巨人 5-4 広島 対広島: 11勝 3敗 1分
勝利投手:青木 19試合 4勝0敗0S
セーブ :西村 47試合 3勝3敗29S
敗戦投手:ソコロビッチ 4試合 0勝2敗0S
投手リレー
巨人:小山→高木京→青木→マシソン→西村 捕手:阿部
広島:野村→横山→ソコロビッチ→今村 捕手:倉
巨人:
広島:丸11号ソロ、 丸12号ソロ
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マツダスタジアムで行われた広島東洋カープとの15回戦。巨人は先発の小山が2本のホームランを浴びるなど、四回途中4失点で降板してしまう。一方の打線は、広島先発・野村の前に五回まで2安打に抑えられる。しかし六回の1得点を手始めに、七、八回も2点ずつ奪い5対4と逆転に成功。この1点のリードを継投で守り、巨人が逆転勝利を収めた。2位の阪神が敗れたため、ついに巨人に優勝マジック39が点灯した
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ま~た、先制点取られるところからスタートかよぉ~~~
と嘆き節から始まったゲームだが、幕切れはソコロビッチのボークによる勝ち越し点とは・・・どんだけラッキーやねん!と思わず声が出てしまう勝利だった
これまで何度も同じことを言い続けてきたけど、今の巨人打線を止めるには、エースピッチャーがエースらしいピッチングをしない限り難しい。今日の野村も要所で低めをつく良いピッチングをしていたけれど、二回り、三回り目にはきっと捕まえてくれるはず・・・という期待感というか、安心感のようなものがあって、6回に由伸が1点を返して3点差になったところで、中継ぎが踏ん張ってくれれば絶対に追いつけるという確信めいたものがあった
まぁ野村を打ち崩したという形ではなかったし、倉の落球で追いつき、ソコロビッチのボークで勝ち越しという形ではあったが、緊迫した場面での広島の守備の乱れは想定していた部分でもあったので、ミスを誘った攻撃が出来たと前向きにとらえて素直に勝利を喜ぶことにしようかな。
先発の小山は前回のピッチングのあと、原監督と話をしたらしいが、それがどんな内容だったかは不明なものの、今日に繋がる会話だったはず・・・期待していたんだが・・・やはり課題の制球力に問題があることを露呈してしまった。とにかく変化球になると腕が緩むし、リリースポイントが安定しない。カウントを悪くしてストレートを狙い打たれた場面もあり、極めつけの3回2/3で5四死球は多過ぎ
全力で腕を振って打たれる分には原監督は怒ったりしないが、勝負になっていない四球に対しては容赦しないので、今日の小山には擁護してあげる言葉が見つからない
一昨日の笠原と合わせて、宮國、ホールトン不在の穴を埋めるべく先発に抜擢された二人だけれど、ともにゲームを作ることが出来ず、現時点においては合格点をつけてあげることは難しい。幸いにも打線の調子が良くて連勝を続けているが、宮國(ファームでは好成績を続けているけれど・・・)、ホールトンの復帰を待つか、さらに別の投手に機会を与えるかなどしないと、この先、6連戦が続くのは厳しくなってきそうだ
攻撃陣の方はロペスに元気が無いくらいで、クリーンアップは安定しているし、例え相手に良いピッチングをされたとしても、少しでも隙を見せればつけ込んで連打する勢いは失われていない。特に長野は今日はヒットは1本だったものの、それ以外の打席でもバッティング内容は悪くないし、一過性のものではなく、ここのところ良い内容が続いているので、いよいよここに来て、本当に状態が上がってきたと思ってもいいのかもしれない。
橋本に連打を期待するのは難しいが、坂本の調子が良い分だけ、犠打で貢献できており、そこからの村田→阿部→長野の3連コンボは相手にプレッシャーをかけるのに充分。6、7、8番は日替わりになるだろうけど、とりあえず1~5番までは今の形で固まりそうな感じで良い傾向だと思う。
あとは今期4勝目をあげたペローン(青木)。今日で3連投にはなってしまったが、古巣相手という事で燃えていただろうし、何よりも投げ慣れたマウンドということで、非常に落ち着いていた。
ビハインド時の中継ぎに不安があるチーム事情なので、彼の4勝という数字が、ゲームを立て直して勝利に結びつけている証拠。本当に良く来てくれたと感謝してやまない
暑さの厳しい屋外でのロードもあと二日。それを乗り切れば、来週は東京ドームで6連戦をすることができるので、体力的にもキツイだろうけど、頑張って欲しい・・・
っていうか、昨日の勝利も、今日の勝利も、勝ち方的に相手チームのファンの気持ちを考えると大喜びしにくいわ!!
(管理人:みんぐ)