勝利投手：田 口 ３試合 ２勝 ０敗 ０S
セーブ ：カミネロ 10試合 ０勝 １敗 ７S
敗戦投手：能 見 ４試合 ０勝 ２敗 ０S
・投手リレー
巨人：田口→マシソン→カミネロ 捕手：小林
阪神：能見→藤川→松田 捕手：梅野→岡崎
・本塁打
巨人：マギー２号ソロ
阪神：
日テレG+ にて観戦
～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～
東京ドームで行われた阪神タイガースとの４回戦。巨人打線は１点を追う三回、一死二、三塁から坂本が低めの変化球をすくい上げ、中前２点打で逆転に成功する。援護を得た先発の田口は尻上がりに調子を上げ、７回を投げ切って４安打１失点。打線は七回に立岡の左前適時打、八回にマギーの中越えソロ本塁打で追加点を奪い、４対１と阪神を突き放す。最後は守護神のカミネロが３人で締め、試合終了。好投の田口は２勝目を挙げた
Yomiuri Giants Official Web Site
～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～
相手が左の能見ということで、阿部を休ませるには絶好のチャンス。正直なところ不安ではあるが、来週の広島戦に備えるという意味でも、この休みには意味があるし、取り敢えず阿部を休ませる事が出来るほど、５連敗の傷は癒え、チームに少し落ち着きが出てきていることの証では無いだろうかと思う
（報道されてないだけで、まさかどこか悪いって事は・・・ないよね？）
先発出場の村田に期待がかかるところだけど、さすがに久々ってことで、ちょっとリキんでしまったかな？ただ、村田の先発出場はマギーを触発することになり、結果的に８回のホームランに繋がったと（勝手に）解釈するなら、村田の出場は大きなことであったと思う。
そして阿部休場で集中力が増したのは坂本もだった
３回の逆転打は解説の水野氏も言うように、言葉では説明できない坂本にしか出来ないようなバッティング。普通のバッターなら三振するか、内野ゴロで終わりそうな完璧な変化球で、打たれた能見もアレを打たれたなら（インコース寄りってことを加味しても）、もう投げるところが見当たらないと言いたくなるように一撃だったと思うし、ノーヒットで作ったチャンスの中、１ヒットで逆転になったことが、その後の展開を変えたのだと思う
昨日までの状況を考えると、坂本＆阿部と糸井＆福留がほぼ互角で、彼ら以外の打撃面での戦力を考えると若干不利かな？って思っていたので、立岡のタイムリーとマギーのホームランによる追加点は、半分は予想外だけど、阿部抜きでも勝てることを見せてくれた貴重な２点だった
先発の田口は立ち上がりこそ不安定な面を見せたが、２回以降は危なげないピッチングで、対阪神戦の相性だけでなく、どこに対してもコレくらいはやってくれるという安心感を味方にもたらせるピッチングだったと思う。特にテンポよく、四死球が１個だけだった事を見ても、十分な働きを見せてくれた。
同時に７回に不安のある巨人の台所事情を考えると、７回まで投げてくれたのは本当に有難く、マシソン、カミネロという形を作れたのは大きい。点差に余裕があれば８回も行かせたかな？と思えなくもないけど、７回で112球だったことを考えれば、あそこでの代打は（結果的に追加点に繋がったし）正解だった。
それと今日のゲームで個人的に評価が高いのが３回の坂本の盗塁
逆転した後の１アウト１塁の場面で、村田、マギーを迎えるとなれば、本来はそれほど冒険する場面ではない。ただ、ゲッツーを無くして楽に打席に立たせるという村田への援護射撃、逆転されて動揺している中、４番、５番を迎えたことでバッターに集中したい能見の隙をついた心理的な影響など、ただの盗塁ではない価値ある走塁だった。
明日以降に関しても、立岡、坂本のどちらかを出すと、４番が打席にたっていようが、走ってくる危険があるという事を阪神ベンチに意識させたことは、非常に意味があるのでは無いかと思う
（特に明日は若い横山だし）
明日が内海なので、今日負けると３連敗も頭に入れておかなければ状況となり、重いゲームになるところだったが、今日もカープが負け、1.5ゲーム差の中に３チームがいる混戦になったことで、明日のゲーム、来週のカードの注目度が非常に高くなった。
左の横山であれば、明日もまた阿部は先発を外れ、代打待機になる可能性もあるし、そのメンバーで連勝することができれば、月曜の休みを挟んで、ある程度、回復した阿部をマツダで投入することが出来るため、こちらとしても「前回の東京ドームのお返しを！」という気持ちは高まる。
勝つと負けるとでは、チームの雰囲気は大きく違うだろうから、是非とも明日の内海には今日の田口のようなピッチングを期待したい
（っていうか、明日も打たれるようなら、本格的にファームで再調整でしょう）
管理人：みんぐ
