ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

8/13 巨人 7-10 DeNA → あんだけ8年越しって連呼されたら・・・

巨人 7-10 DeNA 対DeNA: 12勝 3敗 0分

勝利投手:三浦 19試合 8勝9敗0S

セーブ :ソーサ 38試合 2勝3敗9S

敗戦投手:内海 18試合 9勝5敗0S

投手リレー

巨人:内海→笠原→高木京→香月→青木 捕手:阿部→井野

DeNA:三浦→山口→ソーサ 捕手:鶴岡

本塁打

巨人:阿部28号2ラン、 村田20号3ラン、 高橋由3号ソロ、 ボウカー10号ソロ

DeNA

東京ドーム

日テレG+にて観戦

(解説 山本浩二  実況 町田浩徳新谷保志

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東京ドームで行われた横浜DeNAベイスターズとの15回戦。巨人は初回、阿部の28号2ランで先制したが、先発・内海が三回と五回に集中打を浴び、5回5失点で降板。七回には3番手の高木京が一挙5点を失い、リードを広げられた。打線は終盤、村田、高橋由、ボウカーの一発攻勢で猛追したものの、反撃及ばず、7対10で敗れた。巨人の連勝は5でストップ。優勝マジックは2位・阪神が敗れたため、1つ減って36となった

Yomiuri Giants Official Web Site

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先週、5勝1分と好成績をおさめたものの、蒸し暑い屋外球場で投手陣の疲労は相当たまったはず。内海の役割は勝利はもちろんだが、仮に負けゲームであってもなるべく長いイニングを投げて中継ぎの負担を減らすことを求められていたと思うが・・・

DeNAとの戦いは基本的に空中戦。

ある程度失点することは計算のうちだし、少々のビハインドなら後半勝負で取り返せるというのもわかっている。

だからこそ、内海はもう少し投げさせても良かったんじゃないかと思う

原監督の攻撃モードへスイッチするタイミングの切り替えはセ・リーグの中でも屈指だと思っているけれど、三浦も好調とは言い難かったし、球数的にも7回くらいまではいけそうな感じだったので、あと2イニング粘りを見せてくれれば勝てていたかもしれない

(エースが5失点ということで原監督的には我慢できなかったんだと思うが・・・)

っていうか・・・・

あれだけ、8年ぶりとか8年越しって連呼されたら、なんか勝ちたいって応援するのも気が引けるじゃんか!(笑)

阪神が負けている情報も入ってたし、マエケン相手だから、そのまま行くんじゃないか?と思われた展開だったし、負けるのは気分的に×だけど、それでもどうしても勝たなければいけない一戦というわけでもない。不謹慎ながら内海が降板した時点で、「内海に勝ちがつかないんじゃ、番長に譲るのも仕方ないか?」と思ってしまった・・・・

結果的には2-10で負けているところから5点取って9回もひょっとして?と思わせるところまで追いつめることは出来たし、マジックも(阪神が負けたことで)1つ減らすことは出来た。

高木京が(疲れているとはいえ)いいとこ無しで降板したのは残念だったけど、香月、青木が粘って最後にチャンスを繋げてくれたのでヨシとしておこう

そうそう、東京ドーム通算2000本目のホームランを由伸が打つという場面も見せてくれたしね・・・・

ただ、残念なのは大塁の守備と藤村のバッティング

大塁はもともとファームでも守備は課題となっていたし、個人的には大成して欲しい選手の一人で期待はしてるんだけど、それはルーキーイヤーの今年という事ではない。前にも言ったけど、今回の1軍昇格は経験値稼ぎだと思っているので、改めて自分の課題が浮き彫りになったことと、1軍のペナントレースの雰囲気を味わえたという事でいいのではないかと・・・・(汗)出来れば今日のミスを取り返すチャンスを与えて欲しいとは思うけど、原監督的には落としそうなコメントだったなぁ

藤村は下でバッティングで結果を残して上がってきたはずなのに、それで結果を残せないのでは、これまた苦しい。特に出番が回ってきた8、9回は坂本が出塁した後だから、最低でも進塁打を打たなければいけない場面で2三振は弁解の余地なしだと思う。

一方で村田と阿部のバッティングは好調をキープしているだけでなく、安定感があって頼もしい。好調の坂本も1、2打席は番長にやられてしまったが、7、9回にはヒットを打ってマルチ安打の結果を残すあたりはさすが。

ボウカーも2安打(うち1ホームラン)とロペスの不調をカバーしたし、打線に関しては不安材料は少ないので、明日もやってくれるでしょう

明日は宮國 vs 須田

須田は良い投手だけど、巨人打線を無失点に抑えられるほどでは無いと思っているので、宮國がどこまで粘れるかが勝負になりそう。ただ・・・・宮國はDeNAにも相性悪いんだよなぁ~~~本当ならもう少し下で調整させて万全な状態というか、本人の中でも少し自信を取り戻してから(ファームではそれなりに抑えてるけどね)上げたかったんだけど、チーム事情がそれを許さなかったか?

マシンガン打線の復活を思わせる好調なDeNA打線を抑えることが出来れば、それが自信に繋がって、これからの結果に影響してくるだろうけど、ここで滅多打ちでも食らおうものなら、また自信を失うことになりかねないので、実は明日のゲームは今シーズンの宮國にとってターニングポイントになるゲームかもしれない。

あ、そうそう、ゲーム後の中畑監督の言葉「逆もまた真なり」という内海に対して左を並べるというオーダー。

今日は確かに機能したし、勝利したので称賛されるけど、逆だったら何を言われることか・・・・かなりリスキーなギャンブルだったけど、うまくはまると快感だろうな。

(管理人:みんぐ)