ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

6/14 巨 3-0 ソ → ノーヒットリレーで連勝!さすがキャプテン!

巨人 3-0 ソフトバンク → 対 ソフトバンク:2勝0敗0分 東京ドーム

勝利投手:山口俊 1試合 1勝 0敗 0S

セーブ :カミネロ 22試合 0勝 2敗 14S

敗戦投手:石 川 20試合 2勝 2敗 0S

・投手リレー

巨人:山口俊→マシソン→カミネロ 捕手:小林

ソフトバンク:石川→嘉弥真→五十嵐→森 捕手:甲斐→鶴岡

本塁打

巨人:坂本7号2ラン、坂本8号ソロ

ソフトバンク

日テレG+にて観戦 解説:吉村禎章 実況:安藤翔

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東京ドームで行われたソフトバンクホークスとの2回戦。巨人先発の山口俊は、移籍後初登板。序盤から力強い直球を軸に、ソフトバンク打線を無安打に封じた。一方の打線だが、ソフトバンク先発・石川の前に無得点。試合は投手戦となった。均衡が破れたのは六回。坂本の左越え2点本塁打が飛び出し、巨人が先制点を挙げる。さらに八回、坂本が2打席連続となる本塁打を放ちリードは3点に。山口俊からバトンを受けたマシソンが七、八回を無失点に抑え、被安打「0」のまま試合は九回へ。最後はカミネロが締め、見事に無安打無失点リレーを達成。セ・リーグ初の快挙を果たした。移籍後初勝利を挙げた山口俊、2本塁打を放った坂本と、投打の主役の活躍で巨人はソフトバンクに連勝、交流戦初のカード勝ち越しとなった

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素直に一言・・・・良かったよ~~~!

投手力を武器に失点を極力おさえ、少ないチャンスで打線が点を取る。このパターンしか今の巨人には勝つ方法が無いのだが、昨日の菅野の勝利と、今日の山口俊の勝利はそれを体現した勝ち方で、満点とは言えないまでも、チームとしては納得の勝利だったと思う

もちろん、不安な部分が無いわけではない

6回でノーヒットだった山口俊を下ろすのは既定路線だっただろうから、しょうがないし、文句は無い。その上で7回のソフトバンクはクリーンアップからの攻撃なので、マシソンを1イニング早く出すのも納得。

ただ、それをやってしまったからには、8回どうするの?という不安はやはり出てくる。

今日はマシソンを(恐らく最初からそのつもりで本人に通達して)2イニング投げさせ、結果も良好だったけど、それを何試合も続けるわけにはゆかないわけで、相変わらず7回をどうするかという問題は残ったまま。

(個人的には、森福が古巣相手に投げるところも見たいのだが、それは明日の楽しみに取っておこうかな)

先発の山口俊は本当にナイスピッチング!

堤GMの辞任とかも、ある程度責任を感じているだろうし、開幕から戦力になれていないことを悔いていただろうし、それだけに今日のピッチングには色んな思いが詰まっていたと思う。右肩の違和感でスタートが遅れたわけだが、その間、下半身を重点的に鍛えていたという話も耳にしたし、ストレートのキレとフォークが武器の山口俊にとっては、それは悪いことではないと思っていたので、実はちょっと期待していた

(ファームの試合を見ても、それは感じていたし)

ただ、メンタル的な不安要素もあったので、力入りすぎてコケちゃわないかな?って心配はあった。ただ、今日はそういったもろもろの諸事情を全部良い方に力に変えて、投げたと思う。小林の配球も良かったけれど、ストレートとフォークのキレは素晴らしく、それを絶妙に投げ分けていて本当に安心感があった

あ~これだよ、山口俊に巨人が打てない試合の、良い時の山口俊って…

って感じで、四球はあれども6回のピンチの時点でも、球速はそれほど落ちていなかったから、私としては実はそれほど心配してなかった

今日の初登板初勝利、しかもノーヒットで、巨人ファンのハードルはいきなり上がってしまった感じだけど、投げるスタミナを取り戻し、今日の気持ちを忘れないで投げてくれれば、ここから2ケタ勝つことだって夢ではないわけで、遅れた分を取り戻してほしいし、この先もしっかりと戦力として1軍に居続けてもらいたい

陽岱鋼、山口俊の合流でコケるようなら、今シーズンは本当にダメだと思っていた人も多いと思うので、そういう意味では最高の勝ち方でスタート出来たことが嬉しい)

(タイプが違うとはいえ、菅野の翌日は厳しいと思うので、交流戦終了後は菅野と山口俊の間に左を一枚入れられると良いが・・・

相手の石川も本当に良いピッチングをしていたので、ちょっと点を取れる空気を感じなかったのだが、山口俊との我慢比べの中で、突破口を開いたのはキャプテンだった。

(宮國には今日の石川のようなピッチングを入団当初に期待していた(涙))

2本のホームランはどちらも外側に構えていたのが内に入った感じで、失投と言えば失投だけど、他のバッターなら詰まってしまいそうなところをしっかり振り切って、スタンドまで運んだ。恐らく外を意識しながら、内側は反応で打ったのだと思うけれど、やはり坂本の変態打ちは健在で、アレをスタンドまで持って行けるなら、下半身の不安はもう無いなと感じたし、今日は気持ちと身体のバランスが非常に良かったのだと思う

もちろん、6回の山本の四球も忘れてはいけない

あの吠えた四球が無ければ、直後の坂本のホームランは無かったもしれないし、仮に打ったとしてもソロだったら、ただただ緊張感が増すだけになってしまっていた。相手に先制点を与えない中で終盤に飛び出した2ランだったことが、マシソンに若干の余裕を与え、さらに追加点となる坂本の2打席連続ホームランが久々登板のカミネロに落ち着きを与えたのだとしたら、お立ち台に上がったのは坂本だったけど、個人的には山本の四球も非常に評価が高い

(その坂本のホームランの後に打ったマギーの2本のヒットを”どさくさマギー”と言ったポストゲームショーでの宮本氏の発言には座布団1枚!だけど(笑))

欲を言えば、そのどさくさマギーの後に作ったチャンスであと1点でも取れていてば、もっと楽な展開になれたのに・・・と思うし、今日2本のヒットを打った小林も、その2本をなかったコトにしていいから8回だけは三振ではなくて、バットに当ててくれよ!って思ったのは秘密(笑)

さて、明日は久々の内海

ファームでは無双した感じで上がってきたけれど、実はファームでも結構危ない!って球を投げる時があって、1軍レベルではそれが致命傷になることが多いので、実はちょっと心配している。

ただ、もしも明日、好投するようであれば、菅野と山口俊の間にかませることも出来るし、左の先発は不足気味なので昨日、今日のチームの勢いに乗っかる形で勝利を手にすることが出来れば、改めてチーム自体が落ち着くことになるかもしれないと思っている

(そういう意味では、期待と不安がかなり交錯してます(笑))

管理人:みんぐ

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