ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

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8/6 巨人 2-6 DeNA → ホントにこれからッスか!?原監督ぅ~~~~

巨人 2-6 DeNA → 対 DeNA:6勝6敗0分 横浜スタジアム

勝利投手:山 口 24試合 4勝 3敗 0S

セーブ :

敗戦投手:杉 内 19試合 7勝 4敗 0S

投手リレー

巨人:杉内→田原誠→西→村 捕手:阿部→實松

DeNA:山口→三上→ソト→国吉 捕手:黒羽根

本塁打

巨人:

DeNA:多村2号2ラン

BS-TBS にて観戦

解説:槙原寛己 実況:椎野茂

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横浜スタジアムで行われた横浜DeNAベイスターズとの12回戦。巨人は先発の杉内が二回に2ランとタイムリーを浴びて3点を失い、序盤から追いかける展開となった。一方の巨人打線はDeNA先発・山口を打ち崩せない。四回に相手のバッテリーエラーで1点を返すが、六回、投手陣が2本のタイムリーを許し、1対6と点差を広げられてしまう。巨人は九回にロペスの投ゴロで1点を追加したが、反撃及ばず。2対6でDeNAに敗れた

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試合中の槙原氏…阿部に関して「バッティングは良くなってきてると思いますよ」

え~~~!?ホントにぃ~~~!?

普通ならフェンス直撃とか、スタンドまで!っていう打球が失速しているケースが多すぎませんか?いくらいい当たりでも阿部らしくない打球の伸びの時点で、それはもう「良い」とは言えないんじゃないかと思うんだけど…

そして何より7回、ブランコに振り逃げされた場面では、ボールを身体で追うこと無く、ただ手だけで処理しようとしている…そんな光景は今シーズンの阿部には見慣れたことではあるが、身体ごと動けない時点でキャッチャーとしては失格じゃないの?と言いたくなった

同じことはセペダにも言える、突っ込んでライナーで取れる多村の打球を下がって処理する姿を見た時に「これは完全に原監督の嫌いなプレーだろ!」とTVの前でツッコミを入れた。「攻めの守り」をして後ろに逸らすとか、落としてしまうとかならまだしも、端からアウトにする意思のないプレーは、どれだけ攻撃面で貢献しようがチームにとって良い雰囲気をもたらさないのではないかと思う。2回の桑原のレフト前タイムリーも直接ホームへ送球したが、自分の肩を考えればタイミング的にも難しいのはわかっていただろうし、あそこは内野へ中継してセカンドでランナーを刺すという判断も欲しかった

(だからといって失点がなくなるわけではないけど)

これがまだ若手であれば、徹底的にしごいて守備力を上げるという手もあるが、さすがにセペダに関しては守備力の向上は期待できないだろう。

入団時には大きな期待を抱かせてくれた選手だし、WBCでのイメージは私の記憶にも残っているが、さすがにこれから先、突然人が変わったように打ちまくり、月間10本近くホームランを打つようになるといった事は想像するのも難しい。キャッチャーとしての阿部も合わせて、打線が打てないのであれば守り勝つ野球をするためにも、しばらくは彼らを外して守備重視でゆくしかないのではないかと思う

(だったら阿部はファーストで…と思いたくもなるが、あの動きを見ているとファーストが務まるとも思えない)

先発の杉内は失点を除けばピンチを向かえても粘り強く投げ、ここぞというところではギアを上げていたけれど、低めの見極めがしっかり出来ていたDeNA打線に対し、チェンジアップが微妙に高くてソコを狙われた。途中からは路線変更したようだが、勝負どころでちょっと変化球が高めに行く場面は変わらず、そこを上手く打たれてしまった感じ

調子が上向きなDeNA打線に対して、無失点で行くのは難しいので、2ランは余計だったけれど基本的には頑張っていたと思う。田原へのスイッチの場面は、正直続投でも良かったんじゃないかと思っていたが、その時点でも負けていたのでまぁ仕方ないか

菅野が離脱した今、杉内がしっかりと勝ちを手にしてくれないと、なかなか計算が出来ない状況なので何としても今日は勝ちたかったが、やはり先に失点してしまうと、今の打線ではひっくり返すのは難しいし、昨日のようにひっくり返したかと思いきや、後続が打たれるという悪循環に陥ってしまう

良いあたりが野手の正面につくケースが多々あったことといい、空気が悪いチームには運も味方してくれないという悲しいゲーム展開となってしまった

とはいえ問題は打線

今日は山口のツーシームに苦労させられていて、高めのボールをスイングしたにも関わらず内野ゴロになってしまうという場面が多かったが、それにしても巨人打線はツーシームを始めとするムービングボールが本当に苦手

1,2の3で仕留めてほしいボールがことごとくファールになり、前に飛んだかと思いきや、ツーシームを引っ掛けて内野ゴロになる…本来ならツーシームをファールでしのぎ、甘い変化球や、あきらかにストレートが来る状況を作り出して、それを打たなきゃいけないのだが、そういう事が出来る選手がいない(今日で言うと亀井のライト前ヒットくらいかなぁ)

村田がマルチと言っても、正直なところ村田に期待しているのは、あぁいうチームバッティングではない(去年までならアレで良かった)。槙原氏はホームランがほしいでしょうけど、今のバッティングを続けることが大事と言っていたが、それを続けてもその先に良いことが待っていると思えないのが今シーズンの村田だと思う

7番、8番としてこの先も置くなら昨日、今日のバッティングでもいいが、こちらが期待しているのはチャンスで相手をビビらせて、しっかりと失投を仕留める長打力。どれだけ単打を重ねようが、得点圏打率が上がらないのではこの先もクリーンアップに戻れる可能性は低い・・・(涙)

上がってきた藤村は今日はノーヒットだったものの、ファームで重視してきた打席内で粘って何とか強い打球を打とうという意欲は見えた。個人的には橋本にはヤクルトの山田のようなバッティング、藤村には今日の桑原のようなバッティングを手本にして欲しいと思っているのだが、まだちょっとその意気には達していないか・・・それでも、彼ら二人が出塁することで投手にプレッシャーをかけられるわけで、クリーンアップの得点力を少しでもあげるためにも、坂本を後ろに持って行って、橋本、藤村の二人で1、2番を組み、どちらかが出塁出来るような流れを作り出せれば、まだ期待できる亀井、坂本で何とか点を取るという上がれは作れそうな気がする

オールスター以降、勝ち越しが無く、とても首位にいるチームとは思えない野球をしながらもギリギリのところで首位をキープできているのは3連敗をしていないからに他ならない。ローテの中で(現状では)鉄板だと信頼していた杉内で負けた以上、明日の勝利の確率は非常に低くなってしまったし、久々の復帰登板の宮國に大きなプレッシャーを与えることになってしまったが、そもそも降格のきっかけとなってしまったDeNA相手にリベンジすることが出来れば、この嫌な流れも少しは変えることが出来るかもしれない

不安しかないゲームを迎えるのだが、「まだまだこれから、これからというところです」という原監督の言葉を信じて、声援を送るのみ・・・しかできることは無さそうだ(涙)

管理人:みんぐ

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