ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

6/2 巨 5-6 オ → 何点あっても不安が常によぎる・・・

巨人 5-6 オリックス → 対 オリックス:0勝1敗0分 東京ドーム

勝利投手:黒 木 22試合 2勝 0敗 0S

セーブ :近 藤 9試合 0勝 0敗 1S

敗戦投手:今 村 2試合 0勝 1敗 0S

・投手リレー

巨人:マイコラス→森福→田原→桜井→マシソン→今村→西村 捕手:小林

オリックス:西→大山→ヘルメン→平野→黒木→近藤 捕手:若月→伊藤

本塁打

巨人:村田3号2ラン、長野2号ソロ

オリックス:ロメロ6号ソロ、安達1号ソロ

日テレG+ にて観戦 解説:原辰徳 実況:河村亮

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東京ドームで行われたオリックスバファローズとの1回戦。巨人先発のマイコラスは四回、安打と2四死球で一死満塁から中犠飛を浴び、先制を許してしまう。一方の打線はオリックス先発の西の前に沈黙。安打は二回の村田の左翼線二塁打のみで、重苦しい雰囲気が漂っていた。我慢の時間が続いたが七回、試合が動く。先頭のマギーが四球を選び久々に走者を出すと、4番・村田が中越え2点本塁打を放ち、逆転に成功する。さらに二死満塁から、坂本が左前2点打を放ち4対1と差を広げた。このまま逃げ切りたい巨人だったが、5番手・マシソンが九回に捕まる。本塁打と2本の適時二塁打で一挙3点を失い、同点に追いつかれてしまう。その裏、巨人は小林、坂本の安打などで二死満塁とサヨナラの好機をつくるが、代打・亀井が空振り三振に倒れた。すると十一回、6番手・今村が安達に痛恨の一発を浴びるなど、2点を奪われ勝ち越しを許してしまう。その裏、長野の左越え本塁打で1点差に迫ったが、反撃むなしく5対6で敗れた。これで巨人は8連敗となった

Yomiuri Giants Official Web Site

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昨夜いただいたコメントの返信にも書きましたが、今の巨人は何点リードしてようが、常に追いつかれるのではないか?逆転されるのではないか?という不安がつきまといますね

それは恐らく、プレーしている選手やベンチも同じかもしれません

調子が良いときなら、昨日のゲームも2点リードあれば全然逃げ切れる!って気分になったろうし、今日も3点差あれば回跨ぎだろうとマシソンなら抑えてくれるって軽く思えてたかもしれない

その回跨ぎ、原前監督にはチクリと言われてましたね

(アレ?原さん、自分も結構マシソンの回跨ぎしちゃってませんでした?ってテレビに突っ込みそうになったけど(笑))

8回2アウトランナー1塁で3点リード、まぁ打者一人をアウトにとって、マシソンならそっから軽く9回は締めてくれるでしょ?って考えるのもわかるし、変に相手に勢いを与えるくらいなら、8回を危なげなく終わらせたいって気持ちもわからなくはない。でも多分、チームが連敗中じゃなければ、それこそ上がってきた篠原あたりに任せるくらいの余裕もあったかもしれない。何としても連敗だけは阻止したいっていう思いとか、焦りみたいなものがマシソンに託す決断をさせたんだろうと思う

勝っていれば、その判断も叩かれる材料にはならなかったんだろうけど、結果的には追いつかれただけではなく、回跨ぎ&球数が多くなるという形となり、明日以降のマシソンの登板に不安を残しながら、しかも負けるという最悪の結果になってしまった

パ・リーグの打者は速球に強いバッター多いけど、今日のはちょっと小林のリードにも問題がありそうな…スライダーで追い込んで、ちょっと焦ってストレート勝負が早かったのでは無いかと思う。変化球はしっかりストライクゾーンに決まってたので、ストレートは高めのボールで良いくらいの割り切りで配球するとか、1-2から一球外すくらいの気持ちの余裕も欲しかった)

調子の上がらない中井、立岡を外す決断をし、今季最多の4人を同時に入れ替えるという行動に出た由伸監督。当ブログにいただくコメントにもクルーズの昇格を願う人が多かったので、やっと上げてくれたか!という思いの人は多いと思うし、私も基本的には賛成。ただ、カミネロに関しては、ちゃんと会話をして納得させた上でないと、何だかんだ言いながら、結果は残しているわけで、彼のモチベーションにも繋がるから、そういったメンタル面でのケアが出来ているのかどうかだけはちょっと心配

さらには昨日の2ランのご褒美ってわけでは無いと思うけど、DHの無いセ・リーグ主催のゲームでも村田をスタメン、しかも4番に置くという決断も評価したいし、今日の村田はその期待に応えてくれた

クルーズに関しては、やはり2軍とは投手レベルも違うし、久々の東京ドームだしって事で、今日結果が出なかったのはしょうがないから、明日以降で頑張ってくれればそれでいい

坂本を1番においたのは打率が高くて足も使える選手を1打席でも多く立たせたいという思いや、チャンスが作れなくて点が取れない状態だったので、坂本にチャンスメークしてもらいチームに勢いをつけて欲しかったということなのかな?今日に関してはそれはハマったと思うし下位打線からチャンスを作ることが出来れば、一転して返す人にもなれるというところも見せてくれた。

明日はどうなるかわからないけど、しばらくの間限定ということであれば、個人的には1番 坂本はまだ続けても良いかもしれないと思う

今日の誤算は先に上げたマシソンが3失点もするという計算外と、せっかく上げた2番 橋本が何か変わった?と首をかしげたくなるようなバッティング内容だったこと、代打ではチャンスにめっぽう強かったはずの亀井が2度のチャンスのどちらも生かせなかったことだろうか?

まぁ3割打てれば御の字の世界なので、2度のチャンスを生かせなかったからといって責めるのは可哀想だけど、それでもどっちかで1本出てれば・・・・って思ってしまうのは仕方ない

ついでに言えば、9回に小林、相川が連続ヒットで坂本に回ってきたところ。結果的にはあの坂本の当たりではランナーは帰ってこれなかったと思うけど、それでも相川を代打に出してるのだから、小林に代走を出しても良かったのでは無いかと思う

(小林も決して足が遅いわけではないけど、外野の浅い守備でも打球によっては重信とかなら突っ込ませる事ができるかもしれないって、可能性は広がるわけだし)

さらについでで、7回の小林の犠打も原前監督は残念そうでした

恐らくゲッツーを嫌ってのことだと思うが、それならイチかバチかでスクイズにしても良かった。阿部が四球を選んで、坂本がタイムリーを打ったから良かったけど、あの展開で点が入らなかったら、また消極的な策をしたなって言われていたかもしれない

(阿部が歩かされる可能性も大だったし)

でもまぁ小林のバントって事を考えたら、スクイズのサインも怖くて出しづらいか(笑)

明日は田口に連敗ストッパーになってもらわないと、さすがに折れかけている心が完全に折れる(笑)

松葉も良い投手だけど、村田、クルーズが入ったことで、対左投手と戦う体制は取れてるし、東京ドームなら常に一発の期待を持ちながら見ることも出来る。そろそろ花火大会も見たいので、明日は派手な攻撃が見れることを期待して、今日のゲームのことは忘れよう(汗)

追記

中井、立岡はファームでもう一度、鍛えなおして上がってきてくれることを期待したいが、これだけチャンスを貰いながらそれを生かせないということは、所詮それまでの選手だと今のままではレッテルを貼られてしまう。出来れば、自分の中で何かを大きく変えるくらいのイメチェンをしてこちらの予想を越える選手になってもらいたい

単にトレーニングと調整だけをして、今までの延長で状態を上げるというようなことでは、この先も上がったり、下がったりの1軍半の選手で終わってしまいそう

中井が入団したころ、「たまッチ」で中居くんと元木大介が、それそれの名前が入ってる選手だから絶対に成功して欲しい!みたいな事を言っていたのが今でも記憶に残ってる・・・

管理人:みんぐ

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