ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

4/8 巨人 1-4 広島 → 内海退場の時点で厳しくなっただけに、動くのは正解?

巨人 1-4 広島 →  対 広島:0勝1敗0分 東京ドーム

勝利投手:野 村 2試合 2勝 0敗 0S

セーブ :ミコライオ 6試合 0勝 0敗 4S

敗戦投手:内 海 2試合 0勝 1敗 0S

投手リレー

巨人:内海→笠原→香月→高木京→青木→マシソン 捕手:實松

広島:野村→一岡→永川勝→ミコライオ 捕手:石原

本塁打

巨人:

広島:堂林2号2ラン

日テレG+ にて観戦

解説:桑田真澄 実況:佐藤義朗町田浩徳

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首位攻防戦となった、東京ドームでの対広島東洋カープ1回戦。先発の内海は二回に失点すると、三回に危険球で退場するアクシデントを起こしてしまう。その回に1点を追加されて2点を追う展開になった巨人は、五回に橋本のタイムリ二塁打で1点を返した。しかし、それ以降は打線がつながりを欠き得点できない。9回にはマシソンが堂林にダメ押しの2ランを浴びて1対4に。広島に敗れた巨人は2位に転落した

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1回 2アウト3塁で村田がセカンドフライ

2回 1アウト1、2塁の場面で實松がショートゴロゲッツー

5回 1アウト3塁で矢野、長野が二者連続三振

6回 ノーアウト1、2塁で村田がショートライナーを打ち、セカンドランナー片岡が戻れずゲッツー

8回 ノーアウト1塁で松本が誘いだされてアウト、続く長野が出塁したものの盗塁失敗

2回の1アウト1、2塁で實松が進塁打でも打てていたら・・・・と最初は思ったけど、この時点では内海を代えるわけにはゆかないので、送って2アウトでもどっちにしろ無理か?ってことで、まぁココはしゃ~ない

5回の坂本のヒットからの盗塁→橋本のタイムリーというコンボは見事!、もったいなかったのは2塁打だった橋本を實松が送ってからの攻撃で、矢野が犠牲フライでも打って同点にしていれば、その後の流れは変わったかもしれないし、犠牲フライ狙いならヨシノブでも良かったんじゃないかなぁ~~~と思うと残念

6回のチャンスはノーアウト1、2塁で初球は村田にバントの構えをさせた。去年の原監督なら4番だろうが、村田だろうが、確実にバントをさせていただろう。

それは広島ベンチも重々承知のことだろうから、バントがあると見せかけて野手を誘い出すなり、投手の集中力を削ぐなりの心理作戦だったのかもしれない。

個人的には開幕から好調の村田とはいえ、1点差の場面では確実に送って、ロペスにかけるという手段に出て欲しかった。

8回の走塁死は原監督も言うように焦りから来るミスもあったんだろう、(この時点では)点差は1点だったし現在投手力ではリーグ1の広島相手では、派手に打ち勝つ野球は難しいので、走塁を絡めるのは当然、それまで2度成功していることで相手も相当警戒しているだろう事を考慮しても、積極的に走ろうとする姿勢は個人的には大歓迎

ま、アンチの人に「優勝候補が動きすぎ」なんて嫌味を言われそうな気はするけれど、それは失敗したからで、成功して追いつき、追い越していれば名采配って言われていたわけで、紙一重だからココは素直に原采配を受け入れよう

とはいえ、松本にとっては痛いミスになってしまったな

ただでさえ、今日も橋本がタイムリーを打ち、評価はうなぎ上りで、ケガでもしない限りセンターは完全に確保したと言っても状況下では、何とか結果を残そうと必死だろう。

その中でリードしている中でのミスならともかく、同点の走者がノーアウト1塁の場面で走塁死では責められても仕方が無い

松本自身、決して不調ではないだけに原監督も、またチャンスはくれるだろうけど、次はさらに失敗できないというプレッシャーの中で、思い切ったプレーが出来るかどうか、松本の今シーズンの節目となるかもしれない場面が開幕して間が無い近いうちにやってくるかもしれない・・・・・

上記のどのチャンスの場面も、僅かなミスや不運などが重なったといえるし、むしろ粘り強く投げた野村を初めとする広島投手陣を褒めるべきなのかもしれない。

先発の内海が危険球で3回退場という緊急事態で、個人的に空気感は0-5くらいで負けているような重苦しい雰囲気に感じていたので、ふと冷静になってスコア見て「なんだまだ1点差じゃん、ぜんぜんいけるよ!」と思い直したほど

原監督のコメントにあるように、緊急登板でいつもと勝手が違う中、9回まで2失点で抑えた笠原、香月、高木京、青木はピンチを作りながらもよく最小失点(最初の1点は内海の自責点だから)でリレーしたと思う

っていうか、丸に大事が無くて本当に良かった・・・・

マシソンのピッチングに関しては、もう解説の桑田氏が言うとおり。球威が全盛時に比べてまだ上がらないのはしょうがないにしても、高さの調整がうまく出来ていないのは問題。

前回の登板の時には、このまま1軍で投げさせながら調整させるつもりだろうって書いたけど、なんか見てるとまだ時間がかかりそうなので、体があったまるまでファームで投げ込ませたほうが良さそうな気がしてきた(汗)

マシソン、グッさんと磐石じゃない中で、先発のコマも微妙だし、投手陣には大きな穴があると他球団ファンにツッコまれそうだし、事実、そうなんだけど、このままの状態でシーズン最後まで行くわけではないだろうから、ココは多少負けがつくこともやむなしと腹をくくって、万全ではない投手はちゃんと外して、なる早で復活させる方策を取ったほうがいいのかもしれないね

だからといって、代わりのピッチャーが下で絶好調!ってわけではないけれど・・・

一昨日も3、4番がノーヒットでは勝てないって書いたけど、今日も3、4、5番がノーヒットでは前後がいかにチャンスを作っても、なかなか点には結びつかない

相手投手が良ければ、そうそう打てるもんではないが、そんな中でも打つのが主砲の役目だとすれば、この連敗の責は四番が受けなくてはならないだろう

アンダーソンもバイオリズム的に落ちてきたころかもしれないな、まぁ対戦する投手全てが初対戦なので、むしろよくここまで打ってきたもんだという気もしないでもない

開幕2戦目でオーダーをいじって、ここまで結果を残してきたけれど、ちょっとこの連敗は悪い流れになっているので、また少し変化をつけるのも悪くないかもしれない

個人的に今日のゲームは野村と小林の元バッテリーの対決が見れるかな?とひそかに期待していたんだけど、原監督はそういう演出はしなかったね。6日の中日戦に小林を初先発させたので、今日は實松のプライドを考慮し、さらには初先発させることで実戦感覚を取り戻させる意味もあったのかな。阿部が出れず、実質捕手二人体制では小林を途中出場させるわけにも行かないし、この二人の対戦は次回以降に持ち越しとなってしまった

もひとつ、大竹の人的補償で広島へ行った一岡と巨人打線との初対決も楽しみのひとつ。

本来なら笠原の後、香月のところで巨人の選手として投げていたかもしれない一岡の、元気なところが見れて良かった。もともと、今年、来年あたりでは1軍でバリバリ投げてくれるかもしれない期待感の選手だっただけに、よりチャンスの多い(だろう)広島で勝ちパターンの中で結果を出し続けていることが嬉しくなった

(でも、次は打つかんな!!)

去年相性良く勝ち越し、CSでも勝った広島相手だけに、こっちが勝てば「やっぱり今年も巨人には分が悪いか?」と思わせられただろうし、開幕ダッシュしている中でこっちが負ければ「よし!今年は本気で優勝狙える!」って勢いをつけることになるという今年最初の3連戦の頭だったので、何が何でも勝ちたかったが負けたもんは仕方が無い、さっさと頭を切り替えて注目のルーキー大瀬良を打って、勢いに乗る広島をとめることだけ考えよう!

しかし・・・今日の負けは少しヘコんだので、飲みに行って邪気を祓ってきます

管理人:みんぐ