ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

7/10 巨 10-7 De→ 両チーム合わせて投手13人投入の乱打戦だが、3タテ完遂!

巨人 10-7 De → 対 DeNA :7勝6敗1分 東京ドーム

勝利投手:宮 國 26試合 4勝 1敗 0S

セーブ :澤 村 35試合 3勝 1敗 23S

敗戦投手:須 田 31試合 2勝 3敗 0S

投手リレー

巨人:マイコラス→西村→戸根→山口→宮國→マシソン→澤村 捕手:小林

DeNA:国吉→小杉→久保裕→ザガースキー→須田→福地 捕手:戸柱→嶺井

本塁打

巨人:小林誠1号3ラン

DeNA

解説:野村謙二郎 実況:蛯原 哲

日テレG+ にて観戦

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東京ドームで行われた横浜DeNAベイスターズとの14回戦。試合は序盤、互いに点を取り合う乱打戦に。3点を追う五回、小林誠が第1号3ランホームランを放ち、7対7の同点に追いつく。さらに七回、二死満塁から代打・相川が走者一掃のタイムリ二塁打を放ち、10対7とこの試合初めてリードを奪った。五回からDeNA打線を無安打に封じ込めていたリリーフ陣は、八、九回も三者凡退に抑えて逃げ切った。乱打戦を制した巨人は、球宴前の最後のホームゲームを白星で飾り、3連勝で借金は1となった

Yomiuri Giants Official Web Site

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キャッチャー2人がお立ち台に立つって、私の記憶の中には無いくらい珍しい光景だった。

表題の通り、両チーム合わせて13人がマウンドに立つという大乱戦。試合時間も長かっただけに、選手はもちろんだけど、見ていた観客も疲れたことでしょう。それでもまぁ勝ったわけで、こちらとしては心地よい疲れになったかな?10点とったらタオルを振る手にも相当な疲労が溜まったのではないだろうか?明日は筋肉痛に気をつけて!(笑)

ま、4点以上取るゲームがずっと無かったので、昨日の5得点、今日の10得点は打線がこれから上向くきっかけになってくれるといいなと思う

さて、両チームの先発がしょっぱなから崩れる展開だったので、こうなってしまったわけだけど、こちらのマイコラスはどうだったろうか?1軍に上がってきて今日が3戦目、本人の身体的にはまだオープン戦の途中くらいの感じだろうと思うけど、出来れば尻上がりに状態が上がってきて欲しいので、今日あたりは去年の良かった頃が少しでも垣間見れるようなピッチングを期待していたのだが、今日は球に力はなかったし、ストライクとボールがはっきりしてた。打たれた球はもちろんだけど、アウトにとった球も決して良かったとはいえず、打ち損じに助けられた部分もあり、正直なところあのまま投げても失点を重ねるだけだったと思う

もう少し球のキレが出ないと今後も厳しいとは思うけれど、まぁ3試合投げて軽く疲れも来てるだろうし、オールスターがある関係で、1日余計に休めるだろうから(個人的な予想では次は甲子園での阪神戦の初戦かな?)、そこでしっかり休養と微調整をしっかりやって、次からは「さすがマイコラス!」という投球を続けてくれるよう頑張って欲しい

むしろ、残念だったのは西村…

良かった時の西村は、こういう緊急登板に近いような起用をされてもロングリリーフが出来、味方の反撃で勝利が転がり込んでくるという事が多かったけれど、やはりまだ良かった時の西村には戻れていない。3回終了時点では1点差だったので、西村が2イニングくらいをピシャっと抑えてくれれば、中盤からは完全に流れが変わったはずなのだが、一昨日までの巨人打線なら決定的とも言えてしまうような2失点を喫してしまった

かつてのストッパーまで務めた男だから、本当はビハインドで投げるような投手であっては困るのだけど、やはりまだ調整不足なのだろうか?出来れば、故障復帰してからの西村はこれがベストの状態だとは思いたくないし、これから先もビハインド要員で投げるようなポジションで収まってほしくないので、オールスター休みの間に調整するか、一度ファームに行って、かつての姿を取り戻してから上がってくるなどしてもらいたい

攻撃面では相手の国吉もたいがいの出来だったとはいえ、1回、2回と2アウトからチャンスメークをして点を奪えたのは良かったと思う。相手が苦しい時にそこをうまくついて、得点を奪えるような攻撃が出来れば、これから先も相手の隙をついて集中打を浴びせられる可能性も高くなるし、何より2アウトからの得点は相手に与えるダメージも大きいし、こちらの雰囲気も良くなる

ま、打撃に関して言えば、今日不満だったのは橋本の2つの三振と小林のバント失敗、長野のゲッツーくらいだったので、あとはまぁ打つべき選手がそれなりに頑張ったと思う

中でも山本の2安打1四球はお見事!特に7回のヒットはストレートに見向きもせずにスライダーを待つという、先日の大田のタイムリーばりの読み勝ちのヒットだった。それを新人がやるのだからたいしたもんだ。途中出場だからストライク系のボールは何でも振りそうなところ、しっかりと自分が打てる球を待って、それを仕留めるのだから今後も期待したくなるし、状態が良い時だからこそドンドン使ってあげて欲しい

今日のヒーローはお立ち台に上がった二人なんだろうけど、本当のヒーローは5回以降1安打も許さなかった(四死球も0)、戸根から始まる投手陣たちでしょう。彼らがDeNAの反撃を許さずしっかり打ち取り続けたことで、向こうにも焦りが生まれ、こちらは投手の作ったテンポの良さに引きづられるように5回、7回と得点し、8回にもチャンスが作れたのだと思う

たまたま勝ち越し時に宮國だったの彼が勝利投手になったけれど、この1勝はこの5人の投手それぞれに与えてあげたいのが私の気持ち

ってことで、今週を振り返れば上出来の5勝1敗、ハヤトゥーの背信投球が無ければ6連勝できていたかもしれないと考えると残念だけど、最低ノルマが4勝2敗だったので、それを考えれば上出来でしょう

(なんせ1週間で借金を4つも返せたのだから)

ただ、それでも広島も4章1敗と負けないんだよなぁ~

普通なら2ゲームくらい差が縮まってもいいはずなのに、3試合で24得点とか打ち過ぎ!そして阪神は打たれすぎ。

これでは勝っても勝っても差が縮まらず、いずれはこちらの方が息切れしてしまうかもしれない。まぁ一気に詰めようなんてむしの良いことは考えてないので、とにかくまずは1週間に1ゲームくらいずつ徐々に詰めていって、気がついたら広島の背中が見えてきた!って感じでゆくしか無いか・・・

(週に1ゲームずつ離される未来のほうが、今の段階では可能性が高いけど)

いずれにしても、焦らせるためにはオールスター前の山場の広島との直接対決2連戦を連勝することが必須条件。そうすることで、シーズン終盤には、「あの2連戦がきっかけになり…」という枕言葉付きの逆転優勝のお膳立てが出来るというもの

一方の広島は1つ勝てれば上等、2つ勝ったら、ほぼ2位以下のモチベーションを下げさせられるって感じで来ると思う。最悪2つ負けたとしても、内容的にいつも通りの展開だったという形なら、まだいいやというくらい気楽な感じだと思うので、こちらもあまり気負わずに、この連勝を自信にして「自分たちの状態は上がってきてる!」って自己暗示をかけて戦いに挑んで欲しい

管理人:みんぐ

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