ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

8/7 巨人 1-10 DeNA → 投壊打壊 何かを変えるには良いきっかけになるんじゃね(笑)

巨人 1-10 DeNA → 対 DeNA:6勝7敗0分 横浜スタジアム

勝利投手:三 浦 8試合 3勝 4敗 0S

セーブ :

敗戦投手:宮 國 2試合 0勝 1敗 0S

投手リレー

巨人:宮國→青木→江柄子→西村 捕手:小林

DeNA:三浦 捕手:黒羽根

本塁打

巨人:阿部11号ソロ

DeNA:石川6号ソロ

BS-TBS にて観戦

解説:田淵幸一 実況:戸崎貴広

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横浜スタジアムで行われた横浜DeNAベイスターズとの13回戦。巨人先発の宮國は初回に1点を先制される苦しい立ち上がり。二回、三回にも失点し、巨人は序盤で0対5と大量リードを奪われた。打線は、DeNA先発の三浦を攻めあぐね、再三チャンスを作りながらも決定打を放つことができない。終盤はリリーフした西村がDeNA打線につかまり、八回終了時点で10点差を付けられた。九回、阿部が右翼スタンドに第11号ソロを叩き込んで三浦の完封を阻止したが、反撃はこの一発のみ。巨人はDeNAに1対10で敗れ、3連敗を喫した

Yomiuri Giants Official Web Site

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なんて、乾いた笑いを交えながら付けた表題だけど…

昨年5~6月に5連敗、2012年は4月に5連敗を2度やっていて、その時も絶望感を感じたけれど、あの時はまだシーズン序盤だったし、その後、じわじわと盛り返して最後はリーグ優勝した。

ただ、今回のオールスター明けの状態の悪さと、今回の4連敗は、その時以上の暗黒臭を感じるのは私だけだろうか?

昨日の記事で阿部に対して、「身体ごとボールを取りに動けない時点でキャッチャー失格」、「だからといってあの動きではファーストも難しい」といったような事を書いた。

それでもDHの無いセ・リーグでは、どうしても攻撃に参加させたければファースト起用が一番無難なところではある

といったことを踏まえて、今日のオーダー発表を聞いた時

「キャッチャーとして外したのはいいが、やっぱファーストかぁ・・・」

とちょっと不安な気持ちになった

結果的には、その不安は的中し、2安打(うちホームラン1本)だったものの、宮國を助けるどころか足を引っ張る守備を見せてしまい、投壊の一躍を担ってしまった(涙)

確かに貧打に悩むチームにおいては、状態が悪いといえども阿部のバッティングは周りを見回しても、まだマシという感じなのかもしれないが、点を取る以上に守備で足を引っ張って、それが守備のリズムを崩して、失点を生むのであれば攻撃とトレードしても割りに合わない。それは昨日言ったセペダの守備についても同じだし、由伸の「どうしちゃったの?」という送球ミスも含めて、たったひとつのミスといえど、投げる投手の心を乱し、それが緊張感を無くすことにつながり、ひいては試合全体として大きな失点に繋がってしまう。

昨日、攻撃重視か、守備重視か、どちらかにしっかりと的を絞るべきと書いたが、今日のオーダーはイイ線まで行っているものの、レフト由伸とファースト阿部は守備重視というには中途半端だった。

由伸の代わりに橋本、ファーストはロペスでいったとしても、今日のゲームに関して言えば取れる点数には変わりはなかったろうし(阿部のホームランはオマケみたいなもんだし)、失点は少なくとも半分以下にはなったんじゃないかと思う

確かに今日の三浦は隙のない良いピッチングだったが、序盤の失点がなく1~2点の争いだったとしたら、あれほどスイスイと投げられはしなかっただろう。

(それは昨日の対山口に対しても同じことだが)

明日からの東京ドームもそうだが、昨日、今日の横浜スタジアムも含めて、ホームランの出やすい球場でやる場合は、マグレの一発にかけて徹底的に守備を固めるしかないような気がする。

(打線が好調なら話は別だけどね)

先発の宮國は降格の原因となったDeNAにリベンジする気でマウンドに立ったと思う。

ファームではこれまでのゆったりしたフォームを改め、早いテンポの投球にモデルチェンジし、杉内のような脱力感のある腕の振りで投げ、打者が打ちにくい球をいかにして投げるかをテーマに練習してきたようだが、実はコーチは制球力に難があると言っていた。

ファームで見た時も大きくレベルアップをしたとは言い難く、菅野の抹消によって消去法のような形で上がってきたと私は思っているので、あまり期待はしていなかった。唯一の希望があるとしたら、嫌なイメージのDeNA打線をおさえることが出来たとしたら、それこそがレベルアップのきっかけとなって、今後の戦力としてラッキーボーイになるかもしれない、いやなってほしい・・・くらいの期待感だったのだが

投げてみれば、テンポ良くなったフォームは(もともとの綺麗な投げ方と相まって)逆にタイミングが取りやすく、制球はやはり悪い。制球が悪ければ、カウントが悪くなるのを避けるために、ストライクが欲しくなり、早いカウントでストライクを取りにゆき、結果的にそれを狙われるという悪循環。

個人的には小林の先発起用は嬉しかったが、復活できるかどうか不安な中での宮國の相手を任せるのであれば、少なくとも今日は實松の方が宮國も安心して投げられたのじゃないかと思う

原監督は次だね・・・というような事を言っていたが、正直なところ、レベルアップの途上の中途半端な状態であげてしまい、結果的にただ自信をなくしただけ・・・という事になってしまったようで残念

次にチャンスを与えるくらいなら、もう一度ファームで自信を取り戻すまで徹底的に鍛えるべきだと思う

(プロニューの池田氏が言う通り、脱力フォームを手に入れるなら、今以上の下半身の安定は不可欠)

唯一状態の良かった亀井まで負傷するという不運まで続く・・・・

患部の状態が不明だが、大事をとって抹消するようなら攻撃に関してはお先真っ暗

出口の見えないトンネル内でライトも付けずにアクセルを踏むような状態となる

交流戦明け、オールスター明け・・・くらいに中井、大田など若手を上げて起用して、連敗するならまだしも、ここに来て連敗中の中で若手を起用してもプレッシャーがかかって思い切ったプレーも出来ないだろう。彼らを試すにしてはタイミングを逸してしまった感が満載だが、一方で、これまで何度も言ったように阿部、村田、長野らを外してリセットするには今がギリギリのタイミングでもある

このまま主軸を上に置いたまま復調させるのか、一旦退かせるのか、判断するにあたって一刻の猶予もない時期になってしまったと思う

(ま、やらないだろうけどね・・・やるとしたら故障した時だけか。もしくは、明日からの中日戦と週明けの阪神戦でこっぴどくやられて首位を陥落した時かな)

この時期にダントツ首位にたっても、そういう時には良いことはあまりないので、7~8月は混戦で揉まれるのが良いとは思うが、余りにも抜け出す材料がなさすぎるのが不安

恐らく原監督も「どうしたら少しでも上向くことが出来るのか?」と頭を悩ませていることだろうし、当の選手たち自身がどうするのか迷いの中にいるんじゃないかと思うけど、とりあえずは悩みに悩み、もがいて苦しむしか無いんだろうな、そこから這い上がった時に進撃が始まると信じて・・・・

明日はセドンかぁ~~~ファームで何試合か見たけど、とても上で通用するとは思えない(涙)対する中日も状態が良いとも悪いとも言えない状況なので、うまくゆけばゲームは作れるかもしれないけど、どちらかというと今日の宮國と同じで、自信をもって送り出すというよりは、うまく行ってくれれば儲けものくらいのギャンブル的な起用だと思うので、あまり期待は出来そうにない

っていうか、ある程度の失点は覚悟の上だけど、その失点をカバーするだけの攻撃が出来そうな気配が・・・・ない

表題の通り、ここまで状態が悪くなれば、むしろ思い切って何かを変えるきっかけになりそうなもんだけど、↑にも書いた通り、もっと追い込まれるまでは大胆な手は打たないんだろうなぁ

とりあえず、昨日、今日とお付き合いしてくれている阪神に感謝・・・かな(汗)

管理人:みんぐ

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