捕球ミスなど失点に絡むミスが出てしまい、中盤まではどちらかというと、おされていた巨人が結局は勝利するという事になった

それにしても昨日の猛打賞はもちろんだけど、今日はノーヒットで、三振しながらもそれが得点に絡むあたり、今の大田は何かゲームを動かす力というか運を持っている流れに乗っている感じがする

結果が出ていることと、先発のチャンスをもらっていることで、本人も「何とかしがみついて1軍にいつづけなければ!」という意識がプレッシャーではなく、やる気に変わっているんじゃないかと思わせる事も良い方向へ出ている気がする。相変わらず配球を読むとか、自分の都合の良いように相手を引き込むという事はまるっきりできていないが、同じ三振でも上がってきたばかりの頃とは三振の際のスイングが違っている

このままもらったチャンスを少しでも結果に結びつけ、優勝への原動力になると共に、ポストシーズンへ向けてのラッキーボーイ的な存在になってくれれば、それこそが巨人ファンが待ち望んだ姿なので、何とかそうなれるように、残り試合でも頑張って欲しいと思う

表題の通り、今日は攻守に菅野が頑張った

ピッチングに関しては4回まで毎度ランナーを背負うものの、4イニング連続のダブルプレーでピンチを凌いだ。毎回ランナーを出すことに苦言を呈したいものの、いざピンチになるやギアをあげて内野ゴロを狙って打たせることができるあたり、冷静さと勝負どころでのコントロールミスの少なさは、やはり今シーズンのエースに相応しいピッチングだったと思う。

(澤村の時に言ったように、ポテンシャルは負けていないものの、菅野とついてしまった差が、まさにソコ)

5回のスクイズに関しては、以前のゲームで同じような局面の時に、スクイズではなく単純にファーストランナーをセカンドに送って長野に託すというプレーがあっただけに、スクイズ一辺倒という対応を取りづらくさせた原監督の采配が効いていたような気もするし、何気にバッティングも悪くない菅野だから、バントの構えを額面通り信じて良いのかどうかという迷いもあったかもしれない中、何よりも一発でしっかりと決めた菅野が見事だった

結果的にはこのスクイズでの得点が勝利打点となったわけで、攻守の活躍によってヒーローインタビューを受けることになったのは当然といえば、当然か

これで12勝目を手に入れ、13勝のメッセンジャーへあと1勝と迫る所まで来た。阪神の残り試合6に対して巨人は9試合あるので、登板調整次第によっては、追い越すことは難しいものの同じ勝利数で最多勝タイで受賞できるかもしれないところまでは来たような気がする。もともとは個人タイトルのための采配はあまりしない原監督だけど(ベンチ入りメンバーを満遍なく使うことが多いので、規定打席に達する選手が他球団に比べて少なめというのもあるとは思うが)、長野と坂本に最多安打を取らせたり、グッさんとマシソンにホールドを取らせたり、優勝を決めるゲームでスコット鉄太郎を一人一殺で投げさせたりと、盛り上げる演出や、ギリギリで取れそうな選手を(順位が確定した後という前提で)援護するという事をやることもあるので、ひょっとすると14勝くらいを目処に菅野の最多勝の可能性はあるかしれない

相変わらずグッさんがピリっとせず、西村は接戦でヒヨリ、マシソンは良い時と悪い時の落差が激しいといったブルペン陣の不安はあるものの、優勝が決まりさえすれば、悪いところを治すための短期治療をする時間はとれるので、いま、無理に何かを変えようとするよりは、ひとまず実戦の中でもがく事を強いて、その後に微調整させればいいと思う

広島が負けたことで、明日の胴上げというのが見えてきた形になった

恐らく最終試験となるであろうセドンが投げる日が、まさかのぉ~????という可能性も出てきたが、個人的には早く決めたい気持ちがある反面、出来れば内海が先発の時に胴上げ・・・といけたらいいなと思っているので、負けるつもりは無いけれど、広島にも頑張って貰って、明日の時点ではマジック1に減らすことが出来て、あとは自力で残り1つを消化する!って流れに持って行けたら最高だ!

(井端先発出場で古巣相手に慣れ親しんだナゴドで原監督を胴上げするってのも、ちょっと見てみたい気もするけど・・・・)

管理人:みんぐ

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