ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

5/1 巨人 3-0 中日 → 5勝4敗で9連戦終了!ナゴドで勝ち越せて良かった

巨人 3-0 中日 対中日: 5勝 1敗 0分

勝利投手:山口 11試合 1勝0敗1S

セーブ :西村 15試合 0勝1敗11S

敗戦投手:田島 15試合 0勝3敗0S

投手リレー

巨人:沢村→山口→マシソン→西村 捕手:阿部

中日:カブレラ→田島→岡田 捕手:谷繁

本塁打

巨人:阿部8号2ラン

中日:

ナゴヤドーム

TBSチャンネルにて観戦

(解説 小松辰夫 実況 久野誠CBC))

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中日ドラゴンズとの6回戦は、七回まで両先発が好投を見せ、息詰まる投手戦となった。試合が動いたのは八回。坂本の内野ゴロの間に巨人が先制すると、続く阿部が2夜連続となる2ランホームランを放ち、この回3点を奪った。投げては澤村、山口、マシソン、西村の継投で中日打線を無得点に抑え、9連戦を白星で締めくくった

Yomiuri Giants Official Web Site

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9連戦が始まる時、日程も厳しいし移動も多いし、5勝4敗で終わらせる事が出来ればベストと書いたけど、そのとおりになり、心配された4連敗も5勝4敗のうちの4つの負けが、たまたま連続しただけだったという結果で終わる事になり、正直ホッとしてる

ポイントになったのは澤村の交代のタイミングか

絶好調とは言えないまでもナゴドでの無双が自信になっているか、落ち着いて投げてるように見えた。大きく荒れることもなく、それでいてストレートは150km/hを越え、相手のバットを押し込んでいた。

7回に荒木、中田に四球を連続して出してしまったが、原監督の言うとおり、欲を言えば7回は投げ切ってほしかったし、ゆけた可能性はある。ただ、そのあとは今日、澤村と相性の良い大島だったし、グッさんがスタンバイしていたので、躊躇なく代えた。

そのグッさんが大島、井端を期待通り抑えて0点で終わらせた事が今日の勝ちに繋がった、あの場面で1点でも取られていたら、8回の得点があったかどうか・・・

相手のカブレラはその前までのゲームは見ていたので、角度のあるストレートは打ちにくいが、ランナーを出せば走りたい放題。というイメージで、ストレートの配球が多いのであれば巨人打線もチャンスメークは出来ると思っていたが、思った以上に打ちづらそうだった。特にあの高さから低目に投げ込んでくるストレートは普通の打ち方だと、ミートするのは相当に難しいだろう。

原監督も想像以上といいかけて、想像通り・・・と言っていた(笑)が、やはり良い投手だな、というのが印象

橋本がセーフティを試みていたが、今日であれば橋本、松本は徹底的に狙っていって、リズムを崩しにいっても良かったかもしれない。ファールで粘られるとイラっとする表情もしていたし、今後も対戦はあるだろうから、色々と攻め方を変えてゆけば次は得点することも出来るんじゃないかと思う

坂本がサードゴロの間に1点を取った後、阿部、ロペスは敬遠されると思っていたが、あそこで勝負してくれたのも大きかった。

(ま、普通のあの低目をスタンドに持って行くとは思わんから、決して失投では無いと思うけど・・・コースは甘かったけどね)

毎年優勝を争うライバル球団の中日に東京ドームでの3連勝はともかく、ナゴドで勝ち越せたのは大きかった。中日の借金6つのうち、巨人に負わされた借金が4つ。まだ互いのホームを1カードずつ終わらせただけに過ぎないが、これからの対戦の中で、必要以上に警戒してくれるかもしれないイメージを与えられたのは大きかったと思う。

ヘビーな移動もこれで一区切り、明後日からは東京ドームで6連戦、その後は横浜で1戦して新潟で2戦。

しばらくの間は選手は自宅から通えるし、練習したい選手はG球場で調整することも可能。特に復調しつつある長野にとっては、格好の練習日和かもしれない。今日はノーヒットだったが、9回の見逃し三振の場面、アウトコース低目を見逃したわけだが、不調な時はあれを身体を泳がせて振りにいって三振してた。ここ数日は低目に釣られないように目線を上げて、低目を見逃した結果の三振であれば別にイイくらいの割り切り(というか、橋上コーチの指示かもしれない)が見て取れる。前夜の3本目のヒットはアウトコース高めをきれいに右方向に打ち返す長野らしいバッティングだったし、今のスタイルを続けてゆけば間違いなく状態は上がってくると思う。

プロ野球ニュースで松本氏は長野がまだ心配といっているけど・・・ソコは私の見立てとはちょっと違ってる)

むしろ、特打ちが必要なのは村田か・・・・

それにしても代打の時の矢野は輝いてるな!大事なのは準備と言い切る矢野にとって、ベンチで集中力を研ぎ澄ますスタイルの方があっているのかもしれない。特にランナーを返すよりも代打として先頭打者で出る時の矢野は本当に良い仕事をする。

それと坂本、8回表のあの粘りは良かった。外も内も低目もしっかりとバットを合わせてファールにし、その上でボール球には手は出さない。自身好調なことも手伝ってか、非常にボールが見えているし、相変わらずバッティングも柔らかい。後ろに阿部が控えているので大きな当たりを狙わなくてもいいし、右方向へのバッティングに自信が出てきたことで右にも左にも打球を運べる余裕も感じられる。

去年も大きなスランプはなかったし、一昨年に見られたポップフライ病はすっかり鳴りをひそめ、今日もバットに当ててアウトになったのはすべてゴロ。上からたたけているし、ヘッドも下がっていない事の証明なので、今シーズンは持病の腰さえ元気なら、シーズンを通じて安定した成績を残してくれそうだ。

しかし・・・阿部の打撃成績が昨日の時点で打率 .296、ホームラン7、打点26。もともと8月9月に 爆発する阿部の事を考えたら、今シーズンは昨年以上の成績でひょっとしたら3冠王が狙えるんじゃね?とでも言いたくなる成績なんだけど、いかんせんブランコが・・・(汗)。まだまだ始まったばかりなので、梅雨時期、夏場にどう変動して来るかわからないが、ルナ、ブランコ、バレンティンをどう抑えてゆくか、バッティング以外でのキャッチャー阿部としての仕事をいかにこなすかが、自身のタイトルに大きく関係してくるので、攻守両方に頭を使うのは大変だろうけど、頑張ってほしい

(管理人:みんぐ)