ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

さぁいよいよ開幕!今シーズンもよろしくお願いします!

いよいよ明日(もう今日か?)プロ野球が開幕、このオフは記事もほとんどアップしなかったけれど、開幕してからは通常モードで毎試合、更新してゆきます。

昨年まで立ち寄っていただいた皆さん、今シーズンもよろしくお願いいたします。

初めてここに来られた方、よろしければ時々で結構ですので見ていただいて、思うがままの感想をいただければうれしいです。

今年はWBCがあった関係でワクワクする日が来るのが早く、そして肩を落としたテンションで突入してしまうか?と思っていたんだけれど、オープン戦のチェック、春の選抜を見、メジャーリーグのオープン戦中継なんかを見ている間に、すっかりテンションはMAXになってしまいました

普通なら全球団通じてざっくりと戦力分析をして、順位予想、スタメン予想なんかをする所なんでしょうが、周りを見渡せばそういった情報のオンパレードで、今更感満載になってしまうので、あくまでも個人的に注目しているポイントをいくつか列挙して、明日に備えたいなと思います

前シーズンに比べて大型補強をしなかった巨人だけれど、よく思い出してほしい、昨シーズン終わってみればぶっちぎりの優勝をした内容に関して言うと、決して大型補強のおかげだけではなかった

何といっても小山、宮國を筆頭に高木京、田原(誠)、笠原、江柄子、一岡といった若手投手が台頭し、先発の穴を埋め、開幕前は不安と思われた中継ぎ以降が分厚くなった。そこに菅野が加わり、松本、今村、岸といった今シーズン一軍デビューしそうな投手もいる。

内海、杉内、沢村、ホールトンといった昨年の先発メンバーに彼らが加わり、山口、高木、福ちゃん、西村、マシソンが控えている。

ちょっと振り返るだけでこれだけの名前があがってくる投手陣は、間違いなく現時点で12球団一の投手王国だと言い切りたい。特に若手に関してはキャンプ、オープン戦を見る限り、昨年よりも皆レベルアップしている姿が見て取れ、ある意味若手のレベルアップが最大の補強だったのではないかと思う。

ここにもしも、久保、越智がシーズン途中から(終盤からでも可)でも復活してくるとなれば、数名の離脱者が出ても問題ない布陣だろう。

出番を求めて投手陣がコンディションを整えながらチャンスを待ち、実績十分の先輩投手たちも、少しでもだらしないところをみせれば入れ替えの対象になってしまう緊張感が1シーズン続けばチーム全体のレベルもさらに1段あがる

一方の攻撃陣に関して言えば、どうしてもオーダー予想なんてしたくなってしまうけれど、原監督の野球は基本的にベンチ入りメンバー全員野球なわけで、先発オーダーなんてのはあくまでもゲーム開始時に名前を連ねた選手・・・という意味合いでしかなさそうだ。

そんな中、坂本、長野は攻撃の軸としてシーズン通して入っていてくれる状態さえ作れれば、攻撃陣もまた昨シーズンと比べて落ちるとは思えないオーダーを組み続けることができるのではないだろうか?

数年前なら亀井の離脱、ガッツの不調がマイナス面にあがりそうだけれど、少なくとも昨シーズンの優勝には二人はほとんど貢献していないわけで、今シーズン活躍しなかったとしても戦力ダウンにはならない。

そんな中、復活した脇谷がオープン戦で絶好調なのは好材料だし、松本も今シーズンは1軍に居続けてもらえそうな予感。ヨシノブの勝負強さは相変わらずだし、村田も昨シーズンよりは数字の上積みは期待してもいいだろう。

さらに大田、橋本を勝ちながら一年1軍にいさせることができれば、夏場くらいから終盤にかけてベテランに疲れが見えた時に戦力として計算できるくらいに成長してくれるかもしれないという期待感は・・・ある。

もちろん個人的にはガッツの復活に期待はしているが、ここまで見る限りは(今の時点では)頭からはずした方がよさそうなのが残念ではある。

チームが苦しい時に活躍してくれるイメージの強い、谷、古城といった選手もいるし、球場の雰囲気を一変させる矢野も今シーズンは頭からいてくれる。阿部の負担を減らして休ませながらも一定の勝率を保てるようなゲーム展開できれば理想だが、昨年、どん底からの浮上を経験したことで、ちょっとやそっとの連敗ではチームの雰囲気が落ち込む事が無さそうな自信を選手はもちろん、我々ファンも手に入れることが出来たのが大きな収穫だったと思う

シーズンは長いので、開幕オーダーとシーズン終了時のベンチ入りメンバーが同じというのは考えにくい、スタメンオーダーで1年戦えればいいが、現実にはそんなチームはないわけで、誰かが離脱したり調子が悪い時に代わりの選手が結果を残す・・・この見極めの繰り返しが優勝へのキーになるとするならば、原監督はその辺のさじ加減は(昨シーズンは)抜群だったわけで、今シーズンもうまく入れ替えつつ、ゲーム内においても適材適所で交代させながら全員野球を貫いてくれると信じている

ただ、あちこち覗いてみれば、

もっと生え抜き中心で!とか優勝狙うならもっと補強を!とか若手をもっとつかえ!とかいろんな事を目にするが、ベテラン、中堅、若手、補強選手を非常に良いバランスで組み合わせて勝利を積み上げた結果の昨シーズンの優勝を振り返れば、今シーズンも今のバランスの中でチームとしてまとめてゆくことが連覇への近道になるんじゃないかと思う。

そりゃね、長年、巨人の応援を続け、G球場で若手の練習を見たりしていれば、なんとか若手の起用を・・・って願わなくはないけれど、優勝を半ば義務付けられたチームが若手を育てながら優勝して常勝軍団を作ってゆくには、補強もベテランの起用も必要。

現時点では不安な点もあるし、思っている以上に苦労することもあるかもしれないけれど、スタート前の時点でネガティブなことを言ってもしゃーないので止めておく

同様に他球団の話をすれば、大きな反発を食らってしまいそうなので、控えておきたいと思うけれど、2つだけ言わせてもらうなら、多くの評論家が言うように阪神、DeNAが台風の目になりそうだ。

阪神に関しては、西岡、福留の加入が取りざたされるけれど、何といっても甲子園球場での阪神ファン後押しが大きい。一方で、それがプレッシャーにもなるわけで、連敗が続くとどうしても気持ちの面で押されていた印象があるんだが、その辺を特に西岡がチームの雰囲気を変える役割を担い、1年通じて西岡がチームのムードメーカーになるようだと怖いなと思う。

そしてDeNAはやっぱりモーガン、ブランコ、ラミレスのクリーンアップは脅威に感じるし、足を使える選手も多い。投手陣に不安はあるけれど、上記3外人のうち2人がシーズン通じて打席にたつようなら侮れない。

巨人にとって、昨シーズン大きな貯金を作れたこの2チームとの対戦が混沌とするようなら巨人の連覇の壁となって立ちはだかりそうな気がする。とりあえず先入観は捨てて、昨年とは別のチームだと思って挑まないと、あれ?勝手が違うな?と戸惑うことになりそうだ。

リーグ優勝→日本一の連覇は難しいといわれるし、オープン戦優勝したチームの優勝は無いなんて言われるけれど、昨シーズンも優勝確率0を跳ね返したわけで、自分たちの野球をしてくれれば優勝できると思う。そして明日は、戦力、層の厚さを抜きにしてチームが連覇に向けてまとまっていると感じるゲームを期待したいと思う・・・と同時に

面白い野球が見れるシーズンでありますように!

と願って、TVの前で正座でもしながら観戦するとしようかな

ってことで、今シーズンもよろしくお願いいたします