ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

6/13 巨 5-1 ソ → おかえりなさい!と言いたくなる勝利!

巨人 5-1 ソフトバンク → 対 ソフトバンク:1勝0敗0分 東京ドーム

勝利投手:菅 野 11試合 7勝 2敗 0S

セーブ :

敗戦投手:東 浜 11試合 6勝 2敗 0S

・投手リレー

巨人:菅野 捕手:小林

ソフトバンク:東浜→嘉弥真→飯田 捕手:甲斐→栗原

本塁打

巨人:

ソフトバンク:長谷勇1号ソロ

日テレG+にて観戦 解説:山本浩二 実況:蛯原哲

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東京ドームで行われたソフトバンクホークスとの1回戦。打線は三回、坂本の適時二塁打で先制すると、四回にも小林の適時打で2点目を奪う。さらに七回には坂本の適時打で1点追加すると、相手投手の暴投の間に陽が生還し1点追加。さらにマギーにも適時打が飛び出し、この回だけで3点を追加、5対0とリードを広げた。巨人先発の菅野は、立ち上がりから圧巻の投球を見せる。初回に安打1本を許したが、八回にソロ本塁打を浴びるまで一回から八回まで打者21人を連続無安打に抑えた。菅野はそのまま最後まで1人で投げ切り、5対1で試合終了。9回3安打1失点の力投を見せた菅野は、セ・リーグトップタイの7勝目を挙げた。打線も11安打と投打の噛み合った巨人は、連敗を2で止めた

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今日飛び込んできたGM辞任のニュース

それはまぁ報道でも出てたので、遅かれ早かれというのはあったんだけど、後を引き継ぐGMとして鹿取氏が抜擢されるとは・・・(そもそも特別補佐だったことを知らなかった(恥))

個人的には「その手があったか!」というのが第一印象

WBCでの投手コーチやテクニカルディレクター経験などが報道でも出ているけれど、個人的にはU15の代表監督だったことが印象深い。巨人では長嶋監督のもと、侍ジャパンでは王監督のもと手腕を発揮しているし、原監督のもとでのヘッドもしているし、他球団経験もあり、海外でのコーチ経験もあって何よりも顔が広い

もちろん、苦しい時も経験しているので、球団からの信頼も厚いと思う

スカウティングや補強、育成や環境の整備などに関して、それらの経験が生きてくるとなれば、期待せずにはいられない。決して、でしゃばるようなことはしないと思うし、陰の力として由伸ジャイアンツを支える人としては適任だなと(年代的に鹿取投手時代にはワクワクさせられたのもあって)、期待が膨らむ

とはいえ、GMの手腕が本当の意味で発揮されるのは、来季以降のことになると思うので、少なくとも近未来の巨人が変わりそうな気配を感じることは出来ただけも良かったと思う

(堤GMがダメだと言うわけではないけれど、補強や育成が今シーズン力になっていないことは結果として出てしまったので、それはそれで非常に残念です)

ってことで、今日のゲームですが

久々に投打が噛み合ったという意味では表題の通り、我々が見たかった勝ち方をようやくしてくれて「おかえりなさい!」という言葉と「やれば出来るじゃん!」という言葉が同時に出てくるような、そんなゲームでした

宮國、池田、クルーズを落とし、カミネロ、山本を上げてきた

宮國には中継ぎへの配置転換という話も出ていたけれど、あえてそれをせずに、一度、下で足元を見つめて鍛え直せということなのでしょう、池田に関してはもう少し上であがいてレベルアップしてほしいけれど、一度、クールダウンさせるという意味もあるのかな?

クルーズはカミネロを上げるためにしょうがなくという感じだし、その穴埋めとして山本を上げたのは個人的には評価大。で、明日には山口俊が登録されるわけで、まぁ順当な入れ替えかな?と思う

さて、先発の菅野だけど、今日は気合入りまくってたな、飛車角を欠いているとはいえ、それでも強力なソフトバンク打線に対して、小林と入念に予習していたことと、前2回の登板の反省をしっかりやっていたことが伺えた。菅野にしては奪三振が少ないか?って思ってたんだけど、終わってみれば2ケタだし、最後の中村、柳田を連続三振に切って取ったところは鳥肌モンだった。

まぁ8回のホームランは一瞬ヒヤッとしたし、打線低調で1点も取れない日だったら致命的ではあったのだが、幸いにも今日はリードしていたし、そのリードも1~2点差なら即マシソン、即カミネロってところだったけど、ソロを浴びても4点あったことで最後まで投げさせてもらうことが出来た。

(チームとしてもエースが最後まで投げる切ることが、この先の勢いに繋がるわけだし、由伸監督のコメントを見ても、よほどのことがない限り交代させるつもりは無かったようなので、結果的には一番良い形での勝利になったと思う)

唯一、心配だったのは菅野がヒットで出た場面で、結局点が入らず、塁から戻ってすぐにピッチングをしなければいけなくなることだったのだが、坂本のタイムリーで激しい突入をすることなく戻れたこと、さらにはマギーのタイムリーも続いて、点が入るだけでなく一息いれる時間が作れたことも良かったと思う

その打線だけど、やっぱり坂本が入ると、安心感が増す

DH無しということで村田が控えに回ってしまったのは残念だけど、石川以外には全員ヒットが生まれ、11安打で5得点。三者凡退も2回と5回だけだったので、今までの事を考えたら出来過ぎくらいな状態

個人的には犠打、ヒット、四球、進塁打の山本を評価してあげたい。守備でも良いカバーを見せていたし、何よりもあの強い目力とシャープなスイングは今の巨人にとっては必要(昨日の週刊ジャイアンツでも徳さん推してたね)。まだまだ荒削りだけど、私の期待する若手、山本、辻、和田恋の中では、今はちょっと山本が一押しかも(笑)

あとちょっとでスタンドインというファールもあったし、今の巨人にはあぁいうスイングが足りてないので、目の色変えて1軍にしがみつこうとしている若武者を見ると、ちょっと応援したくなる

何よりも6連勝中の東浜から5点取って勝てたことは、何をやっても上手くゆかないチーム状況において、勢いをつけるきっかけにしないといけない勝利になったと思う

それと、同じく昨日の週刊ジャイアンツで吉村氏が、これから先のキーマンに上げていた長野。確かにアウトコースの球をシュアに打つ姿が少しずつ戻ってきていて、今日も2安打と頑張った。本音を言えば、状態が戻った長野を1番か2番に持ってゆきたいのだが、6番にいることが相手へのプレッシャーになるのであれば、このままでも良いと思う

長野にあたりが戻ってくれば、下位からチャンスを繋げることも出来るし、クリーンアップが打ち漏らしたランナーを返すことも出来る。さらにいえば、7番あたりにいるともっと怖いと思うけど、出来れば7番は若手のチャンス枠にしたいので、やはり今のままでいいかな

あとは重信の三盗

彼に求められてるのは、走塁なので、仮に失敗したとしても出した以上は全部走らせるくらいのサインを出してもらいたい

(重信にとって盗塁の失敗も次への糧になるわけで)

ひさびさに投打の噛み合った試合で、見ているこっちもスッキリした

欲を言えば、ホームランの1~2本でもあれば、さらに良かったけれど、それは明日の楽しみにとっておこう(笑)

管理人:みんぐ

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